
「ラーメン大好き 小泉さん」のヒロインの小泉さんはほぼ笑わないキャラですし、無愛想でクラス内でも他のクラスメイトと
談笑しているシーンは悠・美沙・潤・乃愛ちゃん以外とはほぼ皆無ですし、
あのミステリアスな雰囲気が小泉さんの最大の魅力と言えるのかもしれないです。
小泉さんは学業成績も基本的には優秀なほうですけど、授業中もその脳内はラーメンのことばかり考えているせいなのか
どちらかというと終始ポーーッとしている印象すら感じられます。
小泉さんの原作漫画弟5巻に収録されている「昨日のラーメン」という話の中において、小泉さんがいつも以上に
ポーーとされていて、しかも首がかなり傾いていて、中村美沙が言うには「ナナメっている小泉さん」という雰囲気でも
あったりします。
ツンデレツインテ美少女の中村美沙の声優さんは今最も輝いている声優さんの一人の鬼頭明里さんですけど、
鬼頭さんというと昨年放映のアニメの中では「トニカクカワイイ」の低音ボイスの司ちゃんがとても印象的でしたし、
「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の近江彼方ちゃんの眠たそうな雰囲気の演技もとてもすてきでした~♪
鬼頭さんは2017年前後からボチボチとメインキャラの役をつかんでいましたけど、ラーメン大好き小泉さんの美沙役は
躍動のきっかけの作品の一つなのかもしれないです。
さてさて、それでは小泉さんはどうして冒頭画像のように首が傾いてナナメっているのでしょうか・・?

私自身、かれこれ20年近く住宅業界にいるせいか、特に埼玉県においての地盤の強さ・弱さについては結構熟知
している感じでもありまして、一般論で言わさせて頂くと、秩父~熊谷方面の地盤は大変堅固であり
特段地盤補強工事は必要ないのに対して、浦和~川口~越谷方面の地盤は荒川沿いという事もあり、
地盤は大変脆弱で家の新築工事をする際には地盤補強工事は不可欠と言えそうです。
うちの奥様の元の家を解体・建て替え工事をする際に、事前に地盤調査を実施し私も立ち会ったのですけど、
表層から何m測定してもN値という支持層が計測されず、10m近く測定しても支持層が出なかった際には
「あーあ、うちは完璧な軟弱地盤じゃん・・、これで地盤補強工事といって5m近い杭を建築地に数十本入れなくては
いけない事が判明したから、またまた余計な費用が発生してしまう」と思いっきりドン引きしたものでした。
換言すると「よく今まで建物が持ちこたえていたよね・・」と感じたものでしたし、
軟弱地盤→地盤沈下→家が傾いたり基礎に断裂が発生してしまうという事態は事前に防止できたから、これはこれで仕方が
ないのかもしれない・・と感じたものでした。
このように軟弱地盤地に建物が立っていたり地震等による二次被害の液状化現象が発生すると、地盤沈下等を引き起こし
建物自体が傾いてしまうという事は決して珍しい話ではないと思いますし、
はたまた建築業者の手抜き工事等によっても、例えばフロアにビー玉を置くと、ビー玉が何もしなくても傾斜により
勝手にコロコロと転がっていくという建物の傾きという事も稀にですけどあったりもします。
私自身もそうした傾斜の建物の現場調査に同行した事があり、その際は平衡感覚が微妙にずれるとか
少しめまいみたいな感覚を感じていたものでした。
「ラーメン大好き 小泉さん」原作漫画第5巻「昨日のラーメン」に収録されていた地盤沈下によってラーメン店が傾いたお店
というのは実は実際にかつて存在していたお店でもありました。
それが和歌山に店舗があり地盤沈下の影響で店舗そのものが傾いたことが評判になったラーメン店「まる豊」さん
でもありました。
まる豊さんは1982年に紀の川沿いの物置小屋を改修した店舗として開業したのですけど、
調理場を含めて約13平方メートルでカウンター9席だけという小さいお店でもあり、
豚骨しょうゆをベースにストレート麺を使った中華そばが人気で夫婦で切り盛りして営んでいたそうです。
川沿いにあるため地盤がゆるく、開業5年を経過したころから店舗が傾き始め、
ラーメン鉢を置くとスープがこぼれたりお客さんがふらついたりするなどして店舗の傾きが表れ始め、
開業から10年後には南西に8度傾斜していったそうです。
まる豊の店主のご主人は、店舗自体の改修は行わず、傾いた店舗のまま実に2017年まで営業をし続けます。
傾いたラーメン丼ではお客さんも食べにくいだろうと考え、
丼が水平になるように工夫された木製の平板(たいらいた)と呼ばれる板を敷き、
同じく木製のこぼれん(厚さ3センチ、長さ10センチ)を鉢の下に入れて傾きを微調整して食べるというスタイルが
確立されていき、常連客ファンの間で評判となっていった経緯があったりもします。
しかしさすがに行政側から「それはまずいでしょ・・」と指導が入り、2017年をもって傾いたお店での営業を停止して
西へ約2キロ移動した住宅街の一角に新店舗をオープンさせました。
新店舗での客席数は約20と傾いた店舗の倍になったそうです。
新店舗はもちろん傾いてはいませんけど、旧店舗の看板をそのまま使用し、外壁にわざとななめに貼り付けた他にも
平板の上にラーメン鉢を置き、傾いた状態を再現しこぼれん棒で調整して食べることもできるようなオプションも用意し、
旧店舗の傾きのお店の雰囲気を体感して貰う事も可能との事です。


