東方Projectの世界には結構姉妹はいたりもします。
その中でも、スカーレット姉妹・古明地姉妹・綿月姉妹・秋姉妹は血の繋がりある実の姉妹関係と思われますし、
依神姉妹は顔も性格も全然似てないですけど、設定上は双子姉妹とされています。
九十九姉妹の二人は雰囲気的には大変よく似ていますけど、血の繋がりの無い義理の姉妹関係でもありますし、
はたまたプリズムリバー3姉妹にいたっては、3人とも既にこの世のモノではなくて幽霊ですし、この3人の間には
生前も含めて血縁関係は全く無く全くの他人同士という関係でもあったりします。
さてさて、「ららマジ」の東奏学園器楽部の30人の部員の中では二組の姉妹がいます。
一組目は卯月姉妹で、二人ともまだ中学生です。二人ともJCさんらしいかわいらしさに溢れていますけど、中一の
卯月幸のロリロリッとした雰囲気はたまらないですね~♪
二組目は高校3年の橘姉妹で、この二人は双子の姉妹でもあります。二人とも顔立ちはよく似ていて、少しクール系でも
ありますけど、姉のアンナのボーイシュな感じと妹のレイナの正統派美少女としてのかわいらしさはどちらも
素晴らしいですね~♪

当ブログのららマジ関連記事では初めての登場となる器楽部のファゴット担当の橘レイナです。
アルトサックス担当の橘アンナは、レイナの双子の姉の方です。
橘レイナは、橘姉妹のミステリアスな可愛いお姉さんの方でしてアンナの双子の妹の方です。
バトル時の武器はファゴット型の狙撃銃で、複数の銃を同時に発射することもできるそうです。
お顔は双子という事でアンナとかなり似ている雰囲気もありますけど、アンナがボーイッシュな雰囲気なのに対して、
レイナの方はいかにも女の子という感じで、かわいらしい!というオーラに溢れていると思います。

こちらは橘アンナで、ららマジの器楽部の中ではアルトサックスを担当しています。
学園内に多数の橘アンナファンを持つ学園きっての王子様キャラの人気者で、趣味は妹のレイナとのデートと演劇鑑賞でも
あったりします。
見た目がボーイシュという事で、女の子から見れば「すてきなお兄様~」みたいな憧れの対象なのかもしれないですけど、
確かに橘アンナのボーイシュな美少女ぶりは、
プリキュアでいうならばキラキラ☆プリキュアアラモードの男装麗人ともいえそなキュアショコラ=剣城あきらといえそうですし、
「女子高生の無駄づかい」的には一奏なのかもしれないです。

橘姉妹はすてきなお姉さま姉妹という感じでもありそうですけど、卯月姉妹は中学生組という事で、美人さん姉妹というよりは
かわいい系姉妹といえそうです。
卯月真中華(うづきまなか)は、東奏学園器楽部でエレキギターを担当している中学3年生の女の子です。
東奏学園器楽部のメンバーにはこの卯月真中華を含めて何人かの中等部のJCさんも入っていて、
そうした中学生組をリードするエレキギターを扱う中学3年生の女の子が卯月真中華でもあります。
器楽部員で構成されたバンド「フロウライン」のギター担当で地元のライブハウスでは有名人との事です。
妹の幸はポニーテールがよくお似合いですけど、姉の卯月真中華はツインテールがとってもかわいいです~♪

卯月幸という中学1年生のウクレレ担当のJCさんです。
器楽部のエレキギター担当の真中華の妹で、ウクレレのほかにヴォーカルも担当することもあるそうです。
中学一年と言う事でららマジの中ではかなり幼い雰囲気があるのですけど、そうした初々しいかわいらしさが
とってもすてきですね~♪
卯月幸は一応ウクレレ担当なのですけど、「東奏学園に進学したらお姉さまたちのようにすてきな楽器奏者になりたい」という
あこがれの気持ちをもって日々練習に励んでいるその初々しさも素晴らしいです。

