
幻想郷は常識にとらわれてはいけない世界というのは早苗さんの不滅の名言のひとつなのですけど、同時に
早苗さん自体が幻想郷においては常識外の存在なのかもしれないです。
早苗さんは、幻想郷移住までは外界の理系のJKさんという事情もあり、 東方風神録異変の時に、神奈子・諏訪子と共に
外界から幻想郷に移住を果たしたという経緯もあったりします。
幻想郷においては、よく霊夢や華扇との会話の中で、ついついうっかりとそうした外界時代の用語を口に出してしまい、
時に霊夢や魔理沙を「なんじゃ、そりゃ・・?」みたいにポカン・・とさせてしまうこともあったりもします。
「店を繁盛させる福の神」と耳にすると、早速勘違いを起し「それってミシュランの人・・・?」とか言って
霊夢たちに「なんじゃそれ・・!?」という雰囲気を作ってしまったのは、いかにも外界出身らしい早苗さんらしい
エピソードだったと思います。
「東方神霊廟」の異変においては、早苗さんの宮古芳香の間のとある会話の中から
「早苗さんって本当につい最近まで外界のJKさんだったの・・??」とか
「早苗さん実は37歳説」みたいなものが出てくることになってしまいます。
そのシーンを再現いたしますと、
芳香:ちーかよーるなー! これから先はお前達が入って良い場所ではない!
早苗:来た!
芳香:我々は崇高な霊廟を守るために生み出された戦士(キョンシー)である。
早苗:キョ、キョンシー?
芳香:そうだ。やんごとなき霊魂に命を吹き込まれたのだ。
早苗:知ってます見てました。テンテン可愛かったですよね。
芳香:何の話だ?
早苗:そうかー、キョンシーって最近聞かないと思っていたら幻想郷(こんなところ)に居たのねー。
ここで問題になるワードは「テンテン」なのですけど、「テンテン」とは「幽幻道士」という台湾映画シリーズのヒロインであると
思われますけど、このシリーズ、公開されたのが1986年~1988年であったりします。
早苗さんのセリフはいかにもリアルタイムで見ていたみたいな言い方ですし、
リアルタイムで見ていた時期を仮に早苗さんが10歳くらいと仮定すると、
ここに「早苗さん実は37歳説」が生まれ出る土壌が生じてしまいます。
そして更にもう一つ・・・・
早苗:あのー、どちら様でしょう?
神子:私は豊聡耳神子。人は私を聖徳王と呼ぶわ。
早苗:聖徳太子!? あの旧一万円札の?
ちなみにですけど一万円札が聖徳太子から現行の福沢諭吉に変ったのは1984年、
そして聖徳太子の旧一万円札の発行が完全に停止になったのはやはり1986年なのです。
早苗さんはどうして旧一万円札を知っているのでしょうか??
やっぱり早苗さんは実は37歳なのかな・・・?
幻想郷は「常識に囚われてはいけない世界」なのですし、
紅魔館には、時間の進行さえ止めてしまうメイドさんだっているのですから、一見JKさんと思わせておいて実は37歳の巫女さんが
いたとしてもヘンでもなんでもないのかもしれないです。
そうですね~・・
テンテンの件は、後年DVDを見たという解釈を採用し、旧一万円札が聖徳太子というのは常識の範囲なのかもしれないですよね。
やっぱり私達の早苗さんは「永遠の17歳! 永遠の17歳の巫女さん」なのだと思います!
