5月の暖かくなってきたこの時期には、麺類も冷し中華や冷やしうどんも食べたくなりますけど、
それ以上にそそられそうなのがざるそばなのかもしれないです。
ざるそばのつゆにねぎ等の薬味を少し入れ、ここにわさびを溶かしておそばを食べた時には
「この少しツーンとくる感覚のわさびがとてもたまらない~♪」と感じてししまいそうです。
そしてわさびというと鉄板なのがお寿司もそうなのですけど、アツアツのご飯と共に頂くまぐろのお刺身だと思いますし、
お醤油にわさびを入れ、まぐろの刺身と共にご飯をかきこむと、鼻にわさびがツーンとくる感覚を楽しみながらも
「日本人に生まれてきてよかった~♪」としみじみ感じてしまいそうです。
昔、貧乏学生だった頃に、アルバイトでお給料が貰った際にはついつい嬉しくなって「たまにはささやかな贅沢もいいかも」
ということでスーパーでまぐろの刺身を買って帰り、熱々のご飯と一緒に食べることも当時のささやかな楽しみだったと
いえそうです。
そんなある時、まぐろの刺身を買ってきてご飯を炊き上げ「さー、これから美味しい夕食だー!」という時に、ついついうっかり
わさびを切らしていた事に気が付いた時は思いっきりガクッ・・となったものでした。
もちろんもう一度スーパーに行ってわさびを買ってくれば何の問題も無いのでしようけど、スーパーに再度行くのが
面倒な時は、わさび無しのお刺身と言う選択肢もあるかとは思うのですけど、その時は
「まぐろのお刺身に会うわさびの代用品となる調味料はなんかないのかな・・?」と思い、冷蔵庫を覗いてみたら
タバスコと酢とセパレートドレッシングがある事に気が付きました。
そしてこの三つの調味料を適当にブレンドし、まぐろの刺身の上にかけたら、あらあら不思議・・、
いつの間にかまぐろの刺身がなんだかイタリアンみたいなカルパッチョ風らしきものに変り、そこにタバスコの辛さが
絶妙に効いていて、「これはこれでありなのかも・・」と当時は感じたものでした。
だけどこのカルパッチョ風は「なんだか白いご飯に合うというよりはなんだか白ワインが欲しくなりそう・・」と感じたものでもあり、
改めて「まぐろの刺身にはやっぱりお醤油とわさびだね~」と感じたものでした。
さてさて、まぐろと醤油わさびの相性は最高と言えるのは間違いないと思うのですけど、それだったら醤油ラーメンにわさび
というものは合うものなのでしょうか・・?
以前柚子胡椒ラーメンはとてもおいしいと記した事もありましたけど、ラーメンに柚子胡椒または西洋胡椒以外の
スパイス的な調味料は果たしてあうものなのでしょうか・・?
その答えの一つにラーメン大好き小泉さんの原作漫画・アニメでも出ていたご当地袋麺としてのまぐろラーメン粉末わさび付き
が挙げられるとも思います。

ラーメン・焼きそば等の麺類の一口目でツーンと鼻に抜ける感覚・・でもこれがいい・・と言われていたのは
言うまでもなく「ラーメン大好き小泉さん」のラーメン女王こと、小泉さんです!
アニメ本編第8話のAパートの「ご当地麺」においてそうした話が出でいましたけど、
この回のメイン登場人物は小泉さんと潤の二人だけです。
第8話の冒頭で中村美沙と大澤悠のかわいい水着姿がお披露目されていただけに
「小泉さんも水着になってくれればよかったのに・・」と感じた小泉さんファンは多分私だけではないと思います・・
この第8話においては、小泉さんとクラス委員長の潤が偶然校内の図書館で遭遇し
(潤は自らの進路の資料探しとお勉強という大変健全な目的で図書館にいますけど、小泉さんが図書館にいる目的は
いうまでも無くラーメンに関する資料探しです・・)
会話の流れから、小泉さんがよく行く「日本各地で発売されているご当地袋麺を見に行く」という展開になっていきます。
このシーンにて、居酒屋さんの店舗内に全国各地の袋麺が多数販売されていて、それを購入後に食べる事も可能なお店
という事で取り上げられていましたけど、こういうすてきなお店は私も見た事ないものでして、
近くにこうしたお店があれば是非立ち寄ってみたいです!

