関東と関西の「文化の違い」というものは、色々な所に表れているのかもしれないですね。
関東と関西の違いの代表事例は言うまでも無く周波数と言葉だと思いますけど、それ以外に少し一例を挙げてみると・・
1.新しい服を買って着ていった時の関東と関西での反応の違い
関東では「それどこで買ったの?」と質問する事が多いような感じもしますけど、
関西では「それなんぼで買うたん?」といった感じの聞かれ方がされることが多いような感じもします。
関東人はおしゃれな物が置いてあるお店に興味津々という感じなのに対して
関西人は「いくらで買えたか」に興味があるというのは、「モノを買う時は値切らないとあかん!」みたいな関西の皆様の
お金に対する気質を示唆しているようにも思えます。
相手がおばちゃんだと「ほんならもっと安ぅ買えたはずやでぇ~!」と言いそうな雰囲気もありそうです・・
2.お煎餅の違い
お煎餅といえば、関東ではこいくち醤油の固い米菓子というイメージが濃厚です。
一口サイズに割ってから食べないと固すぎて食べづらい食感の代表例が埼玉の草加煎餅と言えるのかもしれないです。
関西ではおせんべいというと揚げせんべいが主流で、ぼんち揚げが代表的だと思うのですけど、
手で割らないと歯が痛くなるような固さではなく、サクッとした歯ごたえなのが特徴だと思います。
煎餅ではないけど、関東では単に「飴」と呼ぶことが多いけど、関西のおばちゃんは「飴ちゃん」と呼ぶことが多いのは
これもちょっとした東西の文化の違いなのかもしれないですね。
3.ソースの違い
関東ではコロッケにもとんかつにも、お好み焼きにも焼きそばにも同じソースをかけるという人が多いように思えます。
関東人の私もそんな感じですし、ソース自体にこだわりを有していないというのが関東人の特徴なのかもしれないです。
関東でソースといえば「ブルドッグの中濃ソースで決まり!」という感じもあり、これ1本で何にでも合わせられるような気もします。
一方で関西はソース文化ですよね~♪
関西の皆様が同じソースで済ませるなんてありえないのかもしれないです。
さらっとしたウスターソースと、どろりと濃いとんかつソースを使い分けるのは当たり前として、
オタフクのお好みソースや焼きそばソースはスーパーでよく売られていて、関西人の食卓を彩っているのだと思われます。
4.マクドナルドの呼び方の違い
関東なら「マック」、関西なら「マクド」という略称がお馴染みだと思いますが、確かに私自身もマックとは言いますけど
マクドと呼んだことは一度も無いかもですね~
それで定着してしまっているので、新聞でも東西で略称を使い分けているほどらしいです。
5.エレベーターの立ち位置
エスカレーターに乗る際、関東では左側に、関西では右側に立つのが基本です。
多分ですけど、私自身が関西に遊びに行きショッピングセンターでエレベーターに乗った際は相当な違和感を
感じそうです。
他にも・・例えばカップ焼きそばは、関東はマルカ食品のぺヤングソース焼きそばが一番の売れ筋と言えそうなのに対して
関西の一番人気は日清のUFOであるとか、
関東では、ラーメン+ご飯のラーメンライスはありだけど、焼きそば+たこ焼き+ごはんというトリプル炭水化物はNG
なのに対して、関西は粉モノ文化主流なので、お好み焼きとご飯を同時に食べるのはごく当たり前というのも
違いなのかもしれないです。

関東と関西の文化の違いの一つに「食パンの厚さの好み」の違いというものもあると思います。
関東は1斤6枚~8枚切りが主流ですけど、関西では厚めの5枚切りが1番人気なそうです。
敷島製パンの分析によると、「お好み焼き等の粉もの文化の関西はもっちりした食感の5枚切りが好まれ、
パリッとした煎餅文化の関東はさっくりした食感の6枚切~8枚切が好まれる傾向にある」との事です。
スーパーやコンビニに流通している食パンは4枚切りから12枚切りがほとんどであり、
4枚切りは1枚の厚さが約30ミリ、5枚切りは24ミリ、6枚切りは20ミリ、8枚切りは15ミリ、10枚切りは12ミリ、12枚切りは10ミリで
あるそうです。
食パンの枚数は厚さによって変わりますけど、そうした数ミリの厚さの差でありますが、これが食感に大きな違いをもたらす
のだと思います。
そしてその食感と言うのが、関西ではふわふわ・もっちりとした食感が好まれ、関東ではパリパリ・カリカリの食感が
どちらかというと好まれるというのも、これはこれで一つの立派な食文化と言えそうです。
上記で触れた通り、食パンとして関西で最も売れているのは5枚切りなそうです!
