関西の食文化はある意味、粉もの文化とすら言えそうですので、例えば白いご飯+たこ焼きとか
白いご飯+焼きそばという組合せもほぼ問題ないのかなと思ったりもします。
関東以北ですと、さすがにたこ焼きをおかずに白いご飯を食べる事には少しばかり抵抗がある人も多いのかも
しれないですけど、私的には白のご飯+たこ焼き、白のご飯+焼きそばというのは全然問題ないですし抵抗はないです。
大学の学食で吹奏楽団のメンバーと昼食を食べた際に、関西出身のメンバーが白いご飯にたこ焼きと紅ショウガを乗せて
食べている光景を関東や東北出身のメンバーは「ありえない・・」と当時絶句していましたけど、
今現在の私だったら「それもありなのかも・・」と感じると思いますし、これは軽い東西のカルチャーショックの範疇だと思います。
焼きそばは一つの粉ものの食べ物ですけど、私自身白いご飯のおかずみたいな感覚で焼きそばと白いご飯を一緒に
食べる事には全く抵抗はありませんし、両者を同時に食べるととっても美味しいものがあると思います。
これは、関西の粉もの文化はたこ焼き+ご飯というダブル炭水化物も全然OKというのに近い感覚があるのかもしれないです。
焼きそば自体が十分に白いご飯のおかずになり得ると私的には感じていますし、
焼きそばのソースのしょっぱさがご飯に合うとも感じられますし、実際幕の内弁当等にも焼きそばがおかずの一品として
入っているお弁当も見受けられますので、
同じダブル炭水化物であってもラーメン+白いご飯の組合せよりも、ソース焼きそば+白いご飯の組合せの方が
相性の方がいいのかもしれないと感じたものでした。
白いご飯と一緒にソース焼きそばを口の中に入れても全く違和感はないですし、
これはたこ焼きをおかずに白いご飯を頬張るというのと感覚的にはほぼ同じなのかもしれないです。
粉もの文化の関西圏や広島などでは焼きそばまたはたこ焼き・お好み焼き+白いご飯という組合せは当たり前なのかも
しれないですけど、関東以北ではそうした粉もの同士の組合せの食べ方はどちらかというとまだ敬遠される傾向があるのかも
しれないです。
反面、私自身の感覚ではあるのですけど、関東や東北においては関西圏以上に汁なし・油そばではなくて普通のスープのある
ラーメンにご飯をセットする「ラーメンライス」または「ラーメン定食」という食べ方は根付いている様な感じもあったりします。
ラーメンライスというのかラーメン定食というメニューは既に定番メニューの一つだと思いますし、
ラーメンの麺をすすりながら、感覚としては定食物の味噌汁を味合うようなイメージでラーメンのスープをすすりつつ、
時にたくわんや漬物をポリポリとかじりながら白いご飯をかきこみ、そしてまた麺をすするというのは
とっても美味しいと思いますし、麺とご飯のダブル炭水物はちょっとね・・という方も多いかとは思うのですけど、
私的には大いにありだと思います。
高校の学食に当時「ラーメン定食」というものがあり、醤油ラーメン・ごはん・たくわんだけという
大変シンプルなメニューでしたけど、ラーメンのスープって立派なご飯のおかずになるのでは・・?と感じさせるくらい、
ラーメンのスープ自体とご飯の相性はすてきなものがあると思います。
そしてご飯とスープを一緒に味わいながら、麺とたくわんを頂くと、これはこれで立派な定食になるものだと
当時感じていたものでした。
さてさて、上記で何気にラーメンライスとラーメン定食と記しましたけど、この両者には違いと言うものはあるものんのでしょうか?
そしてそれとは別に店舗によっては「ラーメンセット」というものもあったりします。
ラーメンライス・ラーメン定食・ラーメンセットの違いって・・?何か厳密な定義というものはあるものなのでしょうか・・??
