6月にはいりましたね~!
6月現在も完全には収束していないどころか第三波・第四波といった危険性も十分想定される新型コロナウイルスですけど、
今年の2月下旬から3月上旬は何かあると「今は感染拡大のスピードを抑えられるかどうかの瀬戸際」などとニュースで
流れていて、結果論になりますけど、ウイルスへの恐怖心が過剰に煽られて、
呼ばなくてもよい災禍さえ呼びかねない状況にあったような印象もあったように感じられます。
特に3月中旬当たりは社会全体に閉塞感がとめどもなく深まっていたようにも感じられましたし、
株価はとてつもないスピードで乱高下し、各種イベントは自粛され、プロ野球オープン戦も大相撲3月場所も無観客で、
学校は休校状態が続き、社会全体がこれまで経験したこともない最大限の警戒とパニックの気分に襲われていたようにも
感じられます。
そして身近で困った事というと、マスクとアルコール消毒液とハンドソープ等の在庫なし状態もそうでしたけど、
(アルコール消毒液は結局店頭で手に入ることはありませんでしたけど、
うちの奥様が習慣的に買い置きしていた除菌できるアルコールタオルのストックがあったおかげで、日々の手洗い消毒に
事かくなかったのは幸いでした・・)
いっちば~ん!に困ったことはトイレットペーパーと箱ティシュの品薄状態が2月終わりから3月中旬まで続いていたことですね~
古くは1970年代のオイルショックや最近では大震災の時もそうだしたけど、なにか危機的事案が発生し、
何かモノを買いだめしておかないと・・という心理が働くと、日本人に限らず世界的になぜかトイレットペーパーや箱ティシュと
いう紙製品が真っ先に店頭で買いだめされ品薄状態になりがちというのは、
紙製品はそれだけ日常生活にないと支障がきたすものであることの証明なのかもしれないです。
SNSの根拠のない噂で不安になった人が慌てて大量購入しなければ、ここまで極端な品不足を招くこともなかったのに・・と
つくつく感じてしまいますけど、「非常時こそ冷静に」という事なのかもしれないです。
だけどそれができないのが人間の本能なのかもしれないです。
あの時大量にトイレットペーパー等が買いだめされていたようですけど、メーカーにとってはビジネスチャンスというよりはむしろ
いい迷惑だったのかもしれないです。
というのも、こうした紙製品の一年の需要はだいたい同じですし、一年のある時期に極端に買いだめが起きてしまうと、
その後はむしろ「紙製品はこれだけストックがあるからこれ以上買う必要はないよね・・」という買い控えが起きると
予想されますし、一時期24時間体制での増量を図ったおかけでむしろ今後は紙製品の在庫過剰が発生し、
小売店からは値引き交渉を受ける事も想定されることを考慮すると、あの騒動はむしろ「困ったものだ・・」という
感じなのかもしれないです。

新型コロナウイルスの拡大に伴って流布されたデマの影響で品薄になっているトイレットペーパーでしたけど、
あの時はどのスーパー・ドラッグストア等でも空の棚が続いていましたけど
(イオンがいち早く店頭にトイレットペーパーを山積みしていたのは「さすがっ!」という感じでもありました!)
その時にふと頭をよぎったのは「落とし紙」の存在でした!