小泉さんがナナメっている理由は言うまでもなくその前日に地盤沈下で店内が傾いた「まる豊」でラーメンを食べていて
その斜めの感覚が翌日になっても残っているからというものですけど、
ということは小泉さんは、昨日は都内からわざわざ和歌山までまる豊のラーメンを食べに行っていた!ということになります。
ちなみにですけどこの「昨日のラーメン」の掲載は2016年ですので、まる豊さんが新店舗に移転する1年前の話という事に
なります、
ラーメンに関してはやたらと情報が豊富で早い小泉さんにとっては、
まる豊さんがまもなく店舗移転という情報を把握していたということなのかもしれないです。
そう言えば「パパパパパイン」のパイナップルラーメンの話の際も、小泉さんと潤が行ったお店は移転前の旧店舗であり、
現在のお店の位置とは異なるものですけど、こういう所にも現在進行形の連載とリアル店舗の動向の絡みも感じられ
大変面白いものがあるように思えます。
小泉さんも移転前のまる豊さんにて、こぼれないようにと平板を使用してラーメンを食べていました~!
それにしてもラーメンに関してだけは小泉さんのすさまじいヴァイタリティーには感服させられますね~♪
小泉さんは都内在住ですけど「まる豊さんで傾いたラーメンを食べたい!」と思ったら、和歌山まで飛んでいく点は、
「さすがラーメン女王は違うよね~」と感じてしまいますし、実際小泉さんは試験前日にも関わらず
盛岡の納豆チーズキムチラーメンが食べたいと思ったら、本当に盛岡まで飛んでいき、試験当日の朝に都内に
戻ってきていますからね~!
それにしてもナナメったボーーッとした雰囲気の小泉さんもかわいくてすてきですね~♪

ここから先は
dream fantasy2の
アミグリさんが描かれた美しい絵の転載&ご紹介コーナーです。
本記事はナナメった小泉さん記事でしたので、それに呼応する形で(??)アミグリさんが過去に描かれてきた
首を傾げた感じのポージングのナナメった雰囲気の東方キャラのイラストを転載&ご紹介をさせて頂きたいと思います。
上記の聖白蓮さんはアミグリさんが2014年9月に描かれた「サマーひじりん」です。
この白蓮さんはとても美しいですね~♪
ほのかなお色気がとっても上品に描かれていると思いますし上品なお色気も伝わってきますし、
一見するととてもじゃないけどお寺の住職さんとは思えない世俗の美しさに溢れていると感じられます。
すこしけだるい感じがするのは、このすてきなイラストが描かれたのは9月でしたので、
残暑のだるさと季節の変わり目の哀愁みたいなものが示唆されているものだと思います。
白蓮さんがナナメった雰囲気はむしろ小泉さんの傾斜度合いよりも上なのかもしれないですけど、
小泉さんがボケっ・・とした雰囲気を感じさせるのに対して、白蓮さんはけだるさの中にもどことなく気品を感じさせているのは
白蓮さんの聖職としての矜持という事なのかもしれないです。

