以前でしたら例えば年末年始休みやGWの際にTSUTAYAでレンタルしたアニメ作品を自宅でのんびりまったり鑑賞
というのが一つの休みの間の楽しみ方でもありましたけど、ここ数年の変化として挙げられるのが
TSUTAYA自体のリアル店舗がどんどん撤退していて、さいたま市内~川口周辺でもTSUTAYA閉店ラッシュが
ここ数年続いているという事なのだと思います。
2018~19年あたりでさいたま新都心店・川口の店舗が閉店となったあたりから「あれれ・・?」と感じていたら、
昨年から今年にかけて、蕨店・浦和店・南浦和店が相次いで閉店となり、今年に入って東浦和店・西川口店も閉店となり、
さいたま市内~川口あたりにお住まいの方は戸田店または北浦和店が最寄りの店舗となってしまい、
私自身も自宅から最寄り店舗で車で20分前後というとさすがに行くのが面倒という事で、DVDレンタル等はTSUTAYAは
もうできないといえそうです。
そんな訳で最近はDVDレンタルというとゲオの店舗またはTSUTAYAの宅配サービスを利用する機会が多くなってしまいました。
というか・・いつの間にか時代は既にDVDやCDをリアル店舗でレンタルする時代は終焉を迎えたという事がいえそうです。
TSUTAYAが次々と閉店に追い込まれている背景にはいろいろと要因がありそうです。
一つは動画配信サービス(VOD)の台頭であり、HuluやU-NEXT・Amazonプライムビデオなどの定額制動画配信サービスの
登場が挙げられると思います。
実店舗は陳列スペースに限りがあるため、取り扱える作品数にも限界がありますし、同じ作品のDVDとブルーレイが
並んでいますが事も多くこれは非効率的としか言いようがありません。
その点動画配信サービスだとなら観たい作品を検索すれば簡単に見つけられる上、
ユーザーが好きな画質を自分で選べてわざわざリアル店舗に出かける必要もないというのは大きなメリットといえそうです。
リアル店舗のレンタルの場合、返却に行くこと自体が面倒だし、返却が遅れた場合の延滞料金という問題もありましたけど、
動画配信サービスはそうした面倒さから解放されたともいえそうです。
DVDは形あるものなので、借りるためにはどうしてもレンタルショップに行く必要がありました。
現在はスマホでいつでもどこでもVODやYoutubeが楽しめるようになったことで、
「DVDを借りるためだけにTSUTAYAに行くというのは面倒」という、当たり前のことに人々は改めて気付かされたとも
言えますし、それがレンタル店としてのTSUTAYAの閉店ラッシュの大きな要因になっているのは間違いなさそうです。
それと大きい要因がエンターティメントの多様化なのかもしれないです。
ひと昔前なら、動画といえばDVDを観るか映画館に行くかテレビを観るかという選択肢しかありませんでした。
しかし現在ではYoutubeをはじめとする動画視聴サービスに加え、音声配信コンテンツやInstagram、TwitterなどのSNSの普及も
大きいですし、それ以前に個人のライフスタイルの変化によって、エンターテイメントに対するニーズも多様化しています。
昭和の頃の動画というとテレビしかなかったのかもしれないですけど、私自身も最近はテレビは、ニュース・深夜アニメ・
プロ野球中継以外は全く見なくなったというか、それ以前の問題としてテレビ番組のつまらなさとマンネリ化は劣化の
一途をたどるばかりですし、それでしたら自分だけが大好きなYoutube動画や動画配信サービスにて、
自分の好きな作品を好きな時間帯で楽しむということに変わっていくのも考えてみると時代の要請という感じなのかも
しれないです。
2020年以降はコロナの影響もあってさらに困難な状況になっていたのかもしれないです。
多くの人がステイホームで家にいて安全で快適におうち時間を過ごすためということで、U-NEXTやAmazonプライムの契約数は
大きく伸ばしていたというのも自然な流れだったのかもしれないです。
私自身もこれだけ近隣でTSUTAYAの閉店が相次ぐとAmazonプライム会員といった動画配信サービスへの移行は
更に進んでいきそうな予感しかないです。
それと同様なことは町の本屋さんの閉店が相次いでいるというのもそうなのかもしれないです。
これからの日本社会において町に本屋さんがないというのは別に珍しくも何ともない光景になっていくのかもしれないです。
私が中学生~高校生あたりの頃って学校周辺に大抵の場合一つか二つ、文房具屋さんを兼ねている本屋さんが
あったと思うのですけど、最近はこうした個人経営でやっている本屋とか文房具屋も兼ねている本屋さんの
経営が大変厳しいという事でどんどん店舗数を激減させていっているのですけど、
実は中型~大型書店とい言われる大手ですらどんどん店舗数が減っているような印象も強く、
日本の近未来の予測として、街から本屋が消滅→本を読みたいと思う人は電子書籍かアマゾン等で購入しなさいという
流れになる可能性すらもあるような気もします
それと他の要点としては、私達自身が、書籍・漫画・雑誌を含めて、いわゆる紙媒体を
以前ほどは読まなくなったという事が大きいのかもしれないです。
私が高校~大学生の頃には既にファミコン等の家庭用ゲーム機器は浸透していましたけど、
例えば学校とか部活とかアルバイト等が終わって帰宅し、ご飯とかお風呂等が終わり自室に戻った際って
本とか漫画といった紙媒体を寝っ転がって読むというのが一つの時間の使い方みたいな感じもあったのですけど、
最近は、一部屋にテレビ1台は既に当たり前のようですし、何よりも自室内には携帯・スマホ・PC等があるから、
別に紙媒体を読まなくても、幾らでも一人で「楽しい時間」を過ごすことが出来るということは大変大きいといえそうです。

2019年の「スター☆トゥインクルプリキュア」の宇宙人プリキュアのララちゃんの母星の惑星サマーんは高度にAIが
発達した社会ですので、ララが最初に地球に到達したころのいわゆる紙媒体やテレビという存在自体に
「オヨ~!」と感嘆の言葉を発しつつ
「電子書籍の本ではない形態もあるものなのルン・・」とか言われて驚愕していたのかもしれないですルン・・
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私が感じたことを全て代弁している記事なのでとても共感しました。
というのも西川口のツタヤの書店が突然3月に閉店してしまい、西川口~蕨駅周辺に書店がほぼなくなってしまいました。
やはりこれも電子書籍への移行ということで仕方がないのかもしれないですけど、やはり不便ですね・・