埼玉県というと昭和の頃はやたらと「ダサい県」・「日本で最も冴えない県」・「何もないない、なーんにもない県」・「ダさいたま」
などとマイナスのイメージが強かったのかもしれないですけど、最近はアニメ聖地の群を抜く多さや映画「翔んで埼玉」などに
よって好感度もだいぶプラスの方向で改善されていると思いますし、
埼玉県に通算26年間住んでいる私が言うのもなんですけど、埼玉ほど暮らしやすい土地はないといえそうです。
埼玉は可もなく不可もなくて、絶妙なバランスがいいのだと感じます。
もちろん埼玉県内でもそれなりに色々買い物もできるし、都内への通勤も便利だし自然もたくさんありますし、
肩の力を抜いてゆるーく生活できる感じが大きな魅力なのだと思います。
治安は悪くないし夜は静かだと思いますし、家賃や駐車場は都内よりは安いしそれでいて交通の便が良いから
東京都心にすぐ出れるアクセスの良さも大変魅力的です。
私自身、家は川口市内ですけど、自宅からドアトゥードァで池袋・秋葉原・新宿は大体40分前後で到着できるのも
大きなメリットだと思っています。
(車の場合も近くに外環が走っているのもそのアクセスの良さは極めて魅力的です)
埼玉は既に湘南新宿ライン・上野東京ライン・副都心線直通・半蔵門線直通と鉄道網も大変便利になりましたし、
これからのテレワーク時代はこのアクセスの良さは大変な強みだと思いますし、埼玉はもしかしたら
まだまだ人気が出るのかもしれないですし、人口もむしろ増加が続く可能性だってありそうです。
戸田や川口は東京都と隣接している市のため、よく「ほとんど都内」・「ほぼ都内」・「東京24区と言っても差し支えない」・
「なんちゃって都内」と言っている人もかなりいるのも頷ける話なのかもしれないです。
地震は少なく、大雪はめったに降らず、海が無いので高波津波は関係が無く、
四方を都県で守られていて、新幹線が通り、外環道によって常磐道、関越道、東北道、中央道、東名高速にも繋がっています。
埼玉県全体がどちらかというと昔から天災といった自然災害に強い街であり、たとえば2019年の二度に渡る
大きな台風襲来の際も他県に比べると埼玉県全体の被害は格段と小さかったという事も、
むしろこれから更に埼玉エリアが人気が出そうな要因にもなりそうな予感もあったりします。
埼玉は意外と完璧なのかもしれないです・・
昔から埼玉県民に埼玉県のことを話すと自虐的に話す傾向にありますけど、実は埼玉県の良さは県民がよーく知っていると
いえそうです~♪
埼玉県の特性上、東京都のベッドタウンとか(私のような)地方出身の人が大変多いという事で、
例えば都内の世田谷区・杉並区・港区・江東区等で感じるような昔からそこに住んでいる人たちへの恐縮感というものは
ほぼ皆無であり、誰に気兼ねすることもなくありのままの自分ですんなり溶け込めるという暮らしやすさは
間違いなくあると思いますし、私自身もこれまで住んでいたエリアの中では、都内の足立区・中野区以上に
埼玉県は大変暮らしやすい街といえると思います。
埼玉県は都内の例えば高輪とか世田谷エリアのようなお高くとまっているようなエリアもあまりなく、普段着のまま
自然体で気軽に生活ができるというのが最大の良い点なのかもしれないです。
埼玉県は前述の通り「ださい」とか「何も無い県」とか「所詮は東京都のベッドタウン」とか「根なし草の集まり」とか言われますし、
田舎っぺの集合体とか言われがちでもあるのですけど、実は
都道府県別の人口は東京都、神奈川県、大阪府、愛知県に次ぐ全国第5位で、
人口密度は東京都、大阪府、神奈川県に次ぐ第4位でありますし、私が在住している川口市のように
毎年人口増加が続いているエリアもあったりしますし、根なし草や田舎っぺの集合体であったにせよ、この圧倒的な
人の多さというものは埼玉県自体の一つのパワーの源ともいえそうです。
まとめると・・
都内にもすぐ出られるアクセスの良さら加えて、関東一円の主要都市へも高速や電車ですぐアクセスできますし、
買い物は大宮と新都心で充分ですし、あえて都内に出る必要は全く無いです!