つまり関西におけるトーストは厚めというのが一つの定番なのだと思われます。
そして関西において5枚切りに次いで人気が高いのは6枚切り、そして4枚切りと続き、8枚切りは全体の数%程度との事です。
それに対し、関東では最も売れている6枚切りが半数を占め8枚切りがそれに続きます。
一方4枚、5枚切りの人気は関東においてはい今一つとされているみたいです。
言われてみると・・、私もうちの奥様も食パン買う時はほとんど8枚切または10枚切で、5枚切みたいな厚さの食パンは
多分ですけど買ったことは無いです。
5枚切りの標準は24ミリ、8枚切りは15ミリという事で、わずか9ミリの違いなのですけど、この9ミリの違いは
案外大きいと言えるのかもしれないです。
厚切りのもっちりとした食感が関西人好みというのは、確かにお好み焼き、うどんなどもっちりした粉もの文化を愛する気風が、
関西には伝統的に根付いているような感じもあるのですけど、
外がカリカリ、中がふんわりの厚焼きトーストというのは「たこ焼き」にも通じる食感と言えるのかもしれないですね。
私のトーストの好みは、私が関東育ちというのも大きいと思うのですけどいうまでもなく薄切りトーストです!
食パンの厚さとしては10枚切の方が大好きです!
元々朝食を食べる習慣がそれほどない上に、社会人になって間もない頃に会社の寮に入っていた頃
よく管理人から「朝食は絶対に食べてから出勤しろ!」と煩く言われていたせいもあり、当時はしぶしぶ朝食を食べていましたけど
ギリギリまで寝ているため、朝食をゆっくり取る時間は毎日ほぼ皆無で毎朝慌ててトーストとコーヒーとチーズを
口に流し込むという感じでもありましたので、さすがに関西で主流のあんな分厚いトーストを食べていたら
遅刻していたかもしれないですね・・
そうしたせいもあり、薄いトーストをサクサク食べるというのが習慣になっていったのかもしれないです。
(実家にいた頃の高校生の頃も吹奏楽部の朝練習が毎日ありましたので、ギリギリまで寝ていた私は、
朝食を取らないでそのまんま自転車に飛び乗って学校に向かって一心不乱にペダルをこいでいましたし、
ひどい場合は、片手にうすいトースト、片手で自転車のハンドルを握っていました・・)
私個人の嗜好としては、8~10枚切りのうすい食パンを軽くトーストさせてその上にバターを乗せるとか
薄い食パンの上にチーズとハムを乗せるとか
はたまた薄い食パンの上に半熟卵を乗せてその上にマヨネーズを掛けてトースターで加熱する食べ方が大好きです!
半熟卵がとろ~っとパンの上に流れるあの食感がたまらないと思います!
また最近では、12枚切の10ミリ程度のうすい食パンをトーストし、その上にカリカリに焼いたベーコンと目玉焼きを
乗せ、その上にうっすらマヨネーズとブラックペッパーを掛けて食べると、
気分はそれだけで朝からハイテンションになりそうです~♪
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8枚切りの薄切り派です!
さすがに管理人さんの家のように10枚切はパスですけど・・
薄切りパンをカリカリに焼いてベーコンや卵を乗せて食べると至福のひと時ですね~♪
それにしても関西と関東の文化の違いは奥が深いです。