
霍青娥の通称は青娥娘々→読み方はせいがにゃんにゃんで、東方ファンの間ではにゃんにゃんの愛称で親しまれています。
霍青娥(青娥娘々)は東方でも数少ない人妻設定になっていて(東方で人妻設定というと他には諏訪子と純狐の二人が
います)、この中では純狐は子持ちという設定にもなっていますけど、霍青娥に子供がいたかどうかは不明です。
それにしても霍青娥の乙女チックな雰囲気とまるで天女みたいなおおらかで清楚でかわいらしい雰囲気は、とてもじゃないけど
昔は人妻であったというのも驚きの感じでもあります。
ご紹介が遅くなりましたけど冒頭の清楚でかわいらしい霍青娥の絵は
dream fantasy2の
アミグリさんが2021年2月に描かれた作品です。
このまるで羽衣を手にした天女みたいな霍青娥は後半で改めてご紹介をさせて頂きたいと思います。
霍青娥は実は元々は日本生れではなくて隣国の中国出身のお方です。
父親は仙人を目指すと唐突に宣言して家を飛び出したという背景も影響があったと思うのですけど、
霍青娥自身もかなりの資産家に嫁いで幸せな家庭生活に恵まれても、父親同様にどこかしら仙人に対する
憧れの気持ちはあったのかもしれないでしょうけど、かつて神子や物部布都が実践したのと同じ尸解仙という方法で
仙人になってしまいます。
霍青娥は、幻術で竹の棒を自分の死体に見せて、それを家族に埋葬させた=死んだフリをしたことになるのですけど、
そうしただまし討ち・死んだふりの行為こそが 霍青娥が邪仙として仙人になれずにいる理由ともなっているそうです。
こうして無事に仙人(邪仙)になった霍青娥なのですけど、中国自体が道教の本家という事もありますし
国土が広いという事で霍青娥程度の仙人さんはそれこそ山のようにうじゃうじゃいますので、
自分の力を他人に見せびらかして誇示したくて堪らない霍青娥は、日本に向かうことになります。
そこで出会ったのが日本の大化の改新前の大和王朝のあの聖徳太子=神子とか物部布都だったのでした!
そしてそれこそが東方神霊廟の異変の背景となっています。
布都や神子に対して道教の教えとか仙人になる事の素晴らしさを説いて古代日本に「物部対蘇我」という宗教戦争を
引き起こしたのを陰で操っていたのは霍青娥という事になるのかもしれないですし、
神子たちの千数百年の眠りから覚醒した後に、白蓮さんという仏教勢力とのある意味またまた宗教戦争を
裏で糸を引いていたのはまたまた霍青娥と言えるとも思えますので、東方神霊廟の異変終了後においても、
白蓮さんや霊夢も含めて「東方神霊廟異変のそもそもの元凶は霍青娥である」と誰にも気が付かさせなかったのは
1400年も生きた年の功と言えるのかもしれないです。
聖徳太子=神子は、道教の圧倒的な力を欲し、政治的に仏教を利用し、表面的に仏教を厚く信仰していると
みせかけておいて、実は裏では道教の尋常ではない力を欲していました。
その際に陰で糸を引き、策略を画策していたのが表面的には物部布都、そしてそれを更に裏で神子たちを洗脳し、
ある意味たぶらかし理論武装の根拠を教えていたのが、他ならぬこの霍青娥でもありましたので、
あの見た目の少しふわふわして軽い感じであるのに対して、その本質は意外と策略家という評価も成立するのかも
しれないです。
霍青娥=にゃんにゃんの種族は邪仙です。
邪仙とは邪悪な行動原理に基づき行動する仙人の事であり、自分の利益が第一でそのためには周囲の人たちの事なんか
どうでもいいとすら考えてしまう性格の悪さはあったりするとの事です。
百歳から百数十歳程度の仙人なら幻想郷でもそんなに珍しくも無いのですけど、霍青娥のように千年以上も生きた
仙人と言うと極めて少なく、その意味では貴重な仙人とも言えると思います。
本来ですと、このぐらい長く生きた仙人と言うものは天人または神霊といった高い種族に昇格するのが一般的なのですけど、