落とし紙という言葉は平成生まれ以降の皆様は既に死語になっているのかもしれないですけど、昭和世代にとっては
「なつかしい~」とか「昔はトイレットペーパーではなくてこの落とし紙を使っていたよね~」と思われる方も
多いのかもしれないです。
私自身が小学生の頃の学校のトイレというとほぼ全てが和式であり、学校によっては水洗式トイレではなくて
昔ながらのくみとり式のトイレもまだ多かったような印象もあります。
そうした頃のトイレの紙というと今現在の巻紙のトイレットペーパーではなくて、キッチンペーパーのような
ハンカチぐらいの大きさの紙の「落とし紙」というちり紙の一種を使用していた記憶があります。
落とし紙というのはちり紙の一種であり、下水道が普及する以前のトイレが汲み取り式だった頃は一般的に使われていたと
思います。
やわらかい四方20センチほどの白い薄い紙を重ねて使い、使用後はそのまま和式便座に「落とす」(捨てる)ので、
「落とし紙」と呼ばれていたそうです。
紙なら何でも「落とし紙」になり、新聞紙を手で揉んで柔らかくして使っていた時代もあったりしたそうです。
落とし紙自体は水洗式トイレと洋式トイレの普及で急速に目にする機会が激減し、店頭で見かけることもなくなりましたけど、
こうしたトイレットペーパーの品薄状態が続いている時に「落とし紙は意外と店頭に置かれているのかも・・??」と感じ、
ドラッグストア等で探しましたけど、予想通り発見はできませんでした。
だけど、何気なく立ち寄った日常消耗品も取り扱っている金物店を覗いてみたら、一つだけ昔懐かしい落とし紙が
売られていました~♪
「えー、令和の時代でもまだ生産されているんだ!」と感じましたけど、あの時は既に品薄状態も解消されていましたので、
あえてそれを購入する気にはなれなかったです・・


真夏の炎天下の際や真冬の指先がかじかむような時にも駅前や街中でティッシュ配りをされている若い女の子の皆様を
お目にかかると「お疲れさま~大変だよね~」と心の底から共感を感じることが多々あります。
海外から日本にやってきた外国人の皆様が驚かれる事の一つとして、街中や駅前のティッシュ配りを挙げられる事が
多いそうですけど、確かにあれはいかにも日本らしい宣伝だと思いますし、もしもですけど海外・・特に治安のあまり
良くないところでああした事をやってしまうと、瞬間でティッシュを全て強奪されそうな気もしますね~
私自身は花粉症ではないのですけど、花粉到来の時期に、持参していたティッシュを全て使い果たし、
「さてさて困った・・」という時にもしもですけど、ティッシュ配りの方に出会ったとしたら、その方が天使のように
見えてしまうのかもしれないです。
はたまた風邪をひいてしまって鼻水が止まらなくて、持っていたティッシュを全て使い果たしてしまった時に
そうしたティッシュ配りの方に遭遇すると、やはりその人が神様のように見えてしまうのかもしれないです。
ティッシュ配りをされているのは多くがアルバイトかまたはその宣伝企業の社員の方だと思われますけど、
暑い時も寒い時も、早朝の通勤時間帯の際に頑張っている皆様、特に若い女の子がティッシュ配りをされていると
私自身はほぼ100%受け取ってしまいますね~(汗)
あれが男性とかどうみても60過ぎの熟女(汗・・)みたいな方でしたら、多分ですけど鼻がつまっているけどティッシュが無いと
いった非常事態の場合を除いては多分ですけど「パス・・」みたいな感じになってしまうのかもしれないですね~
やっぱりあれは10~30代の女の子から出来れば頂きたいものですね~♪
さてさて、3月あたりの紙製品の極度な品薄状態が続いていた時の、街中でのそうしたティッシュ配りはさぞかし
受け取ってくれる人は多いようにも感じたものですけど、先日とあるラジオ番組で言われていましたが、
あの時は他者からの1m以内の接触を避ける人が多かったとか、はたまた政府からの不要不急の外出自粛要請もあり、
街中や駅前を歩いている人自体が激減していたという事で、
受け取る方は普段の半分以下であったというのもなにやら当時の世相を反映していたものなのかもしれないです。
今現在だったら、ティッシュ配りの代りにマスク配布なんという事を実現出来たとしたら「それ、ちょーだい!」と受取る方が
殺到し、あっという間に配り終わりそうな感じもありそうですね~♪
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トイレットペーパーがなくなる=オイルショックを連想する方は多いですよね。
ボクの場合は、さらにノムさんの胴上げが付いてきます。
プレーオフで南海が阪急を3勝2敗で下してリーグ優勝。
阪急有利の下馬評を覆して勝ったため、マスコミは「死んだフリ優勝」と書いた。
ノムさんは死んだフリを否定しましたけど。
おかげで10月24日と覚えられるようになりました。