ここから下記は「クラシック音楽」カテゴリに相応しいように、ららマジのすてきな美少女JKさんの橘レイナが担当する
ファゴットについて少しばかり触れさせて頂きたいと思います。
ファゴットもオーボエ同様にリードが上下2枚から構成されているという事で「ダブルリード楽器」という位置づけです。
ファゴットの音は基本的には低音楽器という位置づけなのですけど、あの独特のユーモラスな音は、
時に陰鬱に時にユーモラスに時にモノ哀しくと様々な表情を見せてくれる事が出来るのが素晴らしいと思います。
ファゴットで私が個人的に最も感じる効果的な使用事例として、
ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」の冒頭のファゴットの超高音域ソロで開始される場面を挙げたいです。
作曲者としては、「鳴らない音を必死で出そうとする感覚」が欲しかったとの事ですが、
奏者にとっては迷惑千万という感覚もあるのかもしれないですけど、作曲当時の事情はどうか分かりませんけど、
今現在のファゴット奏者はあのような超高音域でも楽々と音を出してしまいますから、ストラヴィンスキーが求めた
「悲壮感」はあまり感じられない感じもあったりします。
だけどあの春の祭典の冒頭ファゴットソロの感覚はいつ聴いてもミステリアスさは伝わっていますね~!
大変面白い使用事例としては、ショスタコーヴィッチの交響曲第9番を推したいです。
第四楽章の金管の重苦しい導入部に続くファゴットの悲痛で長大なソロは、
聴いていて魅力もありますし、いたたまれない・・みたいな哀しさ・憂鬱・メランコリーに溢れているのですけど
第五楽章に入ると、先程まで悲痛なソロを展開していたファゴットが唐突に何の脈絡も必然性も無く
軽いノリのひょうひょうとしたメロディーを展開していく構成になっています。
あの唐突な変化を醸し出せる事が出来るというのもファゴットの一つの魅力なのかもしれないですね。
ショスタコ―ヴィッチは交響曲第9番を作曲している頃は、丁度第二次世界大戦がソ連の勝利のうちに終結し、
嫌でも国家的祝典交響曲を書かないとまずいのではないかという目に見えないプレッシャーを各作曲家が感じていた
時期に符合するのかもしれないです。
初演当時、恐らく聴衆は、ショスタコーヴィッチの新しい交響曲は、ソ連の勝利を祝う大国家的祝典交響曲みたいなもの
(合唱付き? 別働ファンファーレ隊あり? 演奏時間120分?)を予想していたのかもしれません。
少なくとも当時のソ連の絶対的独裁者のスターリンのご機嫌を損ねるような曲だけは書いてはヤバいのかも・・という雰囲気は
あったと思われます。
それを見事にすっぽかして出来た曲が、この25分程度の軽量級の交響曲第9番だったのです!
第一楽章のいかにも軽いノリやトロンボーンのダメだしみたいな展開
第二・三楽章の可愛らしい展開もいいのですが、
前述の通り、第四楽章の金管の重苦しい導入部に続くファゴットの悲痛で長大なソロは、
これはこれで聴いていて魅力もありますし「少しいたたまれない・・」みたいな哀しさ・憂鬱・メランコリーに溢れているのですけど
第五楽章に入ると、先程まで悲痛なソロを展開していたファゴットが唐突に何の脈絡も必然性も無く
軽いノリのメロディーを展開していく構成になっています。
ショスタコーヴィッチ自身も戦争に疲れ果てて、とても面倒くさくて国家を讃える大交響曲なんて
作曲する気になれなくて、こうした脱力系というか、おもちゃ箱みたいな曲を思わず書いてしまったのかもしれないですけど、
この交響曲第9番は確かに重厚長大な深刻な内容の曲ではなくて曲の隅から隅まで