霍青娥のように仙人のまま1400年程度も生きるという事の方が極めて珍しいとの事です。
もっとも霍青娥は邪仙ですので、そのままですと天人に昇格する事は出来ないのですけど、
霍青娥本人は「そんなのど゛うでもいいじゃん・・」みたいな感じで天人になる事には全然こだわっていないようでして、
その辺りは、身内の七光りで思いがけずに天人になってしまった天子ちゃんとの明確な違いはあるのだと思われます。
そうした邪仙というものは死神たちにとっては格好のターゲットですし、その命を刈取ろうと他の仙人・天人に比べて
死神から襲撃される頻度はかなり高いと思われます。
実際、「東方茨歌仙」でもそうしたシーンがありましたけど、霍青娥は結局は毎回毎回そうした死神たちの襲撃は
無事に回避させることが出来ちゃっています。
それはなぜかというと、霍青娥の能力は「壁をすり抜けられる程度の能力」という事で
それは幽霊のように壁を通り抜ける能力ではなく、物理的に壁を切り抜いて穴を開ける能力であり、
具体的には、髪に挿しているかんざしで壁を切って、丸い穴を開ける→その穴の中を通って壁の向こう側に侵入する
→ 壁に開けた穴は自然と穴が消えるという形で元に戻るという事ですけど、
こんな方法で死神たちから逃亡を図ったとしたら、死神と言えども捕まえる事自体困難と言わざる得ないですし、
実際に茨歌仙でもやすやすと死神たちからの襲撃から脱しています。
普段から「~わね」「~でしょ?」「~だもん」とさばけた口調で話し、結構ノリはいいですし気さくです。
東方茨歌仙の話の際にも死神の襲撃から逃れた際に出会った華扇や霊夢に対しても「YEAH!」とかなんとか軽いノリで
挨拶していたのは大変印象的でした。
その挨拶の際に名刺渡したりとか基本的にふざけてる感じの人でもあるのですけど、
「うふふ 私を誰だと思っているの?この程度で死んでちゃ仙人にはなれないわ」という強烈な自負を示すセリフは
印象的でした~♪
やはり伊達に1400年程度も生き続けている訳ではないようですし、そのあたりが上記で記したその本質は意外と策略家で
あることに結びついているのかもしれないです。


ここから先は
dream fantasy2の
アミグリさんが描かれた美しい絵の転載&ご紹介コーナーになる訳なのですけど、
本日は
dream fantasy2の
アミグリさんがこれまで描かれてきた霍青娥(青娥娘々)全てを改めてここにお披露目させて頂きたいと思います。
霍青娥(青娥娘々)は上記で書いた通り、かなり長生きの邪仙でありその本質は相当な策略家でもあるのですけど、
あの見た目のふわふわとした柔らかくて清楚でかわいい雰囲気は、ゆかりんやゆゆ様以上にお年を感じさせないものが
ありそうです~♪
霍青娥は髪、目から服まで全身青で統一されたデザインを身に纏い、
水色の袖が膨らんだ半袖のワンピースを着ているのが外見上の特徴で、仙人らしく天の羽衣も手にしています。
上記のアミグリさんが描かれた背景違いの霍青娥ですが(上が2012年で、下が2013年に描かれています)
色彩的に大変淡い雰囲気で幻想的なものを醸し出させてくれていると思います。
アミグリさんの描かれた霍青娥は水色トーンがとてもかわいく感じられ、
東方キャラとしては少し珍しい半袖+短めスカートという事で生足・生腕をお目にかかる事ができるすてきなキャラでも
あるのですけど、アミグリさんの描かれた霍青娥はその生足や腕の透明感がかわいい感じさせてくれていると思います。
そして全体的にはとってもお若いですよね~!
とても1000年以上生きていてしかも元々は人妻さんであったとは思えないほど、若さとかわいらしさをとっても瑞々しく
描かれていると思います。
改めてですけど、背景の濃淡で見ている人への印象をかなり違うように感じさせるのもさすがだと思います!
