平成生れ平成育ちの世代の皆様やZ世代の皆様にとっては「消費税」というのは生まれた時から存在した税制度であり、
モノを購入するごとに3~10%の消費税をいちいち取られる事自体あまり抵抗が無いというのか、
むしろそれは当たり前・・とお感じになっているのかもしれないです。
でも私のように昭和生まれの昭和世代にとっては子供の頃から社会人になるまであたりは日本においては消費税という
税制度は存在しておらず、たとえば1000円のモノを購入しても支払いは1000円だけで済んでいた事に慣れってしまって
いましたので、平成元年=1989年に日本に初めて消費税3%が導入された時は正直違和感を感じていましたし、
なによりも「どうしてモノを購入するという消費行為に税金が発生するのか理解に苦しむ・・」というものでした。
今年で消費税が導入されて実に33年が経過し、さすがに既に消費税に感覚が慣れてしまい、
今ではむしろそれが普通・・という感覚にすらなっていると思います。
ただそれでも時折ですけど、スーパーで買い物をしていて財布に手持ち現金が少なくてレジで購入金額+消費税の合計が
告げられて「あれれ・・お金が足りない・・それならば今回はカード払いにしよう」とか「今回はポイントで払おう」と
なってしまった時には「どうしてモノを購入するのにいちいち税金が課せられないといけないの・・?」みたいな疑問や
不満は多々感じることもあったりします。
日本に初めて消費税3%が導入されたのは1989年の竹下内閣の時でしたけど、導入当時は、
「どうして何かモノを買った時まで税金を取られるの~!?」みたいな素朴な疑問があったものですし、当時の日本の政財界は
リクルート事件で大揉めに揉めていた時でもありまして、確か当時の内閣支持率の世論調査においては、
当時の消費税率の3%程度にまで竹下内閣の支持率が急落した・・みたいな結果も一部の調査ではあったように
記憶しています。
あの当時の税率は3%でしたので、正直それほど負担感は感じなかったものですけど、消費税の税率が現行の10%に
なった時はさすがに「購入金額の10%を税金で別途課せられる事にはやはり疑問を感じてしまう」と
なってしまいます。
それに現行制度の場合はモノによっては軽減税率が適用されて8%になる事もありますので、全体的な印象としては
「よくわからない・・」という感じになりそうです。
消費税の導入当時、将来の高福祉を維持するためには必要不可欠とか当時から既に潜在問題化していた日本の
慢性的赤字財政 救済の切り札的存在とか言っていたような気もするのですけど、あれから33年近い歳月が流れても、
医療福祉年金関連の財政支出は増加の一途ですし、日本の財政赤字と赤字国債は増加する一方ですし、
ましてやここ2年ほどのコロナ禍による財政支出の増加を考えると、いずれ将来的には消費税の再度の引き上げも
大いにあり得そうですし、もしかしたら・・?? コロナ負担税みたいな税金が新たに課せられる事もありうるのかもしれないです。
結局この間の日本のお役人・政治家の皆様の未来へのつけ回しともいうべき「放置」によって、これらの問題は何一つ
解決されていないし、良くなる兆候は一つもないと言えるのかもしれないです。
導入当時はバブル絶頂の頃でしたので、大儲けしていた大企業・投資家に相応の負担(法人所得等課税強化・金融資産課税)
をきちんと図っていて、大企業の過剰な内部留保にもちんと課税させるシステムをきちんと財務設計していれば、
今頃は少しは国家全体の赤字体質の脱却にも少しは貢献できていたかもしれない事を考えると、
勿体無いなぁ・・と今更ながら痛感してしまう事もあったりします。
消費税10%引上げは、なんとなくの感覚・空気感ですけど、国民全体が「ま・・しょうがないね・・」もたいな諦め・閉塞感を
共有しているようにも感じられますし、前回5%→8%に引き上げた際は特に大きな小細工はしていなかったと思いますし、
それを考えると引上げ一部の小売店で混乱を招いていた軽減税率の導入は、
特に必要とも思えない余計な愚策としか思えないです・・
別に消費税上げるなら上げるだけでそれでいいじゃん、そこに余計な制度設計を入れるから余計ややこしくなってしまうじゃん・・
と感じたりもします。
食べ物だけ税率を据え置くとかキャッシュレス決済だと期間限定でポイントが付くとか
同じ食べ物でも店内飲食と持ち帰りでは税率が変るとか、とてつもなく面倒な事のように感じられますし、こんな面倒な事して
余計なストレスや店側にとっての余分な仕事を増やしたり、
購入する店や購入者のキャシュレス決済可否によってポイントが付く付かないというヘンな不公平感が生じている事の方が
問題のようにも感じたりもします。
