当ブログにおいてはよく「浦和の調ちゃん」をベースにした埼玉ネタを記事にさせて頂く事も多いため、
人によっては「このブログの管理人は埼玉出身なのかな・・?」と思われる方もいるのかもしれないですが、
私自身はいわゆる転勤族世帯の子供と言う事で
小学校の頃は転校の連続で、東北・関東・信州など色々と各地を転々とさせて頂き、結果的にこれまでの生涯で一年以上
住民票を置いていた県は、青森・宮城・千葉・埼玉・東京都・山梨・長野にのぼり、今現在の住所に落ち着くまでは
なんと計14回にわたって引っ越し経験があったりもします。
ちなみにですけど私自身は生まれ自体は実は青森県八戸市であったりもします。
残念なことに青森在住時の当時の記憶は年々薄れるばかりで(5歳過ぎには八戸を去っていました)
大変漠然とした記憶なのですけど、冬の海辺・カモメかウミネコか分かりませんが海浜の膨大な鳥の数々・
漁師さんが砂浜に放り投げたと思われるイカのはらわた、そして何よりも真冬の頃の想像を絶する大雪、
2月頃は家の出入りは一階ではなくて二階からの出入りをせざるを得なかったほどの降り積もった雪の事は
うっすらとではありますけど、「そんな事がもしかしたらあったのかも・・?」程度に私のこのポンコツ脳内に留まっております。
そしてどちらかというと大雪よりは海岸の冬の景色という事の方が記憶に留まっているのは興味深いです。
埼玉県は実は私にとっては最も馴染みがある県だと思いますし、実際、生まれた青森県、小学3年~高校を卒業するまで
過ごしていた宮城よりははるかに思い入れと愛着があり、私自身としては「自分は身も心も埼玉県民」と心の底から
言えるようになっていると思います。
埼玉県は私自身が東北の田舎の地を離れて初めて関東に上京して一人暮らしを始めた最初の一年目に
住んでいたエリアですし、1997年に埼玉に改めて住み始めて既に24年近く経過していますので、
私のこれまでの生涯のうち実に半分近くは埼玉県に住んでいることになりますので、私自身はやっぱり既に埼玉県民と
いっても何の差支えもないと思っています。
埼玉県の特性上、東京都のベッドタウンとか(私のような)地方出身の人が大変多いという事で、
例えば都内の世田谷区・杉並区・港区・江東区等で感じるような昔からそこに住んでいる人たちへの恐縮感というものは
ほぼ皆無であり、誰に気兼ねすることもなくありのままの自分ですんなり溶け込めるという暮らしやすさは
間違いなくあると思いますし、私自身もこれまで住んでいたエリアの中では、都内の足立区・中野区以上に
埼玉県は大変暮らしやすい街といえると思います。
埼玉県はよく「ださい」とか「何も無い県」とか「所詮は東京都のベッドタウン」とか「根なし草の集まり」とか言われますし、
田舎っぺの集合体とか言われがちでもあるのですけど、実は
都道府県別の人口は東京都、神奈川県、大阪府、愛知県に次ぐ全国第5位で、
人口密度は東京都、大阪府、神奈川県に次ぐ第4位でありますし、私が在住している川口市のように
毎年人口増加が続いているエリアもあったりしますし、根なし草や田舎っぺの集合体であったにせよ、この圧倒的な
人の多さというものは埼玉県自体の一つのパワーの源ともいえそうです。
そうした埼玉県ですけど、今年・・2021年において埼玉県は誕生150周年を迎えます。
1871年7月の廃藩置県によって、県下には忍・岩槻・川越・半原などの14県が誕生し、同じ年の11月に地理的行政区画により
この14の県が埼玉県と入間県に統合される事になりました。
当時の埼玉県は荒川以東の地域で構成され、県庁は浦和に置かれています。
入間県は荒川以西と熊谷以北の地域で構成され、県庁は川越に置かれました。
1873年に入間県は群馬県と合併 されて熊谷県となりましたが,1876年に分離し埼玉県に合併され、
こうして現在の埼玉県の境域が確定し今の埼玉県とほぼ同じ形になりました。
ちなみに当時の資料によると、当時の人口は889,492人だったそうです。
埼玉県生誕150年というのは、1871年11月14日の埼玉県と入間県の二つの県が誕生した日に由来しています。
1971年に11月14日を「埼玉県民の日」と定められていたりもします。
毎年11月14日は公立の小中高の学校が休校日となります。 但し埼玉県民の日が日曜日だったとしても、
月曜が振替休日にはなりません。というのも埼玉県民の日は国民の祝日とは違うので振替休日が適用されません。
そして当然の話ですけど、都内の私立学校に通う埼玉の小・中・高校生の皆様も11月14日が休みになるという事も
ないです。
(ちなみに高校だけは都内の学校に通っていたうちの奥様は、当時の高校の担任に本気で「11月14日は休みでは
ないのですか?」と質問したそうです・・)
埼玉県民の日は埼玉県立の博物館・美術館や県内各市町村が運営する一部の有料施設が入場無料となりますし、
埼玉県内および県外の一部テーマパークの入場料が無料または割引となったり、県内60ヵ所のゴルフ場が割引価格で
プレーが可能となるなどの協賛行事が催されたりもするそうです。
本来ですと、今年は玉県生誕150年記念イヤーという事で多少は盛り上がってもいいと思うのですけど、なかなかそうは
ならないのも、そこには新型コロナウイルスの脅威があるのだと思います。
11月14日の埼玉県民の日=埼玉県生誕150年記念の当日あたりまでには新型コロナのワクチン接種が一通り行き渡り
感染リスクが低減し、こうした生誕150周年の記念行事も何の気兼ねなく実施されてほしいものであります。


