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プロフィール

ぬくぬく先生 

Author:ぬくぬく先生 
開設当時は、1980年代吹奏楽コンクールの花輪・秋田南・就実・仁賀保・屋代等の素晴らしい演奏を後世に少しでも伝える事が出来ればいいなと思ってこのブログを始めたのですけど、いつのまにか「東方Project」がメインになってしまいました・・・
最近は「艦これ」も大好きです!!
吹奏楽も東方も自分が感じた事を少しでも後世の方に受け継がれるべきものが残せればいいかな・・と思っています。
ちなみに、「大好きプリキュア四天王」は、ドリーム・メロディ・ハッピー・ラブリーです。
ドリームとメロディは自分の中では既に殿堂入り状態ですけど、
現在はラブリー大好き!!のラブリー一辺倒です!!
リアル社会では、建築関係のクレーム&アフター責任者を専従し、毎日毎日クレーム対応に当たる日々です。
裏の顔は東方と吹奏楽とクラシック音楽一辺倒です・・・
特に特に大好きな作品は・・・プリキュア5とスイートとハピネスチャージです!!
ちなみに、奥様は・・・ミルキィローズとセーラームーン好きの管理人以上のおこちゃまです・・・
東方で大好きなキャラは、とにかく大好きキャラがてんこ盛りで、全員大好き!という感じなのですけど、特に、さとり様・ゆかりん(紫様)・早苗さん・こいしちゃん・アリスはお気に入りです!!
吹奏楽では・・ネリベルの「二つの交響的断章」と「アンティフォナーレ」、スパークの「ドラゴンの年」、リードの「オセロ」と第二組曲「ラティーノ・メキシカーナ」、パーシケッティーの「仮面舞踏会」、C・スミスの「ダンス・フォラトゥーラ」などが死ぬほど好きで、クラシック音楽では、ウォルトンの交響曲第1番と矢代秋雄の交響曲、プロコフィエフの交響曲第5番、アーノルドの交響曲第2番、第4番、ショスタコの交響曲第7番「レニングラード」、マーラーの交響曲第3番「夏の朝の夢」、ハンソンの交響曲第2番「ロマンティック」、ストラヴィンスキーの「火の鳥」、ベルクの「ヴァイオリン協奏曲」、ラフマニノフの「交響的舞曲」などが大好きです!!
クラシック音楽を吹奏楽にアレンジし、そのコンクールヴァージョンの演奏としては・・・
1982年の就実高校の「幻想舞曲集」と
1987年の習志野高校の「ダフニスとクロエ」第二組曲の演奏、そして、
1987年の雄新中の「エルザの大聖堂への厳かな行列」が
まさに私の「原点」です。
最後に・・・
私の吹奏楽との関わりの真の意味での「原点」は・・・
1979年の市立川口高校の神がかり名演としか言いようがない
「二つの交響的断章」に尽きると思います!!


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イギリスの作曲家、エルガーと言うと 日本では行進曲「威風堂々」第1番と小品ですけど「愛のあいさつ」などが
馴染み深いと思いますし、威風堂々のあの高貴でおおらかな中間部は多分ですけど、誰でも一度くらいは耳にした事が
あるはずと思われるぐらい日本でも大変有名なメロディーです。
私も威風堂々第1番はとても大好きな作品ですし、このブログで何度か語らさせて頂いた通り、高校の卒業式において、
卒業生の入退場の曲は私が在学していた頃は毎年、卒業式の会場の体育館の最後方部に位置していた吹奏楽部によって
エルガーの行進曲「威風堂々」第1番が演奏されていましたので、私自身この曲を聴くと「卒業」という言葉とか
卒業式の時には既に進学先が都内の学校と決まっていたので「これでようやく親元と東北の地を離れることができる」という
期待感と不安感が交錯した当時の甘酸っぱい気持ちをついつい思い出してしまいます。

