
最近のアニメ作品というのはほとんどが既に原作漫画または原作ライトノベルが存在していたものをアニメ化するとか
はたまたゲーム作品からのオリジナルストーリーのアニメ化というパターンが大変多くて、
原作漫画も原作ノベルも何も無い状態で何から何まで一から作り上げるというオリジナルアニメは大変少ないですし、
貴重なものがあるといえそうです。
2020年秋アニメの「戦翼のシグルドリーヴァ 」はそうした大変貴重なオリジナルアニメ作品でして、本来ですと
昨年7~9月放映の夏アニメとして予定されていましたけど、新型コロナウイルスの影響もあり放映が伸びて秋アニメとして
放映されていました。
この作品は事前情報がほぼ皆無で、原作漫画も何も無かったせいもあり、放映開始前はほとんど期待していない作品でも
ありましたけど、第一話からこれかせ面白いのなんのっという感じで第一話からかなりはまってしまいました。
制作スタッフに「ガールズ&バンツァー」のスタッフが含まれている事もあり、戦闘シーンや戦闘機の描写はかなり本格的で
それだけでも十分楽しめましたし、ここに美少女という要素も加わり、まさに私好みの作品となってしまった観すらありました。
戦翼のシグルドリーヴァ は美少女たちの他にも雑魚キャラに近いのですけど相当数の男性キャラも登場し、
単なる美少女戦闘ものにならなかった事もよかったと思います。
戦翼のシグルドリーヴァ の概要は、突如として人類を襲った人類の敵・ピラーと英霊機と呼ばれる戦闘機を神から
授かった少女たちといえる「戦乙女」との戦いを描く空戦ファンタジーアニメです。
神様が普通に登場している点はファンタジーそのものですけど、その神様が実はかなりヤバそうでもあり、何か色々と
企み事や隠し事がありそう・・みたいな雰囲気を抱かせたまま物語が展開していくような感じでもありました。
突如地球に現れ、あらゆる生命を脅かす存在・ピラーに打つ手もなく追い込まれていく人類に手を差し伸べたのは、オーディンと名乗る神なのですけど、オーディンはピラーに対抗する術として、戦乙女ワルキューレと英霊機を人類に授け反撃を宣言します。
日本では富士山を占拠する巨大なピラーと、六車・宮古、駒込・アズズ、渡来・園香の戦乙女3人が戦いを繰り広げ、
そこに欧州から訳ありのエースパイロット、クラウディア・ブラフォードがやって来るというのがこのアニメのプロローグでした。
クラウが徐々に仲間として認められ打ち解けていく展開も王道でしたし、
和の雰囲気のキャラクターで大きな赤いリボンで黒髪をポニーテールにしている元気娘のミコはなんだか東方の霊夢っぽい
雰囲気でしたし、ウェーブがかったセミロングの白髪をサイドテールにしている皮肉屋のアズのクールさや
ピンク髪のロリ担当とも言えそうなソノのかわいらしさなどヴィジュアル的にも申し分なかったです。
ネタバレになってしまいますので記事としてこれ以上細かく書く事はしませんので、興味がある方は是非ぜひアニメ化に際して
急遽制作されたライトノベルやアニメのDVD・BDをご覧頂ければ幸いです。
戦翼のシグルドリーヴァのヒロインたちが所属する基地のモチーフとなっているのは海上自衛隊館山航空基地であり、
そのせいか銚子漁港等で水揚げされた魚定食の話や後述しますけど千葉のご当地麺として「勝浦タンタンメン」もアニメ内に
登場しているのは千葉のご当地アニメらしいと思います。

戦翼のシグルドリーヴァの第5話はとても面白かったですね~♪
この回は珍しく戦闘シーンはない代わりに、水着着用での戦闘シーンという第4話からの流れを受けて、水着シーンや
お風呂でのイチャイチャ入浴シーンやソノちゃんの過去のトラウマにに起因するちょっとふくれてご機嫌斜めの理由とか
色々ありましたけど、この回としては「いよいよ次の戦いで日本人の心の原点とも言える富士山を奪還する作戦を決行する」と
いう作戦会議の話でもありましたので見どころ一杯だったと思います。
それにしてもソノのロリ巨乳振りは見事ですね~♪
ミコ(宮古)の雰囲気はなんだか東方の霊夢が水着を着ている様な感じでもありました。



