ゆるキャン第4~5話は、ソロキャン(ひとりキャンプ)を楽しむリンとグループキャンプをみんなでワイワイと楽しむなでしこたちの
2つの側面からそれぞれのキャンプの楽しさを描いた回でもあるのですけど、ゆるキャン△は基本的にはどの回も
キャンプ回であってもキャンプ回で無くても日常回であっても毎回毎回なでしこが美味しそうに食べ物を食べているシーンは
「本当になでしこは美味しそうにモノを食べるJKさんだよね~」という事を強く実感させられます。
ゆるキャン△は「ラーメン大好き小泉さん」・「だがしかし」の第二期が放映されていた2018年の冬アニメでもありましたけど、
あの時は深夜の食テロアニメが揃っていた・・という印象が今更ながら強いです。
第5話においては、地元グルメや温泉の誘惑に勝ったり負けたりしながらなんとかキャンプ場に辿り着いたなでしこたちが、
テントを立て焚火を起こし煮込みカレーに舌つづみを様子と長野へ向かったリンが高ボッチ高原でスープパスタ作りに挑み
おいしそうに麺をすすっているシーンの二つの食テロのシーンがありましたけど、寒い夜空の野外キャンプだからこそ、
あのカレーとスープパスタの美味しさと温かさは体内にじんわりと染み込むのかもしれないです。


リンがひとりキャンプとして向かっていたのは高ボッチ高原なのですけど、高ボッチ高原とは長野県塩尻市街(松本平)の東に
そびえるのが標高1665mの高ボッチ山の事ですが、なんだかリアルでもキャンプでもひとりぼっちを好むリンにとっては
うってつけの行先の名前なのかもしれないです。
そしてここでリンが作ったキャンプ飯とはコッヘル一つでできるスープパスタであり、ゆで汁が出ないので
キャンプや山などでおすすめなそうです。
作り方としては・・あらかじめ切って持ってきた具材をオリーブオイルとおろしにんにくで炒めることから始まります。


そこに水150ccとコンソメ1個を投入し沸騰させ、パスタはこのままでは鍋に入らないので二つ折りにして投入します。
標高が高い所では沸点が低く茹でても芯が残ってしまうことがあるのでそういう時は細いパスタを使いますというのは
いかにも高地のキャンプらしい話だと思います。
パスタが水分を吸って段々お湯が減ってくるのでここで牛乳200ccとスライスチーズ2枚を入れてもう少し火にかけ
最後に黒胡椒とパセリで仕上げて完成です~♪
後述しますけど牛乳とチーズ投入というのがすてきなアィディアだと思います。

リン : は~…うま~
こういう時「ラーメン大好き小泉さん」の小泉さんだと「ふはー」となるのでしょうけど、小泉さんは実は大の料理下手ですので、
こうした比較的簡単なスープパスタすら完成されるのは困難なのかもしれないですけど、
リンはそれまでのキャンプ飯はカップラーメンのカレー麺ばかりであり、実質的に初めての自分で調理してのキャンプ飯を
おいしく仕上げる事が出来たのは小泉さんとの大きな違いともいえそうですね~♪


一方なでしこ・千明・あおいたちはなでしこが作った煮込みカレーを堪能します。
なでしこ : よーし!晩御飯作るよー!
なでしこ : あらかじめ切っておいて素揚げした具材をルーを溶いたお湯にいれれば一味違う煮込みカレーだよ!
なでしこ : 綺麗な景色を眺めながらおいしい外ご飯
あおい : キャンプの醍醐味や~
千明 : うまいけどなんか不思議な味だなこれ
なでしこ : ふふふ。よくぞ気がつかれましたな。じゃーん!隠し味は豚骨ラーメンのスープだよ~!
千明 : あー!ラーメン屋さんの豚骨カレーってやつか
なでしこ : うん!余ってる粉末スープを使ってよくこれ作るんだ~。そのままだとしょっぱいから小麦粉と水で薄めるの
あおい : 変身カレーってやつやな
千明 : 私ん家は肉じゃがを次の日カレーにしてるぞ!
あおい : うちはおでんや。和風だしが効いてうまいんやで~。牛すじ入っとるし
リンはひとりキャンプで一人だけど美味しく温まりそうなスープパスタを堪能していましたし、なでしこたちは
グループキャンプにてみんなとわいわい仲良くとんこつカレーをガヤガヤと食べていましたけど、
こうした二つのキャンプにはどちらもそれぞれ楽しみ方や魅力があるといえそうです!
ちなみにですけど、とんこつラーメンとカレーライスの組合せは実際に食べてみると全く違和感ないですし、
なでしこが煮込みカレーの中にインスタントのとんこつラーメンの粉末スープを隠し味として入れるというのはむしろ
合理的なのかもしれないです。
ただ・・、小泉さん的には「インスタントのとんこつラーメンの粉末スープが余るというのはありえない・・」と言われるのかも
しれないです。
それにしてもなでしこは本当にどんな食べ物も心からおいしそうに食べるJKさんだと思いますね~♪

