
「ララマジ」において鍵盤ハーモニカを担当している中学3年生の女の子は瀬沢かなえです~♪
このJCさんもとってもいい子でして、私自身もゲーム上では御ひいきにしているキャラの一人です。
というのも私自身も瀬沢かえなも田舎の地方出身で、地方から都内に上京してきたプロフィールには共感するものが
大であったりもします。(古い言葉で言うと「おのぼりさん」という事だと思います)
瀬沢かなえは田舎生まれの美少女で都会的なおしゃれ女子を目指していて、時々、津軽弁や名古屋弁のようななまりが
出るというのも方言女子っぽくてかわいいです。
青森出身なのかもしれないですし、はたまた名古屋育ちなのかその育ちや出身地は不明であったりもします。
父親の転勤で東奏市(東京都東大和市がららマジの舞台でもあります)にやってきた転校生というのも私自身の体験に
被っていたりもします。
方向音痴でよく道に迷っているというのも天然さんの転校生らしい設定で、これがまたとってもかわいいですね~♪
ちなみに「瀬沢」という姓は長野県がルーツで全国に190人程度しかいないかなりレアな苗字でもあるそうです。
バトル時には鍵盤ハーモニカ型のナイフを両手に持って戦っていたりもします。
瀬沢かなえがららマジで担当している楽器は「鍵盤ハーモニカ」です。
最初に鍵盤ハーモニカと目にした際はグラスハーモニカという一種の鍵盤打楽器またはアコーディオンの事なのかな・・?と
思っていたら、実は日本の学校教育でもリコーダーと共に楽器として既に定着していた「ピアニカ」でもありました。
後述しますけど、ピアニカというのはヤマハが名づけた商品名であり、ピアニカという名前があまりにも馴染み深い名前に
なってしまっていて、もしかしたら日本においては瀬沢かなえが担当している楽器は鍵盤ハーモニカという名称よりも
ピアニカというヤマハの登録商品名の方がお馴染みなのかもしれないです。
鍵盤ハーモニカは、吹き口やホースを使って息を吹き込み、鍵盤を使ってそれに対応したバルブを開閉して、
押した鍵盤に対応するリードを息で振動させて音を鳴らす楽器で、
息づかいによる表現や和音の演奏など鍵盤楽器と管楽器両方の特徴を持つ珍しい楽器と言えるのかもしれないです。
ピアノのような鍵盤が並んでいますけど、楽器区分としてはピアノではなくてハーモニカの一種であるという位置づけです。
初心者でも安定した音程を出すことができますし、比較的扱いやすい楽器と言う事で、
日本の学校教育においては。鍵盤ハーモニカは幼稚園や小学校低学年の一斉授業や鼓笛隊などで使う教育楽器であるという
イメージが強いと言えそうですけど、アコーディオンと同様に豊かな表現力をもち、
大人の奏者やプロの演奏家も使う本格的な楽器であったりします。
私自身、中学時代は吹奏楽部に所属しているというただそれだけの理由で校内で毎年秋に開催されるクラス対抗の
合唱コンクールの指揮者に毎年指名されていましたけど、私自身の感覚としては吹奏楽の指揮・指導よりは
合唱の指揮・指導の方が難しい・・という印象もあったりします。
合唱は通常はバス・テノール・アルト・ソプラノの四部構成ですけど、全体練習とは別にパート練習をする場合、
ピアノ伴奏が必要なのですが、ピアノは音楽教室に一台しかないため、指揮者とピアノ伴奏は、このピアニカ・・というか
鍵盤ハーモニカで伴奏をする事も多々あったりして、私自身もその3年間でピアニカの腕前は相当上げたといえそうですし、
もしかしたら吹奏楽部の本職のクラリネットよりも上達していたのかもしれないです・・(汗)
ただ、私自身は吹き口を使って吹く奏法よりもホースを使用して息を吹き込む奏法の方が吹きやすかったです。
吹き口から直接息を吹き込むと、自分の指使いが見えないという事ですごくやりにくかった印象があるのですけど、
クラリネットを普段吹いていた時は当然演奏中に自分の指は見る訳はありませんし、演奏中は基本的には指揮者と譜面しか
見ていませんけど、鍵盤ハーモニカを吹く際は、鍵盤と自分の指が見えていないとなんだかやりにくい・・という感覚が
あったのは不思議なものでした。
上記で触れたとおりららマジの瀬沢かなえで担当している楽器の名称は鍵盤ハーモニカ手あり、
ピアニカ・メロディオンという名称はメーカーの商標名であったりもします。
ヤマハ→ピアニカ
鈴木楽器製作所→メロディオン
キョーリツ→メロディピアノ
ホーナー→メロディカ・ピアノ
鍵盤ハーモニカ製造メーカーによって名称が異なるのも面白いですけど、それはあくまで商品名という話でもあったりします。
実際日本の教育現場ではヤマハが製造したピアニカが主流となっていますので、日本においては、鍵盤ハーモニカという
楽器名よりはピアニカという商品名の方が馴染み深いというのも大変興味深い話だと思います。
そうした事は、トイレの「洗浄便座」にもいえるのかもしれないです。
洗浄便座は日本においては、洗浄便座という呼び方よりもむしろ「ウォッシュレット」という呼び方の方が馴染み深いのかも
しれないです。
ウォシュレットはTOTOが販売する温水洗浄便座の商品名であり、
INAX(現・LIXILで、LIXILでの商品名はシャワートイレであったりもします・・)や他社製の同種類のものも含め、
TOTOの登録商品なのに他社でも「ウォッシュレット」と呼ばれがちというのは、それだけウォッシュレットという名前が
定着しているという事なのだと思います。
ウォシュレットの名称はTOTOの登録商標(日本第1665963号など)であったりもします。
名称は鍵盤ハーモニカだけどピアニカという呼び方がタ定着しているのと似たようなモノがありそうですね。
私自身、中学校以降はずっと吹奏楽部に所属していましたけど、小学校の頃の放課後課外活動として、
週に2~3回程度の練習を行う管楽器クラブに所属し、そこでは打楽器(主にティンパニ・ヴィヴラフォーン・シンバル等)を
担当していました。
当時の感覚としては「こうした大人数での合奏するのだったら、叩く楽器よりも吹く楽器の方が面白そうだし、より音楽に
参加しているという意識がありそう・・」と感じ、中学入学以降に吹奏楽部の門を叩いたのですけど、これが結果的に
間違いだったのかそうではなかったのかは今となってはよく分からないですけど、結果的に音楽を知るきっかけになったのは
確実なのでそれはそれで結果オーライなのかもしれないです。
小学校の管楽器クラブはららマジと同じくらい編成が自由自在で、
主なメロディーライン担当楽器は、リコーダーと、ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)とアコーディオンだったと思います。
そこにトランペット・トロンボーン・クラリネット・サックス・チューバ等の管楽器や打楽器が加わり、なぜかしりませんけど、
そこに更に足踏みオルガンも加わっていましたので、奏でられるサウンドの響きは今にして思うと相当奇妙だったのかも
しれないですけど、運動会での鼓笛隊と合せる形での入場行進の演奏とか学芸会での演奏お披露目とか
年に3~4回程度開催されたお楽しみ演奏会等での合奏やそこでの練習はとにかく「楽しかった!」としか言いようが
なかったと思います。
指導する先生も細かい事はあまり気にされないで、「とにかくみんなのやりたいように吹いていいよ~」という感じで
のびのびと楽しんで吹いていたと思いますし、楽器編成がららマジと同じくらいてんでバラバラでしたけど、
そこから奏でられる音楽は、むしろ自由自在な気ままさだったのかもしれないです。
こういうのを「楽しむ音楽」というのかもしれないです。

