当ブログにおいては過去記事において何度かJR東日本の「京浜東北線」の遅延振りについて愚痴っていますけど、
先日の話ではあるのですけど、京浜東北線沿線で朝と晩の一日で計2回も人身事故が発生し、
運行見合わせによる電車遅延がまたまた発生していました。
電車遅延というと都内では中央線の電車遅延はもはや常態化しているのかもしれないですけど、実は京浜東北線の
電車遅延の常態化は中央線と大して変わりがないのかもしれないです。
その日は朝はホームからの飛込自殺が原因のようで、夜は踏切内での車両事故が原因のようでしたけど、
朝の通勤時間帯において駅の構内アナウンスで「××駅で先ほどお客様のホームからの飛込自殺事故が起き・・」とか
放送していましたけど、朝っぱらから他人の自殺といった話が流れると気分は「朝から憂鬱・・」みたいな感じに
なってしまいそうです。
あの日の朝も「少しやる事があるから早めに出勤しよう」と思い普段よりも45分近くも早めに家を出たものの、
その人身事故の影響をもろに受け、結果的に1時間程度の電車遅延が発生し、会社に到着した時間は始業ギリギリであり
「これじゃなんのために早起きしたのかわかりゃしない~」という感じでもありました・・
百歩譲って、帰りの時間帯の遅延はギリギリ容認できるとしても、
朝の通勤時間帯に何度も何度も電車遅延を発生させられてしまうと、本当に困ってしまいまね。
会社がある最寄りの駅は、京浜東北線しかありませんので、京浜東北線が止まるイコール
全社員の足が止まるという事を意味してしまいます。
一度、南浦和から武蔵野線で武蔵浦和にまで行き、そこで埼京線に乗り換え、北与野駅から歩いた事がありましたけど、
とにかく無茶苦茶遠回りという感じでしたし、北与野から歩くととんでもない距離になってしまうという事が
よく分かった瞬間でもありました。
各駅停車の電車が(平日の昼間は「快速」というのもありますけど・・)埼玉県~東京都~神奈川県と
三つの都と県をまたいでいる電車というのは全国的には珍しいのかもしれないです。
大宮~大船まで正味二時間程度も掛かってしまうとてつもない長距離の電車が一本の線路で結ばれていますので、
この長距離内でなにか一つでも事件・事故が発生してしまうと、
連鎖反応的に全線で止まらざるを得ないという事になってしまいがちなのです。
更に不幸な事に京浜東北線は、山手線とか高崎線など部分的に隣接線路で走っている箇所も多く、
こうした路線で例えば山手線内で事故が起きてしまうと、事故処理中の作業員の安全確保のために隣接する京浜東北線も
止めざるを得ないという事になってしまうのですよね。
「京浜東北線」はあまりにも長距離を一本の線で繋いでいるという事に何か「悲劇」の原因があるような気もします。
こうした事故というのは防ぎようがない感じもありますし、
この種の事故が発生した場合は、ひたすら「復旧」を待つしかないという感じですね。
昔ですと、こうした事故の復旧は最低一時間程度はかかっていたような気もするのですけど、
なんかここ最近はこうした「遅延」があまりにも多いせいか、復旧はやたらと早くなったような感じもあります。
電車遅延がもはや日常風景と化している京浜東北線利用者にとってもJR職員にとっても
遅延自体が慣れになっているのかもしれないですし、利用者にとっては京浜東北線は電車遅延は遅れるものと
認識しておいた方が宜しいのかもしれないですし、同様な事は中央線利用者の皆様にも言えるのかもしれないです。


2015年4~6月にテレビ埼玉限定で放映されていた埼玉県ローカルショートアニメ「浦和の調ちゃん」(うらわのうさぎちゃん)
の中でも結構何度か調が鼻歌交じりに「浦和のー街には~、新幹線は停まらな~い♪」とEDの歌を歌っていましたけど、
別に新幹線は浦和の街には停まらなくてもいいけど、せめて在来線の京浜東北線とか高崎線とか埼京線は、
毎日遅れずに正確にさえ動いてくれればそれで充分なのかもしれないです。
高砂調は、毎日調神社周辺のさいたま市浦和区岸町から浦和第三高校【モデル校=浦和南高校】に電車で通学するという
設定になっているのですけど、直線距離で言うとそれ程遠いという印象はないのですけど、
電車で行くと乗り換えがかなり大変と言えそうです。
というのも、まずは浦和駅に行き、そこで京浜東北線に乗り一駅先の南浦和駅で下車し、
そこで武蔵野線に乗り換え一駅先の武蔵浦和駅で下車し、
そして更に埼京線に乗り換え一駅先の北戸田駅で下車し、
その北戸田駅からその高校まで歩いて14~15分程度かかるという事で
直線距離としては決して長くは無いのですけど、毎朝の通学としては大変なものがありそうです。
京浜東北線は前述のとおり電車遅延が多いし、武蔵野線は少し強風が吹いただけで運休になってしまう事は多いし、
埼京線は激混みですし、調ちゃんはもしかしたら3年間の高校生活においては遅刻の常習犯にもなってしまいそうでもあります。
あれだったら、自転車通学の方が全然早いような気もしますし、調ちゃんの自宅がある
浦和駅目の前の岸町からだと30分以内で調ちゃんたちの通う高校に確実に到着すると思います。
上記の画像は第11話での電車の中での談笑シーンなのですけど、この電車から見える風景はなんとなくですけど、
埼京線からの景色のように感じたりもしますね~♪