エルガーは「音楽不毛の地」と18~19世紀の頃にフランス・ドイツ・イタリアなどから揶揄されていたイギリス出身なのですが、
エルガーの出現によってイギリスではパーセル以来の大作曲家が登場したと生前から大変な尊敬と敬愛を集めていて、
その遺した楽曲の多くは母国イギリスのみならず、世界中の演奏会で取り上げられていますし、
特に交響曲第1番や威風堂々第一番や愛のあいさつ、チェロ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、オラトリオ「ゲロンティアスの夢」
などは今現在も世界の管弦楽団においてはレパートリーとして定着していると思います。
イギリス人にとっては、威風堂々第1番は国歌であり、エルガーの存在は「国宝」とすら言えるのかもしれないです。
エルガー以降、イギリスの楽壇には、ヴォーン・ウィリアムズ、ホルスト、ブリテンなど著名な作曲家たちが続々と現れ、
そうした流れが当ブログのクラシック音楽カテゴリでは頻繁にその名前が登場しているマルコム・アーノルドへと
受け継がれているのかもしれないです。

さてさて、そうしたエルガーなのですけど、実は意外にもエルガーは正規の音楽教育はほとんど受けていません。
イギリスは昔も今も階級社会で階級間の格差が伝統的に存在する国ではあるのですが、エルガー自身は
いわゆる平民の子で、父親は楽器屋兼教会のオルガン奏者でもありましたけど、父親自身はエルガーにオルガン奏者を
継がせる気は全く無く、むしろ法律家になってほしいと願っていたようです。
エルガーは家が楽器屋という事もあり、小さい頃より音楽や楽器に慣れ親しんでいて、そこから音楽に色々と興味を
持つようになったものの、家庭の経済環境はそれほど裕福ではありませんので、音楽学校に進学して専門的に学ぶという事は
できなかった事もあり、ポケットにチーズとパンを入れて広場に赴き、そこで自然の風景と向き合いながら、ベートーヴェンや
モーツアルト・バッハ等の偉大なる作曲家が残した楽曲の総譜を分析・解釈していき、全くの独学で音楽を学んでいきます。
エルガーは神童というタイプではなくて、楽譜を読んで理解する能力に大変長けていたという事が言えるのだと思います。
そして驚くべき事に、基本的には独学でピアノ・ヴァイオリン・ファゴットといった楽器をマスターし、更には作曲法すらも
独自に習得をします。
エルガー本人はアカデミックな音楽教育を希望し、海外留学も望んでいたようですけど、それは結局果たされる事も無く
一時は父親の仕事を手伝ったり弁護士事務所の事務員としての仕事も余儀なくもされています。
細かい経緯は省略しますけど、その後、ヴァイオリン奏者としての仕事や合唱団の活動の指導や指揮、
そしてヴァイオリン教室を開いてそこでヴァイオリン講師を務めるなどして、30代の初めまでは決して裕福とはいえない
生活をしていました。

そうしたエルガーに人生最大の転記が訪れます!

前述の通りエルガーは生計のためにヴァイオリン奏者の他にヴァイオリン教室の講師も務めていて、その教室に
一人の美しい女性がエルガーのヴァイオリンの弟子になります。
その女性こそがキャロライン・アリスでして、出会ってから3年後に二人は結婚します。
エルガーにとってはこの結婚は一つの大冒険でもあったと思います。
というのもキャロライン・アリスはエルガーよりも8つも年上という事もありましたが、一番大きな障壁は
冒頭でも書いた通り、イギリスは今も昔も階級が存在するある意味格差社会でもあるのですけど、
エルガーは普通の平民の子であったのに対して、キャロライン・アリスの方は父親がサーの称号を持つ陸軍将校の娘という
いわば上流階級のお嬢さまであり、アリス自身はエルガーと出会う頃には既に詩人・作家としての地位をある程度確立し、
既に本も何冊か出版されているいわばエリートクラスの家庭の大切な令嬢でもありました。
そして輪を掛けて悪い状況なのは二人の宗教の違いという事もあり、アリスの家は先祖代々イギリス国教会系の
プロテスタントであるのに対して、エルガーの家系はカトリック教徒という事で、当然周辺の人達・・特にアリスの身内は
ほとんど全て二人の結婚には大反対をしていました。
当時はまだ無名の作曲家と陸軍少将の娘という身分格差から、アリスの親族は2人の仲を認めなかっ たため、
その反対を押し切っての結婚であり、実質的にアリスは親元からの勘当状態での結婚でもありました。
二人はごく質素なカトリックの略式の結婚式を挙げ、その婚約に際し、エルガーはアリスに
ヴァイオリンとピアノのための小品「愛のあいさつ」を贈呈していますけど、この曲は今現在でもエルガーの代表曲の一つとして
世界各地で愛され、現在も管弦楽団の演奏会のアンコール曲としては定番中の定番の曲でもあったりします。