上の方は、どちらかというと昼間の霍青娥という感じで、下の方は夜の霍青娥なのかなと思ったりもします。
(よく見てみると瞳の色にも塗り方の変化がありますので、下の2013年版の方がくっきり感が強調されているとも感じられます)

続きましてアミグリさんが2014年8月に描かれた水着の霍青娥(青娥娘々)です。
ちなみにですけど、アミグリさんがこの霍青娥を描かれた時は、アミグリさんご自身が
「夏らしい絵を描こうプロジェクト」を展開されていて、この青娥はそのプロジェクトの第三弾でして、
「サンセット水着娘々」とのタイトルが付けられています。
アミグリさんの描かれる霍青娥(青娥娘々)はとても気品がある天女のように感じられます。
水着という事でなんとなくですけど少し照れている様な雰囲気も感じられる青娥がとても可愛いと思いますし、
とてもじゃないけど1400年近くも生きていたとは思えないほどの若々しさと可愛らしさが伝わってきていると思いますし、
何よりも青娥が元・人妻設定であったとは到底思えないほどの若々しさと瑞々しさが
アミグリさんが描かれたこの水着青娥からは伝わってきていると思います。
人妻さんの成熟したお色気というよりは、まるで少女の恥じらいみたいな初々しさが自然に上品に描かれているように
私には感じられます。
天女の舞を彷彿とさせる雰囲気もあるのですけど、
水着と髪という青色の要素対夕陽という赤い要素の色のコントラストが大変見事だと思いますし、
どちらかというと夏の終わりを示唆するみたいなとっても爽やかな絵だとも思います。
青娥の頬を赤らめている様子と背景の夕陽の一体感という構図が実に素晴らしいと思いますし、
大変よく考えられた美しい絵だと思います。

それでは改めて冒頭の最新版というか、2021年2月にアミグリさんが描かれた霍青娥(青娥娘々)をお披露目
させて頂きたいと思います。
とても美しい霍青娥(青娥娘々)で、まるで幻想的な天女のイメージだと思います。
上記のサンセットの水着姿もとても大人っぽくて 美しい仕上がりでしたし、背景違いの2枚の霍青娥もとても
艶やかでしたけど、今年描かれた霍青娥はさらにファンタジー感が強く漂っていて、
まるで羽衣伝説に基づく天女さんみたいな雰囲気を有されていると思います。
邪仙とか元人妻といった設定すらも 超越してしまうような清楚で可憐で美しい羽衣でふわふわと浮いてしまいそうな天女さん
みたいに感じられます。
そのように感じてしまうのは、背景も含めて全体をうすいブルーの色調で統一され、このうすいブルーが美しさ・幻想感を
高めている効果が ありそうですし、このかわいい笑顔・淡いブルーのウエーブがうっすらとかかった髪、
青と白のコントラストがまぶしい衣装とあわさって 清楚なかわいらしさに結びついているように感じられます。
こうしたまるで少女そのものの霍青娥を見てしまうと 本当にこの御方は邪仙なの・・? と思ってしまいますし、
見方によってはスター☆トゥインクルプリキュアの青キュアでもある羽衣ララちゃんみたいな可憐さすらも感じてしまいそうです。
仙人というと華扇もそれっぽい雰囲気もありますけど、華扇のピンクっぽい色調と青娥娘々さんのブルーの色調で
この二人揃って「ふたりは仙キュア」みたいなことをやってもいいような 雰囲気すらありそうです~♪
ちなみにですけど「スター☆トゥインクルプリキュア」の序盤の回でも、ひかるの突拍子もない発言が発端となって
みんなで映画製作という展開になってしまった事もあるのですけど、この回の中でララちゃんは、
アミグリさんが描かれた絵のように手に羽衣を手にされていてそれが本当に天女のように感じたものですけど、
アミグリさんの描かれた霍青娥も天女の可憐さ・清楚さの雰囲気が見事に伝わっていると思います~♪
上記のアミグリさんが描かれた霍青娥は、霍青娥の絵師様であるアミグリさんに帰するものであり、
当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。
アミグリさん、本当にいつもすてきな絵の転載を快諾して頂きありがとうございます!!
皆様の中で「こんなにも美しい霍青娥(青娥娘々)を描かれる方のブログってどんなものなのだろう? 」などと
興味がある方は、 是非是非アミグリさんのブログ
dream fantasy2 を ご覧になって頂きたいと思いますし、 宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログ
dream fantasy2 のに一度お越しして頂けると アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!
アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →
アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!
→
アミグリさんのpixivそれにしても東方のご年配キャラのお姉さまたちは、ゆかりんもそうですし、ゆゆ様もそうですし、この霍青娥(青娥娘々)も
含めてみなさんお綺麗でお美しい御方ばかりですね~♪
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とてもじゃないけど1500年近くは少なくとも生きているキャラとは思えないですし、
少なくとも元・人妻には見えないです!
その正体が邪仙というのも信じられないですし、
神子たちが長い眠りについて間どこでなにをしていたのかも含めて結構謎は多そうです。
アミグリそんの描かれた青娥娘々はかわいいいですし、
水着も冒頭の絵も瑞々しさが伝わっていると
思います。