艦これのアニメ版第二期が先月より放映開始となりましたけど、
(秋アニメとしては放映開始が一か月遅く8話で最終回を迎えるというのももったいない気もします・・)
アズールレーンのアニメ版第二期については今のところ特に情報もないのですが、こちらの方も実現すればうれしいです。
アニメ「アズールレーン」ですけど、アニメ「艦これ」と異なり結構妖しくてヤバそうなキャラが相当続出していたような
印象が強かったです。
生真面目な武人系の高雄に対してやたらとお色気要素でツッコんでくる愛宕もその一人なのかもしれないですけど、
重桜陣営の中で最大級にヤバそうでヤンデレ系みたいなお二人が赤城と加賀のお二人だったと思います。
(艦これではあんなにも地味でご高齢お姉さんという印象だったのにアズールレーンではあんなにもヤバいキャラと化して
しまうあの壮絶なギャップは艦これとアズレンの違いを説明するにはうってつけのキャラともいえそうです)
アズールレーンの清楚系お姉さまの翔鶴と赤城・加賀の対比はこのアニメの見どころの一つなのかもしれないです。
(瑞鶴の破天荒なやんちゃな戦いぶりも素晴らしかったですし、エンタープライズとのバトルは大変見応えがありました~♪)
アズールレーンの世界観なのですけど、人類に対して突然何の前触れも無しに謎の外敵が出現し大変な被害を受け、
人類は一致団結してこの謎の外敵に対抗したというものです。
もう少し細かく書くと、平和だった地球において、謎の海洋勢力「セイレーン」が出現し
人類は9割の制海権を喪失する被害を受けてしまいます。
この強大な海の脅威に対抗するため、人類は各国家間で生じていた問題を一時的に棚上げし、
「ユニオン」、「ロイヤル」、「鉄血」、「重桜」の四大国家を中心とした軍事連合「アズールレーン」を結成し
一丸となって反抗を開始するというのが大まかなストーリーです。
だけど、人類はやっぱり一つにまとまれない種族なんですよねぇ・・・
アズールレーンの活躍で制海権を奪還することに成功した人類でありましたけど、それでもセイレーンの完全な撃滅には至れず、その後の方針をめぐって四大国家間の意見対立が深刻さを増していき、結局は
意見対立の果てに鉄血と重桜はアズールレーンを離反し、もうひとつの軍事連合である「レッドアクシズ」を結成する事になり、
アズールレーン対レッドアクシズという対立するふたつの陣営は、
「人類の未来」という道筋をめぐる本格的な武力衝突へと至ってしまうのです!
そして同時に、セイレーンたちも自らの本来の目的である地球上の制海権の完全制覇に向けて反撃を開始し
ここに人類の運命はますますその混迷度を深めることとなってしまったというのが「アズールレーン」の大雑把な世界観です。
アズールレーンは上記で記したとおり当初はユニオン・ロイヤル・鉄血・重桜という4大陣営がベースになっていましたけど、
その後の展開では鉄血と重桜陣営が脱退し、ここに
東煌(とんふぁん)という東方の大陸に存在する国家と北方連合という大陸の北方に存在する国家が加盟し、
アズールレーンは当初の4大陣営に戻っています。
東煌は言うまでもなく中国を暗示し、北方連合は昔のソビエト連邦を意図しているのだと思われます。
鉄血はドイツを暗示し、重桜は旧・大日本帝国が意図されて関係上、
東煌は重桜と対立関係にあり北方連合は鉄血と対立関係にあったりもします。
過去の世界史や現在の世界情勢をかなり色濃くゲームの中にも反映しているのも大変興味深いものがあったりもします。
アメリカをモチーフにしているユニオンとソビエト連邦をモチーフにしている北方連合が同じ陣営に属しているというのも
今現在の視点では「ありえないのかも・・」と言う感じなのかもしれないですけど、
外交とか国際情勢というものは「昨日の敵は今日の友」とも言えそうですし「敵の敵は自分達にとっては味方」という事を
示唆しているのかもしれないですね。
今年2月のロシアのウクライナ侵攻以降は世界情勢もさらに混沌とし、ここに深刻なエネルギー問題や世界的な物価高騰
という事態を招いたことで、どちらかというと現在はロシアが世界から孤立化しているような状況ではありますけど、
中国だって現在の実質的な独裁体制や台湾を武力併合する可能性が濃厚であるとか多くの国と国境や貿易のやり方を
巡るトラブルも頻発している状況でもありますし、可能性的に世界から孤立化しそうな要因も拭い去れないロシアと中国が
手を結ぶ可能性だってありますし、ここに最近調子づいている北朝鮮の動向も絡んでくると、2023年の世界情勢も
不安しかないと感じられます。
そうした現実の状況がもしかしたら・・? アズールレーンのゲーム上の世界観にも何かしらの影響が出てくる可能性だって
排除できないのかもしれないです。
そうしたアズールレーンですけど、最近では一番くじやコンビニ等でのコラボもめっきり見られなくなりましたけど、
フィギュア制作においては頑張っている印象もあり、いろいろと魅力的な商品も展開されているようにも感じられます。


