新築とか建て替え等で「家づくり」を計画される時に一つの悩みのタネは「収納スペースをいかに確保するのか」という事も
挙げられると思います。
収納は多いほど便利ではあるものの、当たり前ですが収納ばかり優先させて部屋が狭くなっても困ります。
そうした収納スペースの確保の悩みを解決する一つの策がロフトや屋根裏収納、はたまたコストはとてつもなく掛かりますけど
小屋裏三階(屋根裏部屋)といった天井より上のスペースを活用しての収納UPと言えそうです。
(但し小屋裏三階は法的規制や屋根形状によっては出来ないことも多々あります・・)
ロフトと屋根裏収納は似ているような要素もありますけど、基本的にはロフトも屋根裏収納も小屋裏物置と呼ばれていて、
階数としてカウントされない物置専用スペースというわけです。

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ロフトの一例
屋根裏収納は、天井に扉を取り付けそこから梯子が伸びて天井裏に登れるようなイメージであるのに対して、
ロフトとは天井高を高くした部屋の一部を2層にした上部スペースの部分を示し、イメージで言うと
部屋の一部に二段ベッドが作りつけられているような感じです。
居室と空間を共有しているので、レイアウトや広さによってはちょっとした休憩コーナーや小さな子供向けのプレイルームと
して活用しやすいのが大きな特色でもありますし、
なんとなくですけど小さなお子様にとっては格好の秘密基地みたいなものともいえそうです。
ロフトのスペースには梯子で登る場合もありますし、階段を設置する場合もあります。
まとめると・・ロフは屋根裏の空間を使って収納だけではない多目的な空間といえそうです。
収納スペースの場合は、例えば普段はあまり目にする事の無いアルバム置場とかフィギュアや雑誌等のコレクションスペースを
確保する意味合いもありそうです。
広さ的にも通常は十分に大人一人が寝転がるスペースも確保できますので、お昼寝スペースとしても理想的なのかも
しれないです。
(家の構造によっては屋根の真下ということで真夏は暑くて昼寝どころではない可能性もあります)
ロフトのデメリットは「結局あまり使わない」とか「物置としてしか結局は使わなかった」とか「子供たちが大きくなって巣立って以降
高齢者夫婦二人だけになったらロフトに上る階段さえなかなか上る機会も無くなり宝の持ち腐れになっている」などと
いうように、実際に使おうと思うと、ロフトは高さが1.4mまでしかないということや夏場は特に暑い空気がたまるということや
特にハシゴの場合は登るのが面倒臭いですし、物を持って登るということがしにくくて
まとめると・・若い頃や家を建てて間もないうちはそれなりに使うのかもしれないけど、施主が高齢者になると意外と
使い勝手が悪くなるという事が挙げられるのかもしれないです。

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小屋裏収納の一例
一般的には小屋裏収納は天井に扉を取り付け、そこから梯子が伸びて天井裏に登れるようなイメージです。
小屋裏収納とは、天井と屋根の間を活かしてつくられたスペースのことを言います。
小屋裏収納はフラット形状の屋根の場合は設置できません。片流れ、寄棟、切妻などの角度のついた屋根の最上階の天井と
屋根の間に一部のスペースができます。
そのスペースを収納として活用するのが小屋裏収納です。
小屋裏収納は天井近くに設けられた空間という点ではロフトと共通していますが、ロフトは収納スペースであり
趣味の空間という意味合いがあるのに対して、小屋裏収納の目的はあくまで収納スペースの確保なのだと思います。
ロフトは居室の一部という印象があり、居室とロフトが空間的に共有されているという印象があるのに対して、
小屋裏収納は居室ではなくて、あくまで単なる収納場所です。
小屋裏収納で多く見られるパターンは、天井に開閉式の入口が設けられており、折り畳み式や取り外し式のはしごを使って
上り下りする形です。
ロフトは居室との連続性ということである程度の採光性が確保できるのに対して、小屋裏収納は普段は閉じられている事もあり
基本的には電気を付けないと真っ暗であり、ロフト同様高さは1.4m以内に制約されますので、
ロフトよりも多様性は弱くて、あくまでその意義は収納スペースの補完という事に留まりそうです。
ロフトと小屋裏収は、天井高を1.4m以下、床面積を直下の階の2分の1未満に収めるという制限はあるものの、
床面積に算入されないために居室扱いにはならず、その分のスペースは固定資産税の課税対象にならないメリットも
ありますし、居室の一部を収納スペースにするのに比べコストを抑えつつ収納空間を確保できるというメリットがあります。
反面、天井に近いことから、気温が上がりやすいというのがロフトや小屋裏収納が持つデメリットでもあります、
特に小屋裏収納は湿度も高くなりやすいことから、熱や水分で変形しやすいものや精密機器などの収納は避けた方が
良いとされています。
カビ防止対策として定期的に換気するなどのメンテナンスが必要な場合もありますし、
ロフトのある居室は空調が効きにくくなるというデメリットもあったりします。
上記でロフトも小屋裏収納も収納スペースの確保の切り札みたいな事も記しましたけど、計画性を持って収納しないと
モノの出し入れが大変になりがちというデメリットもありますし、特に重いものや大きなものは収納しにくいですし、
特に階段ではなくはしごを使用しているケースでは危険度も増します。
(若いうちはいいけど高齢化してくると、重い荷物を抱えて梯子を上るのは実は結構危険で落下の危険性もあります・・)
そうした梯子を使用しての上り下りは大変だし収納スペース以外あまり利用価値が見いだせない場合、ロフトや小屋裏収納
以外に家のプランの候補として挙げられそうなのが小屋裏三階(屋根裏部屋)という事になりそうです。