昼ごはんのシーンでクラウが幻の珍魚でありとてつもない大きさを誇る「アブラボウズ」の定食を食べているシーンが
とても印象的でした~♪
アブラボウズの身は脂のかたまりみたいなものですので、あまり大量に食べ過ぎると下痢を引き起こすそうですけど、
果たしてクラウは大丈夫だったのかは謎ですね・・
「ラーメン大好き小泉さん」の原作漫画第10杯目「挑戦受付中」という話しの中で、小泉さんが完食したのは、
担々麺 ・ジャンボラーメン ・春菊麺 ・チャーシュー麺 ・五目ソバ ・麻婆麺 +ジャンボ餃子でした。
餃子25個分を一人で食べると多分それだけで相当お腹いっぱいになると思いますし、せいぜいラーメン一杯程度が
限界と思うのですけど、
小泉さんはノルマ分の餃子25個分と美沙たちが残した餃子を食べ尽くしだけでなくて、
ラーメン6杯を完食していた事になりますので、小泉さんの大食漢振りは半端ないという事なのだと思いますし、
小泉さんとしては「この量は別に驚きでも何でもないしごく当たり前の事」と考えていて、
自分が実はとてつもない大食いである事への自覚が全く無いというのもとにかく壮絶な「小泉さん大食い伝説」を
物語っていたと思います。
クラウのアブラボウズ定食完食もそれに近いものがあるのかもしれないです。


上記で小泉さんの名前が出てきましたけど、戦翼のシグルドリーヴァ里見一郎という司令官は見た目の雰囲気は
風采の上がらない見てくれのオッサンですけど、意外と?優秀で部下からの信頼も厚いのですけど、
富士山奪還作戦立案を前に「この作戦決行で一体どれだけの犠牲を出してしまうのか・・」などと思い悩むシーンも
あったりしましたけど、司令官がその時昼食として食べていたのが千葉のご当地麺の「勝浦タンタンメン」の
カップ麺でもありました~♪
こういう意外な所で勝浦タンタンメンという千葉のご当地麺が出てくるすてきな演出はとても粋で楽しいものがあると思います。

勝浦タンタンメンは、漁師の街、勝浦の飲食店で供される坦々麺であり、ご当地ラーメンの一つです。
冬の冷たい時期の漁から陸に戻ってきた漁師さん・海女さんに冷えた体を温めて貰おうという事で、実はかなり以前から
勝浦では定着していたご当地麺でして、基本的な特徴は、醤油ベースのラー油が多く使われる事と
具材としてラー油や唐辛子で炒めた玉ねぎと豚挽き肉がのっていて、般的な担担麺に使われるゴマや芝麻醤は使用されない
のが最大の特徴です。
2015年10月3日・4日に青森県十和田市で開催されたB-1グランプリ全国大会では、ゴールドグランプリを獲得し、
2012年11月24日・25日に山梨県甲府市で開催された2012関東・東海B-1グランプリin甲府ではゴールドグランプリ(1位)を
獲得しています。


勝浦タンタンメンは既にエースコックよりカップ麺として商品化されています。
勝浦タンタンメンの基本ベースであるラー油は後入れの別添液体スープなのですけど、
食べる直前にそれを入れかき混ぜると、ラー油と醤油の心地よい香りが鼻をつきぬけます。
想像以上にスープの色が赤いので、激辛系・・?と一瞬嫌な予感はありましたけど、北極や名古屋台湾ラーメンのなどのような
すさまじい激辛とまではいかない、あくまで醤油味とラー油をうまく融合したスープという感じです。
ひき肉の量が少ないですが、勝浦タンタンメンの特徴である玉ねぎは比較的多く入っています。
玉ねぎのシャキシャキ感と甘さはカップ麺の仕上がりとしてはいい線をいっていると思いますし、この玉ねぎの使い方の
うまさは、ニュータッチのやはの玉ねぎをふんだんに使用している「八王子ラーメン」を彷彿とさせるものが
ありそうです。