エルガーはアリスとの結婚以降、本格的に作曲の勉強も始め、ここからたくさんの曲が生み出されていきます。
アリスは結婚以降は自らの詩人・作家としての活動は休止し、ひたすら夫のエルガーを献身的に支え、時に励まし
時に叱咤激励し、エルガーの作品を心から愛しその作品を称賛し、その生涯を閉じるまで変わる事なくエルガーを
精神的に支え続けます。
アリス自身は日記の中で「いかなる女性にとっても天才の世話を焼くというのは、生涯かかっても余りあるものである」という
偽らざる気持ちも吐露されています。
アリスのエルガーに対する信頼と下の階層と結婚した勇気は、エルガーにとってはプレッシャーというよりは精神的な支えと
なっていました。
アリスはエルガーの気分の浮き沈みをなだめ、音楽面では批評と称賛を惜しまず、
またビジネスマネージャー、社会的な秘書をこなし、管弦楽の楽譜用の紙に五線を引いて整理する作業すらも時に
行っていたようです。

エルガーの写真を見てみると、気品と威厳とやさしさに満ち溢れた雰囲気に満ち溢れています!
本当に「イギリス紳士のモデル」といっても過言ではないような感じです。
(立派な口髭や物静かで上品さが滲み出ていると思います)
平民出身のエルガーがそうしたすきのない紳士になったのも、もちろんアリスのてほどきもあったと思われますが、
それ以上にアリスの父親がサーの称号を持つ陸軍将校であったゆえに、それを意識したという事もあるのかもしれないです。
そしてエルガーはアリスとの結婚により、アリスからの献身的な支えや「アリスの父親と比較されてもアリスが恥ずかしく
ないような立派な紳士になろう!」といういい意味での緊張感とモチベーションの高さを得たと言えるのかもしれないです。
そして、オラトリオ「ゲロンティアスの夢」の成功によって結婚から約10年が過ぎた頃に、作曲家としての地位を確立し、
その後は順調に音楽に残るような素晴らしい名曲をたくさん世に生み出し、エルガー自身もサーの称号の他に
名誉音楽博士号、准男爵の称号を与えられたばかりでなく、1924年からは国王の音楽師範を務めるようになっています。

アリスは若い頃の写真を拝見すると、本当に天使みたい・・というのか「不思議の国のアリス」のような雰囲気を
醸し出されているようにも感じられます。
髪の大き目なリボンはなんだか東方の霊夢や藤原妹紅の印象に近いものもありそうです。
アリス自身は知的で物静かなレディであったらしいのですけど、時に情熱的にエルガーを生涯支え続けた気持ちがあった
からこそ、エルガーは世界的に著名な作曲家として音楽史にその名前を残せたと言えるのは間違いないと思います。
ちなみにアリスとエルガーの間に生まれた一人娘のキャリス・アイリーンは、母親のアリスののCarolineとAliceを繋げて
名づけられたものだそうです。
後述しますけど、アリスという名前はヨーロッパ圏では馴染み深い名前なそうですけど、意味としては少女とか献身的、知的
という事もあるそうです。
それはまさにエルガーの奥様のアリスに相応しい名前と言えるのかもしれないですね。

エルガーが残した楽曲の中で、妻・アリスに捧げた曲として最も有名なのが上記でも書いた通り、二人の婚約記念の曲でもある
「愛のあいさつ」ですけど、それ以外に「エニグマ変奏曲」も推したいと思います。

管弦楽のために作曲された単独の変奏曲のうちでは、ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」や
ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」と並べられるほど音楽的にも大変価値の高い作品です。
エニグマ変奏曲には、第9変奏の「ニムロッド」という大変美しくて感動的でメランコリーな部分が含まれているのですけど、
同様な事にラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」においてもその第18変奏の美しさは、とてもじゃないけど
この世のモノとは思えないものがあると言えます。

