2018年の私のベストアニメ作品は「ラーメン大好き 小泉さん」なのですけど、2019年の私のベストアニメ作品は
間違いなく「女子高生の無駄づかい」です!
ちょっと残念なJKさんが集うさいのたま女子高校の1年2組のクラスをメイン舞台にして、
相当偏差値が足りない田中(通称バカ)とBLに傾倒する菊池(通称:ヲタ)、ひたすら冷静で無表情な才女・鷺宮(通称:ロボ)の
3人のJKさんを主なメインヒロインに据えて、
この三人のの周りに生息する色とりどりの仲間たちが、今しか生きられない「女子高生」を無駄に浪費する脱力系の
日常学園コメディと言える作品です。
大半の登場人物が現役JKさんでありながらセクシーなシーンもなく恋愛要素もネタ程度に留まり、
思春期を取り上げた感動するシーンやメッセージ性も特になく、基本は頭空っぽにして楽しむ脱力系日常系作品だと
思います。
「女子高生の無駄づかい」は基本的にはバカの田中の本当にどうでもいいネタ等日常のゆるさから構成されているのですけど、
時々ちょっといい話もあったりして、その一つがマジョが同じく少しばかり他人とのコミュニケーションが苦手なロボから
「全ての人に好かれるなんて不可能」「わかってくれる人だけ大事にすればいい」という言葉を受けて
もう少し頑張ってみよう・・という気持ちを持ったりするのもそうしたシーンの一つと言えそうです。
そして先月末に舞い込んだ驚くべきニュースが、「女子高生の無駄づかい」が実写ドラマ化され、2020年1月からテレビ朝日系で
放送されることが発表された事でした!
主役トリオを演じるのは、岡田結実さん(バカ役)、恒松祐里さん(ヲタ役)、中村ゆりかさん(ロボ役)の3人で、
岡田さんは役に合わせて長かった髪もバッサリと切り、変顔、ガニ股、下ネタも覚悟ですがすがしいほどのバカ役に
挑むとの事です。
バカの田中役はかなり大変だと思いますし、開き直りのある意味捨て身の演技が求められそうですけど、
実写ならではの表現や演出もなんだか楽しみです。
(「ラーメン大好き小泉さん」の実写ドラマ版は、小泉さんがあまりにも無愛想ではなくてよく笑う演出が私的には×です・・)
そしてロリ役は誰なのかとか小悪魔的かわいらしさのリリィは誰が演じるとか、最も演技力が求められそうなヤマイ役は
誰が務めるのか色々と興味津々ですね~