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小屋裏三階(屋根裏部屋)の一例
小屋裏三階(屋根裏部屋)というのは現在の建築基準法上ではどういう扱いになるのでしょうか・・?
上記で記したとおり、二階の居室と屋根の間の空間を利用したロフトや小屋裏収納というのは、あくまで物置いう事で
居室という扱いにはなりませんし、階数には含まれません。
そして、直下階の1/2以下の面積と天井の最高の高さが1.4m以下という条件をクリアすれば床面積には算入されません。
ロフトと小屋裏収納の階段は、基本的には固定階段ではなくて、折り畳み式とか架け梯子みたいなものが採用されることが
多いです。
それに対して小屋裏三階(屋根裏部屋)というのは、ロフトや小屋裏収納同様に天井の最高の高さを
1.4m以下にしなければいけないみたいな制約があります。
ロフトや小屋裏収納との違いは、高さに関しては、最高高さが1.4mなのですけど、屋根勾配部分は高さに入りませんので、
居室的には屋根勾配の高さを含めて考えると居室としてギリギリ成立するような感じもあります。
天井の高さが屋根勾配の関係上フラットではなくて、部分的に1.4mであったりそうでなかったりするもので、居室として
使用する分には少し居心地が悪そうでもあります。
だけど収納スペースとしては申し分ないですし、趣味の部屋とかご主人の書斎とか一人になりたい時の逃げ込み空間としても
使い勝手は悪くは無いと思います。
この小屋裏三階(屋根裏部屋)を居室として確認申請を出す場合は、採光とか換気とか非常経路の確保とか
結構面倒な問題はあるのかと思いますし、天井高が1.4mを超えると建築基準法は三階扱いということになりますので、
そのスペースは固定資産税の範囲に含まれますし、三階は当然ながら非常経路の確保という観点か
ら固定階段の設置は絶対的義務ですのでロフトや小屋裏収納のような可動型の折り畳み梯子を三階に設置するというのは
絶対的にNGです。
子供さんが小さい頃とか育ち盛りの頃ってこうしたロフトとか小屋裏収納とか屋根裏部屋というのは、
こうした「空間」はお子さんにとってはまさに「魔法の空間」でもあり、友達に自慢したいような空間とか
ちよっとした「秘密小部屋」みたいな香りもあったりしますし、
またまた親にとっても普段使わないものをしまったりする部屋としてかなり重宝することはよくある話です。
ロフトや小屋裏収納や小屋裏三階は確かに収納スペースとしては申し分ないですし、使い方によっては多様な用途も
ありそうですけど、
施主が段々と年を取ってくると、ロフトなどを滅多に使わなくなり、ロフトや屋根裏収納の梯子に上る回数も年々減っていき、
しまいには、梯子で上っている最中に転倒する危険性が高そう・・ということでロフト自体が「開かずの間」と化していき、
誰も数年間そこに足を踏み入れなくなったという話は決して珍しくは無いと思われます。
家の間取りというかプランを考える時は、
今現在の事も確かに大切ですけど、「家は30年・40年住み続けるものであり、自分たちはいずれは年を取る」という事実も
ある程度は考えないといけないものなのかもしれないです。
30代~40代で家を建てる際には「今現在だけではなくて、数十年後の自分たち」というものもある程度予測をしなければ
いけないという事なのかもしれないです。