潤が選んだご当地麺は北海道の昆布ラーメンでしたけど、小泉さんがチョイスしたご当地袋麺は
鹿児島県いちき串木野の名物・まぐろラーメン粉末わさび付きでした。
小泉さんは言うまでもなくこのまぐろラーメンに粉末わさびを掛けるのですけど、その一口目の反応は、
「粉末わさびが鼻に…でもこれが良い・・」と鼻にわさびがつーんとこられたようで全身をプルプルと震えていた様子が
とってもかわいかったです~♪
これってまく゜ろのお刺身に醤油にわさびを溶かし込んだ状態で食する事に感覚としては似ているのかもしれないです。


そんな訳で私自身も鼻にわさびがツーンとくる感覚を楽しむという事で、まるちゃんの麺づくり醤油味という
王道のあっさり醤油味ラーメンに粉末ではなくて既にパック入りのわさびとまぐろのシーチキン水煮を入れてみて
小泉さんの感覚と同様に、まぐろラーメン粉末わさび付の再現らしきものを試してみることにしました。
サラダチキンはシーチキン水煮を購入した際に、たまたま2パックで半額と激安でしたのでついつい買ってしまったものです。

それにしてもマルちゃんの麺づくり醤油味は王道のあっさり系東京ラーメンといえますし、このマイルドな醤油味は
日清の麺職人の醤油味と双璧と言える味なのだと思います。
果たしてこうした王道の醤油味にわさびとツナを入れてしまうとどんな感じになるのでしょうか・・?

ツナにわさびを乗せ、麺とスープを一緒に味合うと、思った以上にわさびのツーンとした感覚が舌に押し寄せてきます。
小泉さんが言われた「わさびが鼻に…でもこれが良い・・」という感覚に極めて近いものもありそうです。
小泉さんはこの時、鼻にわさびがツーンとこられたようで全身をプルプルと震えていた様子がとてもかわいらしかった
ですけど、私自身も鼻にわさびがツーンときて少しむせるような感覚は間違いなくあったと思います。
スープ全体にわさびとツナが散らばると、さすがにわさびが鼻に・・ツーンとくるという感覚は弱まりますけど、スープの味は
あっさり系の醤油味ではなくて「わさび醤油味」と化してしまうようにも感じたものでした。
でもこの感覚は学生時代のささやかな楽しみでもあったまぐろの刺身をわさび醤油で頂くというものに近いものはあると
言えるのは間違いないと感じたものでした。

ついでにチキンサラダをちょい足ししてみたのですけど、これをいれるというまでもなくまぐろの刺身という感覚は薄れ、
サラダチキンのオイルがわさび醤油の風味を損ねてしまう危険性があると感じたものですけど、
時、既に遅し・・という感じでもありました。
サラダチキンのボリュームはかなりありましたので、これでもって量的には申し分はないという事でもありそうです。

潤 (長い…と言うかなんで全部の味を知ってるの?全部実食済みって事…?)
潤 (こんなに詳しく研究してるってことは――はっ!? やっぱり将来はラーメン業界に?)
潤 : 小泉さんってさ…やっぱり、将来はラーメン屋関係だよね。だからいつも食べ歩いて味覚を鍛えたり、
ラーメンについて日々見識を深めたりしてるんだよね。なんだか…ちょっと尊敬しちゃった・・
小泉さん : …え?
潤 : え?
小泉さん : えっ?
潤 : え?
小泉さん : 特になにも考えてませんが?
潤 : そ、そう…
この会話の流れの中での小泉さんの「私が興味あるのはラーメンだけ!」というオーラは素晴らしかったですね~!
小泉さん : と言うか…むしろ、何も考えられなくなります。こうして…ラーメンを食べていると・・
潤 : で、小泉さんは将来の夢って何なの?
小泉さん : 秘密です・・
小泉さんは「ラーメンを食べる事」が小泉さんにとって最大の幸せという事なのでしょうね~♪
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先日、2021年度の冷やし中華デビューをしたごにぎりです。冷やし麺はやはりうまい…!しかし冒頭の話を聞いていたらざるそばも食べたくなってきました。今日の昼はざるそばにしようかな…。
話は変わって小泉さんに登場したまぐろラーメン。マグロという単語も驚きでしたが、粉末ワサビ付きというのがさらに衝撃でした。麵づくりを使って再現を試みるぬくぬく先生様の行動力。素晴らしいです(^^♪
改めてラーメン道は奥深いですね。