
改めて言うのもなんですけど、「
dream fantasy2 」のアミグリさんの描かれた絵はいつもかわいくて美しくて文字通りファンタジーに溢れていると思います。
冒頭のまとめ絵はアミグリさんが毎年年初に掲載されている毎年恒例の年初進化録シリーズですけど、
2022年5月に掲載されていたものは、昨年・・2021年に描かれた東方キャラをまとめられた2021年東方絵振り返りでして、
どの東方キャラもキラキラ光り輝いて、かわいくて美しくて最高だと思います!
1月はバストアップ構図のぬえ以来久しぶりに描かれていた封獣ぬえで、ぬえというと霊夢自身がゆかりん・ゆゆ様と並んで
「幻想郷内で最も妖怪らしい正統派の妖怪」と認めたほどその怖さ・不気味さは本物だと思うのですけど、
アミグリさんの描かれたぬえは「東方鈴奈庵」に登場していたぬえのように少しお茶目でかわいらしさに溢れていたぬえに
近いものがありとても素晴らしかったと思います。
2月の娘々は当時は2枚の色違いの作品を掲載されていましたけど、今回の振り返り絵で掲載されていたのは青のトーンを
より強く感じさせるヴァージョンでして、それらより仙人(邪仙)らしいミステリアスさもマシマシになっていたようにも
感じられます。
3月は少し大人っぽくなられた早苗さんで、早苗さんというと外界の元JKさんというイメージが強い中にあっては
むしろ女子高生を卒業してJDさんになったかのような落ち着きと気品とおとなっぽさが備わっているようにも
感じられます。
4月もお久しぶりの小悪魔で、以前描かれていた小悪魔よりもしっとりとした大人っぽさも伝わり、この雰囲気は
紅魔館の雇われ使い魔というよりもパチュリーさん専属の大図書館の図書司書みたいな知性も感じたりもします。
5月は無双巫女という印象ではなくてむしろお年頃の「恋に恋する美少女」としての霊夢としっとりとしたおちつきを
感じさせてくれていると思います。
6月の光の三妖精のリーダーのサニーミルクでして、このサニーミルクは私からのリクエスト作品でもありました。
(今年に入ってサニーと同時期にリクエストさせて頂いた四季映姫様も描かれて頂けたことは本当にありがたい気持ちで
一杯です!)
このサニーの明るさと八重歯のかわいらしさは夏らしい雰囲気に溢れていて初夏に相応しい爽やかな絵でもありました。
7月は落ち着きの風情が感じさせる魔理沙で、魔理沙というとどちらかというとやんちゃとかやりたい放題の無茶しっぱなしの
男勝りの魔法使いみたいなイメージがあった中で、このしっとりとした清楚な感じの魔理沙は従来のイメージを打破するには
うってつけの一枚だったのかもしれないです。
8月は氷の妖精のチルノですけど、チルノは東方ファンの間ではすっかり⑨だのおバカさんというイメージが定着している
こともあり多くの絵師様の描かれるチルノは元気いっぱいの無鉄砲さという印象がある中、アミグリさんの描かれたチルノは
おバカさんどころかにじみ出るような知性すらも感じられ、いつもの無鉄砲さではなくて何かを考え模索しながら進むような
インテリジェンスを感じさせる素晴らしいチルノだったと思います。
9月は紅魔館のすてきな妹様のフランちゃんですけど、どちらかというと少しだけ内省的で何かを胸に秘めているようにも
感じさせてくれますし、作風的には2012年前後の淡い色彩時代を彷彿とさせてくれるものがあったと思います。
10月はこれまた風情と情感が漂うおとなの慈愛溢れるゆゆ様であり、このゆゆ様のやさしい眼差しは、
妖夢を温かくやさしく見守っているようにも感じられそうです。
11月はまたまた私からのリクエスト作品でもあったナズーリンで、しかも面白いことにナズーリン自身がデデンネをパペットとして
使用し、なんだか二人で即興の腹話術やコントをお披露目しているようにも感じたりもします。
12月は東方屈指の美少女、アリスですけど、このおとなっぽい情感は既に少女の域を超えておとなの世界に足を
踏み入れつつあるアリスのようにも感じたりもしました。
全体的にはこれまで描かれていた東方キャラを少しずつしっとりとした情感や大人っぽい雰囲気で描いてみようという
これまでとは違う変化や進化を感じさせるものであり、
そのおとなっぽい変化が結果的に大成功をし、そうした作風の変化が今年・・2022年における更なるおとなっぽい雰囲気への
変化と進化につながっているようにも感じたりもしたものでした。

上記のアミグリさんの2021年東方絵振り返り作品の各キャラはみんなそれぞれ素晴らしくて魅力的でかわいらしさに
溢れていましたけど、その中にあって特に印象的でもあったのは
私からのリクエストさん品でもありましたし、今年の3/24のアミグリさんのお誕生日記事に転載&お披露目をさせて
頂いた東方キャラでもあったナズーリンだと思います、
そこで改めてアミグリさんが、昨年・・2021年11月に描かれたナズーリンをご紹介させて頂きたいと思います、
それにしてもなんというかわいくておとなっぽくてしっとりとしたナズーリンなのでしょうか!!
