
2020年は年明け早々、新型コロナウイルスに全国各地で国民が翻弄される事になってしまい、それは今現在も
続いていると思われます。
そうした事はアニメ制作現場にも深刻で多大な影響をもたらしているようで、2020年4月開始の春アニメも、いくつかの作品が
放映中止または延期に追い込まれ、「ヒーリングっとプリキュア」もその例外ではありませんでした。
幾つかの春アニメ作品の放映延期は、その穴を埋めるために過去作品の再放送を急遽流すという事も行われていて、
その一つが「この素晴らしい世界に祝福を!」でした~♪
「この素晴らしい世界に祝福を!」は懐かしい作品で、2016年、2017年にアニメ化されましたし、2年前にオリジナルストーリーの
映画化もされていました。
第一期も第二期もとっても面白くて毎回とっても楽しく拝見させて頂いていましたので、今回の一期の思いがけない
再放映はむしろ嬉しい誤算だったのかもしれないですルンッ~♪
昨年・・2019年2月3日には「この素晴らしい世界に祝福を!』コンサート~この素晴らしい音楽に喝采を!~」の公演名で
オーケストラコンサートも開催されていたものでした。
「この素晴らしい世界に祝福を!」は典型的というか絵に描いたような主人公の異世界転生作品であり、異世界で
チーム(パーティー)を結成し、アイテムを獲得しつつステイタスを上げながら魔物・魔族を退治し、
冒険者ギルドで依頼者からたんまりと報酬を稼いでいくという王道に異世界転生ものといえるのですけど、
他作品との大きな違いは、メンバーが性格破綻・変質者・役立たずというものばかりであるという事なのかもしれないです。
勿論メンバーがポンコツばかりという異世界転生ものも最近はかなり増えてきたようにも感じられますけど、
この素晴らしい世界に祝福を!はメンバー全員ポンコツの先駆け的作品ともいえなのもないのかもしれないです。
物語のはじまりは転生前のひきこもりの高校生のカズマの不慮の事故死?から開始されます。
カズマは、トラックに魅かれそうになったJKさんを助けるつもりで道路に飛び出し、そのJKさんの命を救った代りに
自分は死亡したと認識していましたけど、実際はそんなかっこいいものではなくて、
ちんたら走っているトラクターをトラックと勝手に勘違いした挙句、JKさんを突き飛ばした際に、
自分が轢かれたと勘違いして心臓麻痺で死亡いう間抜けなものでした・・
現実にはJKさんの前に迫っていたのはトラクターであり、轢かれるおそれはなく、JKさんに無用の怪我を負わせた挙句
自らも勘違いによりショック死するというのもなんだかポンコツな話なのかもしれないです。
こうしてカズマは天界に召されたのですけど、天界で女神アクアに異世界への転移を持ちかけられます。
アクアは「異世界には望むものを1つだけ持っていける」と特典を持ち出しながら異世界転移を勧誘したのですけど、
その際にアクアは、カズマの最期を小馬鹿にして笑い転げていた事から、
カズマは腹いせに「異世界に持っていくモノ」としてアクアを指定し自らの転移に巻き込むというのがそもそもの発端
だったのでした~♪
こうして、アクアを連れて異世界「アクセルの街」に降り立ったカズマは、その後、爆裂魔法の使い手だが1発撃つと動けなくなる
めぐみんと、見た目は美女だが妄想癖のあるマゾヒストで攻撃が全く当たらない変態女騎士・ダクネスを仲間に加えて、
三人のとんでもない問題行動に振り回される日々を送ることになるというのがこの作品の概要です。
想像以上に留まるところを知らないアクア・めぐみん・ダクネスの問題行動は、魔王軍とのトラブルや悪徳領主との金の殴り合い、最後は魔王の討伐におもむき一騎打ちなど、さまざまな波乱にカズマが巻き込まれていきます。
この素晴らしい世界に祝福を!(通称、このすば)はめぐみんもとっても魅力的なキャラでしたけど、駄女神としか言いようがない
役立たずのアクアもとってもよかったです!
