2022年のプロ野球も無事に開幕し、今年はタイミング良くまん延防止適用が解除されていたこともあり、観客入場制限もなく
ファンの皆様も球場での応援ができることはなによりだと思います。
私の愛する千葉ロッテマリーンズも開幕戦は勝利を収めたものの、その後は先発投手はかなり良いピッチングを見せるものの
打撃陣が全く打てずに精彩を欠き、毎試合一点を取るのがやっとこさっとこという昨年の中日なんて目じゃないほどの
超ウルトラ貧打線に泣かされ続け、開幕2戦目からは4連敗となってしまい
(ホークスから3タテ食らった時は茫然自失となったものでした・・)
「これじゃー昨年の開幕5連敗とたいしてかわりがないじゃん・・」と感じていたら、
先週末の西武3連戦においては、伝統的にマリーンズが苦手の西武が対戦相手で、まだ山川や森が怪我で戦線離脱する
前でもありましたので「やばいじゃん・・もしかしてこれって悪夢の7連敗・・!?」と思っていたら、
さすが今年のマリーンズは違います!
もちろん山川や森のいない西武打線は獅子ではなくてにゃんこみたいな打線となっていたこともありましたけど、
今年の開幕投手でもあった五右衛門さん(石川投手)の好投や、昨年の開幕投手でありながら昨年は一年間期待を裏切り
背信投球の連続であった二木さんがとてつもなくキレと伸びがあるストレートをびゅんびゅん放り投げとてつもない快投を
見せてくれていたり、さらにさらにトドメは、皆様ご存じのとおり、マリーンズの至宝・・否! 今や日本のプロ野球のロマンを
担っているあの佐々木朗希の素晴らしいピッチングによりマリーンズはホークス戦のお返しといわんばかりに西武を
3タテし、シーズンはまだ始まったばかりではありますけどこれで4勝4敗のイーブンに戻し、
本日からのファイターズ戦を控えているというのが今現在のマリーンズでもあったりします。
それにしても佐々木朗希のあの8回にはいっても160キロ超えのあのストレートはすごいものがありましたし、あの落差のある
フォークにコントロールの良さは圧巻でした!
そして朗希とバッテリーを組んだマリーンズの2021年ドラフト1位の新人キャッチャーの松川もとてもルーキーとは思えない
ふてぶてしさと貫録とキャッチングの安定感はとてつもなく頼もしく感じたものでした!
先週の楽天-ホークスの試合は楽天の選手にコロナ感染者が続出したこともあり中止になってしまいましたけど、
(開幕7連勝で勢いがあるホークスの藤本監督にとってはやりたかったカードだったのかもしれないです・・)
マリーンズも柿沼捕手・三木内野手、そしてマリーンズの頼れる3番にしてチームキャプテンでもある中村奨吾の
コロナ感染が明らかとなり戦線離脱を余儀なくされていましたし、今年は開幕からマリーンズの頼れる1番打者の荻野さんの
怪我による戦線離脱もありましたけど、
これは悲観的に考えるのではなくて、マリーンズ期待の20代若手たち・・高部・平沢・藤原・安田・山口・小川・和田などは
これをチャンスと捉えて荻野さん・中村奨吾キャプテンから「自分たちがレギュラー取ってやる!」みたいな意気込みで
頑張ってほしいです!
楽天とホークス戦では貧打と拙攻の連続だったマリーンズも西武戦では高部や安田が起爆剤となって得点を重ねていたのは
よかったですし、平沢にもようやくタイムリーがでて、とにかくマリーンズ期待の若手の活躍に期待大ですし、
楽しみにさせて頂きたいと思います。
(昨年は盤石であったリリーフ陣が今年は結構打たれていたり、現時点ではマーティンの調子が今一つというのは気がかりな
点であったりもします・・)
今年のプロ野球は昨年秋から今年のキャンプ・オープン戦までは日本ハムのビッグボスの新庄さんに関するニュースにばかり
注目が集まっていましたけど、プロ野球が開幕するとビッグボスの日本ハムは予想通りの最下位街道まっしぐらで
現時点では開幕から1勝8敗のパ・リーグではダントツの最下位となっていましたけど、
本日からのマリーンズ-日本ハムの3連戦はマリーンズも新庄ビッグボスの奇策に惑わされることなくいつもどおりの
マリーンズの「この一点を掴み取る」の姿勢でもって臨んで頂きたいものですし、
マリーンズファンとしては北海道で日本ハムも3タテし、さらに勢いをつけたいと狸の皮算用をついついしてしまいそうです。
でも日本ハムの開幕から1勝8敗も相当ひどいけど
(日ハムはパ・リーグの中でも戦力が相当劣化し劣っていますので、あの順位は妥当なのだと思います・・)
それ以上にひどくて驚いたのは阪神タイガースの開幕9連敗でした!
