2018年の話なのですけど、
住宅情報サイト「SUUMO(スーモ)」を運営するリクルート住まいカンパニーが
2018年2月28日発表した2018年「住みたい街ランキング関東版」において、今まではベスト10入りをした事なんて
一度もなかったさいたま市から、「浦和」と「大宮」が同時に二つもランクインを果たした時は
さいたま市の隣接市の川口市に住む私にとっても「まさか!?」という青天の霹靂みたいな感じでしたし、
この種のランキングというとほぼ毎回のように「1位は吉祥寺」というのは定番だったと思うのですけど、
横浜が初めて1位になり吉祥寺は3位に後退したあのランキングにおいて大宮と浦和がまさかベスト10に入るとは
予想外でしたし、昭和の頃には埼玉と言うと「ださいたま」という言葉に象徴される通り冴えない街だったさいたま市の
二つの街が人気エリアになった事は「時代も変わったよね~」と感じたものでした。
ちなみにこのアンケートの概要ですけど、
関東圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)に居住している20歳~49歳の7000人を対象に実施したものです。
2017年iにおいては15位の大宮が18年に9位、そして19位の浦和が18年には
10位と、埼玉県勢として初めてベスト10入りを果たしたというのは私にとっても「ちょっと意外なのかも~」という感想でした。
しかし、昨年末においてもっとびっくらぽんのニュースが舞い込んできました~♪
昨年暮れに「本当に住みやすい街大賞2020」が発表され、当ブログの管理人の私が居住している埼玉県川口市が
1位になるという「まさか・・」とか「ありえない・・」といった衝撃というかあまりにも予想外の結果になりました。
「本当に住みやすい街大賞2020」とは、国内最大大手の住宅ローン専門金融機関が、
理想ではなく実際にその地域で“生活する”という視点から選定したランキングであり、
1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)の街を対象に、住環境・交通利便など5つの基準を設定し、
住宅や不動産の専門家による審査のもと「川口」が第1位に選定されました。
このランキングは2017年からスタートしていて、地域により関東版、関西版、福岡版、東海版がありますが、
評価対象が「住環境」「交通利便」「教育環境」「発展性」「コストパフォーマンス」の5項目になっていることから、
子育て世代が住宅を選ぶ際はとても参考になるランキングとなっています。
そのランキング結果なのですけど、
1位 川口
2位 赤羽
3位 たまプラーザ
4位 柏の葉キャンパス
5位 入谷
6位 王子
7位 武蔵小金井
8位 小岩
9位 ひばりが丘
10位 東雲
川口が1位というだけで驚きなのに、赤羽や王子といった京浜東北沿線駅が川口を含めて3つもランクインしている事は
利便性や交通便の良さ、物価の良さが評価されたと言えるのかもしれないです。
川口が1位になった理由として挙げられていた事は・・
◦銀座通り商店街の再開発が進行中、2023年には商業施設を含む地上29階の複合タワーマンションが完成予定、
今後の更なる街の発展が期待できる
◦浦和や大宮駅に比べ東京都心に近いわりに、地価や物件価格がリーズナブル
◦新宿駅まで25分・池袋駅まで20分、東京・品川・上野・横浜にも乗り換えなしでアクセス可能、周辺沿線の駅に向かうバスも
複数運行されており交通至便
◦川口西公園・リリアパークなど公園が点在してあり、ファミリー層が楽しめる環境が整っている
◦駅周辺に「アリオ川口」・「キュポ・ラ」などの商業施設が充実、「ララガーデン」などのショッピングモールも利用でき
日常の買い物に便利
といった事でした。
言われてみると確かに納得・・という感じです。
川口は大変物価が安いし、川口駅前は再開発が急ピッチで進み街全体がとてもおしゃれで洗練されつつあるようにも
感じられます。
何よりも交通アクセスが申し分なく、池袋にも15分程度で行けますし、京浜東北線一本で、秋葉原・上野・東京・品川に
行けるのも魅力だと思います。
そして川口市に限らず、埼玉県全体がどちらかというと昔から天災といった自然災害に強い街であり、昨年の二度に渡る
大きな台風襲来の際も他県に比べると埼玉県全体の被害は格段と小さかったという事も、
むしろこれから更に埼玉エリアが人気が出そうな要因にもなりそうな予感もあったりします。
(それだけに川口駅前の「そごう」の撤退は残念ですね・・)
埼玉県川口市というと他県の皆様の感覚だと「どこにあるの?」とか「聞いたことが無い」というものなのかも
しれないですけど(汗・・)、昭和の戦前生まれの皆様ですと
「川口というとキューポラ、吉永小百合の映画の舞台になった街じゃん」と言われる方も結構多いのかもしれないです。
埼玉県川口市に通算22年近く住んでいる私的には、
