本日、⑨月⑨日は「チルノの日」です~♪
この日がチルノの誕生日とかそういう訳でも無くて、東方の他の記念日のように語呂合せという訳ではなくて、
チルノ=⑨=おバカさんという事で、
毎年、⑨月⑨日はチルノの日とか、またまた更に細かく言うと、、⑨月⑨日⑨時⑨秒もチルノの日と言われています。
そもそも論になってしまいますけど、 どうしてチルノは「⑨」と呼ばれているの・・?という方も中に入ると思いますので、
簡単に説明をさせて頂きますと、
東方花映塚オンラインマニュアルの中の画面説明という所で、用語説明がなされているのですけど、
その中において、
1.プレイヤー 2.現在のスコア 3.ライフ 4.現在のコンボボックス 5.チャージケージ 6.現在のカードアタックレベル
7.現在のポストカードレベルアタック 8.残機 とそれぞれ説明がなされている中で、
チルノの画像が表示されている所に⑨と記され、
「9.バカ」とはっきりと公式のゲームマニュアルにおいて
「チルノ=バカ」と記されていて、元々チルノは以前から「可愛いおバカさん妖精」と言われてはいたのですけど、
公式自体がまさかまさかの「バカ認定」をしてしまいましたので、
それ以降チルノは⑨=おバカさんというキャラが成立してしまったという事なのです。
チルノ本人にしてみると 「あたいはおバカじゃないもん!!」という感じなのでしようけど、この「あたい」っていう第一人称からして
おバカみたいな香りがプンプン漂うのはいかにもチルノらしいです・・・
チルノ以外でも、小野塚小町・クラウンピース・お燐も「あたい」みたいな言い方をしているのですけど、
少なくともおバカという雰囲気は皆無といえそうです。
チルノはおバカさんだからこそのチルノなのですから、
チルノだけは絶対に賢くなってほしくないですし、このまま未来永劫ずーーーっとおバカさんのままでいて欲しいです!
だけど、チルノは東方でも屈指の「愛されキャラ」だと思います!
これだけ色々な人から「おバカ」だの「⑨」だの言われ続けていても、いまだに人気が高いというのもよく分かる気がします。
チルノで有名な台詞と言うと、「あたいったら最強ね!」が印象的ですね!
あのセリフは「東方花映塚」でのマッチモードにおけるチルノ対チルノの対戦時に、勝利したチルノが言う一言なのですけど、
東方の妖精と言うと弱い雑魚キャラというイメージを完全に払拭したようなセリフですし、
あのおバカさんのチルノが発したものだからこそのインパクトがあったのかもしれないです。
チルノというとなぜか・・?おバカさん妖精というイメージがやたらと強いのですけど、本人自体は一応は氷の妖精ということで、
冷気を扱う妖精ともいえます。
さてさて・・、東方においてこうした冷気というか寒気系のキャラというとチルノ以外にももう一人いましたね・・
そう・・! いうまでもなく妖怪のレティさんです。
東方Projectにおけるチルノとレティさんの違いとは、端的に言うとそれは当ブログの5/21の記事にて記したとおり、
「東方における妖精と妖怪の違い」という事と同じ意味なのかもしれないです。
東方における妖怪とは、恐ろしい物 不可解な物 説明できない物、要はよくわからないし人間にとっては不気味な存在
であり(但し寿命はあったりします)
それに対して東方における妖精とは自然現象そのものの存在であり、その生命力は強く換言すると永遠の生命体
ともいえそうということなのだと思います。
妖精と妖怪の比較と言う意味で大変わかりやすい事例と言うと、
冷気を操る妖精・チルノと寒気を操る妖怪・レティ・ホワイトロックの違いが挙げられそうです。
両者とも「寒い系」ですし、被っている点は多いとも思うのですがレティさんの方が格上というのは間違いないと思います。
但し人気面においてはチルノの方がかなりレティさんを上回っていて、それは東方人気投票にも表れていますし、
レティさんの公式ゲーム作品での出演は一度のみであるのに対してチルノは複数の作品に何度も登場し、公式漫画でも
何度か登場していましたので、実績と人気面ではチルノの方が上位に来ているともいえそうです。
レティさんが近づいて来たら周辺一帯が一気に凍りつくという感じでもありますし場合によっては真夏なのに凍死
してしまいそうでもありますけど、チルノの場合はチルノがいる半径2~3mをひんやりと涼しくしてしまう程度の冷気の能力
ですので、夏場に過ごすのだったらチルノの方がうってつけといえそうです。
