外山雄三 / 管弦楽のための(吹奏楽のための)ラプソディー → 聴くだけで日本人としての血が騒ぎそうな曲ですね~♪
外山雄三の「管弦楽のためのラプソディー」は楽しい曲ですし、この曲を聴くとどこかわくわくさせられるものがありますし、
日本人としての血が自然体に騒ぐ曲と言えそうです。
日本人ならば絶対に知っているメロディーというか、民謡が次から次へと出てきて、音楽の宝箱みたいな感じもあります。
演奏時間は7分半程度なのですけど、この短い時間にぎゅーーっと濃縮された日本人の心のふるさとがあると思います。
ヘンな話ですけど、私が高校生の頃にまだ吹奏楽とかクラシック音楽がなんにもわかっていない頃、
作曲家&指揮者の外山雄三と若大将の加山雄三を混合していまして、「二人は兄弟・・?」という恥ずかしい勘違いを
起していた事もありました。
更に余談ですけど、私が大学生の頃の一つの隠語で「かやまゆうぞう」という言葉があり、これは何を意味するのかと言うと
学業成績で「可が山ほどあって優が三つ程度しか無い・・」ポンコツな成績という事なそうです。
管弦楽のためのラプソディーは、下記の日本の民謡が引用されています。
〇あんたがたどこさ
〇ソーラン節
〇炭鉱節
〇串本節
〇信濃追分
〇八木節
この曲って、出だしがとても印象的ですね!
(最初にこの曲を生で聴いた時は大変なインパクトがありました・・)
いきなり拍子木が打ち鳴らされお寺の鐘がゴーンと鳴り、 そこからトランペットによる「あんたがたどこさ」が始まります。
この曲自体構造はとてもシンプルでA-B-Aの三部構成を取り、
先程の冒頭から、「あんたがたどこさ」に対旋律として絡んでいく「ソーラン節」が出てきて、
炭坑節・串本節による展開までが序盤のAとし、フルートソロが延々と「信濃追分」を奏でるしっとりとした部分をBとすると、
終盤の八木節で盛り上がる部分がエンディングの盛り上がりと言えそうです。
終盤のエンディング部分においてハープが華麗にグリッサンドを聴かせてくれますけど、
この部分は、何か和の楽器と洋の楽器の見事な融合を象徴しているのだと思います。
この曲は、 うちわ太鼓・チャンチキ・鈴・和太鼓・締太鼓・拍子木という和の打楽器も登場しますし、
ティンパニ・ウッドブロック・ボンゴ・大太鼓といった洋の打楽器も登場します。
個人的には、Bの部分のしっとりとしたフルートソロがとても印象的ですし
日本人にしかわからない「郷愁」みたいなものも感じさせてくれますし、聴き方によっては泣かせる部分です。
ラスト近くの八木節は、「とことんやっちまえー!!」みたいな大変ノリが良い感じもして大変爽快な部分です。
(八木節に入る直前に打楽器奏者による「ヨ――ッ!」という威勢の良い掛け声も大変印象的です)
この曲は何度か聴いたことがありますし、
外山雄三自身の指揮による自作自演の演奏も聴いたことがあります。
この時の管弦楽団は日本フィルだったと思いますけど、
先程のフルートソロによる「信濃追分」が終わって、鈴が静かに響いている部分で
打楽器奏者による「ヨー―ッ!!」の掛け声はこの時は雄叫びのように聴こえたものです。
「ラプソディー」は何種類かの録音がありますけど、 この部分に声が入るのは聴いたことがありません。
という事は、このかけ声の指示は、外山氏自身の指示か元々は楽譜に書かれているのかはちょと不明です。
この曲は、NHK交響楽団の世界一周演奏旅行の際にアンコール曲としても演奏されたことがあるらしいです。
ちなみにN響の世界一周演奏旅行にソリストとして付き添ったのはまだ10代の中村紘子さんでもありました。
(中村紘子さんもまだお若いのにお亡くなりになられていたのは大変悲しい知らせでした・・)
ものすごくマニアックな話ですけど、この時のN響のチューバ奏者は
後に野庭高校吹奏楽部の指揮者としてその名を残す中澤忠雄先生とのことです。
2019年夏に開催されたN響ほっとコンサートにおいても、このラプソディーはアンコール曲として演奏されていて、
客席を熱狂させていました。
(このコンサートにおいては、ヒナステラのバレエ組曲「エスタンシア」~Ⅳ.マランボ(終幕の踊り)も演奏されていて、
改めてそれぞれの国の民族的音楽は聴き手をエキサイトさせる効果があると感じたものでした!)