ついでに書いておくと早苗さんは外界のJKさん時代は理系です。
そして苦手な科目は歴史との事です。
歴史が苦手と言うのならば、是非是非慧音先生の「寺子屋」に通って頂きたいとも思ったりもします。
霊夢との交流の中で、歴史が苦手である事を自覚した早苗さんは、「幻想郷でも歴史の勉強をしよう!」と思い立ったのは
素晴らしい事なのですけど、何を思ったのか、小学校6年の教科書を持ち出してきて、これを熱心に
読んでいるというは早苗さんらしい「幻想郷に慣れ、段々とずれてきた感」が滲み出ているエピソードだと思います。
これは、本当に慧音大先生の寺子屋に通った方がいいのかもしれないですね~
本居小鈴がメインキャラを務める「東方鈴奈庵」においても、第4巻において、
「早苗さん、実は37歳説」を彷彿させる外界のネタを持ち込んでしまったすてきなエピソードが描かれていて
大変面白いものがあったと思います。
鈴奈庵の話は、蛇と無銭飲食による被害の話の中でしたけど、
「蛇を祀っている守矢神社が犯人じゃないの?」と不審がる霊夢に対して
「そんな事をしたらうちの神社の信用がガタ落ちになってしまう」とやんわりと諭す早苗さんはすてきでした!
そして霊夢との会話の最後において、「私が出来る事くらいって」と前置きしたうえで、
「レッドスネーク、カモーン!!」とかなんとかお茶目な事を言って霊夢からお祓い棒でピシャッ・・とはたかれた早苗さんが
とってもお茶目で可愛かったです!
今の若い方には「レッドスネーク、カモーン」とか言っても何の事やら分からないのかもしれないですね・・
これは、ショパン猪狩と言う芸人さんの持ちネタの一つでした。
アラブ人風の顔・派手な衣装で「ヘェ〜イ!!レッドスネェ〜ク!!!カモォ〜ン!!」と言いつつ笛を吹き、
3つの壷からカラフルな蛇の縫いぐるみをニョロニョロと登場させる芸「三蛇調教」で、昭和の頃には結構人気のある
芸人さんだったと思います。
ショパン猪狩は、1994年に深夜のフジテレビのバラエティー「よい国」の王様役としても出演されていて、
あのちょっと惚けた雰囲気はかなりいい味が出ていたと思います。
2005年にまだ76際の若さで逝去されたのが惜しまれます・・
ショパン猪狩のあの芸をご存知ということは早苗さん実は37歳説というのももしかしたら本当にアリなのかもしれないですね~

ここから下記は
dream fantasy2の
アミグリさんが過去に描かれた絵の転載&ご紹介コーナーです。
上記にて宮古芳香(キョンシー)の話が出てきましたけど、宮古芳香を操って重宝しているのが、先週の当ブログで
アミグリさんの描かれたまるで天女みたいな霍青娥の絵をお披露目させて頂きましたけど、
霍青娥が登場したからには宮古芳香(キョンシー)も登場して貰わないといけないと思いますので、本日の記事においては
アミグリさんが描かれた宮古芳香(キョンシー)の絵もご紹介させて頂きたいと思います。
まず最初はアミグリさんが2011年8月に描かれた東方神霊廟の3面ボスの宮古芳香(キョンシー)です。
宮古芳香はキョンシーという事で、術師に蘇生させられた日本古代の人間の死体ということでつまりはゾンビでもあります。
その操り主こそが先週のアミグリさんの絵でご紹介をさせて頂きました霍青娥で、
青娥からはとても可愛がられています。
宮古芳香は霍青娥によって死体から蘇り、青娥の手先となって働いています。
キョンシーの特徴であるお札はおでこに直接貼り付けられていますけど、札に書かれている文字が何なのかは
分からないとの事です。
東方求聞口授によると、札には宮古芳香の「やることリスト」が書いてあるとの事で、
芳香はこのリストに従って動いている事で、札を剥がすと生前の行動原理に従って行動するようになるとの事なそうです。
宮古芳香の能力は、何でも喰う程度の能力なのですけど、ゆゆ様のような大食いという事ではなくて、
宮古芳香が人間の一部を喰うとその人間は一時的にキョンシーになってしまいますけど、しばらく経過すると元の人間に
戻るそうです。
キョンシーというと映画のキョンシーではないけど、青白い死んだような肌とか不気味という印象があるのですけど、
東方のキョンシーの宮古芳香の肌はまるで生身のように生き生きとしているとの事です。
アミグリさんの描かれた宮古芳香はとってもかわいいです!
