皆様ご存知の通り、先週・・、東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・兵庫・福岡の7つの自治体に緊急事態宣言が発令されましたが、
あれ以降、正直明らかに人の往来が激減したとか日本政府が言うような「これまでの人と人との接触を8割減らしてほしい」という
要請が守られているようには到底感じられない面も多々あるかとは思います。
本気で政府が新型コロナウイルスの発症数を激減させ収束しようと考えているのだったら、自ら発した「人と人との接触を
8割減らすこと」を徹底させる必要があり、そのためにはこれらの対象自治体を欧米並みにロックダウンさせるしかないと
思ったりもしますし、現況のように「感染者を減らす事も大事だけど経済活動も大切」という中半端な事をしていると、
結果的に「二兎を追うものは一兎も得ることができず」という結果だけで終わってしまいそうな予感もあったりします。
現況のように企業の経済活動を継続させ、居酒屋・ゴルフ場すらの営業も容認されたり、通勤電車に依然としてたくさんの
乗客が利用しているとなると、とてもじゃないけど人と人との接触を8割減らすというのは
単なる机上の計算であり絵に描いた餅そのものだと思います。
本気で早期に新型コロナウイルスを収束させようという考えがあるならば、確かに経済的損失は莫大なものが
ありますけど、一ヶ月程度対象自治体を完全にロックダウンするのが最も効果的と考えますし、
このままあの中途半端なゆるゆるな自粛をダラダラ続けてもあまり意味がないような気がします。
ロックダウンを実施するには一定の一律保証が不可欠と考えますし、それをやるとまたまた財政赤字が増大してしまう
危険性は高いですけど、このままゆるゆるの自粛を続けて経済活動の停滞が1年以上続くのだったら、
短期間該当エリアでロックダウンを実施したほうが、むしろ感染減少と経済活動の復興という観点からは
効果的なのかもしれないです。
その一方で現況、ゆるゆるの自粛要請ではありますが、日本国始まって以来の緊急事態宣言であり、
街中にもいつもと多少違う閉塞感というのか空気の重たさも感じたりもします。
仕事で外に出ていても予想以上に「人が結構歩いているね・・」とか「コンビニや書店等にもいつもと変わらないお客さんの数も
一見ありそうだよね・・」とか「本当にここは国から緊急事態宣言が発令されている県なのかな・・?」と感じたりもするのですけど、
それでも普段とはどこか違う閉塞感の空気は感じたりもします。
特に最近は通勤電車内もそうですけど、街を歩く人の大体8割程度はマスクをつけている視覚的効果も大きいのかも
しれないです。
緊急事態宣言発令以降はマスクを着けている人が激増している印象もあり、マスクをしないで電車に乗っていると
「どうしてあなたはマスクを着けていないの・・?」みたいな車内の雰囲気も感じたりもします。
全体的にはやはり普段よりは重たい空気感を感じます。


今年の春の選抜高校野球は中止と言う結果になり、夢の甲子園出場が決まっていた球児の皆様の無念を思うと、
本当にやるせないものがあると思います。
春の選抜出場校の中には、春夏通じて初出場という学校もありましたし、憧れの甲子園で試合ができる!という希望をもって
真冬の練習にも頑張っていた選手たちの想いを考えるといたたまれないものがありますし、
「まだ夏があるじゃん・・」の一言では割り切れないものもあると思います。
早い地区ですと6月に予選が開始されるところもありますので、もしかしたら現況厳しいものがあるのかもしれないですけど、
夏の高校野球予選が開始される頃には本当にこの新型コロナウイルスがある程度収束の方向に近づいてほしいものです。
そしてプロ野球も現況開幕日すらも決められない厳しい状況が続いていますけど、なんとか無事に開幕出来たら
私の愛してやまない千葉ロッテマリーンズの選手の皆様にはまずは野球そのものを純真に楽しんでいただきたいです!
私的に結構懸念していることは、このままもしも新型コロナウイルス感染が夏以降も収束しなかった場合、
今年の吹奏楽コンクールは一体どうなってしまうのかな・・?という不安もあったりします。
早い地区ですと、7月の夏休み前後から地区予選・県大会が開始されるのですけど、果たしてその頃には、
各地の1000~1500人程度収容可能な音楽ホールでコンクール自体が本当に開催できるのかな・・という懸念や不安も
感じたりもします。
最悪の場合、審査員のみの聴衆で一般の聴衆ゼロといういわば無観客状態でのコンクールというのも現段階では
可能性ゼロとは言い切れないものがあるのが恐ろしいものがありそうです。
音楽を聴く人がほぼ皆無で、ガラーンとしたホールで一音入魂の演奏をすること自体大変な精神力の強さが求められますし、
想像を絶する不安感と緊張はあるのかもしれないです。
それになによりも現時点ではほとんどの学校が休校状態になっていますので、コンクールのパート練習・全体練習が
まったくできない状態が続いているのは、奏者も指導者も不安以外の何物でもないと思います。
特にスクールバンドの部員の皆様は現在は不安しかないと思いますけど、なんとか無事に吹奏楽コンクールを
開催できた暁には、音楽を奏でることができる喜びの気持ちをコンクールという場でぶつけて頂きたいです!
95年の阪神淡路大震災の時の兵庫県代表のチームのように、そして2011年の東日本大震災時の福島県代表のチームのように
困難を乗り越えることができた!という気持ちのこもった演奏を期待させて頂きたいと願ってやまないです!
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いくら5月中に終息したとしても、密室で大人数が演奏するのは
推奨しづらい環境ですし。
ワクチンでも出来ないと厳しいのが現実ではないでしょうか?
思い切って、課題曲のみ自由曲のみで開催するのはどうかなと。
課題曲は録音事前審査で通過校のみ自由曲だけで勝負とか。
いずれにせよ色々と考えさせられますね。