管弦楽のためのラプソディーは、元々の原曲は22分を越すかなりの大作だったらしいです。
前述のN響世界一周演奏旅行を前にした練習の際に、当時のN響・指揮者岩城宏之氏によって、
「この部分は無駄・・・省いた方がかえって良い・・」みたいな判断で全体の70%近くカットされ
現在演奏される形は岩城氏によるカット版とのことです。
このカットされた部分は恐らく廃棄され、現在では影も形も残されていないという事です。
後に外山雄三は、岩城宏之に
「あの曲はあなたにカットされたおかげで適切な形となり、かえってクラシック曲としては異例のヒットになった」と
感謝の言葉を述べているとのことですけど、
果たして真意はどうなのかな・・・・??
作曲者としては複雑な心境なのかもしれないです。
そして管弦楽のためのラプソディーは吹奏楽にもアレンジされていて、たまにですけど吹奏楽コンクールの自由曲としても
演奏されてはいますが、まだ全国大会では演奏されていた事はないと思います。
惜しかったのは大変古い話ですけど1968年に当時の電電中国がこの管弦楽のためのラプソディーを自由曲に選んだものの
中国大会で消えてしまい全国での演奏は幻のモノになっていました。
(ちなみにこの時の代表はあの伝説の女子チームの林兼産業女子吹奏楽団です!)
外山雄三は、 作曲家というよりは指揮者としての名声の方が高い気もします。
この方の指揮も何度も見た事がありますけど、大変節度のあるオーソドックスな解釈をされます。
古い話ですけど、ある管弦楽団の演奏会でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を予定したのですけど
当日の演奏会開始の数時間前になってソリストがキャンセルになってしまい、
たまたまサントリーホールに練習に来ていた五嶋みどりに
「急な話だが・・・」という無茶な代演要請も五嶋さんは快く受け、そのほとんどぶっつけ本番状態の
指揮をこなしたのが外山雄三というエピソードも残されています。
外山雄三の「管弦楽のためのラプソディー」以外の曲と言うと 色々作曲されているのですけど 、私的には
〇交響詩「まつら」
〇ヴァイオリン協奏曲第一番
〇交響曲「名古屋」
などが特に印象に残っていますね。
よく「管弦楽のためのラプソディー」は外山雄三作曲ではなくて、あれは外山氏のアレンジ作品だと言う人がいますけど、
私はこの曲は立派な「外山氏の曲」だと思っています。
例えは悪いかもしれないけど、
ドイツの学生歌を接続して作ったブラームスの「大学祝典序曲」みたいな曲だと思います。
組曲「惑星」で有名なホルストの曲の中に「日本組曲」という曲があるのですけど、
これは「日本民謡」をそのまま引用しただけの作品だと思うのですけど
(弦楽器が淡々と「ぼーやー、よいこーだーねんねーしーなーを歌いあげるふの部分は違和感丸出し・・・??)
この日本組曲と「ラプソディー」を聴くと同じ日本の民謡を素材にしても
共感度の違いによって曲の完成度は全然異なっていると思うのです。
だから、この曲はまぎれもない日本民謡をベースにした外山氏のオリジナル曲だと私は感じます。

管弦楽のためのラプソディーの大きな魅力は前半とラストの日本人としての血が騒ぐあの熱狂にあると思いますが、
そうした熱狂を呼び起こす前段階としての中間部のフルートの長大なしっとりとしたソロも大きな魅力だと思います!