後述しますけど、レティさんが夏場に登場し夏場の気温を下げて涼しくしてくれるとありがたいのですけど、レティさんによると
「夏場は常に日陰にいて惰眠している状態で夏場に活躍は不可能」という事でもありますので、
やはりそうした夏場に重宝されそうな東方の妖怪・妖精はチルノともいえそうです。
チルノは夏場限定で幻想郷から外界に出没してもらい、扇風機代わりに周辺2~3m程度をうっすらと冷してくれる事だけは
できそうなので、チルノはそうした意味からもやっぱり愛され上手のキャラとも言えそうです。
上記でもちらっと触れていますけど、
最近の世界各地のあの異常気象は異常の範囲を逸脱していて、夏は極端に暑くて冬は極度に寒いというのが
世界的傾向なのかもしれないですけど、最近のあの夏の酷暑はたまらないものがあったりもします。
それだったら夏場の間にレティさんにご登場して頂ければ少しは夏も涼しくなるのかな・・?と思われがちなのですが、
それはちょと違っているようでした。
「東方文花帖」における天狗記者の射命丸文のレティさんへのインタビューの中で、文ちゃんは
「真夏の幻想郷に現れて、みんなを涼しくさせた方が幻想郷の人々からも喜ばれていいんじゃないですか?」と
提案するのですけど、ここでレティさんは
「私は、冬場の自然気候を利用してそれを大きくしているだけで夏場はそんな力は発揮できない」と発言されているのは
大変興味深いものがありました。
そういう意味ではレティさんは冷たい雪女という事ではなくて、大自然と表裏一体のすてきな妖怪と言えそうです。
そしてこのインタビューの中でも文ちゃんは特段チルノについて何も触れていないのに、
レティさんはここで唐突になぜかチルノの事を口にされ、
「あの妖精は自然の中の小さな歪み。私は自然に生きる妖怪様。冷気を操るどこぞの妖精なんかと一緒にされても困るわ」と
発言されています。
レティさんはなぜかチルノを意識しています。
レティさんは実はチルノの事が気になっていて、あの人気ぶりには意外と内心、チッ・・と舌打ちされているのかもしれないです。
ここにはレティさんの「妖怪としてのプライド」というものも垣間見えるのも大変興味深いものはあると思います。
だけどこの二人は「東方儚月抄」の漫画版の紅魔館パーティーにて二人仲良く立食されていますし、
寒さ関連という事で、本当は仲がいいのかもしれないですね・・
これはよく二次創作でネタにされていますけど、チルノは東方パカルテットの一人としておバカさんキャラは既に確立
していますが、そのチルノ達が慧音先生の寺子屋に通って、慧音先生の教えをさっぱり理解できず宿題もほぼ手つかず
状態で、慧音先生から「もういい・・おまえの保護者を連れてきて・・」と言われた際にチルノが連れてくるのは意外と
レティさんなのかもしれないです。
そしてレティさんも意外と人がいいところもありそうだから「しょうがないわね・・」とブツブツ言いながらも慧音先生に
フォローを入れるのかもしれないです。
レティさんの能力とは「寒気を操る程度の能力」という事なのですけど、 チルノのように目の前にあるものを瞬間的に
凍らせると能力ではなくて、レティさんの場合は、 対象物を自身の力で急速冷凍するとか、吹雪を生み出したり
雪を降らせたりする能力ではありません。
自然界に存在する「冬」そのものを強める能力というのがレティさんの力なのです。
レティさんは自然界そのものの力を身に付けているという事なので、周辺を凍りつかせるだけのチルノと対比すると
その能力もパワーも桁外れに大きいというのが レティさんの能力なのだと思います。
反面、季節が冬でないと強化すべき寒気が周囲に無いためその能力を発揮する事は出来ず、 冬以外の季節では
半分ポケッ・・・と過ごすことになってしまいます。
レティさんが文ちゃんとのインタビューで言うには、
「春は春眠、夏は惰眠、秋はまどろみ」との事ですけど、レティさんは換言するとゆかりん以上にによく寝ているという感じです。
それでも雪女なのに一年中起きている点が凄いと思います。
その点、チルノは周囲の環境とか自然の力を借りることなく、チルノ自身の能力だけで限られた周辺だけを
氷漬けにする事が出来る属性のため、夏でも秋でも冬でも一年中活動をしています。
ていうか・・一年中遊んでイタズラを仕掛けたりしています。
チルノの場合は可愛いかわいいおバカさんでもありますので、一年中「頭が春」というか「能天気」という感じですね~♪
同じ「寒気」系でもチルノは東方屈指のおバカさんでもありますが、果たしてレティさんはどうなのでしようか・・?