この曲のタイトルでもある「エニグマ=謎」なのですけど、「エニグマ」とはギリシア語で、なぞなぞ・謎かけ・謎解きといった
意味なそうです。
この曲には二つの謎の要素があり、 一つ目の謎は、「この変奏曲には、主題とは別の作品中に現われないものの、
全曲を通して 無言の伴奏をする別の主題が隠されている」 というエルガーの発言に基づいています。
その後多くの研究者がその「別の主題とは何なのか」解明しようとしていますが、
現在になってもその謎はいまだに解明されていないとの事です。
英国国歌「国王陛下万歳」とする説、スコットランド民謡「オールド・ラング・サイン」(蛍の光)であるとする説、
「エニグマ変奏曲」の初演コンサートで一緒に演奏されたモーツァルトの「交響曲第38番「プラハ」」がそうだとする説
など色々あるそうですが、 結論は未だに出ていないそうです。

これってもしかしてエルガーのいたずらなのかもしれないですし、作曲時にたまたま何となく口にした言葉が世間に
広まってしまい、 後になって 「いや、あれは特に何の意味もありませんでした」とはいいにくかったのかもしれないです。

二つ目の謎は、各変奏に付けられた意味ありげなイニシャルの事でして、
「そのイニシャルは一体誰なのか?」という事は既にほぼ解明されているようです。
そのイニシャルとは、エルガーの友人とか奥様とかエルガー自身とか弟子の氏名なのですけど、第13変奏の「(***)」の
部分だけは、 その***とは一体誰なのかについてはいまだに解明はされていないとの事です。

この曲は、氏名を公表されない14名の人物のスケッチを、主題と14の変奏によって表現した管弦楽曲とも換言出来そうです。
ちなみに第1変奏 のC.A.E. とはエルガーの奥様、アリスの事ですし
最後の第14変奏「終曲」  E.D.U. とは、エルガー自身です。

そしてこのエニグマ変奏曲にもアリスは深く関わっています。

エルガーがある時ピアノに向かって物思いにふけっていた時に、何気なく即興で弾いていたメロディーが
アリスの注意を惹き、「気に入ったのでもう1度繰り返して弾いてほしい」と頼まれたエルガーは、アリスを喜ばせるために、
その主題に基づいて即興的に変奏を弾き始め、各変奏を友人たちの音楽的肖像とし、
これを管弦楽曲に膨らませたものが「エニグマ変奏曲」の作曲の経緯とも言われています。
(第一変奏にアリスをもってくることが実にエルガーらしいですね~♪)

私的には、ティンパニを小刻みに叩く第4変奏と 第9変奏「ニムロッド」が大変大好きです。

この第9変奏「ニムロッド」は、何となくマーラーの交響曲第5番第四楽章「アタージエット」みたいに
瞑想的で、波打つようにゆったりと感情が動いていき 大変気高い雰囲気があり、 私はとても大好きな部分です。
エニグマ変奏曲は結構長くて30分くらいの曲なのですけど、 この「ニムロッド」を聴くだけでも価値があると思います。

この「ニムロッド」は単独作品としても大変人気が高く、 管弦楽団演奏会ののアンコール曲としても演奏される機会は多いです。
(私もよくこの曲は、特に日本フィルの演奏会でのアンコールで耳にしました)
イギリスでは11月11日のリメンバランス・デーにおいて、戦没者追悼記念碑の前で戦没者を追悼するために
王立軍楽隊によって必ずこの「ニムロッド」は 演奏されるようですし、
国家財政危機により解散を余儀なくされたギリシア国立管弦楽団の最後の演奏曲目はこの「ニムロッド」でした。
最近では吹奏楽コンクールでもこのエニグマ変奏曲が自由曲として演奏される事が多々ありますけど、吹奏楽版で聴いても
ニムロッドの美しさとラストのエルガー自身を表すE.D.Uの爽快さは素晴らしいと感じます。