フルートの結城 菜々美は、チェロの阿達悠花、胡弓の有栖川 翼、グロッケンシュピールの神代 結菜、箏の橋本 ひかりと並ぶ
ららマジ屈指の美少女の一角だと思います~♪
(というか、ららマジに出てくるJCさん・JKさんはみんなとってもかわいいですよね~♪)
ららマジのフルート奏者の結城 菜々美によるしっとりとしたソロも是非聴いてみたいですね~♪
日本人としての血が自然体に騒ぐ曲と言えそうです。
日本人ならば絶対に知っているメロディーというか、民謡が次から次へと出てきて、音楽の宝箱みたいな感じもあります。
演奏時間は7分半程度なのですけど、この短い時間にぎゅーーっと濃縮された日本人の心のふるさとがあると思います。
ヘンな話ですけど、私が高校生の頃にまだ吹奏楽とかクラシック音楽がなんにもわかっていない頃、
作曲家&指揮者の外山雄三と若大将の加山雄三を混合していまして、「二人は兄弟・・?」という恥ずかしい勘違いを
起していた事もありました。
更に余談ですけど、私が大学生の頃の一つの隠語で「かやまゆうぞう」という言葉があり、これは何を意味するのかと言うと
学業成績で「可が山ほどあって優が三つ程度しか無い・・」ポンコツな成績という事なそうです。
管弦楽のためのラプソディーは、下記の日本の民謡が引用されています。
〇あんたがたどこさ
〇ソーラン節
〇炭鉱節
〇串本節
〇信濃追分
〇八木節
この曲って、出だしがとても印象的ですね!
(最初にこの曲を生で聴いた時は大変なインパクトがありました・・)
いきなり拍子木が打ち鳴らされお寺の鐘がゴーンと鳴り、 そこからトランペットによる「あんたがたどこさ」が始まります。
この曲自体構造はとてもシンプルでA-B-Aの三部構成を取り、
先程の冒頭から、「あんたがたどこさ」に対旋律として絡んでいく「ソーラン節」が出てきて、
炭坑節・串本節による展開までが序盤のAとし、フルートソロが延々と「信濃追分」を奏でるしっとりとした部分をBとすると、
終盤の八木節で盛り上がる部分がエンディングの盛り上がりと言えそうです。
終盤のエンディング部分においてハープが華麗にグリッサンドを聴かせてくれますけど、
この部分は、何か和の楽器と洋の楽器の見事な融合を象徴しているのだと思います。
この曲は、 うちわ太鼓・チャンチキ・鈴・和太鼓・締太鼓・拍子木という和の打楽器も登場しますし、
ティンパニ・ウッドブロック・ボンゴ・大太鼓といった洋の打楽器も登場します。
個人的には、Bの部分のしっとりとしたフルートソロがとても印象的ですし
日本人にしかわからない「郷愁」みたいなものも感じさせてくれますし、聴き方によっては泣かせる部分です。
ラスト近くの八木節は、「とことんやっちまえー!!」みたいな大変ノリが良い感じもして大変爽快な部分です。
(八木節に入る直前に打楽器奏者による「ヨ――ッ!」という威勢の良い掛け声も大変印象的です)
この曲は何度か聴いたことがありますし、
外山雄三自身の指揮による自作自演の演奏も聴いたことがあります。
この時の管弦楽団は日本フィルだったと思いますけど、
先程のフルートソロによる「信濃追分」が終わって、鈴が静かに響いている部分で
打楽器奏者による「ヨー―ッ!!」の掛け声はこの時は雄叫びのように聴こえたものです。
「ラプソディー」は何種類かの録音がありますけど、 この部分に声が入るのは聴いたことがありません。
という事は、このかけ声の指示は、外山氏自身の指示か元々は楽譜に書かれているのかはちょと不明です。
この曲は、NHK交響楽団の世界一周演奏旅行の際にアンコール曲としても演奏されたことがあるらしいです。
ちなみにN響の世界一周演奏旅行にソリストとして付き添ったのはまだ10代の中村紘子さんでもありました。
(中村紘子さんもまだお若いのにお亡くなりになられていたのは大変悲しい知らせでした・・)
ものすごくマニアックな話ですけど、この時のN響のチューバ奏者は
後に野庭高校吹奏楽部の指揮者としてその名を残す中澤忠雄先生とのことです。
2019年夏に開催されたN響ほっとコンサートにおいても、このラプソディーはアンコール曲として演奏されていて、
客席を熱狂させていました。
(このコンサートにおいては、ヒナステラのバレエ組曲「エスタンシア」~Ⅳ.マランボ(終幕の踊り)も演奏されていて、
改めてそれぞれの国の民族的音楽は聴き手をエキサイトさせる効果があると感じたものでした!)
