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肉まん=豚まんの一例(基本的に両者はほぼ同じ食べ物です)
師走も半ばに差し掛かり寒さも日に日に厳しくなっているような感じもします。
こうした寒い日の仕事からの帰り道の買い食いで心身ともに温まりそうな食べ物の一つが肉まん(豚まん)といえそうです。
昭和の頃に「タッチ」がサンデーで連載されていたころ
(私が高校~大学の頃に連載がされていました・・)
タッチの一場面の中で「罪を憎んで人を肉まん」というフレーズが袋に書かれた肉まんを達也と孝太郎が食べるシーンが
あったと思いますが、あの「罪を憎んで人を肉まん」というフレーズはとてもうまいと思いましたし、今でも肉まんというと
なんだかあのシーンが連想されそうです。
なんで急にタッチの話になったのかというと、先日、布団・毛布等も洗濯乾燥できるコインランドリーを利用していた時、
その待ち時間の間、店内に置かれていた漫画の一つがタッチであり、あのシーンを見ることとなり
「なつかしいなー」と感じたからでもありました。
寒い時の一つのささやかな楽しみと言えるのかもしれないですが、
冷たい風に吹かれながら激辛の担担麺のカップラーメンを食べている時は、意外と至福の瞬間と言えるのかもしれないです。
「ラーメン大好き小泉さん」の小泉さんにとってもそれは全く同じ事がいえそうです。
風は冷たくとてつもなく寒いのに、ああした激辛の麺とスープが体内にカ―――ッ!と入っていく瞬間の
あのポカポカ感は堪らないものが実はあったりもします~♪
そしてこういう寒い時の「温かい肉まん」ほど体が例え一瞬でも温まるものは無いと思います。
あのホカホカ感が感じられる肉まんって、温かい室内で食べると正直そんなに美味しいとは感じないものですけど、
どうして寒い外で食べる肉まんってあんなに美味しく感じるものなんでしょうかね・・?
セブンイレブンでは「肉まん」という定番商品の他に、たまに期間限定商品等で「豚まん」というのも販売
されている事があるのですけど、肉まんと豚まんってどこが違うのでしょうか・・?
結論から書くと基本的には肉まんも豚まんも同じ食べ物です。
そしてそこに見え隠れしているのは関東と関西の文化の違いという事なのかもしれないです。
中華まんの具として豚肉を使用したものを肉まんまたは豚まんといいますが、一般的傾向として、関西方面においては
豚肉メインの中華まんを豚まんと呼び関東ではそれを肉まんと呼ぶのだと思います。
実際、東北生まれで東北と関東で育ち現在は埼玉在住の私はそうした中華まんを肉まんと呼ぶことがほとんどであり、
豚まんというワードは多分使用したことはないと思います、
関東では、肉というと牛肉、豚肉、鶏肉と複数の種類の肉というのが一般概念です。
それに対して関西では肉といえば一般的には牛肉を指します。
そのため関西で肉まんという言葉をそのまま理解すると牛肉の中華まん」なってしまいそうです。
そのような勘違いを防止するために、関西では豚まんという言葉が定着したと思われます。
関東と関西では肉に関するイメージには若干の違いもあるのかもしれないです。
俗に「西牛東豚」と言う事で、関西にお住まいの方は「肉と言うたら牛やろ!」と言われる方は多いと思いますし、
逆に関東~東北では「肉と言うとどちらかというと牛よりは豚なのかな~」と感じられる方は多いような気もします。
実際私の東北の実家ではすき焼きに普通に豚肉を使用していました。
(上京して普通のそば屋さんのメニューにあった「そばすき焼き定食」を注文した際に出てきたすき焼き鍋の肉が牛肉で
あった事に当時は感動し、「さすが東京は違う」と感動したものでしたけど、全体的にはなんななくですけど関東でもすき焼きには
豚肉を使用していることは決して珍しくはなかったようにも感じられます)
肉まんも豚まんも基本的には同じ食べ物ですので呼び方はあまり気にしないで、寒い冬でのあたたかいおやつとして
肉まんまたは豚まんをふーふーいいながら食べてみたいものです。
私が子供のころから既に肉まんとあんまんは既に定着していたと思いますが、
1990年代以降、カレーマンとかピザまんとかチーズまんなども登場し、これらの種類は既に肉まんの一つとして
既に定着していると思います。
ちょっと高いですけど、豚の角煮まんとか中華ふかひれまんなども美味しいですよね~♪
最近のコンビニ等におけるこうした中華まんの開発力とか新商品の楽しさはすてきなものがあると思いますけど、
その中でも特にファミリーマートの変わりダネとも言えるあのアニメやゲーム等のキャラクターをモチーフにした
「変りダネキャラまん」の楽しさとユニークさは突出していると思います。
あの一連のキャラまんはまさに「変りタネ中華まんシリーズの宝庫」だとすら言えると思います。

変わり種中華まんの一例ですけど・・
2014年10月に100万食限定で販売された千葉県船橋市の非公認ご当地キャラ「ふなっしー」を
イメージしたキャラクターまん「ふなっしーまん(肉まん)」というのもかつて販売されていたこともありました、
ちなみに当時の価格は176円、税込で190円でした。
味はもちろん、梨味ではないです・・
具材には、豚肉、玉ねぎ、キャベツを合わせ、濃厚でこってりとした味付けにするため、
ジューシー感のあるとんこつしょうゆ味に仕上げられていました。
敷き紙にはオリジナルの「中華風ふなっしー」がデザインされていました。
とにかく寒くなってきましたのであたたかい食べ物でも食べて風邪などひかぬようにお過ごしいただき、この年末年始を
無事に過ごしていただければと思います。
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2週間ほど前、コンビニで肉まんを買った際に丁度その話題で盛り上がっていました。
結局は同じなんですね。
てっきり豚肉の使用量か何かと思っていました。
横浜中華街で有名な豚まんも、肉まんなんだと言うことになりますね。