京浜東北線の下りの終点は「大宮」です。
当ブログの3/23記事で書いた通り、埼玉県内の大宮・浦和・川口というエリアは、昔と違って特に若い世代からの
「住みたい街ランキング」の上位に入ってくるほど人気が出てきているのはありがたいものがありますね~♪
そのためにも京浜東北線の電車遅延はなんとかしてほしいものですけど、大宮駅には京浜東北線以外にも
埼京線・新宿湘南ライン・高崎線・東武線といった他の路線もあることも魅力なのかもしれないです。
大宮と言うと、私が初めて大宮で生活をしていた頃は、どちらかというと東口がメインで、
当時は中央デパート・西武百貨店・十字屋・長崎屋・高島屋等の百貨店がありかなり賑わっていたと思いますが、
今現在で上記の百貨店で残っているのは高島屋のみです。
(西武百貨店がロフトになったのはいいとして、ロフトが撤退しその跡地がパチンコ屋になったのはショックでしたね~・・)
大宮駅東口周辺を散策すると一目瞭然なのですけど、そごう・丸井・ダイエー・大宮ソニックシティ・
ビックカメラ等が立ち並び整然としている印象の強い大宮駅西口に比べると東口周辺は
いかにも「遅れている」とか「再開発の波に乗り遅れた」みたいな印象が強く、
どちらかというと飲み屋とか風俗関係の店が乱立している中で高島屋があったり、
街としての統一感や綺麗さに欠ける印象もあり、全体的には東口はゴチャゴチャしている印象が大変強いです。
私が初めて東北の田舎の地を離れて関東に移り住んだのは18歳の時でしたけど、その時初めて住んだ場所は実は
埼玉の大宮でした(当時はさいたま市大宮区ではなくて埼玉県大宮市でした)
その時の大宮は西口は全く開けておらず東口の方がメインでしたけど、その東口の一つの目玉スポットは
今は亡き「中央デパート」だったと思います。
私自身もその中央デパートで、テレビ・布団一式・冷蔵庫・炊飯器等一人暮らしに必要なモノを購入したものでした。
当時の中央デパートは地下にピーコックという大型スーパー、三階に家電関係、四階に書店、
上階に読売文化センターやゲームセンター、レストラン街、バッティングセンターにゴルフ練習場などがあり、
まさに昭和の頃の王道的デパートといった雰囲気が漂っていたものでした~♪
それゆえ平成以降の中央デパートの破綻に幽霊テナントビル化はショックでしたし、なによりも解体の話は
残念でもありました。
だけどその跡地にこうした大型商業施設が建築され、大宮が新たに生まれ変わるのならばそれはそれで仕方がない事
なのかもしれないです。
現在は「大宮駅東口周辺の再開発計画」が着々と進行中で、中央デパート解体跡地において
新しい商業ビルの建築が始まり、来年ぐらいに新しく巨大商業ビルが誕生し、大宮駅東口が多少とも整然とされることは、
大変素晴らしいことだと思いますし、今後大いに期待をさせて頂きたいと思います。

旧・中央デパートの解体跡地を再開発した際に2021年完成予定の巨大商業ビルは、
建物は18階建てで、10階以上はオフィスで4~9階は市民ホールなど多目的に使える公共施設が作られることになっていて、
1~5階は商業施設が入る予定になっているそうです。
ところどころにオフィスワーカーと地元の人たちなどとの交流を生む辻広場が作られることにもなっているそうです。
これが完成した暁には大宮駅東口の新しい顔になりそうな予感もあります。
工事も着々と進行中です。
上記の中央デパート跡地以外にも西口でも再開発も着々と進行中ですし、
西口側で始まっているのが老朽化した公共施設をひとつずつ移転、新築しながら再編する連鎖型まちづくりも
東口に波及していて、既に2019年5月には大宮区役所、大宮図書館が新築、移転しており、
2021年には市民会館おおみやが上記の中央デパート跡地の再開発ビルに移転する予定でもあるそうです。
1988年のソニックシティの開発以降、大きな開発が少なかった大宮駅周辺ですけど、これから数年で大きく変わるはずと
思いますし、大宮の人気はマシマシになると思います!
大宮にはもともと「氷川神社」という大人気スポットとさいたま新都心駅から延々と続いている氷川参道の魅力が
ありますので、利便性に加え、歴史、自然も尊重したまちづくりを進めるというわけで、
これが実現されれば他のターミナル駅とは異なる個性を持つことになりそうです!
あれれ・・? そうなると大宮のライバルであり一応は埼玉県の県庁所在地である「浦和」はおいてきぼりになってしまうのかな??
だけど浦和には浦和の魅力もありますし、浦和というのは大宮の喧噪さとはちょっと異なる静かな文教エリアという
魅力の方が大きいのかもしれないです。
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大宮駅の思い出は東北新幹線を見たくらい。
小学3年生で浦和の大おばに連れてってもらいました。
200系新幹線を見て、感動しました。
大宮と浦和の相容れなさは世界屈指のよう。
「さいたま」市と「なかよ」市のどちらかが、3都市を合併した新しい都市名にと思いきや「浦和と大宮が仲良くなれるわけない。」
「なかよ」は九州弁で「ないよ」の意味だから揶揄される。
そのため「さいたま市」に決まったって。