「川口と言うと荒川を超えると北区赤羽だし、ほとんど東京都内と地理的には同じようなものだし、もしも東京に24番目の区を
制定する場合、川口市が最適候補なのかも~!?」とすら感じております。
川口は東京都心へのアクセスがよく便利な街であり、川口駅を起点に考えると池袋は15分程度、新宿は22分程度
秋葉原も25分程度で着いてしまいますし、車でも外環を利用すると千葉にも都内にもあっという間に出てしまうという感覚も
ありますし、日本全体では人口減少が着々と進展している中で、川口市の人口は毎年毎年増加の一途を辿っていますし、
その人口構成も20~40歳の若い世帯が占める割合が多いというのが特徴でもあります。
そしてここ数年はよく全国ニュースでも取り上げられますけど、中国・インド・東南アジア・中近東等の外国人の方の人口も
かなり増えていると言えますし、例えば川口芝園団地のようなUR賃貸物件においては、団地全体の中でも外国人の割合が
5割を超え、今現在も試行錯誤を繰り返している最中ではありますけど、外国人と日本人の融合を前向きに積極的に図っている
印象もあったりします。
私がいっちば~ん!最初に川口駅周辺を訪れた際の印象は、西口は薄汚れた酒場と工場しかなくて
東口にはなぜかマルイがあるけど全体的にはゴミゴミとした街という印象がありました。
川口というと昔から「鋳物の町」と言う事でキューポラや古くからの町工場がある街と言う事でモノづくりが大変盛んな町
だったのかもしれないですけど、
バブル期以降、そうした町工場にどんどん地上げが進行し、町工場やキューポラがどんどん消失していき、
結果的に今現在の川口駅周辺は超高層タワーマンションが立ち並ぶおしゃれな町にいつの間にか変貌したと
言えるのかもしれないです。
(川口駅周辺の超高層タワーマンションは、窓から見える風景として荒川のウオーターフロントや都内の夜景も味わえる
という事で人気があると言えます)
西口は川口リリアというパイプオルガンで有名な音楽ホールが完成した事で急激に町全体が綺麗になり、
東口はそごうが出来て以降急激に再開発が進み、更に以前あったサッポロビール工場が
イオンの総合超大型商業施設が完成して以降、劇的に町全体が変化したというイメージもあります。
私個人の感想ですけど、よく吉祥寺・目黒・高輪あたりは人気ランキングの常連になっていますけど、
私はあんな住んでいるだけで肩が凝りそうなお高くとまったような街に住むのはかなり抵抗がありますね・・(汗・・)
私にとって「住みやすい街」とは「気取りがない街」というのか、
コンビニに行くのも普段着とかジャージ姿で何の抵抗もなく行けるような街みたいな意味でもあり、
そうした意味においては浦和とか大宮や川口いうのは気取りがなくて住むのにこれほど気楽な街は無いのかも・・?と
感じさせる「普段着感覚・自然体みたいな感覚」は間違いなくある街なのだと思います。
そうした意味においては、私にとって住みやすい街はも今住んでいる埼玉県川口市とかさいたま市浦和区・大宮区とか
都内だったら練馬区・板橋区・足立区あたりですね~!
間違っても高輪とか世田谷とか代官山とか江東区あたりにはちょっと住みたくはないですね・・(汗・・)
なんだかんだいっても浦和や大宮や川口の街は確かに何も無い無い街なのかもしれないですけど、
この「何も無い」というのが「気取りのなさ」という自然体に繋がっていると言えるのかもしれないですね~♪


「何も無い」とか「気取りのない」とか「自然体」を示唆したアニメ作品が、2015年にテレビ埼玉で放映されていた
「浦和の調ちゃん」だと思います。
第一話が「今日もいい日でありますように」というタイトルで開始され、
最終回が「明日もいい日になりますように」というタイトルで完了した訳なのですけど、
こうしたタイトルも「日常の小さな幸せを大事にしましょう」といった制作者サイドの意図も伝わってくるような意図も
感じられとても誠実に感じられたものでした。
「浦和の調ちゃん」は2015年6月に全12話で最終回を迎えましたけど、
全国47都道府県でもっとも「県民意識・郷土愛」が薄いとされる埼玉県において、
こうした「郷土愛」を呼び起こさせるアニメは大変貴重ですし、大変意義と価値がある作品だと
私は確信しています・・・!!
とにかくこの作品に「感謝、感謝!!」・ありがとう!!」という気持ちで一杯です!!
「浦和の調ちゃん」の全キャラが続投し更に大宮方面の新キャラも加わったと思われる続編の「むさしの!」が
無事に放映が開始されればいいですね~!
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京浜東北の車両からもはっきりよく見えますね!
それと駅前のそごうが撤退してしまうのはとても残念です。
旧サッポロビール敷地内のアリアの巨大商業施設は大変便利ですけど、それ以外のインパクトが弱いのはもう少し駅前の再開発を更に推進する必要がありそうです。