勝浦タンタンメンをハンバーガーとして応用した商品も昨年期間限定で発売されていました。
ロッテリアは店舗限定・期間限定・数量限定にて、「勝浦タンタンメン バーガー」を2019年12月26日から2020年8月末までの
期間限定で発売しています。
そしてこのご当地バーガーは残念ながら全国各地のロッテリアで販売という訳ではなくて
ロッテリア・市原サービスエリア上り店のみの店舗限定販売との事です。
この商品は、まちおこし団体「熱血!!勝浦タンタンメン船団」とコラボして、千葉のご当地グルメ「勝浦タンタンメン」を
ハンバーガーで表現したとのことです。
ちなみに「勝浦タンタンメン」は醤油ベースのスープに真っ赤なラー油・豚挽き肉・みじん切りの玉ねぎが入り、
辛さの中にも玉ねぎの甘さが感じられるのが特徴の旨辛ラーメンで、勝浦のすてきなご当地グルメメニューの一つでも
あるそうです。
ロッテリアでは、勝浦タンタンメンを表現するために、ハンバーグパティの上にそぼろ肉とラー油、かつおエキス、
昆布エキスなどが入った辛めに味付けしたソースを絡めたラーメンをトッピングし、
隠し味のてりやきソースとレタス、トマト、オニオンとともにふっくらバンズで挟んで、
ボリューム満点の旨辛ハンバーガーに仕上げたとしています。
結果的にハンバーグパティの上に勝浦タンタンメンを再現したラーメンをトッピングしたという仕上がりになっていて、
それらを隠し味のてりやきソースとレタス、トマト、オニオンとともにバンズで挟み、あごがはち切れそうなボリュームというのも
とても魅力的だと思います。


「ラーメン大好き 小泉さん」の小泉さんはラーメン脳ですので、基本的にはハンバーガーは普段食べることはないのかも
しれないですけど、小泉さんがマクドナルドでなぜかラーメンを食べていたエピソードもアニメや原作漫画では
あったりしたものでした。
ただそれはあくまで日本ではなくてハワイのマクドナルド限定という事なのですけど、小泉さんはハワイに行ったと時も
やはり考えている事はラーメンの事ばかりなのかもしれないですね~♪
その話しの流れの中で小泉さんはハンバーガーを食べたことがあるのか・・?という話題になっていった際に
小泉さんから大変興味深い事が語られていました。
悠 : へえ…じゃなくて!ハンバーガーとか食べた事あるのか?って話であって…!
小泉さん : ありますよ。天一で
悠 : いや…この前のラーメン屋さんだよね?ハンバーガーなんて無かったよ――
小泉さん : あります
小泉さん : かつて、大阪の喜連瓜破店限定ですが…なぜか知りませんがハンバーガーを販売していた事がありました。
悠 : ホントなぜ!? 店舗名も凄いな!
小泉さん : しかも味良し、ボリューム良し、価格良し。もちろんラーメンもセットで美味しく頂きました
天一というというまでもなくあのこってりとしたとんこつラーメンで有名なチェーン店なのですけど、期間限定・店舗限定
という形ではありますけど、とんこつラーメン・ハンバーガー・フライドポテトというセットメニューもかつて実在していた事は
紛れもない事実なそうです!
回想シーンの黒セーラー服の小泉さんがとってもかわいいです!
大阪の天一でそのセットメニューを食べて且つ制服が黒セーラーという事は、小泉さんは現在の都内在住の前は
実は関西在住だったのかもしれないです。
小泉さんはラーメンセットメニューだったらハンバーガーも食べられ目そうですので、ハンバーガーの具材が
ピリ辛系のタンタンメンであるロッテリアの「勝浦タンタンメンバーガー」を食べに本当に勝浦まで行きそうですね~♪
そしておいしい勝浦タンタンメンバーガーを食べられてふはーとされた後は、当然いうまでも無く勝浦市内の
勝浦タンタンメンを食べられに行くのは当然の話と言えそうです!
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私も最近友人に録画してもらったシグルリを一気見し終わったところでして、個人的にタイムリーな記事です(#^^#)
レシプロ機に惹かれてアニメを見たのですが、思った以上にご当地色の強いアニメでしたし、勝浦タンタンメンが出たのも必然なのかもしれません。そしてこのラーメンをバーガーにしてしまうというのは、ハンバーガーという食べ物の懐の深さを感じます!