管弦楽のためのラプソディーは、元々の原曲は22分を越すかなりの大作だったらしいです。
前述のN響世界一周演奏旅行を前にした練習の際に、当時のN響・指揮者岩城宏之氏によって、
「この部分は無駄・・・省いた方がかえって良い・・」みたいな判断で全体の70%近くカットされ
現在演奏される形は岩城氏によるカット版とのことです。
このカットされた部分は恐らく廃棄され、現在では影も形も残されていないという事です。
後に外山雄三は、岩城宏之に
「あの曲はあなたにカットされたおかげで適切な形となり、かえってクラシック曲としては異例のヒットになった」と
感謝の言葉を述べているとのことですけど、
果たして真意はどうなのかな・・・・??
作曲者としては複雑な心境なのかもしれないです。
そして管弦楽のためのラプソディーは吹奏楽にもアレンジされていて、たまにですけど吹奏楽コンクールの自由曲としても
演奏されてはいますが、まだ全国大会では演奏されていた事はないと思います。
惜しかったのは大変古い話ですけど1968年に当時の電電中国がこの管弦楽のためのラプソディーを自由曲に選んだものの
中国大会で消えてしまい全国での演奏は幻のモノになっていました。
(ちなみにこの時の代表はあの伝説の女子チームの林兼産業女子吹奏楽団です!)
外山雄三は、 作曲家というよりは指揮者としての名声の方が高い気もします。
この方の指揮も何度も見た事がありますけど、大変節度のあるオーソドックスな解釈をされます。
古い話ですけど、ある管弦楽団の演奏会でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を予定したのですけど
当日の演奏会開始の数時間前になってソリストがキャンセルになってしまい、
たまたまサントリーホールに練習に来ていた五嶋みどりに
「急な話だが・・・」という無茶な代演要請も五嶋さんは快く受け、そのほとんどぶっつけ本番状態の
指揮をこなしたのが外山雄三というエピソードも残されています。
外山雄三の「管弦楽のためのラプソディー」以外の曲と言うと 色々作曲されているのですけど 、私的には
〇交響詩「まつら」
〇ヴァイオリン協奏曲第一番
〇交響曲「名古屋」
などが特に印象に残っていますね。
よく「管弦楽のためのラプソディー」は外山雄三作曲ではなくて、あれは外山氏のアレンジ作品だと言う人がいますけど、
私はこの曲は立派な「外山氏の曲」だと思っています。
例えは悪いかもしれないけど、
ドイツの学生歌を接続して作ったブラームスの「大学祝典序曲」みたいな曲だと思います。
組曲「惑星」で有名なホルストの曲の中に「日本組曲」という曲があるのですけど、
これは「日本民謡」をそのまま引用しただけの作品だと思うのですけど
(弦楽器が淡々と「ぼーやー、よいこーだーねんねーしーなーを歌いあげるふの部分は違和感丸出し・・・??)
この日本組曲と「ラプソディー」を聴くと同じ日本の民謡を素材にしても
共感度の違いによって曲の完成度は全然異なっていると思うのです。
だから、この曲はまぎれもない日本民謡をベースにした外山氏のオリジナル曲だと私は感じます。

管弦楽のためのラプソディーの大きな魅力は前半とラストの日本人としての血が騒ぐあの熱狂にあると思いますが、
そうした熱狂を呼び起こす前段階としての中間部のフルートの長大なしっとりとしたソロも大きな魅力だと思います!
フルートの結城 菜々美は、チェロの阿達悠花、胡弓の有栖川 翼、グロッケンシュピールの神代 結菜、箏の橋本 ひかりと並ぶ
ららマジ屈指の美少女の一角だと思います~♪
(というか、ららマジに出てくるJCさん・JKさんはみんなとってもかわいいですよね~♪)
ららマジのフルート奏者の結城 菜々美によるしっとりとしたソロも是非聴いてみたいですね~♪
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