才気煥発みたいな冗談とウィットと楽しさに溢れていて洒落っ気溢れるとてもすてきな交響曲だと思います。
だけど後日この交響曲第9番は大変な批判を浴びてしまい、ショスタコーヴィッチはその後9年近くも交響曲を作曲する
事から遠ざかってもしまいます。
(ショスタコーヴィッチはスターリンの死後、直ちにスターリンをテーマにしたようにも思える交響曲第10番を発表しています)
ショスタコーヴィッチは交響曲第9番以外でも自作のシンフォニーの中ではファゴットをかなり効果的に使用していまして、
他には、交響曲第5番~第二楽章の少しとぼけた感じのスケルツォや交響曲第7番「レニングラード」~第一楽章における
オーボエとの掛け合い的なソロや交響曲第10番~第四楽章のやはりちょっととぼけた感じのユーモアあふれるソロも
「使い方が巧みだよね~」と感じさせるものは大だと思います。
他にクラシック音楽でファゴットが効果的に使用された楽曲をいくつか挙げてみますと・・
P.チャイコフスキー / バレエ音楽「白鳥の湖」 ~四羽の白鳥たちの踊り
P.デュカス / 交響詩「魔法使いの弟子」
G.マーラー / 交響曲第5番~第五楽章 同 / 交響曲第9番~第二楽章
I.ストラヴィンスキー / バレエ組曲「火の鳥」~子守り歌
M.ラヴェル / 道化師の朝の歌
(ラヴェルの「ピアノ協奏曲」~第三楽章のファゴットのとんでもない快速スピードによるとてつもなく超速指使いは
奏者殺しではありますけど、聴いている方としてはあのスリリングさと粋な雰囲気はたまらないです!)
G.ホルスト / 組曲「惑星」~天王星
B.バルトーク / 舞踏組曲~第一曲
余談ですけど、デンマークの作曲家のニールセンが残した最後のシンフォニーである交響曲第6番の終楽章の
エンディングは唐突な形でファゴットの持続音によって閉じられます。
吹奏楽ですと、1988年吹奏楽コンクール課題曲Aの深層の祭りの冒頭や
グールドのアメリカンサリュート~ジョニーが凱旋する時、ジェイガーの第二組曲の第三曲、
バーンズの交響曲第3番~第三楽章などが大変印象的です。
他にもネリベルの「二つの交響的断章」におけるオーボエとファゴットの掛け合いも聴いていて惚れ惚れしそうですし、
クロード・スミスの「フェスティヴァル・ヴァリエーション」における中間部のファゴットソロも大変気持ちがいいです、
フェスティヴァル・ヴァリエーションというと、ららマジ絡みでいうと、開始早々の箇所でピッコロとファゴットが気持ちよさそうに
主旋律を奏でているバックのアルトサックスの小気味よいリズムの合いの手は名人芸の粋に達していると思います。
その部分のピッコロ・ファゴット・アルトサックスに関しては、1984年の天理高校のうまさを超えるチームは、2019年時点で
精華女子高校を含めていまだに超越する演奏が表れていないほど、84年の天理の演奏は素晴らしかったです。
それでは最後に、ららマジのファゴットの橘レイナのとってもかわいいカードを是非ご覧頂きたいと思います!

橘レイナのウェディングドレス姿です! 女の子の憧れのシンボルとしてのウェディング衣装がとてもよくお似合いだと
感じられます。

同じく橘レイナのおしゃれな私服姿です!
美少女はどんな衣装でもよく着こなしお似合いという事を立証していると思いますね~♪

最後に、東奏学園の制服姿の橘レイナです。
制服姿だとJKさんらしいかわいらしさに溢れていますね~♪
そして橘レイナのソロによるショスタコーヴィッチの交響曲第9番~第四・第五楽章の長大なソロと楽章をまたいだ際の
変化も是非聴いてみたいです!
- 関連記事
-
スポンサーサイト
いかにも現役JKさんという感じで、特にウェディング衣装がめちゃくちゃお似合いで美しいです!