昨日・・、8月31日は野菜の日・I Love Youの日・空家整理の日でもありますし、ボーカロイドの初音ミク生誕記念日で
あったりもするのですけど、昨日で暑い暑い8月も終わりを迎え、本日より9月ということで、確かに残暑はまだまだ厳しいものも
ありそうですけど、季節は着実に「秋」に向かっているのかもしれないです。
先月は8月15日に当ブログの開設10周年記念という節目を無事に迎えることができて、何人かの皆様から
すてきなお祝いメッセージを頂けたことにこの場を借りて改めて御礼を申し上げたいと思います。
そしてその節目記事においてすてきな記念絵を描いて頂けた
dream fantasy2 のアミグリさんには心の底から感謝の気持ちをお伝えさせて頂きたいと思います。
8月は連日連日の猛暑と寝苦しい熱帯夜の連続でもありましたけど、確かにまだ残暑は厳しいですし、
寝苦しさもまだ続いていますけど、一頃ほどの不快さは日に日に薄れつつあると感じられます。
本日より9月ですけど、季節も夏の終わりから秋の到来へと向かっていくものと思われます。
そして、本日、9月1日はキウイの日・杭の日・宝塚歌劇団レビュー記念日でもありますけど、「防災の日」でもあったりします。
1923年9月1日午前11時58分、関東地方一帯を襲った大地震が「関東大震災」ですけど、
マグニチュード7.9とされるこの大地震は震源地が首都圏に近い相模湾近郊だったこともあり、
死者・行方不明者は約14万2800人以上、家屋全半壊は25万戸以上、焼失家屋に至っては44万戸もの被害を出す大災害と
なりました。
この大震災を忘れることなく常に災害に備えようとの意図から閣議決定にて、本日・・9月1日が被害者への追悼とともに
記念日として制定されています。
要は「天災は忘れた頃にやってくる・・用心するに越したことはない」という事なのだと思います。
関東大震災を身にもって体験された方はもう圧倒的に少数派なのかもしれないですけど、地震という大震災というと
やはり忘れてはいけないのが2011年3月11日に発生した東日本大震災なのだと思います。
2011年の東日本大震災の傷跡はまだまだ完全復活とは程遠いといえるのかもしれないですし、
確かに復旧はなされつつあるけど復興はまだまだ道半ばという事なのだと思います。
私自身、今現在は埼玉在住ですけど、生まれは青森・育ちは仙台と東北とはかなり深い縁があると思っていますし、
東北、特に福島の皆様の当時のあの惨状と現在の大変な困難を目の当たりにするととても胸が痛む思いも
あるのですけど、東北の被災者の皆様の事は常に頭の片隅に留めておきたいですし、
自分達に出来ることは、温かく見守るという事ではなくて、東北の地に観光として訪れたり、東北の名産品を
出来る限り購入させて頂いたり、
埼玉のスーパー等でモノを購入する際は、野菜果物や魚介類にお菓子等は福島産等東北に由来するを出来る限り
優先して買うという事なのだと思います。
自分達に出来ることは例え小さい事であったとしてもそれがたくさんの人たちが実践すれば、それは大きな力となるはずですし、
それが単に言葉の綺麗ごとではない本当の意味での東北の復興になるのだと思います。
そして地震と同様に恐ろしい天災というと台風もそうなのだと思います。
最近では2019年における二度に渡って関東を直撃した超・大型台風の甚大な被害も惨憺たるものがあったと思います。
埼玉というとどうしても「冴えない県」みたいなイメージもいまだに根強いのかもしれないですけど、埼玉は天災に関していうと、
地震は少なく、大雪はめったに降らず、海が無いので高波津波は関係が無く、
四方を都県で守られていて、新幹線が通り、外環道によって常磐道、関越道、東北道、中央道、東名高速にも繋がっています。
埼玉県全体がどちらかというと昔から天災といった自然災害に強い街であり、たとえば2019年の二度に渡る
大きな台風襲来の際も他県に比べると埼玉県全体の被害は格段と小さかったという事もあったりします。
ついでに書くと埼玉県は全国屈指の日照時間が長い県でもあったりします。
都内の江戸川区周辺は海抜0m地帯と言う事で、荒川が万一氾濫した場合の被害は相当甚大で
深刻なものになると予想されますし、江戸川区の区としての案内でも「河川氾濫の場合は、他の区や県に
速やかに避難してください」と明記されている通り、河川の氾濫によるダメージは凄まじいものがあるといえそうです。
幸い2019年の甚大な被害を出した台風19号においては、江戸川周辺でのそうした河川氾濫や堤防決壊や家屋の床上浸水
といった被害はかなり少なくて、甚大な被害を出した千葉県・福島県・茨城県等に比べると、
なんとか踏みとどまったという印象もあります。
その背景として、東京都ではなくて東京の隣接の埼玉県の巨大な地下調節地や公園を利用した遊水地など
さまざまな治水対策が有効に機能した事が大きいのではないのかなと感じたりもします。
