埼玉あるある話の定番の一つが、「埼玉県民が鴻巣市に行く理由はたった一つである! 、それは免許更新である」
という事なのかもしれないですけど、先日私自身が鴻巣まで出かけた理由は、いうまでもなく免許更新のためでもありました。
全国的な知名度は低いのかもしれないですけど、埼玉県は実は「雛人形」の一大生産県でもあったりします。
生産量では岩槻の方が圧倒的に多いのですけど、 実は鴻巣市でも細々とではありますが、
雛人形を生産しておりますし、鴻巣市役所においては2~3月ですと、 市庁舎内にかなりの絢爛豪華な雛人形を飾って
いまして見る度にその豪華さと数の多さに圧倒されたりもします、
そして冒頭で述べたとおり、埼玉県民が鴻巣に数年に一度必ず行かざるを得ない理由と言うものは、
別に雛人形を購入しに行くものではなくて、
県内に一つしかない運転免許更新センターが「鴻巣」にあるからです!


埼玉県ローカルショートアニメの「浦和の調ちゃん」では、行田の十万石まんじゅうやゼリーフライの話は出てきたものの、
鴻巣はさすがに登場していませんでした。
埼玉県はこれだけ人口が多いのに、免許更新センターは一か所のみというのもなんかヘンな話なのかも しれないです。
しかもその場所が鴻巣で、浦和駅から高崎線で35分程度かかるところに立地していて、
更新の都度「なんで埼玉県は一か所しか更新センターが無いんだ・・・しかも鴻巣なんてえらい遠いところに設置するんだぁー」と
文句ばかり言っていますが、こればかりは仕方ないですね。
しかも免許更新センターは駅から歩いて25分程度掛る所に立地していますので、毎回駅からバスを利用せざるを得ないです。
つまり自宅から鴻巣の免許センターに行くだけで片道1時間45分~2時間程度も掛ってしまい、
後述しますけど私みたいな違反講習者は講習時間が2時間ですので、免許更新センターに行くという事イコールほぼ
丸一日が潰れてしまうという事で、毎回毎回免許更新の案内はがきが届く度に「またか・・」と少しメランコリーな気分に
なったりもします。
今年度の免許更新なのですけど、私の場合、残念ながら今回の更新も「違反者講習」です。
更新手続きとして手数料や違反者講習受講料で計3850円で、ここに往復の電車台とバス代も掛りますので、
結構金額としてもバカにならないです。
そして違反者講習は退屈で長いし、毎回面倒です。
違反者講習は2時間となっているのですけど、毎回いつも2時間みっちりと講習が行われますので、一度ぐらいは
ゴールド免許を取得し、最寄りの警察署で30分程度の講習で終らせることが出来れば幸いですけど、私自身ゴールド免許に
なった事は一度もありませんので、それは多分夢で終わりそうです・・
「過去3年間で一度違反があれば違反者講習」と思っていたら、そうではなくて
「過去5年間で軽微な違反が一度なら、有効期間が5年間で、講習時間は一時間
過去5年間で違反ゼロならば、有効期間は5年で、講習時間は30分、しかも近くの警察署で受講可能」との事なそうです。
という事は、この2年間で2回も切符を切られている私は次回の免許更新も既に違反者講習は確定済で、次回も
最寄りの警察署ではなくて鴻巣まで行かないといけないようです。
私はゴールド免許を取得した事は一度も無いですし、ペースで言うと3年に一度程度の割合で何かしらの「違反」を
やらかしてしまいますので、この先免許返納までは更新の度にあんな遠い鴻巣まで毎回出向かないといけないようです。
実なのですけど、鴻巣の運転免許更新センターも5月までは新型コロナウイルスの感染リスクの懸念から
閉鎖されていて、再開されたのは6月に入って以降との事でした。
そして三密回避やソーシャルディスタンスの確保とか感染防止対策という事で、前回の更新の時とはいくつかの点で
変更になった事もあり、こうした事にも新型コロナウイルスの影響度の深刻さを改めて痛感させられたものでした。
いうまでもなく免許センターに入る時はアルコール消毒を真っ先に求められ、しかも館内はマスクを着用しないで立ち入ることは
絶対的にNGです。
免許に貼られる写真も、写真撮影直前まではマスク着用ですけど、写真撮影する時だけは当たり前の話ですが、
マスクを外すように指示されます。
前回も前々回も違反者講習はかなり大きい教室で一度に100~150人近い大人数の人を入れて講習を行っていましたが、
今回は50人程度の教室で人数を抑え込む事で感染リスクの抑制を図っているといえそうです。
従来ですと講習が開始されると教室内のドアは閉められていましたけど、今回は講習中は窓も教室と廊下のドアが
開けられていて換気対策もきちんと行われていました。
但し、他の教室の講習の音や廊下から流れてくる館内放送の音で、講習中の教室内にはたくさんの音が入り乱れていて
なんだか雑然としているようでもありました。
それと意外だったのは、ソーシャルディスタンスを徹底しているはずだから、教室内の人と人との間隔は少なくとも1m程度
離すのかな・・?と予想していた所、教室内での人と人との間隔は1m以上開けるどころか60~70cm程度で、
小さな教室でも50人ぐらいは収容できていました。
(あの小さい教室で2mの間隔を空けると収容人数は20人ぐらいが限界なのかもしれないです)
それと一番の大きな変化は、従来ですと机と椅子に座っての講習なのですけど、ウイルスが机に付着するのを防止という
観点から、今回の講習は机は無しで、講習中はパイプ椅子に腰かけての受講でしたので、机に頭をつけたまま
居眠り・・という事は出来ませんし、パイプ椅子だけだとなんだか居眠りもあまりできなくて、今回の講習は珍しく(?)
居眠り無しで2時間過ごしていたと思います。
次回の違反者講習は3年後ですけど、その時にはさすがに新型コロナウイルスのワクチンや治療薬も開発されていると
思われますので、こうした措置は取られていないのかもしれないですけど、もしも3年後もこうした感じだったら、
ちょっと抵抗感は感じそうですね・・
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鴻巣に住んで早やウン十年。
始めから終わりまで熟読玩味させて頂きました。
そうそう日本一のピラミッド型雛飾りのことですが、市役所本庁舎から駅前のエルミこうのすショッピングモールに場所が移って、そこそこの年月が経っています。機会がありましたら3月にもどうぞ鴻巣にお越しください。知る人ぞ知る郷土食の「いがまんじゅう」、B級グルメの「川幅うどん「」も味わうことができます。
川幅日本一の荒川沿いには栽培面積日本一のポピーの花畑が季節に彩を添えています。