そうそう、このピアニカ(鍵盤ハーモニカ)ですけど、アニメ「四月は君の嘘」という作品の第一話でも登場していました!
この作品の主人公の有馬公生は、満開の桜の下で同い年のヴァイオリニスト・宮園かをりと知り合うのですけど、
この時に宮園かおりが子供たちと楽しそうに吹いていた楽器が、この鍵盤ハーモニカでもありました。
有馬公生は母親の死でピアノを弾く事ができなくなってしまい
(演奏中にピアノの音が聴こえなくなってしまう症状に苦しめられます)
ヴァイオリンコンクールでかをりの圧倒的かつ個性的な演奏を聞き、
母の死以来、モノトーンに見えていた公生の世界がカラフルに色付き始めるというのがこの作品のはじまりだったのですけど、
ネタバレになってしまうので多くは語れませんが、あんな天真爛漫で元気溌剌だった宮園かおりが病魔に侵され、
亡くなってしまうという衝撃の話でもありました・・


ピアニカを吹く瀬沢かなえはとてもかわいいですね~♪
ホースではなくて吹き口から息を吹き込む奏法を採用しているようですけど、プロの鍵盤ハーモニカ奏者は
ほぼ全て吹き口から息を吹き込んで音を出しています。
ホースを使用して息を吹き込む奏法はあくまで学校の音楽の授業のみという事なのかもしれないです。

設定の上では「まだまだあか抜けない田舎の美少女」という事なのですけど、いやいや、そんな事ないですよね~
すでに都会のすてきな美少女という雰囲気だと思いますし、おしゃれも楽器も「まだまだこれから~」というのびしろが
大いにあるキャラといえそうです~♪
- 関連記事
-
スポンサーサイト
小学校の鼓笛隊で昔やっていました!
ヤマハの商品名とは初耳でした。