そうした大雨や河川決壊の危険性を孕んでいた時に最悪の事態を防ぐことが出来たのは、東京都内の設備も大きいとは
思いますが、同じくらい大きな役割を担っていたのが埼玉県の二つの施設だと思います。
その一つが、通称「地下神殿」と呼ばれる首都圏外郭放水路であり、もう一つが彩湖でありました、
地下神殿は地底50メートルを流れる世界最大規模の放水路で、雨水をため川の氾濫を防ぐ役割を担い、
首都圏外郭放水路は地底50メートル、長さは春日部市上金崎から小渕までの約6.3キロを流れる世界最大級の地下放水路
でもあります。
施設全体で雨水を67万トン貯水できます。近くを流れる5つの川の水の一部をためて比較的余裕のある江戸川へ流すことで
首都圏の川の氾濫を防ぐ事ができます。
台風上陸の前日まで空だった地下神殿に水が入り始めたのは12日正午ごろです。そして、ためられた水が江戸川へ
放水され始めたのは午後7時ご頃で、放水した量は東京ドーム約9.2杯分だとも言われています。
中川・綾瀬川流域の洪水を江戸川へ流し、江戸川へ流した水の量は1151万立方メートルで、50メートルプール約7673杯分と
なるそうです。
一方、彩湖は埼玉県の荒川河川敷にある調整池の事であり、荒川中流で降った雨を彩湖内で位置的に貯めることができます。
彩湖の正式名称は荒川第一調節池と言う事なのですけど、荒川中流部に位置し、
荒川の洪水調節機能を持たせて下流域の水害軽減を目的として整備されてきました。
普段の平常時においては、東京と埼玉の飲料水確保という利水目的も担っています。
荒川で洪水懸念が起きると、調節池排水門が閉まり、
小洪水時には鴨川を遡上した洪水が田島ヶ原サクラソウ自生地を冠水させ、
中規模の洪水懸念時には羽根倉橋付近にある越流堤から調節池の上流ブロックに洪水が流入し、
大規模の洪水懸念時には上流ブロックの水が流入堤を越えて彩湖のある貯水池ブロックへ流入します。
春日部の地下神殿と戸田市周辺の彩湖が東京都内の街を洪水から守ってくれていたとも言えるのかもしれないです。
川崎~世田谷の多摩川付近ではあのような甚大な浸水被害が出たというのに、海抜0メートルという事で
多摩川付近よりももっと危険な都内の江戸川区~江東区~墨田区~足立区を浸水や氾濫の被害から守った事に
実は埼玉県の地下神殿と彩湖が大きな役割を果たしてくれていた事も、埼玉県民としては
「埼玉は基本的には何も無いけど、たまにいいことするのが埼玉県!」と誇りに感じたいものですね~♪
2015年に放映されていた埼玉県ローカルショートアニメの「浦和の調ちゃん」と夏アニメとして放映されている
浦和の調ちゃんの続編作品ともいえる「むさしの!」において上記の彩湖をモチーフにしたキャラもいました。
それがメインキャラの一人、沼影彩湖なのですけど、
キャラ設定としては、調たちが通う浦和第三高校の生徒会長で、自称カリスマ生徒会長という事ですが、
「浦和の暴走天使」というキャッチコピーが何か妙にしっくりくる感じはありますね~♪
自信満々の上から目線というキャラ設定がとにかく楽しかったですし、もしかしたら彩湖は「中二病」なのかもしれないですね・・
彩湖の傍にいつも寄り添う別所子鹿は、いかにも有能な秘書という感じですね。
彩湖と子鹿は幼馴染設定ですけど自信満々の彩湖に対して
「自分は会長よりは大人ですから・・」と少し背伸びをする子鹿のコンビは全ておいて息もピッタリという感じで
幼少の頃の関係が現在に至っても変わらず継続しているみたいな雰囲気も漂っているのが素敵でしたね!
この彩湖なのですけど、その外見なのですが、いかにも小悪魔風キャラの雰囲気で、多分コスプレのつもりなんでしょうけど、
まるで吸血鬼みたいな背中の羽とか頭のネコ耳なんかはとっても可愛かったですね!
参考までに、この彩湖の声優さんは、「スイートプリキュア」のアコちゃん=キュアミューズ役の大久保瑠美さんでした!
更にいうと、沼影彩湖は、設定の上では武蔵浦和駅周辺の模型屋の娘という事でチョコレートが大好きキャラでもあります。
実をいうと、武蔵浦和駅周辺には、ロッテ浦和球場と言う千葉ロッテマリーンズの2軍球場があるのですけど、
もう一つ名物施設があり、それが何かと言うと「ロッテ・浦和工場」なのです。
このロッテ浦和工場は、武蔵浦和駅からも結構近いのですけど、この工場の近くは、
微かに「チョコレート」の甘い香りが漂っているような気がします。
この浦和工場では、雪見だいふく・ガーナチョコレート・コアラのマーチが主に生産されていて、
工場見学会も開催されていた事もあるそうです。
沼影彩湖のチョコレート好きというのは、こうした武蔵浦和駅周辺らしい設定と言えるのかもしれないです。
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もしかしたらプーチンはそれを狙っているのかも知れませんが。