歴代プリキュアの話の中で、こうしたロフトや小屋裏三階(屋根裏部屋)に関連した話が出てきた回もあったりします。
それが2016年放映の「魔法つかいプリキュア」の第24話でした。
第24話としては、中学生二人が一つの部屋の一つのベットで眠るのもいかがなものか・・という事で、みらいのおばあちゃんからの
「我が家の屋根裏部屋をリフォームして、そこではーちゃんが自分の部屋として使えばいいんじゃないの・・・?」という提案を
活かして朝比奈家の屋根裏をリフォームしよう!というまさに「劇的! ビフォーアフター」の世界が展開されたという感じです。
劇的! ビフォーアフターの世界は、建築の匠が毎回登場し
「まー、なんていうことでしょう!」というまるで魔法みたいな様々な工夫が「これでもかっ! どだっ、まいったかー!」の如く
繰り出してくるのですけど、「魔法つかいプリキュア」の場合は、はーちゃんが一人で「まー、なんていうことでしょう!」みたいな
正真正銘の魔法でもってほぼ完璧に室内リフォームを完了させていたのでした。
だけどあえて余計なツッコミを入れさせて頂きますと・・・
朝比奈家のあの屋根裏部屋というのは現在の建築基準法上ではどういう扱いになるのでしょうか・・?
魔法つかいプリキュア24話をよーく見てみると・・・
1.天井高は明らかに1.4mを超えている
→これはロフトとはいえないし、広さ的にも建築基準法的には明らかに三階扱いとなります・・
2.階段は固定階段ではなくて、折り畳み梯子を利用している
→三階扱いということは階段は折り畳み梯子ではなくて固定階段が求められます・・
以上から考察すると、もしかして・・・?
朝比奈家の三階構造は違法建築ではないのかな・・・?とも思ったりもします・・
階段が普通の固定階段を利用していればこんな事は多分考えなかったはずですけど、
はーちゃんが登っていった階段は誰がどうみても折り畳み式です。
多分ですけど、「実はあの折り畳み梯子の他に別の位置にちゃんと固定階段がある」という事にしておきましょう・・・
プリキュアは東方とは異なり「常識が囚われてはいけない世界」ではありませんからね~

ここから先は
dream fantasy2 の
アミグリさんが描かれた絵のご紹介コーナーです。
上記にて魔法つかいプリキュアの話が出てきましたので、今回はアミグリさんが2016年7月に描かれた
キュアミラクルのルビースタイルを転載&ご紹介をせて頂きたいと思います。
アミグリさんによると「ルビースタイルは初めて見た時からのお気に入りだった」との事ですけど、
そうしたとにかくめちゃくちゃかわいいルビースタイルのミラクルだと思いますルンッ~♪
アミグリさんらしいキラキラした感じ・ふんわりと優しい感じ・魔法少女らしい雰囲気がとってもよくにじみ出ていると思います。
こうやって見てみると、ツインテールとか金髪とか紅白のドレスというのは魔法少女の王道だと感じます。
本当にアミグリさんはこうした魔法少女を描くのがうまいなぁ・・・と毎回毎回感じてしまいますし、
このルビースタイルのキュアミラクルはツインテールという事もあり、少女らしいかわいらしさに溢れていると思います。
上記のアミグリさんが描かれたミラクルはミラクルの絵師様であるアミグリさんに帰するものであり、
当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。
アミグリさん、本当にいつもすてきな絵の転載を快諾して頂きありがとうございます!
皆様の中で「こんなにかわいいキュアミラクルを描かれる方のブログってどんなもんなのだろう? 」などと
興味がある方は、 是非是非アミグリさんのブログ
dream fantasy2 のを ご覧になって頂きたいと思いますし、 宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログ
dream fantasy2 のに一度お越しして頂けると アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!
アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →
アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!
→
アミグリさんのpixivロフトであっても小屋裏三階であっても、それが三階扱いなのかそうではないのかは、正直プリキュア的にはどうでもいいこと
なのかもしれないですけど、朝比奈家にはみらい・りこ・はーちゃんという3人のプリキュアが全員一つ屋根の下で
暮らしているということはすてきな事といえそうなのルン~♪
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ロフトは便利だしなんだかかっこいいし憧れるけど
自分たちが高齢化するとデメリットもありそうだし、
梯子を使っての昇り降りもなんだか怖そうですね・・
間取りのプランニングは計画的にということなのだと
思いました。
アミグリさんの2016年キュアのミラクルのルビースタイルはとてもかわいいし、ツインテがもふもふして
いかにもプリキュアらしいです。
来年度のプリキュアもデリシャスパーティ♡プリキュア
という事らしいですけど、
プリキュア人気はまだまだ続きそうですね~♫