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タンメンの一例

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ちゃんぽんの一例
4日前の長崎のすてきなご当地メニューとして「トルコライス」について触れさせて頂きましたけど、
長崎のすてきなご当地メニュ―としては「ちゃんぽん」も名高く有名なのだと思います。
関東ではちゃんぽんというとどちらかというとリンガーハットが展開している「長崎ちゃんぽん」のお店として広く
知られているような気もします。
関東においては野菜たっぷりの具材のラーメンと言うと「タンメン」という印象が大変強いのではないかと感じますし、
ちゃんぽんも具材としては野菜がたっぷりで鶏ペースの塩味風味という意味ではタンメンと似ているのかな・・?と
感じがちではありますけど、それではちゃんぽんとタンメンには果たしてどのような違いがあるものなのでしょうか・・?
結論から書くと両者は似ている面は多々ありそうだけど、似て非なる料理と言えそうです。
その違いは艦これとアズールレーンの違いと同じくらい全然違うともいえそうです。
簡単に書くと・・
ちゃんぽんは、炒めた具材を豚骨と鶏ガラのスープで中華麺とともに煮込んだ長崎県発祥の麺料理の事であり、
タンメンは、炒めた具材を鶏ガラスープで煮込み中華麺とともに盛り付けた関東地方発祥の麺料理です。
麺の違いとして、タンメンは細ちぢれの中華麺を使用するのに対して、ちゃんぽんは太めの専用のちゃんぽん麺を使用する
のが一般的です。
スープの違いとしては、最近では両者ともに塩味のスープも増えてはいるようですけど、基本的には
タンメンのスープは鶏ガラベースの醤油味であり、ちゃんぽんは鶏ガラと豚骨スープの合わせであったりもします。
具材の違いとしては、タンメンはもやし、キャベツ、キクラゲ、ニラ、にんじん、タマネギなどの野菜と豚肉を炒めた具材が
メインであるのに対して、ちゃんぽんはもやし、キャベツ、キクラゲなどの野菜とイカ、エビなどの魚介類、豚肉、かまぼこなどの
具材をラードで炒めたものがメインです。
作り方の違いとしては、タンメンはラーメン同様別に麺を茹でて、茹でた麺の上にスープをかけて具材を乗せるのに対して、
ちゃんぽんは炒めた具材を入れたスープに麺を入れてそのまま一緒に煮るという事が挙げられます。
炒めた野菜がたっぷり乗っている中華麺というイメージがあるタンメンとちゃんぽんですけど、
麺やスープ、作り方など全く違うと言えそうですし、
作り方で言うとタンメンはラーメンと極めて近いものがありそうですけど、ちゃんぽんの方はラーメンとの作り方とは
少しばかり違いがあるといえそうです。
そうなると・・・「ラーメン大好き小泉さん」の小泉さんのすてきな女性ストーカー(?)の大澤悠はまたまた勘違いを起してしまい、
小泉さんがもしもちゃんぽんを食べているのを目撃したら
「あれー、小泉さんもラーメン以外のモノを食べるんだ」みたいな事を口走るのかもしれないです。
そんなことを本当に悠が口走ったとしたら、原作漫画第4巻の最終ページの時のように
「ちゃんぽんはラーメンではないと・・!?」と小泉さんから衝撃の(?)壁ドンを食らうのかもしれないです。

小泉さんの大澤悠に対する壁ドンは、残念ながらアニメでは未登場でしたけど、そのシーンは原作漫画4巻の最終ページに
掲載されています。
小泉さんは悠の「小泉さんもつけ麺というラーメン以外のモノも食べるんだね~」という言葉に思いっきり反応してしまい、
「つけ麺はラーメンではないと?」と悠に対して壁ドンをやらかしていたのですけど、
ああいう小泉さんは音楽で言うと「静かな熱演」というのか、静粛な怒りの雰囲気というのが伝わってきていて、
静かなあの迫力はまさに大澤悠を凍りつかせる大変な迫力があったと思います~!
漫画版の「ラーメン大好き 小泉さん」においては、第5巻にて二話に分けて小泉さんが悠たちに対して
「ラーメンとつけ麺の違いとその魅力」について熱く語る話がありましたけど、あの時の小泉さんは
「ラーメンとつけ麺の違いがいまひとつよくわからないよ~」という悠に対して珍しく(?)
「ぜひお話したいことがあります・・」とメールを送りつけ、悠たちに対して熱いレクチャーをしていた話は大変印象に残るものが
ありましたし、小泉さんの「ラーメン愛」が炸裂していたお話でもありました~!
そしてその際に実例として提示していたつけ麺のお店が埼玉県川越市のお店であったのも埼玉県民としては
「ちょっと嬉しいのかも・・!?」というのがあったものです!
小泉さんのラーメン観というのは、アニメ版もそうですし原作漫画においてもその柔軟性は素晴らしいと感じますし、
ラーメンの無限の多様性と可能性を常に意識されているのが小泉さんのすてきなラーメン観と言えるのかも
しれないです。
大澤悠の意識としては「つけ麺はラーメンとは違う食べ物なんじゃん」という感じだったと思いますけど、
それに関する小泉さんの反応はあの小泉さんにしては異例とも感じられる激高の反応みたいなものがありましたが、
ラーメンに対する多様性を感じている小泉さんにとっては
ラーメンを単純に定義付けするのは大変困難であるし、つけ麺はもちろんの事、最近流行の油そば・混ぜそば・
汁無し坦々麺だって広い意味ではラーメンと言うるのは間違いないし、
とんこつラーメンを焼いたものとも言えそうな焼きラーメンすらも広義的にはラーメンの亜種といえるのかもしれないですし、
それを言ったら「それでは焼きそばだってラーメンの一種じゃん!と言えなくもないのかもしれないです。
そして同様に小泉さんにとっては「ちゃんぽんだって立派な広義の意味でのラーメン」といえるのだと思います。
原作漫画第5巻のつけ麺を巡る話の中で、
実は小泉さん自身も「どこまでがラーメンなのか私にもよく分からないし、そもそも厳密にそれを定義づける必要も
ないのかもしれない・・
つけ麺をラーメンでは無いという事も可能なのかもしれないし、焼きラーメンや混ぜそばをラーメンの亜種と言う事も
十分可能なのだと思う」と言われている事から分かる通り、
ラーメンの奥深さとその多様性は本当に素晴らしいものであり、今後も未来永劫私たち日本人はラーメンの多様性と
無限の可能性を追い求めていくものだと思われますし、そのゴールは実は存在しないと言えるのかもしれないです。
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少し意外でもありました。
こんな体たらくでしたら小泉さんから
「長崎ちゃんぽんはラーメンではないと」と
壁ドンされそうです・・