2021年は埼玉県生誕150年記念イヤーということで、既に2月の段階で、それを記念した商品も出ていたようです。
その一つが埼玉県では馴染み深いスーパー「ベルク」が2月に発売を開始した埼玉150周年記念弁当です。
そしてこれは、新型コロナウイルスの影響で、消費が落ち込んだ農家などを支援しようという意図もあったようでして、
埼玉県鶴ヶ島市に本社を置くスーパーマーケット「ベルク」は埼玉県産の食材を使った「埼玉150周年記念弁当」の販売を
2月より開始しています。
この記念弁当はは昨年・・2020年11月から3カ月かけて開発され、県内全域で周年を祝う機運が高まるよう、
狭山市などのサトイモを使用したコロッケや秩父地域の名物しゃくし菜漬けなど各地の食材や料理を取り入れ、
埼玉県産食材を使うことで、新型コロナウイルスの影響を受け、食向けの需要が落ち込む生産者を後押しする
狙いもあるとのことです。
埼玉150周年記念弁当は、ごはんに「彩のかがやき」を使っているほか川越芋や深谷ねぎ、秩父名物のしゃくし菜漬けなど
ほとんどが県産の食材で作られています。
こうした試みはとても素晴らしい事だと思います!
埼玉150周年記念弁当の具体的な中身ですけど・・・
白米 …柔らかく粘りの強い埼玉のブランド米“彩のかがやき”を使用
豚の味噌漬け …埼玉県産の豚肉をじっくり味噌で漬け込み焼成
里芋コロッケ …埼玉の隠れた名産品である里芋をつかったコロッケ
厚焼き玉子 …埼玉県産のたまごを使用し、少し甘めの味付けでふっくら仕上げ
大学いも …さつまいもの名産地 川越の“川越芋”使用
ねぎぬた …“深谷ねぎ”のみ使用、埼玉県産(※毛呂山・越生)の柚子入り
しゃくし菜漬け…埼玉県産のしゃくし菜を使った秩父の伝統的な漬物
小松菜と人参のごま和え…埼玉県産の小松菜と人参使用。
こういったものが使われ、埼玉県が150周年を迎える2021年11月14日の埼玉県民の日まで、
1都6県にあるベルク123店舗すべてで、1日限定18パック販売される予定で、11月14日までの間には時に食材やおかずを
入れ替えたりして飽きさせないような工夫もされるとの事です。
ベルクの原島一誠代表取締役社長は「私たちは秩父が発祥。少しでも恩返ししたい想いがある。
埼玉の食材を巣ごもりでストレスを抱えている人に食べて楽しんで欲しい」と話されていましたし、埼玉県の大野知事も
さいたま市南区にあるベルク根岸店を訪れて、PR活動もされていたそうです。


埼玉150周年記念弁当は埼玉の食材に溢れ、これを購入する事で地元の生産者の方を少しでも助けることに
つながりますので、私も見かけた際にはどんどん購入させて頂きたいと思います。
一つだけ要望を出すとしたら・・、デザートということで、できれば埼玉が誇る数少ない?埼玉銘菓の「十万石まんじゅう」を
半分程度の大きさで構いませんので、一緒にセットしてくれると更に魅力マシマシになりそうです~♪

こんなにも美味しくて魅力的な埼玉150周年記念弁当をもしもスター☆トゥインクルの羽衣ララちゃんが食べたとしたら
「オヨー」と言いながらも
「おいしいルン! みんなももっとたくさん食べて欲しいルン!」と言われるのは間違いないと思いますルンッ~♪
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埼玉県の150年を祝します。
浦和に大おばが住んでいるので、関東に行く=浦和に行くということで。
埼玉県で外せないネタは「翔んで埼玉」かな。
「そこら辺の草でも食わせておけ」はインパクト大。
コレって福岡でいうなら、ボクのような南海ファンに向けてなのか?と。
「たかが4連敗、南海ファンならそれで治る」
大おばから贈られてくるお土産は「十万石饅頭」が定着。
送りバントのような確実性のある嬉しさがあります。