続きまして、アミグリさんが2012年2月に描かれたパチュリーさんです。
このパチュリーさんは上記の白蓮さん以上にファンタジーな雰囲気を感じさせていると思います。
描かれた2012年というのがアミグリさんの淡い作風の時代という事もあるのですけど、
少しぼんやりとした雰囲気がいかにもパチュリーさんらしいと思いますし、背景の本が「動かない大図書館」という二つ名の
パチュリーさんに相応しいとも感じられます。
パチュリーさんのこの優しげな微笑に癒されそうですね~♪
パチュリーさんが首を傾けておられるのは、紅魔館の地下の図書館にコソ泥にきた魔理沙をとっ捕まえて
「ふふ・・本当に仕方がない魔法使いよね・・」と慈愛の表情を浮かばれると同時に
「魔理沙なんだから仕方がないか・・」と半ば悟りの諦めの境地に達したお顔とも言えそうです。
掲載時のアミグリさんのコメントとして
「丸筆とエアブラシメインに塗りました!
線画の色を淡くしたのと、目の塗り方を大幅に変えたので、
今までの私の絵柄と全然雰囲気変わったなぁと思ってます」との事ですけど、このパチュリーさんをもって
2012~13年頃のアミグリさんの淡い作風路線が本格的に開始されていた事を示唆されていたのかもしれないです。

続きましてアミグリさんが2019年4月に描かれた霊夢です
この霊夢はアミグリさんは「らくがき霊夢」と評されていますけど
とてもじゃないけどらくがきというレヴェルではなくて、霊夢のかわいらしさと気品が十分に反映できている作品と
言えるのは間違いないと思います。
背景無し・キラキラ無しという事があり、それによって霊夢そのもののかわいらしさ・美しさが
ストレートに伝わっていると思いますし、
背景とキラキラが無いとなんとなくですけど、貧乏神社の清く正しき美しき巫女さんという雰囲気もありますし、
「お金なんかなくたって私は清楚に生きていける!」みたいな若き巫女さんの凛々しい決意みたいなものすら感じ取れそうです!
上記の霊夢はいつもより色彩が少し濃い感じもあり、それが霊夢の存在感を高めているようにも感じられますし、
首を少し傾けているのがなんともいえずとってもかわいいです!
上記のアミグリさんが描かれた白蓮さんとパチュリーさんと霊夢の権利はこれらの作品の絵師様であるアミグリさんに
帰するものであり、当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。
アミグリさん、本当にいつもすてきなイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!
皆様の中で「こんなにかわいい霊夢を描く人のブログってどんなもんなのだうろ・・? 」などと興味がある方は、
是非アミグリさんのブログ
dream fantasy2を ご覧になって頂きたいと思いますし、
宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログ
dream fantasy2 に一度お越しして頂けると アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!
アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →
アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!
→
アミグリさんのpixivそれにしても都内在住なのに盛岡でも和歌山でも日帰りでも一泊二日でもラーメンの目的のためだけに飛んでいく
小泉さんのラーメン愛は素晴らしいものがありますし、小泉さんはもしも再度緊急事態宣言が発令されたとしても
ラーメンを食べるためにはどこにでも駆けつけそうな感じでもありますね~♪
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こんな傾いた店舗でこれだけ長期間普通にラーメン店を営業されていた事実も驚きです。
現在は既に移転済という事で、この面白い店舗が存在しないのはもったいないですけど、
小泉さんが漫画の上ではこのお店を訪れ、翌日には
ポーーっとした様子でナナメっていたのはとてもかわいらしさもありました。
アミグリさんの描かれたナナメった東方キャラでは
霊夢が特にかわいい~と感じたものでした。
首を傾けた仕草としても魅力的なポージングだとも
思います。