日本の艦これに登場する艦娘の中ではいわゆる獣耳キャラというのはあまりいないと思うのですけど、
アズールレーンの重桜陣営のキャラの皆様はほとんどがなぜか獣耳というのが大変面白いと思います。
例えば夕張とか高雄等でも艦これの艦娘とアズールレーンの重桜陣営のキャラは、同じ名前であったとしても
見た目も艦装も衣装も設定も全然違います!
そうした中、重桜陣営の軽巡の「能代」のフィギュアが2022年9月より予約受注開始となり、発売予定日は2023年8月
とのことです。
人気投票2021でも人気を博した能代が、ゲームの世界観とオリジナルイラストを忠実に再現し待望の初フィギュア化という
ことになるのかとは思います。
正統派美少女の要素をひとつひとつ精緻な造形表現と繊細なグラデーション塗装で再現され、
艤装はCADデータから金型を起こしとても精緻で完成度の高い仕上がりになっていると思います。
艷やかになびく黒髪、涼し気な目元、すらりとした脚線美が印象的で、艦これやアズールレーンのファンの皆様にとっては
たまらない商品といえそうです。
この能代フィギュアの商品概要は下記のとおりです。
仕様:ABS&PVC製塗装済み完成品
全高:約230mm(1/7スケール・専用台座付属)
価格:34,980円(税込)
受注期間:2022年9月8日(木)11:00~10月12日(水)23:59 ※既に予約取扱い終了
発売日:2023年8月予定
原型制作:裏根
彩色:路川宏之
制作協力:株式会社アマテラス
発売・販売元:株式会社ポニーキャニオン
価格はとてつもなく高いですけど、完成度が高いだけについつい欲しくなってしまいそうです。
もちろん上記のようなアズールレーンキャラたちのフィギュアもとても見事で素晴らしいですけど、それと同じくらい見事で
かわいいのが
dream fantasy2の
アミグリさんが描かれたアズールレーン娘たちだと思います。
今回はアミグリさんが描かれたアズールレーンの重桜陣営のキャラ達を転載&ご紹介をさせて頂きたいと思います。

そうした訳でここから先は
dream fantasy2のアミグリさんが描かれたアズールレーンの重桜陣営娘たちのイラストの転載&ご紹介です。
上記で触れたとおりアズールレーンの重桜陣営のキャラの皆様はなぜか・・?? 獣耳キャラとなっていて、同じ名前でも
艦これとは改めて雰囲気も世界観すらも異なるものと感じてしまいそうです。
全体的には例えば加賀や赤城などのような年長キャラは妖しい雰囲気を有しているのに対して、まだ年少のキャラは
少し幼く描かれているという感じもあります。
(それはロイヤル陣営もユニオン陣営も同じことが言えそうです・・)
上記の作品はアミグリさんが2022年7月に描かれた重桜陣営の花月です。
それにしてもなんという艶やかな花月なのでしょうか!!
花月は艦これでは秋月型の中ではまだ未実装という扱いですけど、既にアズレンではお馴染みのキャラなのかもしれないです。
穏和な雰囲気と昔ながらのおしとやかな大和撫子という雰囲気もありますし、同時に少しレトロな大正浪漫みたいな
どこか懐かしい雰囲気もしっとりと伝わってきそうです。
アミグリさんの描かれた花月はいかにも優しいお姉さま・・みたいな感じもする中で、同時に
髪のサラサラ感と尻尾と獣耳のモフモフ感もかわいらしさと癒しが伝わり、
霊夢みたいな肩だし巫女さん衣装みたいな袴姿と大きなリボンということで、神聖さと外界のすてきなお姉さんみたいな
二つの側面が見事に発揮されていると思います。
花の髪飾りもとてもよくお似合いだと思います。