ここから下記は少しばかり余談になりますけど、上記でちらっと触れた通り、「アリス」という名前は、
今現在も英語・フランス語圏で広く見られる女性の名前であり、
12世紀以降にイギリス・フランスで流行し、17世紀中頃までに廃れ19世紀中頃に復活した経緯があり、
特に1865年に発表された「不思議の国のアリス」の影響度は相当大きなものがあったと言えそうですし、それが
日本においてもアリスという名前が馴染み深い事の一つの要因になっているのかもしれないです。

「アリス」という言葉は「少女」の象徴や代名詞として使われていると指摘する専門家も相当数いるとの事ですし、
同時に知的さ・献身さという意味合いもあるとの事です。

そして「アリス」という名前はアニメ・ゲーム作品ではかなりの作品で既に登場している名前ですし、
それだけ知名度が高い名前というのか「ヨーロッパ的な名前」として定着しているのだと思います。
アリスと名が付くキャラは大体が金髪で色白な女の子というイメージもあるのかとは思います。
そこにあるのはやはり不思議の国のアリスの影響やイメージと言えると思うのですけど、
全体的にはとても可愛い子が多いと思います!
(後述しますけど、私にとっての「アリス」とは言うまでもなく東方屈指の金髪美少女のアリス・マーガトロイドに尽きると思います)


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アリスは本記事の趣旨でもあるエルガーの奥様のすてきなお名前であるのですけど、同時に日本ではアリスと言うと
少女の象徴みたいな雰囲気のキャラの名前に使われる事も多々あるようにも感じられます。
そうした事もあり、本記事においては、dream fantasy2 のアミグリさんが過去に描かれてきた「アリス」という名前の美少女の絵を幾つか転載&ご紹介を
させて頂きたいと思います。
そしてアミグリさんが描かれたアリスから皆様各自の豊かなイマジネーションで少女の面影や知的さを感じ取って
頂ければ幸いです。

上記の作品はアミグリさんが2009年12月に描かれたパンドラハーツのアリスです。

パンドラハーツとは不思議の国のアリス・鏡の国のアリス等の童話をモチーフにしたダークファンタジーと言え、
原作は月刊Gファンタジー連載のコミックで2015年まで連載が続けられ、一度アニメ化もされています。
不思議の国のアリスをモチーフにしている点においては「アリスSOS」の世界観に少しだけ共通するような感じもあります。

アリスはパンドラハーツのヒロインで、主人公と契約を交わした血染めの黒うさぎです。
可愛らしい容姿とは裏腹に、凶暴かつ男勝りで欲しいものは強引にでも手に入れたがる自己中心的な性格ですけど、
あれこれ考え込まないさっぱりした部分もあり、時折ツンデレな一面も見せるという
どちらかというと厄介な御方でもあります。

アミグリさんが描かれるパンドラハーツのアリスは、憂いを帯びた表情が大変印象的です。

アリスの長髪も大変美しいですし、フリルの描き方も巧いですね!

全体的にはアミグリさんが描かれるアリスからは、東方のさとり様みたいにどこなく「心、ここにあらず・・」みたいな
寂寥感も漂わせていると思います。
確かに表面的には乱暴でわがままなのかもしれないですけど、アリスは実は既に100年以上前に命を落としていて、
今現在のアリスは一言で言うと化け物みたいなものです。
そして、生前の記憶は、死亡時の殺され方がよほど屈辱的ださったのか悲劇的だったせいなのか、
記憶は全てアリスの意思で抹消しています。
だからアリスにとっては「果たして自分とは一体どんな存在だったのだろう・・」という自分に対する問いが頭を離れることも無く、
そうした背景がアミグリさんが見事にアリスの心象というのか心の内面を「絵」として表現されているのだと
思います。

パンドラハーツのアリスは2009年12月というアミグリさんのかなりの初期作品で、しかもこの作品は全て手描きという
アナログ作品なのです!
それでいてこんなにも完成度が高いという事は特筆に値するのだと思います。

そしてアリスの名高いセリフとして「やっと見つけた 私の手がかり…」というのがありますが、これはアリス自身が
生前の記憶を取り戻して自分の死の真相を初めて知ったという事に由来しています。
東方のゆゆ様も亡霊なのですけど、ゆゆ様は生前の記憶もはたしてあるのかないのかよく分からない御方ですし、
自分の死体が本当に桜の木の下で眠っているのかも実は分かっているのかわかっていないのか不明なのですけど、
そうした事がゆゆ様のあの特有のおっとりとした雰囲気にも繋がっているようにも感じるのですけど、
パンドラハーツのアリスの場合は、生前の記憶と自身の死の真相を知ったという事で、アミグリさんが表現されたような
「憂い」に繋がってるいると言えるのかもしれないです。


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続きましてアミグリさんが2015年6月に描かれた「きんいろモザイク」のアリス・カータレットです!