2019年冬アニメの「慎重勇者」のヒロインのリスタもとんでもない役立たずの駄女神で、アニメ内でも変顔炸裂でしたけど、
リスタとアクアは異世界転生ものとしては二大駄女神ともいえそうです。
(慎重勇者において、リスタが美しいダンスをお披露目しているEDはあれだけでも見る価値は十分あると思います!
アニメでも最終回だけは意外と??シリアスでまともな終わり方をしていたのもいい意味で期待を裏切っていました~♪)
このすばのアクアは本来的には水を司る女神で絶世の美女という事なのだと思いますが、実際は美貌しか取り柄がない
トラブルメーカーで、性格は、お調子者で能天気かつ、グータラで空気が読めないし、
威勢が良い割りには打たれ弱くベソっかきな泣き虫で寂しがりやの構ってちゃん症候群の持ち主で、
とてもじゃないけど女神様には思えないし、ダメ度でいうとリスタを完全に上回っているとしかいいようがないですね・・
アークプリーストとしての能力は高く、悪魔の呪い、強力な結界を持つ相手、呪いや汚染された水の浄化など女神に相応しい
攻撃力・洞察力・浄化能力も一応は備えているものの、戦闘能力はほぼ皆無で、有しているのは戦闘では役に立たない宴会芸
のみというのもとても楽しかったです。
そうそう、アクアと言うと見えそうで絶対に見えない鉄壁の??防御の超短いミニスカートもとってもかわいかったです~♪
ダクネスは、金髪のロングヘアーを纏めてポニーテールにしている碧眼の美人で豊満でエロいボディを有していますけど。
物凄い不器用で救いようのないドMであり、他人から責め立てられると以上に快感を感じるという
とんでもない変態さんでもあります・・
(見た目はまともな騎士にしか見えないだけにそのギャップもすてきですね~)
一見生真面目で堅物な面もあるのですけど、 実際はドMそのものであり、自分がオークや魔王軍の幹部、
もしくはクズな男に文字通り性の奴隷のようにめちゃくちゃされたいぐらいの痴女でもあり変女でもあったりします。
上級職のクルセイダーで、父方の頑強な体と母方の強い魔法抵抗力をあわせ持ち、大悪魔バニルの殺人光線や
めぐみんの爆裂魔法でも耐えられる程の防御力の持ち主ですけど、
ただし両手剣の攻撃をちっとも当てられない程不器用であり、基本的には攻撃は相手には全然当たりませんですので、
アクアと同様に戦闘時では役立たず状態になりがちですけど、身を挺してみんなを守るということだけには
特化しているといえそうです。
めぐみんも他の二人と同様に問題児でしたね~
紅魔族の特徴である紅い瞳を持ち、髪型は黒い前髪ぱっつん、黒マントに黒ローブ、トンガリ帽子といかにも魔法使い然とした
服装を好み左目に眼帯をつけていて、ビジュアルは体格は小柄で細身の貧乳でもあったりします。
ボディだけはやたらと発達している他の二人と比べるとロリロリ的なかわいらしさに溢れていました~
このパーティーの中では最も高い戦闘能力を有していそうですけど、爆裂魔法以外の魔法は一切使えないです・・
爆裂魔法は長い射程と高い威力が特徴ですけど、その威力は明らかにオーバーキルで、
爆風に巻き込まれるため近距離では使えず、消費魔力がとても大きいため1日1回撃つのが限界で、
魔法を撃った直後は魔力切れでしばらく行動不能になってしまい、カズマにおんぶされる事もしばしばでした。
爆裂魔法に異様に執着を見せているのに、爆裂魔法は一日に一回しか使えないというのもポンコツなパーティーらしい
感じですね~♪

この素晴らしい世界に祝福を!」のアクア・めぐみんは、スニーカー文庫30周年を記念して揃ってフィギュア化も
2019年3月に実現されています。
アクアらしい元気いっぱいなポーズで立体化。落下直後を見事に表現した逆巻く髪や水芸風の台座も丁寧に再現されており、
眺める角度によって様々な表情を見せてくれるアイテムとなっています。
アクアのアニメと同様の「見えそうで見えないミニスカート」もフィギュアでもすてきに再現されています!