その答えについては私が知る限りにおいては特に明確な定義はないものなのかもしれないです。
あくまで一般論で言うと、ラーメンライスとは、ラーメンとライス(白のご飯)を組み合わせたセットメニューのことです。
ラーメンに白のご飯を添える理由として、ラーメンだけでは量を満足できないお客さん用として考案されたという見解が
強いようです。
単に食べる量を増すだけなら麺を増やして大盛りのラーメンにする方法もあるますけど、
大盛りでは麺とスープのバランスが釣り合わず、食べている途中で麺が伸びてしまうといった事から麺の代用として白のご飯を
添えたものとの解釈が現時点では優勢と言えそうです。
ラーメンを飯に対する汁物、ラーメンの麺をスープの具材と見なし、麺を白のご飯上に乗せる食べ方や
ラーメンの麺と白のご飯とを別物と見なし、まず麺のみを食べた後に残りの具とスープを飯のおかずとする食べ方など
ラーメンライスの食べ方は人それぞれと言えそうですけど、
必ずしも上品な食べ方とはいえませんけどもスープにご飯を入れて食べる解釈もありという事で、
「ラーメン大好き小泉さん」の小泉さんも例えばトマトラーメンのスープにご飯を投入してトマトリゾット風にして食べていたり、
家系のとんこつラーメンのスープにご飯とゆで卵・チャーシュー・ほうれんそうを投入する食べ方をされていたりもします。
ラーメンのスープにご飯をいれるという食べ方は人によっては下品と評価する人も当然いるかとは思いますし
(「邪神ちゃんドロップキック」においても、邪神ちゃんがそうした食べ方をしていたところ、ゆりねから「ありえない・・」と
完全否定されてしまった場面もあったりします)
私見ですけど、私も邪神ちゃんと同様にラーメンのスープにおかゆ・おじや的に白のご飯を投入する事は大アリだと
思いますが、その場合、醤油ラーメン・味噌ラーメンでは何だか美味しさも半減してしまいそうな感じもあり、
私的にはそうしたおかゆ的な食べ方の場合は、カレー味や濃厚なとんこつ味がもっとも白のご飯にはよく合いそうな気も
しますし、そうした食べ方をしないで、ラーメンライスの場合は、まずは麺を一気にすすり、たくわんとチャーシュー等の具材を
おかずとして白のご飯を食し、味噌汁またはスープ的な感覚でラーメンのスープを味合うのがスタンダードな感じも
あったりします。


ラーメンライス・ラーメン定食・ラーメンセットの違いの定義は特にないのかもしれないですけど、
ラーメンライスというものは、基本はラーメンと白のご飯と漬物のみであり、
ラーメン定食というのは、ラーメン+白のご飯に餃子or鶏のから揚げ・回鍋肉・麻婆豆腐・酢豚などのように
麺類+白のご飯+おかずのセットものといえそうですし、
「ラーメンセット」というものは、ラーメンにセットされるものならばなんでもOKというストライクゾーンの広いものでありますけど、
ラーメン+餃子+チャーハンはラーメン定食ではなくてラーメンセットと分類されるのかもしれないです。
どうしてラーメン+餃子+チャーハンはラーメン定食ではないのかというと、ご飯類が白のご飯ではないからという
事なのだと思います。
そうした意味において、ラーメン+カレーライス+鶏のから揚げはラーメンセットとして分類されるべきなのかもしれないですし、
ショッピングモールのフードコーナーによくありそうな「ラーメン+餃子+ソフトドリンクなんでもOK」というものはやはり
ラーメンセットに分類されるべきなのかもしれないです。
小泉さんが回転寿司店でオーダーしていた海戦ラーメン+寿司というのは、広義のラーメンセットといえそうですね~♪
アニメ版「ラーメン大好き小泉さん」の記念すべき第1話のBパートにて、小泉さんが天下一品で食していた
とんこつラーメン+鶏のから揚げ+白のご飯は、典型的なラーメン定食といえるのかもしれないです。
というか・・小泉さんにとっては上記の分類はどうでもいいことであり、小泉さん的には「ラーメンが食べられるのならば
なんでもいい・・」という感じなのかもしれないです。
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ラーメンとライスの組み合わせについては小泉さんに登場する悠の兄、修も友人と語りあっていましたね。
ラーメンとライスの組み合わせは鉄板ではありますが、違いについては考えた事が無かったです。地域による文化の違いもあるとは思いますが、考えるとなかなか奥深いテーマになりそうです!