公園もたくさんありますし、ショッピングモールやホームセンターも充実し、少なくとも都内よりは物価が安いですし、
治安良し、教育良し、文句のつけようがないですし、
強いて言えば名物・銘菓・観光名所が少ないのはありますけど、
現代人にとってバランスの取れた生活が出来る最高の街といえそうです~♪
そうした埼玉県を客観的に評価したデータとして本当に住みたい街ランキングなどがあったりもしますけど、
住みやすい街ランキング・本当に住んでみたい街ランキングに大宮・川口・浦和といった埼玉の街がランクインする事は
今ではすっかりお馴染みの事になりましたし、実際都心部や横浜の土地の価格が高い所に無理して住んで高額な
固定資産税を毎年払い続けるよりは、物価も安く交通アクセスも良く都内に比べると新築住宅は戸建てでもマンションでも
まだ手が届く範囲でもある埼玉県で生活した方がむしろ宜しいのかもしれないです。
そうした点を裏付けたデータとして総務省発表の人口データもあったりします。
総務省が2022年2月に確定値を公表した2020年10月1日時点の人口推計で、埼玉県は前年同期比3千人増の
734万5千人となっていて、調査月などが異なり比較できない終戦前後を除けば、
47都道府県で唯一、1920年の統計開始から100年にわたり人口増が続いている県と言えます。
2019年(2018年10月~2019年9月)に人口が増えている都道府県は全国で
7都県(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、滋賀県、沖縄県)のみなのですけど、
2020年はコロナ禍もあり、東京都内からのコロナ疎開やテレワークの普及に伴い住宅が取得しやすい東京都以外への
転出が増えたという事もあり、この年の東京都は異例ともいえる人口減少となっていました。
(埼玉は2020年も引き続き人口の増加は続いていました・・)
そこに見え隠れしているのは埼玉県は日本の首都・東京都と隣接しているため、東京都のベットタウンという
側面も勿論大きいとは思うのですけど、それ以外にも「暮らしやすさ」というものはかなり大きいようにも感じたりもします。
首都圏一都三県の中で比較してみると、埼玉県の県民1人当たり商業販売額は最も低いというデータも一見すると
「埼玉県民はダサいからブランド物にあまり関心が無い」とか悪口を言う人もいるかもしれないですし、
埼玉県民は買い物と言えば東京に行くとも言われその影響も考えられるがそれだけではないかもしれないです。
そこにあるのは意外と?堅実な埼玉県民の消費性向と財布の固さなのかもしれないですし、
埼玉県では持ち家比率をみてみると、直近2018年度では一都三県の中では最高水準にあり、埼玉県民は買い物や家賃などに
お金をかけるより家を持つことにこだわりがある方が多いのかもしれないです。
ここでようやくタイトルに結びつくのですけど、上記で関東地方とか首都圏というワードが出てきましたけど、
関東と首都圏にはどんな違いがあり、例えば関東ではないけど首都圏であるのはどこなのか・・?いう微妙な問題も
あったりします。
正解から書くと、
関東地方とは東京・埼玉・千葉・神奈川・茨城・栃木・群馬の一都6県です。
そして首都圏とは東京・埼玉・千葉・神奈川・茨城・栃木・群馬・山梨です。
人によっては(実際に1990年~96年に居住経験がある私の視点では)「どうしてあんなに後進的な山梨県が
首都圏なの~!?」という疑問を感じられるのかもしれないですけど、それは1956年に公布された首都圏整備法によって定められ、
法律によって首都圏のエリアが定められているからに他ならないからです。
首都圏と関東地方の違いにおいて含まれる地域の違いは、山梨県が含まれるか含まれないかの違いのみです。
山梨県は首都圏でありながらも関東地方ではなく、静岡県や愛知県などの中部地方に含まれ、
関東地方はあくまでも、一都六県で山梨県は含まれないという規定は微妙だけどこれはこれで面白いものが
ありそうです。
ちなみに吹奏楽コンクールにおいては、西関東大会に含まれる県は埼玉・群馬・新潟・山梨なのですけど、