このきんいろモザイクの原作は漫画作品で、2013年と15年にアニメ化もされています。

この「きんいろモザイク」なのですけど、イギリスでホームステイを通じて友人となった日英両国の少女達が成長後、
日本で再会して繰り広げる物語をコメディタッチで描くというお話でもあるのですけど、
アリスのメインのお相手役ともいえる大宮忍もとってもかわいいキャラです!

大宮忍も可愛いけど、イギリスの自宅にホームステイしていた忍を慕って日本にやってきたアリスも
忍に負けないくらいかわいいですね~♪
外国人少女というとなんとなくですけど、大柄とか豊かなボディみたいなイメージもあったりするものですけど、
「きんいろモザイク」のアリスもそうですし、「ハナヤマタ」のハナもそうなのですが、
アニメで描かれる外国人少女が小柄でちびっこという設定が意外と多いと言うのもおもしろいものがあると思います。

アリスのストロベリーブロンドのツインテールと青の瞳がとってもかわいいですし、アリス=金髪少女みたいなイメージを
ストレートに絵にした設定とも言えると思います。

アミグリさんが描かれたこのアリスはとてもかわいいと思います!
金髪ツインテールというアリスの最大の魅力をアミグリさんが最大限かわいく描かれた作品といっても過言ではないと思います!
アリスの髪には常にかんざしが差されていますけど、これは忍がプレゼントしたものです。
ピンクのカーディガンもアリスにとてもよく似合っていると思います。
アリスのこのちびっこかわいい雰囲気がとてもすてきに描かれていると思います。

アミグリさんの描かれたアリスなのですけど、随分と背景が美しいなぁ・・と思っていたら、アミグリさんご自身は
「背景はクリップスタジオの素材ブラシでささっと描きました」との事でしたが、
これはささっ・・というレヴェルではないと思います!
アミグリさんの作品って、もちろんキャラの魅力を「アミグリワールド」を遺憾なく発揮して美しく幻想的に
描かれるのですけど、よーく見てみると背景の描かれた方も秀逸なものがたくさんあると思います。

そして同じ版権作品というカテゴリの中でも、アナログとデジタルとか描かれた時期の違いはあるものの、
パンドラハーツのアリスとの違いを見事に描き分けられているのも特筆に値するものがあると思いますし、
今更言うのも何ですけど「同じアリスという名前でも雰囲気とか世界観は全然違うものだ・・」という事を認識させてくれた
素晴らしい両作品だと思います。

そしてこのきんいろモザイクのアリスは、アリスの名前の象徴でもある「少女らしさ」がストレートに溢れていると
言えそうです。


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続きまして、アミグリさんが2019年11月に描かれたストレートヘアのアリスを皆様にご覧頂きたいと思います。

アミグリさんには、2018年の当ブログ開設記念日の際に記念絵として描いて頂いた金髪ウェーブの素晴らしい美少女・アリス
という素晴らしい名作が既に存在しているのですけど、
2019年のストレートヘアのアリスも本当に素晴らしい美少女・アリスを表現されていると感じられます。