上記でナズーリンの絵と記しましたけど、これは東方では妖怪ネズミでもあるナズーリンとポケモンキャラのデデンネの
すてきなコラボ絵ともいえそうです。
ナズーリンと電気ネズミともいえるデデンネのパペットとの組み合わせという事でネズミちゃん同士のコラボ絵ともいえそうです。
単にコラボ絵ということに留まらず、デデンネをパペットにしてしまうとはなんという大胆な発想力なのでしょうか!!
とてもすてきなアィディアだと思いますし素晴らしいと思います。
もしもナズーリンが命蓮寺メンバーたちの宴会の場で、
デデンネパペットを使用しての寸劇をやったとしたらかなり面白いものになりそうです。
デデンネも可愛いけどナズーリンがとってもかわいくてキュートであり、東方設定のちょっと素直になれないひねくれモノと
いう感じでは全然無くて裏表のない愛らしいお姉さんみたいな雰囲気が漂いますし、
以前描かれたナズーリンよりも少しだけしっとりとした大人になったみたいな印象もあったりします。
スカートの特殊な穴も皺の描き方も素晴らしい表現だと思います。
ミッキーマウスみたいな耳も可愛いですし、目の表情もとても生き生きしていると思います。
こんなにもかわいくて美しいナズーリンをリクエスト作品としてアミグリさんに描いて頂けた私は本当に幸せ者なのだと思います!

もう一枚ご紹介させて頂きたいと思います、
2021年4月に描かれた小悪魔ちゃんをご覧頂きたいと思います。
それにしてもなんという精緻にして繊細な小悪魔ちゃんなのでしょうか!!
特に髪の繊細さが美しさを強く引き出しているように感じられますし、 しなやかに感じられます。
袖や襟もとのフリルの精緻で細かい仕上がりもそうした繊細さに 一役買っているといえそうです。
この知的な雰囲気はなんだかパチュリーさんの秘蔵図書館の すてきな図書司書を務められているような感じでもありそうですし、 パチュリーさんからの高度で専門的な指示事項もてきぱきとこなしているような印象もありそうです。
アミグリさん自身の感想として「髪の毛や羽、服や本に黄色と水色でハイライトを細く入れてみました」との事ですけど、
そうした細かい仕事もこの小悪魔ちゃんの繊細な美しさに一役買っているといえそうです。
知的さとかわいらしさが絶妙に融合していると思いますし、少女とお姉さんの間ぐらいの中間的なふわふわ感も
漂っていると感じられます。
アミグリさんにおかれましては、これからものんびりマイペースに絵を描き続けてほしいですし、来年の事を言うと
鬼が笑うといいますけど、アミグリさんの2022年絵の進化録も今からとっても楽しみです~♪
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でもそ分2021年のなつかしくも美しくてかわいい
東方イラストの振り返りを楽しむことができて
ハッピーなひと時を過ごすことができました。
アミグリさんの東方絵はどのキャラも全員かわいくて美しくてなおかつファンタジーがどのキャラからも伝わってきていて、美しさの中に陶酔感もあるのかな・・?と
思ったりもします。
特に早苗さん・霊夢・幽々子・アリスにそうした事を強く感じたものでした。
これからも美しくもかわいい東方絵を描き続けてほしいです。