レティさんはチルノとは違って東方でも屈指の「素敵なおねえさん」とかはたまた「おかあさん」みたいな
雰囲気も漂っていると思います。
雪女だけどあの少しふっくらとした雰囲気とか、大人っぽい雰囲気とか
人や妖怪を凍死させるほどの強い力を持ちながらもあまり怖いという印象は感じさせず、どちらかというと
温かさ・ぬくもり・優しさみたいなものが伝わっていて、
少なくともチルノのような「おバカさん」という雰囲気は微塵も感じさせていないと思われます。
まとめると・・
レティさん → 幻想郷の雪女系の妖怪であり、自然界の冬そのものを強化させる能力を有するけど、活動は冬限定
チルノ → 幻想郷のイタズラ妖精であり、自分自身の力のみで半径2~3m程度を冷凍させる能力を有し、一年中活動
このあたりが大きな違いといえますし、確かに人気や出演作品は妖精・チルノの方が圧倒的に大きいですけど、
能力面は妖精と妖怪の力の差が如実に表れてしまい、レティさんの方がはるかに格上と言えます。
ここから先は
dream fantasy2の
アミグリさんが描かれたチルノを2枚転載&転載させて頂き、やんちゃで無鉄砲なチルノと少し大人になったチルノを
ご覧になって頂きたいと思います。

まず初めにアミグリさんが2017年4月に描かれたチルノです。
このチルノはいかにも「あたいったら最強ね!」のセリフに相応しく、さすがにドヤ顔まではいきませんけど、
「どだっ、参ったかぁ―!」とか「えっへん!」みたいな事を言って
得意満面のチルノと言えるのかもしれないですね~♪
そしてチルノというとあの青ワンピースの印象が大変強いのですけど、
アミグリさんが今回描かれたチルノは、 白のフリルが上半身の衣装に付いていて、
普段とはちょっと違って(?)少し大人っぽいチルノみたいな雰囲気もあったりしてとても素敵です。
髪も普段以上にウェーブが掛っている感じもあり、
ここでも少しだけ大人っぽいチルノをうまく演出されているのかな・・とも思ったりもします。
そしてここでもチルノの大きめリボンはチルノの魅力を更にマシマシにしているようにも感じられます。
アミグリさんが描かれたこのチルノは、またまた調子こいてなんかとんでもないイタズラ等を仕掛けて
「えっへん!」と一人悦に入っている様子がすてきに伝わっていると思いますし、この一人で得意がっている様子は
チルノの本領発揮と言えそうです~♪
腰を手に回していかにも「あたいったら最強ねっ!」と強がり言いそうなチルノは同時にとっても愛らしいかわいらしさも
秘めていると思います。
キラキラを思いっきり飛ばされていて、これがチルノの氷精としての輝きを更に高めているようにも思えます。
一般的にとあるキャラをドヤ顔的にエッヘン!みたいな感じで描いたら、なんとなく生意気~みたいな感じも出そうなのに、
アミグリさんが描かれたこのドヤ顔的チルノは、生意気という感じはあまりなくて、その強がりこそが実に
かわいらしい~という雰囲気を強く感じさせているのだと思います。

続きましてアミグリさんが今年・・2022年3月に描かれたチルノです。
このチルノはとてもかわいいですし、かわいいだけではなくてなんだか 幻想郷の妖精たちを束ねるリーダーとしての
風格みたいなものも 漂わせているようにも感じられますし、以前のようなおバカ妖精ちゃんではないチルノのすてきな 成長性が
感じられそうですし、 さらにそこにあるのはアミグリさんご自身の確かな進化と成長が あるのだと感じます。
(昨年後半あたりから今年にかけてアミグリさんの描かれた作品・・例えば妖夢・アリス・ゆかりん・早苗さん・こいしちゃんなどに
代表されるように以前描かれた当該キャラに比べると大人になった・・というのかその成長したそのキャラの魅力が
はっきりと伝わるような作品が多くなったように感じられるのは、アミグリさんご自身の進化と変化の証とも
いえそうです)