2018年のアリスはしっとりとした洗練された大人のアリスまたはレディーの作法をしっかりと身につけた美少女・アリスという
印象が強かったですけど、2019年のストレートヘアのアリスは、大人の魅力というよりは「少女の純真さ」とか
清楚でナチュラルな雰囲気で、少女の面影をまだ色濃く残している大人へのステップを踏んでいる途中の美少女・アリスという
印象があったりもします。
2018年のアリスは少し斜めからのウェーブ髪でしたけど、2019年のストレートヘアのアリスは
真正面からのサラサラストレートヘアという事で、アリスの美しさを正攻法で正統派のスタイルで凛々しくかわいらしく
爽やかに表現されていて素晴らしいと感じます。
ストレートヘアというのはこうやって見てみると、ありのままとか飾らない自然体の雰囲気とか清楚な感じを見ている人に
印象としてもたらしているといえそうですし、アミグリさんの描かれたストレートヘアのアリスが
ウェーブ髪のアリスよりもより少女としての面影を強く感じさせているのは極めて妥当といえるのだと思います。
そして単純な赫赫としての比較というのか第一印象だけでいうと、ストレートヘアのアリスはより自然体な美しさを
もたらしていると言えるのかもしれないです。

外界の人間で言うと、JCさん・JKさんは校則で禁止されているからパーマやウェーブヘアは禁止という事で、
ストレートヘアにする事が多いけど、18歳以降高校を卒業するとウェーブやパーマといった大人の女性としてのおしゃれも
可能になるという事で、JKさんみたいなサラサラのストレートヘアもすてきだけど、同じくらい大人の魅力としてのウェーブも
すてきということだと思います。

全体の色彩が2018年のアリスよりもふんわりと柔らかく感じられるのも、より清楚な自然体のアリスの雰囲気を
醸し出しているようにも感じられます。

アリスというと立ち絵も公式書籍もほとんどがウェーブ髪なのですけど、こうしたストレートヘアもとてもよくお似合いで、
私もストレート髪のアリスもウェーブのアリスもどちらもとっても大好きです!
というか、アリスはどちらの髪型もとてもよくお似合いだと思いますし、
アミグリさんの描かれたウェーブ髪のアリスもストレート髪のアリスもどちらもとっても大好きです~♪

スカートのはしをつまんでいるのもとてもキュートだと思います。

それにしてもアミグリさんの描かれる美少女・アリスは素晴らしい!と改めて感じたものでした。
少女としての面影もそうですし、同時に知的さ・ひそやかさも見事に表現されていると思います。

上記のアミグリさんが描かれた3作品のアリスは、その権利は全てアリスの絵師様である
アミグリさんに帰するものであり、当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。

アミグリさん、いつも素晴らしいイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!

皆様の中で「こんなにも素晴らしい美少女・アリスを描く人のブログってどんな感じなのだろう・・? 」などと
興味がある方は、是非是非アミグリさんのブログdream fantasy2  を ご覧になって頂きたいと思いますし、 宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログdream fantasy2  に一度お越しして頂けると アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!

アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!

アミグリさんのpixiv

それでは本記事を最後までご覧頂きありがとうございました!

やっぱりアリスは美少女としての大いなる象徴といえそうですね~♪
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エルガー

確かに「威風堂々」は式典で演奏されるイメージありますね。
今では少なくないのかもしれませんが、自分が四半世紀前に出席した結婚披露宴での新郎新婦入場で使われたのが威風堂々で、まだメンデルスゾーンのあの曲が入場曲で多く使われた当時では、斬新な印象がありました。
「エニグマ変奏曲」は昨年の山王中の自由曲でした。結果は惜しくも東北ダメ金でしたが、実は顧問のあの先生が来月末で定年ですので、多分ですけど秋田のバンドでエニグマ変奏曲で全国の舞台で演奏した実績がないと思い、先生の定年も含めて秋田のバンドから全国大会初演をと期待しましたが、惜しくもあと一歩でした。
私もあまり聴いたことがない曲です。後で時間を設けてじっくり聴いてみたいですね。

エニグマ変奏曲

一秋田県民  様


エルガーの威風堂々第一番は吹奏楽でも管弦楽で演奏しても効果満点の曲ですけど、
エニグマ変奏曲は曲の内容がどちらかというと内省的で地味な印象もありますので、吹奏楽で表現するには
結構難しいものがありそうですね。

有名な「ニムロッド」も吹奏楽で演奏すると意外と単調な響きになってしまうのは管弦楽との構造の違い
なのかもしれないです。
でもこうした内省的な曲を吹奏楽での表現にチャレンジする意義は大きいと思います。

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