「女子高生の無駄づかい」の原作漫画は現在第6巻まで出ていますけど、アニメの内容は3巻あたりまでから構成されていて、
ネタ的には第二期も余裕でいけるじゃん!という感じでもありますので、「ラーメン大好き 小泉さん」同様に
なんとか第二期が実現されるととてもうれしいです。
アニメでは未登場でしたけど、原作漫画の第5巻以降にバカたちが2年生に進級して以降、ノラというこの作品で
ある意味最も危なくてやばそうなJKさんが登場していますので、実写版や第二期がもしもある場合は、是非このノラも
登場して欲しいです。
そしてこの第5巻のおまけとしてとある企画モノが掲載されていました。
これは2017年のニコニコ静画で企画されていたのですけど、「女子高生の無駄づかいのキャラの中で、この組合せによる話を
読んでみたい」というアンケートを実施し、その第1位の組合せを漫画にするという内容でしたけど、この企画で
第一位に輝いた組合せというのが、ヲタ×ワセダという組合せでした。
(私的にはロボ×マジョの組合せが見たいですね~)
ワセダとは、バカやヲタたちのクラス担任の27歳独身教師でして、言うならば教師と生徒の関係と言う感じです。
(ワセダの本名は佐渡なのですけど、ワセダというのはバカの田中が担任の佐渡に対してつけたあだ名です。由来は佐渡が
早稲田大学出身だからです)
それにしてもこのワセダの苦労は尽きそうにもないですね~
只でさえ都立さいのたま女子高校というおバカ学校の底辺校の教師という苦労ポジションなのに、学業成績が
とてつもなく悪くて落第と進級のボーダーラインに立っているバカとヤマイはクラス内にいるし、
バカの田中のバカぶりは常軌を逸するほどですし、ヤマイのあまりにも重症すぎる中二病もワセダにとっては頭が痛そうです・・
一応なんとか登校できるようにはなったものの学校は休みがちで出席日数が足りないマジョもいるし、ここに
2年生に進級して以降は、ノラというこの作品最大の危険な問題児も登場してくるはで、これはワセダがぼやくように
いつ禿げて丸坊主になってもおかしくないストレスみたいな感じなのかもしれないです。
ヲタはそのあだなの通り、大のアニメ好き・BL漫画大好きの腐女子で自らも漫画を描いているJKさんで、バカへの容赦のない
ツッコミ担当でもあります。そしてヲタは大のボーカロイド楽曲好きで、特に低所得P提供の楽曲が大好きという事です。
一方ワセダは表の女子高校教師という顔とは別に、学生時代にやっていたバンド経験を活かし、ボーカロイドへの楽曲提供を
欠かさず投稿しているのですけど、実はヲタが大ファンで敬愛してやまない低所得Pとは実はワセダの裏の顔でもありました。
そうした経緯は、原作漫画第4巻まで、そしてアニメ本編の「ユメ」という回まで二人はその事を知る由もなかったのですけど、
原作漫画の第5巻、そしてアニメでは「ユメ」回にてついに・・ボカロイベントのCD即売イベントの会場内で、
ヲタは自分が尊敬してやまない低所得Pの正体が実は自分の高校の担任教師であるという事実を知る事となり、
ワセダは自分の楽曲の大ファンであるというアカネの正体が実は自分の高校のクラスの教え子でもある菊地茜=ヲタである
という事実を知る事になったのでした。
その衝撃のシーンの際は、さすがにワセダは年の功と言う事もあり落ち着いた対応をしていましたけど、
動揺しまくっていたのはヲタでした。
だって、そりゃそうですよね~ あんなにも敬愛し大ファンであった低所得Pの正体が自分にとってあまりにも身近すぎる存在で
あった事は、ヲタにとっては偶然な現実なのかもしれないけど同時に残酷な現実だったのかもしれないです。
さてさて、原作漫画第5巻のおまけのヲタ×ワセダの組合せの漫画なのですけど、上記で書いた通り、この組合せは
読者アンケートの結果により実現された漫画なのですけど、上記で触れたヲタとワセダがそれぞれその正体が判明した話の
すぐ後の話と言う事でその後日談みたいな感じが展開されているのが大変興味津々ですしとても面白いです!
詳細はネタバレになりますのであま深くは書けないですし、「各自それぞれで第5巻を購入してくださいね~」としか言いようが
ないのですけど、一言で言うと、多分吉野家でキムチ豚丼大盛を注文したワセダが、店員に持ち帰り用と勘違いされ、
お弁当容器に入れて渡されたのですけど、ワセダは店内で食べる事はちゃんと伝えてはいました。
面倒くさがる店員に「あー、いいから、その持ち帰り用容器に入っているキムチ豚丼を丼にそのまま移すだけでいいから・・」と
伝えてはいたものの、店員が持ってきたモノにはなぜかキムチがのっておらず豚丼大盛だけが運ばれてきました。
さすがにそれ以上クレームつけるのも面倒くさくなり、ワセダは何も言わずそのままキムチ無しキムチ豚丼を食べて
家路につきました。
しかし翌日になってもそのイライラ&モヤモヤした気持ちを音楽室のピアノにぶつけて、激しい感情の高まりの楽曲を
弾き語りしてストレス発散をしていたのですけど、その光景をたまたま通りかかったヲタに見られてしまい、
ワセダとしては、「豚丼大盛は400円、キムチ豚丼大盛は450円、その差額の50円を返せ~!」という気持ちを
「のせろよ! オレのキムチ」という歌詞に込めて吐露したのですけど、そうした事情を知る由もないヲタは、
「乗せろよ! 俺の気持ち」とワセダが歌っているように感じてしまい、
「いつもはあんなにもクールで感情を出さないあのクラス担任のワセダが、こんなにも体に電気が流れるような曲を
弾くなんて・・」とポーー―ッとなってしまい、ワセダの意外な一面を見てしまった事で、
「これが恋なのかも・・」と恋する乙女の眼差しになっていたヲタがいたりもしたものでした。
(後日、ヲタは「俺の気持ちをのせて」という漫画を完成させたそうです!)
ヲタのように恋に恋する乙女というものは、少しだけ気になっていた異性のちょっと意外な別の一面を見てしまうと、
ますます胸キュンッ~♪状態になってしまうものなのかもしれないです。
こうした甘酸っぱい感情は、バカの田中は多分微塵も持ち合わせていないと思いますし、最初から感情が死滅しているロボには
望みようがない事ですし、こうやって見てみると「女子高生の無駄づかい」の3人のメインヒロインさんの中ではヲタが最も
少女らしい・・と言えるのかもしれないです。