以前描かれていたチルノに比べると氷の羽が大きめですし、髪のリボンも大きめのように感じられるのもチルノの成長が
少しは関係があるのかもしれないです。
涼しげな水滴の背景も氷精チルノにふさわしいですし、
これから盛夏に向かって暑くなる中でこの涼しげな水滴はひそやかさも感じ取れそうです。
なによりもチルノのこのおだやかでかわいい笑顔に癒されそうです!

続きましてアミグリさんが2021年8月に描かれたチルノです。
このチルノは文句なしにとってもかわいいです~♪
チルノというといつも駆けずり回っているとか無鉄砲にイタズラしたり空を飛んだりしているおてんば娘というイメージも
ありそうですけど、 上記のチルノはそうしたやかまし娘ではなくて 家でのんびりステイホームを楽しむお姉さんみたいな感じも
ありますし、 クッションに腰かけているポージングも斬新だと思いますし、
そのクッションにもリボンが描かれているのはとても楽しいと感じたものでした。
チルノのしっとりとした笑顔もかわいいですし、髪が風になびいて髪を手でおさえている仕草もとてもキュートだと思います。
おてんば娘ではなくて少しおとなになった落ち着きのあるチルノもこれまたとても魅力的だと思います~♪
2017年に描かれたチルノと比べてみると雰囲気の違いは一目瞭然だと思いますし、チルノという同一素材からも
こんなにも表現の違いを見事に描き分けられているのはさすがだと感じたものでした。
2017年のいかにもおバカ妖精が強気に「えっへん!みたいに強がっているのとは対照的に、先月描かれたチルノは
「あたい(私)も昔はそんな時代もあったよね・・」と自然に振り返りができるほど大人になったよりナチュラルな笑顔が
できるチルノという印象すら感じられます。
上記のアミグリさんが描かれたチルノの権利は、全てチルノの絵師様であるアミグリさんに
帰するものであり、当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。
アミグリさん、いつもすてきな自作絵の転載を快諾して頂きありがとうございます!!
皆様の中で「こんなにかわいいチルノを描く人のブログってどんなもんなのだろう・・? 」などと興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログ
dream fantasy2 を ご覧になって頂きたいと思いますし、宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログ
dream fantasy2 に一度お越しして頂けると アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私も
とってもとっても嬉しいです!
アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →
アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!
→
アミグリさんのpixiv本日はチルノの日ですけど、おてんば娘みたいなおバカさんポンコツ妖精としてのチルノを楽しむもよし、
はたまた少し大人になったしっとりとしたチルノを楽しまれて想いを馳せるというのもとてもすてきなことだと
思いますね~♪
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なぜ9月9日がチルノの日なのか…なるほど納得です。
チルノはすっかりおバカキャラが定着していますが、おバカキャラ自体がしっかり魅力として昇華されていますし、他にもデザインの優秀さや能力など魅力に溢れたキャラクターですね。
アミグリ様の描いたチルノのイラストも、そんな魅力を余す事無く表現していて素晴らしいですね(^^♪自信満々などや顔が特に好きです!