お調子者なアクアらしい明るい笑顔も素晴らしいですし。動きに合わせて生じた服のシワや胸の揺れを再現した造形も
ポイント高いです。
紅魔族の少女にして、爆裂魔法しか愛せない残念すぎるめぐみんのフィギュアもとってもかわいいです!
三角帽子やマント、杖などの小物も丁寧に再現されており、どこから眺めても見ごたえのある仕上がりになっています。
どこか恥ずかしがっているように微笑んだ表情が素晴らしく、アクアやダクネスのような豊満なボディを持つ美人ではなくて
ロリロリっとした貧乳美少女ですけど、とにかくとってもかわいいです~♪

めぐみんの爆裂魔法は一日に一度しか発動出来ませんでしたけど、歴代プリキュアにもそうしたシリーズがありました!
そう! いうまて゜もなくスマイルプリキュアがそうなのですけど、初期の頃のスマイルの各メンバーは一回の戦闘に付き
一回しか必殺技を放てないというのもなんだかこのすばのめぐみんと被りそうなものがあります。
キュアハッピー=星空みゆきとめぐみんは多分ですけど大体年は同じくらいですけど、めぐみんもとてもかわいいけど、
本当にキュアハッピーは可愛いですよね! この娘は文句なく誰からも愛される資格を持っている天使のようなプリキュアだと
思いますルンッ~♪
ドジであわてんぼうで、勉強が苦手で、気持ちは常に前向きな所は、夢原のぞみ=キュアドリームを想起
させますけど、ドリームは自分の意思をしっかりと持ち、周りをグイグイ引っ張っていく妙なカリスマとリーダーシップを
持っているのに対し、ハッピーはそうした所はあまり強く有していません。
スマイルプリキュア」自体、一人のリーダーが前面に出るという感じではなくて、
皆で力を合わせれば何とかなるという協調性が相当面発揮されているようにも感じられます。
みゆき=キュアハッピーのキーワードは笑顔・ハッピーなのですが、
みゆきは、「他人に優しくする事で、他人も喜んで貰える。それが自分のハッピーに
つながる」という天使のような素晴らしい女の子です。
「優しく強い」というのは、スマイルに限らず歴代プリキュアに共通するテーマなのですが、
ハッピーの場合、自分だけでなく、他者を巻き込んでの優しさというのは
意外とあるようでなかったケースなので、この点はハッピーの特筆すべき点なのかもしれません。
似たような例としてドリームがいましたが、
のぞみの場合、優しさに加えて「無限の可能性を秘めている」という点が特筆すべき点だったと
思いますが、ハッピーの場合、無限の可能性というよりは、身近な人達を幸せな気持ちにさせていくという事なのだと思います。
転校生で、転校初日の自己紹介の挨拶で後にプリキュアメンバーとなる御方に挨拶を妨害されたり、
転校時の最初の友達が二番目のプリキュアになる辺りは、ブロッサムに近い面があると思います。
ハッピーは、初回変身時には何とか一人でアカンべエを浄化できていますけど、ブロッサム先輩の初期の頃の戦い振りは
相当ひどいものがありましたけど、ハピネスの連戦連敗続きのキュアプリンセスよりはまだマシなのかもしれないです。
キュアハッピーは、スマイルの第2話と第3話の際には、渾身の必殺技の「ハッピーシャワー」の軌道を外すという
前代未聞の技を披露している所がハッピーらしいというかご愛嬌でした。
第1話でこの必殺技はうまく発動できたものの、
第2話~第3話は外しまくり、第4話は敵に対しての発動は無く(代りになおちゃんの妹弟たちを救出していました!)
第5話でも外していました・・・
初期の頃のハッピーの必殺技の打率は2割台と、プロ野球で言うと「4番失格」なのかもしれなかったですね・・
外しまくりの上に、初期の頃のスマイルは必殺技は一回の戦闘で一度だけというこのすばのめぐみんみたいな設定でも
ありましたけど、スマイルではいつの間にか「必殺技は一回の戦闘で一度だけ」という設定がうやむやになってしまい、
夏休み回のゲームニスイコマレールのもぐら叩きのシーンでは、ハッピーは一度に数十回も必殺技のハッピーシャワーを
撃ち込んでいましたので、それはまたハッピーの成長の証とも解すべき事なのかもしれないですルン!
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