それにしても、リンのキャンプ飯のスープパスタはとっても美味しそうです~♪
あのシーンに影響されて私自身もスープパスタではないけどそれに近いものをスーパーの素材と電子レンジだけで
作ってみました。
リンはコンソメスープに具材とバスタを入れ、仕上げに牛乳とチーズを入れていましたけど、私自身は
市販の冷製明太子パスタに牛乳ではなくて豆乳をかけてみて、更にここにスライスチーズを乗せ電子レンジでチン!
してみることにしました。
どうして牛乳ではなくて豆乳なのかというと、基本的に私自身が白の牛乳が苦手だからです。
以前うちのブログで「チーズと明太子の相性は最高!」と記しましたけど、そういう意味では明太子パスタにとけるスライスチーズ
というのも理に適っているといえそうです。


明太子パスタには元々マヨネーズも入っていますので、マヨネーズの原材料は卵ということで、結果的に
卵・チーズ・豆乳・明太子が融合する事でどちらかというとスーブバスタというよりは濃厚なクリームパスタの仕上がりに
近いようになったと思います。
冷製明太子バスタの上に惜しげもなく豆乳を入れ、ここに溶けるスライスチーズを乗せ、電子レンジで1分程度
加熱させます。

溶けたスライスチーズがいい味を出しています!
そしてここにマヨネーズの中の玉子と豆乳が見事に調和し、味としては濃厚なチーズクリームパスタを食べている感じが
あります。
豆乳にチーズ・卵・明太子が絡むと元々の淡泊な豆乳の味がなぜかしりませんけどホイップみたいなクリームっぽい味に
なってしまうのもなんだか面白いものがありそうです。
リンが食べていたスープパスタとはちょっと違うのかもしれないですけど、これはこれで一つの応用系ともいえそうですし、
これを山のキャンプ飯として食べてもとてもすてきなものがありそうですし、多分この味だったら
小泉さんでもふはーといいそうです。


「ゆるキャン」第5話は最後にいい話で締められていました~♪
すっかり夜も更けて寝る前にリンとメールをしていたなでしこは、リンに夜景を見せようとテントを抜け出して
甲府盆地の夜景をスマホで撮影しリンに送信します。
なでしこ : はぁ…暗いとこ抜けた…リンちゃん待たせてるから早くしないと
こういうなでしこは改めて「本当に素直でいいこだね~」と感じてしまいそうです。
送られた画像を見たリンもまたスクーターでひとっ走りし、絶好の撮影スポットから諏訪の夜景をなでしこに送信します。
甲府盆地の夜景と諏訪盆地の夜景はどちらもとても美しいです!
なでしこ : 綺麗だね
リン : 綺麗だね
上記の「綺麗だね」は、5話のラストででなでしことリンが、夜景を見ながら発したセリフですけど、
「離れていても同じ空の下」というフレーズがしっくりきそうな場面でしたし、
二人は別々の場所にいるものの送り合った夜景の写真を通して、同じ場所にいるかのような感覚に陥ったという事で、
離れていても、二人の目には同じ景色が映っている事でもあり、
なでしことリンの距離が縮まったことを示唆していたとてもすてきなシーンであったと思います。
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やっぱり美味しさの決め手はチーズでしょうか。大抵のものはチーズを加えることで一段階美味しくなるものと思いますがそこはチーズと相性抜群のパスタですから味が進化しないわけがないですね。
明太子パスタで作るのは素晴らしいアニ飯アレンジですね。チーズと豆乳で元の濃厚さが跳ね上がりそうです。