「どうして山梨と新潟が西関東ブロックなの・・!?」と不思議に感じることもあります。
そう言えば東海大会に長野県三重県とが入っているのも何か少し不思議な気もします。
個人的には北陸三県に、山梨・長野・新潟の甲信越を加えて 「北陸甲信越ブロック」を構成したほうが
いいかもしれないと感じたりもします。
そして関東ブロックは代表枠を増やしたうえで、埼玉・千葉・神奈川・茨城・群馬・栃木の6県で開催したほうが
宜しいのかもしれないです。
その理由としては現在の西関東大会はあまりにも埼玉代表のチームの実力が突出していて、
第一回の1995年から2021年までは中学の部を除くと、高校・大学・一般の部の西関東大会は全国大会代表チームは
ほぼ全て埼玉代表のチームが独占してしまっていて、こうした現状を見てしまうと
「なんだか東関東で熾烈な代表権争いをしている茨城・千葉・神奈川のチームに悪いことしたかも・・」とついつい感じてしまい、
実際私自身も何度か西関東大会の演奏は聴きに行ったものですけど、どう贔屓目に見てもどう客観的に判断しても
埼玉県代表チームとそれ以外の県の代表チームの「壁」はかなり大きいものがあると感じたことが挙げられます。


このブログでは結構山梨の事を比較的よくないように書いていて、あの甲州弁の言葉の響きのガラの悪さと
甲州人の粗野で粗っぽくてやはりガラが悪く身内だけで物事を決めてしまいよそ者は基本的に排除したり、公衆マナーが
全然なっていなかったり確かに山梨で暮らす事の難しさは多々感じることもありましたし、基本的には今でも
「観光で行くには申し分ないけど住むのにはかなり抵抗があるエリア」という想いは変りはありません。
ただそれでも山梨で暮らしている一人ひとりは確かに多少ガラは悪くても基本的には温かい人たちが多かったですし、
心を開いてくれるまでは相当時間がかかるけど、一度心を開いてくれたらとても温かく親身になって厚い慈愛の気持ちで
接してくれるというのは間違いないと思います。
そうした山梨の皆様・・梨っ子の皆様を描いたすてきな漫画・アニメが「ゆるキャン△」です~♪
「ゆるキャン△」は山梨県内のJKさんたちがキャンプをしたり、日常生活を送ったりする様子を緩やかに描いている
おっとりとしたゆるい日常系作品です。
テレビアニメ第1期が2018年1~3月に放送され、2020年1~3月にショートアニメ「へやキャン△」が放映され、
福原遥さん主演の実写ドラマが放送されたことも話題になっていましたし、2021年の1~3月にはその二期も
放映されていましたし、今年の夏にはゆるキャン映画の公開もされていました。
「ゆるキャン△」の私の一押しはいうまでもなくなでしこで、その次の推しは「うそやでー」のあおいちゃんです~♪
ゆるキャン△を見てしまうと、少しずつではありますけど私自身の山梨に対するイメージも変わりつつあるように
感じるのはご当地アニメのすてきなメリットといえそうですね~♪


最後に・・
埼玉というとアニメ聖地や人口増加も挙げられますけど、埼玉の数少ない銘菓・名物の一つでもある
十万石まんじゅうの存在は忘れてはいけないと思います~♪
日持ちはしないし価格も高めですけど、キャッチコピーの「うまい、うますぎる」にふさわしい埼玉が誇る味だと
思います!

こんなにも美味しくて魅力的な十万石まんじゅうをもしもスター☆トゥインクルの羽衣ララが食べたとしたら
「オヨ~!」と言いながらも
「おいしいルン! みんなももっとたくさん食べて欲しいルン!」と言われるのは間違いないと思いますルンッ~♪
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暮らしやすいのですね。
それが一番ですよね。
関東地方と首都圏って微妙に違うんですね。
山梨県ってなんか首都圏のイメージがないんですけど・・・遠く離れているような感覚なんですけど・・・
そういう意味があるのかぁ・・・
十万石まんじゅう 美味しいですよね。
餡子も上品ですし外側も美味しいですね。