私の感覚的には「自分が生きている内に日本の消費税は将来的に20%近くまで上がる可能性がある」と感じていますけど、
今回の10%はその途中経過の一つに過ぎない・・とも感じていますし、
上がるものは仕方がないからこれ以上つべこべ言わない・・という諦めムードと言えるのかもしれないです。
消費税は「取りやすいところから広くまんべんなく税金を取る」という典型的なものですし、同時に金持ち世帯にも
貧乏世帯にも等しく消費税10%が課せられる事を考えると、不公平な税制度という側面もあるのかもしれないですし、
税収UPを目論むのならば、大企業の内部留保にそろそろメスを入れたり、富裕層への金融資産に税金を課す事も
必要になっていくのかもしれないです。
ただどちらにしてもモノを購入するたびにいちいち毎回毎回消費税を課せられる事は、税金を払う事は国民の義務という
ことで仕方はないのかもしれないですけど、いまさらながらどうしてモノを購入する行為に税金が課せられるのか不満・・
という印象は導入から33年が経過してもあまり変わりは無いようにも感じられます。

ここから先は
dream fantasy2 の
アミグリさんが過去に描かれた絵のご紹介コーナーです。
上記で「いまさらながらどうしてモノを購入する行為に税金が課せられるのか疑問・・」とグチグチ記しましたけど、
例えば東方のチルノのようなおバカさんキャラにそうした疑問をぶつけても「なにそれ・・?」という反応になりそうですけど、
上記のかわいい絵はアミグリさんが2014年7月に「ここどこ?」というタイトルで描かれたチルノです。
このチルノに関しては、色々と脳内妄想が発揮しまくりの一枚だとも思えます。
チルノは妖精なのですけど、まるで「スマイルプリキュア」のマジョリーナの「チイサクナール」によって
箱に入れるような小ささのチルノにちっちゃくされてしまったみたいな雰囲気がありますし、
さすがに「え・・なんであたい、こんなにちっこくなったの・・? 第一ここ一体どこなの・・?」みたいに
珍しく少々不安におびえている様なチルノがそこにいるんじゃないのかな・・?と思ったりもします。
果たしてチルノが閉じ込められたのはどんな世界なのでしょうか・・・?
氷の世界・・? 鏡の世界・・・? それとも普段イタズラしまくっている湖のカエルたちから仕返しといわんばかりに
オオガマ様の腹の中・・・?
このチルノの不安」という表情を絵にされている東方絵師様って実はそれほど見た事ないですし、
これはアミグリさんのすてきな感性と想像力がこうした普段見られないようなチルノの素敵な表情を
産み出したと言っても決して過言ではないと思います。
外界でもしもこうした「ちびっこい箱入りチルノ」が販売されていたとしたら、私なんか真っ先に買いたいですね!
ちびチルノを指でツンツンして少しイタズラしたり、
猛暑の際には室内のエアコン代わりに「冷気を操る程度の能力」のチルノを使用してもいいのかもしれないです
「東方三月精」で咲夜さんはリリーホワイトを瓶詰しようとしていましたけど、チルノをこうやって箱に閉じ込めても
楽しいものがありそうです。
そんなチルノに「どうして世界には消費税が存在するの・・?」と聞いたとしてもアミグリさんが描かれたチルノのように
「あたいにそんな難しい子と聞かないでよ~」みたいな反応になるのかもしれないです。

上記の「え?」のデデンネは、アミグリさんが2014年4月にpixivで発表をされた作品です。
(このデデンネはdream fantasyの中では未掲載ですのである意味とても貴重な作品ともいえそうです)
デデンネのこのまんまるの雰囲気はかわいらしさそのものだと思いますし、
こうしたかわいいまんまるのキャラが「え・・?」とか「??」という表情をされているとかわいらしさも更にマシマシになるような
感じですね~♪
そしてデデンネに「どうしてモノを購入する行為に税金が課せられるの~?」と質問したとしても
アミグリさんの描かれたデデンネのように「?」という反応になってきょとん・・とされるのかもしれないです。
どちらにしても消費税はこれからも文句を言いながらもモノを購入するごとに払わないといけない税制ですけど、
それだからこそ政府には「税金の無駄づかいは勘弁してよね・・」と注文も付けたくなりそうです。
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支払う金額が上がるのも嫌なのですが、
税率が変わるとレジのバージョンアップが
必須になるので厄介です。
今回のレジは軽減税率になる時に替えたもの。
税率が変わった時にも対応可なの物を選んだ
のですが、どうなることやら。
子供の頭の計算には役に立っているのですが、
ない方が良いですよね!