阪神タイガースは4月3日の東京ドームで行われた巨人戦に5-9で敗れ、開幕から続く連敗がセ・リーグワーストとなる「9」に
伸びたことになります。
土曜の試合の敗戦で1979年のヤクルトが記録したセ・リーグ記録の開幕8連敗に並んでいましたけど、
79年にヤクルトが開幕から引き分けを挟み8連敗というこれまでの記録を超え、
セ・リーグワースト記録達成という不名誉な更新となっていました。
パ・リーグの開幕からの連敗記録は現時点では1979年の西武ライオンズの開幕12連敗が今のところのワースト記録と
なっていますけど、1979年の西武はクラウンライターから売却された新球団開設の年でもありましたし、
当時の西武は本当に東尾さんぐらいしかめぼしい選手がいませんでしたから、最下位はやむを得なかったのかもしれないです。
(ちなみに1979年に阪神から西武へトレードされてきたのが田淵さんであったりもします。そしてライオンズから阪神へ
トレードされたのが元阪神監督の真弓さんたちであったりもします)
そして千葉ロッテマリーンズも2002年の山本功児監督時代に開幕11連敗をやらかしてもいたりもします。
当時の私はマリーンズ=弱いという事に慣れきっていて、今現在とは違って「開幕11連敗・・? なにそれ・・
そんなの1998年のプロ野球記録にもなっているシーズン中の18連敗に比べたらかわいいもんじゃん・・」という感覚だったと
いえそうです。
2002年のホークスの新人投手に杉内さんがいたのですけど、杉内のプロ野球初先発の対戦相手が千葉ロッテマリーンズとなり、
杉内は当時の西武の大エースとなっていた松坂に「どうすればマリーンズを抑えることができますか?」と相談した際に
松坂から「え・・、ロッテ・・? あんなの普通に投げていれば点取られることはないから安心して・・」とアドバイスされた
エピソードから推察される通り当時のマリーンズは弱かったですからね・・
だからこそ、昨年や一昨年のマリーンズが3連敗や4連敗したりすると、私自身もついついオロオロ・・となってしまい
動揺するのですけど、こうやってファン自身が連敗の免疫が少しずつ弱くなってきているというのは換言すると
それだけマリーンズ゛が着実に力をつけてきている証でもありますので、
今年も最後までマリーンズを時にハラハラしながらもしっかりと応援をさせて頂きたいと思います。

2019年の「スター☆トゥインクルプリキュア」の宇宙人プリキュアのララがプロ野球に興味があるかはよくわかりませんけど、
阪神タイガースの開幕9連敗というニュースを耳にしたとしたら、驚きのあまり「オヨ~!」とか言いそうなのルン・・
ララは「球団設立間もないころの西武や弱いころのマリーンズが二桁の開幕連敗記録を作っても不思議でもなんでもない
のかもしれないけど、伝統と実績があり、昨年はなんだかんだいわれながらも結局はセ・リーグの2位にはいった阪神が
開幕9連敗なんて信じられないルン~!」と言われそうなのルン・・
2002年の弱い弱い・・といわれ続けていたマリーンズも結局はあの年のシーズンは4位に滑り込みましたし、
1979年の西武も前期は18勝40敗7分と厳しい戦いで最下位に終わったものの、当時のパ・リーグは前期後期制ということもあり、
後期は5位に滑り込むことができていましたので、
阪神も確かに開幕ダッシュには大失敗しましたけど、最下位を免れることやはたまた数字的にはまだまだリーグ優勝の
可能性だってないわけではありませんので、伝統球団らしい奮起を期待したいものです。
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開幕ダッシュに成功しようが失敗しようが、まだ始まったばかり。何があるかわかりません。
ことしは延長戦があるから60回敗けてもいいんだし。
昨年より楽ですよ。
ちなみに20年前の2002年は対ロッテ戦、マリンスタジアムが鬼門でした。
呪われたように勝てない、勝ったと思えばボーリックにサヨナラアーチで、ほぼ全敗。
杉内は初登板が福岡ドームだったから勝てたもんです。