とてもじゃないけど元ネタがキョンシーとは思えないほど生き生きとしていると思いますし、
スカートや袖のフリルも人民帽の帽子もとってもよくお似合いだと思います。
公式作品ではちょっと抜けているような感じもあったりしますけど、アミグリさんの描かれる宮古芳香は、忠実に
青娥娘々の指示を守って健気に頑張っているという印象があります。
宮古芳香の設定はキョンシーと言う事で関節がやたらと固く動作は硬直化しているという事でもあるのですけど、
アミグリさんの描かれる宮古芳香は、硬さやぎこちなさは全く感じさせず、むしろソフトでふわっとしたやさしい印象すら
与えてくれていると思います。
こんなキョンシーでしたら、少しぐらい接触しても全然OKなのかも~と感じてしまいそうです。

続きましてアミグリさんが2016年7月に描かれた水着早苗さんです~♪
どうしてこの水着早苗さんをチョイスさせて頂いたのかというと、暦の上では既に初夏ということで、これから本格的に
開始される夏というとやはり真っ先に思い浮かぶのはアイスと美少女たちの水着ですよね~♪
そんな訳でソフトクリームを楽しまれている水着早苗さんにご登場して頂きました。
この水着早苗さんはマーメイドみたいな雰囲気が漂っているようにも感じられますし、
ソフトクリームを手にしていて、口元にちょこっとクリームが付いているのを手でペロッと舐めているようにも感じられるのが
とてもキュートだと思います。
こういう表情の早苗さんって幻想郷のすてきな巫女さんという感じよりは、外界のJKさんみたいな雰囲気も伝わってきていて、
とてもかわいいと思います。
表情がどこなくきょとん・・としている雰囲気も早苗さんのかわいらしさを更に引き立たせていると感じられます。
早苗さんのトレードマークの一つが髪のカエルとヘビの髪飾りでして、普段のヘビの髪飾りは「白蛇」をイメージされているのか
ほとんどの絵師様はヘビの髪飾りを白に描かれる方が多い中、アミグリさんはあえて
夏らしい雰囲気を重視して蛇を水色で描かれているのはアミグリさんのすてきな着眼点だと思います。
同じビキニの水着早苗さんをモチーフにされていても、2012年6月に描かれた水着早苗さんは健康的で
はちきれんばかりの明るい早苗さんを描かれ、
2016年の早苗さんの方は「バカンスを楽しまれる少女の明るさ」というものを表現されていて、
同じテーマでも被らずに表現的な違いをきちんと伝えられている点も高く評価されて然るべきだと思います。
それにしてもソフトクリームを食べている早苗さんはとってもキュートですね~♪
早苗さんは外界のJKさん時代はブレザー制服もセーラー服もどちらもとてもよくお似合いだと思いますが、
水着の早苗さんは、ビキニでもワンピースでもどちらもとてもよくお似合いだと思います。
だけどアミグリさんの描かれるビキニタイプの早苗さんを見てしまうと「早苗さんの水着はビキニがよくお似合い」と
感じてしまいそうです。
上記のアミグリさんが描かれた宮古芳香と早苗さんの権利は、早苗さんたちの絵師様であるアミグリさんに帰するものであり
当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。
アミグリさん、本当にいつも素敵な絵の転載を快諾して頂きありがとうございます!!
皆様の中で「こんなにかわいい早苗さんを描かれる方のブログってどんなもんなのだろう・・? 」と興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログ
dream fantasy2を ご覧になって頂きたいと思いますし、 宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログ
dream fantasy2 に一度お越しして頂けると
アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!
アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →
アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!
→
アミグリさんのpixivやっぱり早苗さんはすてきなキャラです!
そして本当に早苗さん実は37歳だったら面白いですね~♪
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だけどそれがネタとして成立するほど早苗さんのはっちゃけぶりは凄いものがあるという事なのかもしれないです。
キョンシーやゾンビというと怖い感じはしますけど、アミグリさんの描かれた宮古さんはかわいらしさと生き生きとした感じがよく出ていますし、
水着早苗さんのピチピチとした感じがとてもかわいらしく描かれていると思います。