続きましてアミグリさんが2022年8月に描かれたアズールレーン・重桜陣営の雪風です。
現在放映中のアニメ・艦これの第二期は幸運艦とも言われている時雨がメインヒロインになっていますけど
(艦これアニメは一期と二期ではなんだかずいぶんと作画が変化したようにも感じられますし、二期の方がより
シリアスかつ美少女化が進行しているようにも感じられます)
雪風というと艦これの時雨と同様に幸運艦という史実もあるせいなのか、
「思う存分私の幸運を頼るがいいのだ!ハッハッハッ!」というちょっと空回りの
強気な上から目線的雰囲気という印象もあったりしますけど、
そうしたちょっと強気なお姉さんみたいな印象がアミグリさんからの絵からも伝わってきていると思います。
アズレンの綾波みたいな水着セーラーもかわいいですし、とてもキュートだと思います。
そしてこのふわふわ・ふさふさとした獣耳もやはり綾波かユニオンのハムマンみたいなモフモフ感が伝わってきますし
とってもかわいいと思います。
強気っぽいけど少しきょとん・・としたみたいな表情もとても魅力的ですし、スカートのフリルもとてもゴージャスさを感じますし、
黒リボンが全体をとても引き締めているようにも感じられます。
そしてなによりもかわいい水着セーラーがとてもよくお似合いだと思います。

続きまして同じくアズールレーンの雪風をらくがき風に描かれたイラストです。
描かれた時期は2022年8月です。
同じ雪風をモチーフをされながらも、こちらの雪風はポートレート的な手描き的な印象が感じられたりもします。
ひとつ前の雪風はちょっとやんちゃな感じもあったりしましたけど、こちらの雪風は幾分しっとりとした情感が漂い、
少しだけ物思いにふけっているような内省的な感じもあったりして、
同じキャラの素材を用いながらもきちんと描き分けできているのはさすがだと思います。
こちらをじっとみつめているかのような表情に引き付けられますし、おへその強調もいい味を醸し出されていると思います。
やはり黒リボンがとても全体を引き締めていると思います。

最後に・・アミグリさんが描かれたアズールレーン・重桜陣営より明石です。
描かれた時期は2018年6月です。
アミグリさんにとってアズレン重桜陣営キャラの中で初めて描かれたのはこの明石なのだと思います。
(初描きアズレンキャラはちなみにエレバスでした!)
艦これの明石はいかにも大和撫子のすてきなお姉さんという雰囲気だったのに対して
(白露お姉ちゃんの改二に大きな貢献をされていたのもこの修理艦の明石でもありました!)
アズールレーンの明石は幼女的に描かれているのも大変面白いですし、アニメ・アズールレーンでも
明石は語尾が「・・にゃ」という感じでゆるい幼さがまたまた魅力的でもありました。
アミグリさんの描かれた明石は、艦これの場合ですと「お姉さま」という感じてあったのとは対照的に
アズールレーンの明石ですと猫耳付の幼女になってしまっているのが、公式でも見慣れているとはいえ
アミグリさんが描かれた作品として改めて拝見をさせて頂きますと、とても斬新で新鮮に感じられます。
最初にこのアズールレーンの明石を見た際の印象は、最近のアニメ風でもなくてキラキラ作風でも無くて、
2012年前後を彷彿とさせるような淡い雰囲気というのも面白い試みだと思いますし、
そうした事もアミグリさんの絵師様としての「すてきな多様性」の表れと言えるのだと思います。
身の丈に完全に合ってない非常に大きな上着と腕から完全にはみ出てしまった
袖の大きさもアズールレーンの明石の幼い雰囲気をうまく描いていると思いますし、
手が隠れているという事は大事な道具を隠し持っていると言えるのかもしれないです。
金の瞳もとてもかわいいと思いますし、
全体的には何を考えてるのかわからない猫っぽい表情がとっても魅力的だと感じます。
そして猫のちょいとわがままっぽい雰囲気とか気まぐれとか自由自在という特性が、アズールレーンの明石にも
ぴたりと当てはまっているように描けているのは「さすがっ!」と感じてしまいます。
このアズールレーンの明石は、アミグリさんにとっても初めての重桜陣営からの作品でもありますし、そうした意味では
記念碑的な作品という位置づけができそうですね~♪
艦これ第二期が思いがけず?実現したので、アズールレーンのアニメ第二期も是非実現してほしいものです。
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第二期のなんだかやたらとシリアスで重い作風は少し抵抗がありますし、野戦シーンが多いためか雰囲気が重くて暗めというのも気にはなったりしますけど、
艦娘の戦いに特化したと解釈して見るようにはしています。
アズレンアニメも二期は実現してほしいです。
アミグリさんの描かれた重桜陣営は獣耳・和風・水着セーラーっぽい感じ・ゆるさとそれぞれ異なるアプローチで描かれていてかわいらしさと個性が絶妙にミックスされていると思います。
個人的には花月の和風美少女、雪風のセーラー水着と少し勝気かそうな表情が大好きです。