原作漫画第5巻のおまけのヲタ×ワセダの組合せの漫画が掲載されていたのは2017年の箏ですけど、
当時はまだ吉野家にもすき家にも松屋にも豚丼関連メニューは常設されていました。
面白いのは、「豚丼」の呼び方が各社によって異なっている事ですね~
吉野家では「豚丼(ぶたどん)」、松屋では「豚めし(ぶためし)」でしたけど、すき家では「豚丼(とんどん)」と呼んでいました。
ワセダが入ったお店というのはその名称と店内の雰囲気からして多分吉野家と思われますけど、その漫画の掲載から
2年経過後の現在では、松屋とすき家では豚丼自体のメニューが廃止になり、吉野家もあのおいしい豚丼が廃止となり、
一応、新味豚丼というメニューはあるのですけど、この新味豚丼の方は以前のような味付けではなくて、随分と味が
リニューアルされていて味付けが以前よりかなり甘辛くなった印象が強いです。
しかも価格は上がり、以前豚丼でOKだったつゆだくも不可となっています。
要は以前の豚丼とリニューアルされた新味豚丼は似て非なる味といえますし、その違いは艦これとアズールレーン以上に
ありそうな気もします。
もしもワセダがそうした事情を知らないで新味豚丼をオーダーしたとしても「なんだ、この味~!?」となってしまうのかも
しれないですし、その気持ちを翌日またまたピアノにぶつけてしまい、それをヲタに見られて、またまたヲタの胸キュンが
マシマシになるのかもしれないです。
原作漫画最新刊の6巻では、ワセダとヲタの新しい進展は特に描かれていませんけど、この二人の今後の行方も
なんだか楽しみです。
JK派ではなくて自分はJD派と公言するワセダがヲタの卒業後、もしもヲタがJDデビューを果たした暁にはどのように変化
するのか・・というのも何だか興味津々です。

ここから先はほんの少し余談です。
上記において触れたとおり、現在の松屋・すき家・吉野家では豚丼メニューを置いているのは吉野家のみですけど、
その吉野家も以前のような豚丼の味ではありませんので、2017時点でワセダが味わっていた豚丼の味は
現在では幻の味といえるのかもしれないです。
上記でキムチ豚丼の話が出ていましたけど、こんな記事書いているとなんだか私自身がキムチ豚丼を食べたくなって
しまいましたけど、2019年現在、松屋とすき家には豚丼自体がありませんし、吉野家は味が激変したと言う事で、
ここは松屋のプレミアム牛めしに単品キムチを乗せてみることにしました~♪
松屋は昔も今も丼モノも定食もカレーにもみそ汁がついているのが実にいいですね!
プレミアム牛めしはお肉に熟成チルド牛肉を使っているので、お肉のジューシーさ・美味しさは素晴らしいです!
久しぶりに食べてみると「松屋と吉野家とはちょっと違うのかも・・」と唸ってしまいそうです。

プレミアム牛めしにキムチを乗せてみました!
豚丼もそうですけど、牛丼にもキムチはとってもよく合うと思います。

丼の上で具材とキムチをまぜまぜして食べても美味しさはより強く感じられますね~♪
ワセダが店員にキムチ豚丼をオーダーしたのにキムチが乗っけられていない只の豚丼が運ばれてきて、翌日に
怒りのキムチ・・じゃない気持ちをピアノにぶつけたのもなんだかとてもよく分かりますね!

ヲタはおいしい食べ物に遭遇するとなぜか感情がブチ切れてしまうJKさんでもあるのですけど、
キムチ豚丼またはキムチ牛丼を食べたとしても美味しそうにキレまくるのかもしれないですね~
ロボ : ヲタは美味しいもの摂取する時キレるのよね
ヲタ : ロボのはなんだ?
それにしても昔も今もクールで冷静で決して感情を表に出さないロボ=鷺宮さんはすごいと思います。
バカやヲタと関わると普通の人ですと頭がちょっとトロトロになってしまいそうでもあるのですけど、ロボは
決して自分のペースを乱しませんし、淡々と何事もなかったかのようにバカの田中やおたく趣味の菊池に普通に
付きあえることが出来るというのは、実はロボの隠れた才能なのかもしれないですね~
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ヲタちゃんが女子大生になった時のワセダの反応も興味津々です。
新春早々の実写化も楽しみですね。