先日なのですけどちょっと不思議な事がありました・・
何かというと仕事で車を使用していた際、ちょうど仕事が一段落した途端に疲れが溜まっていたのかなんだか睡魔が
襲ってきて、「それならば15~20分程度仮眠を取ろう」と思ってあたりを眺めてみると、このあたりは見沼田んぼ付近という事で
コンビニや商業施設等は皆無でしたので、
「この辺りはほとんど車が通らないし、木陰の道端に停車させておいても問題ないよね・・」という感じで、
15分ほど爆睡していました。
(当ブログで何度も書いている通り、私は眠たくなればどんな場所でも車内でも屋外のベンチでも電車内でも寝れますし、
目を閉じて1分後ぐらいには夢の世界に入れる特技があったりもします・・)
そうしてウトウトしていたら、突然車の窓をコンコンと叩く音が聞こえ、女の子の声で「ちょっといいですか・・」と言っていたと
思います。
瞬間的に丁度あの時は秋の交通安全週間という取締り強化ウィークという時期でもありましたので、
「やばい・・これはもしかして駐車違反の取締りで捕まってしまった・・!?」とも思いましたし、
「近所の人が邪魔だから車をどかして」と言っているのかな・・?とも思ったのですけど、窓を開けてみても
車から降りてみても全く人の気配はありません。
周辺にはタクシーや軽トラックも何台かお昼寝タイムなのか停車していましたけど、そのあたりも全く人の姿は
ありませんでした。
でも確かにあの時、窓を叩く音や「ちょっといいですか・・」という女の子の声は聞こえていたと思いますし、聞こえたからこそ
昼寝から目覚めたという事なのだと思うのですけど、どこにも婦人警官とか近所の人っぽい女の子の姿は
ありませんでしたからね・・
その時は「昼寝の最中だったし、夢でも見ていたのかな・・?」と感じていたのですけど、その時何気に道路の端を見ていたら、
交通事故慰霊塔がたてられている事に気が付き、
昭和55年にこの付近で交通事故が発生し、不幸な事に一人亡くなっていた事が記されていました。
うーーむ、あの時の女の子の声は果たして私自身の夢の世界の話なのか、はたまたあの時はお彼岸の時期でも
ありましたので彼岸の彼方から現世の世界をのぞきにこられた幽霊さんなのかは今となっては不明ですけど、
とにかく昭和55年にこの地で交通事故に遭われた方が安らかに眠られる事を御祈願させて頂きたいと思いますし、
帰りがけに慰霊塔に手を合わさせて頂きました。
私自身は実は霊感は全く強くないのですけど、うちの奥様は、見た目が少しばかり魔女っぽいというのか幽霊さんみたいな
雰囲気もあるせいなのか(?)
JCさん・JKさん時代は少し霊感が強かったみたいのようでして、彼女の話によると
クラスでは大抵一番後ろの席に位置している事が多かったようで、授業中はほとんどボーーーッとしている事が多かった
らしいのですけど、その際に結構何度か誰もいないはずの後ろから肩をコンコンと叩かれる事があったとの事です。
幽霊・亡霊もやはり時々現世の人間にイタズラをしてみたくなってしまうのかもしれないですね。
日本の幽霊・亡霊と言うと江戸時代の絵師様が描かれた幽霊の絵の影響もあるせいなのか、「足がない」というイメージも
あるのかもしれないです。
タクシー業界の都市伝説の一つとして
「真夜中にとある霊園の前を通過したら、美少女が手を上げてタクシーに乗ってきて、自宅前まで送迎した所、
運賃を親からもらってくるのでここで待っていて欲しいと言い残し、自宅に入っていったものの、一向に料金を支払いに
タクシーに戻ってきません。
心配した運転手がその家のインターホンを鳴らしたところ、親が出てきたので事情を説明した所、
それは娘がご迷惑をおかけしましたといって、実はその娘は数年前に亡くなっていて、タクシードライバーが通過した霊園に
埋葬されているという事情を語りだし、タクシー運転手は恐怖のあまり、タクシー運賃を貰う事も忘れて逃げ帰った」
という話がありますけど、
これってもしかしたら・・オヤジギャグ風に言うと「幽霊は足がないからお足代が払えない・・」という事なのかも
しれないですね・・(汗)
単にその娘とその親が幽霊話を創作しただ乗り乗車をしたという可能性もあるのかもしれないですけど、とにかく幽霊・亡霊が
現世の人間に未練のためなのかイタズラなのか語りかけたり接してくるというのは、その場に居合わせたとしたら結構
怖いモノはあるのかもしれないです。
東方Projectの世界にも幽霊・亡霊は登場しています!
その代表格は言うまでもなく妖夢・ゆゆ様・プリズムリバー3姉妹なのですけど、ゆゆ様は亡霊、妖夢は半分幽霊半分人間
プリズムリバー3姉妹は騒霊というのが基本設定であり、これらの幽霊・亡霊にはちゃんと足も付いています。
(亡霊なのにとてつもない大食い設定というゆゆ様が特に楽しいですね~)
しかし、東方の世界の幽霊・亡霊にも足が付いていない古典的な亡霊も一人存在しています。
それが蘇我屠自古であったりもします。
蘇我屠自古の元ネタは聖徳太子(豊聡耳神子の元ネタ)の妻の一人とされる刀自古郎女でもあるのですけど、
東方の世界においては、聖徳太子を元ネタとする神子と刀自古郎女を元ネタとする蘇我屠自古は元夫婦という事すらも
超越してしまっていて、二人ともすてきな美少女風に描かれていたりもします。
さすが常識が通用しない幻想郷らしい話でもありますね~
山岸涼子先生の「日出処天子」においては、聖徳太子と刀自古郎女の兄である蘇我蝦夷がBL風に描かれていたり、
刀自古郎女は兄の蝦夷に恋するあまり、蝦夷の想い人でもある物部布都姫と蝦夷の逢瀬を邪魔した挙句、
蝦夷を夜の闇にまぎれて自分が布都姫であると思い込ませて最後の一線を越えてしまい、ここに兄と妹の禁断の愛が
完結したばかりでなくて刀自古郎女は蝦夷の子供を宿してしまうというある意味東方以上に常識を超えた作品も
残されています。
東方の世界では、そうした歴史的背景や山岸涼子先生の漫画の話を踏まえて見てみるとかなり面白いものはあると言えます。
本来は刀自古と布都姫の経緯を考えると、この二人はいがみ合っていても不思議でもなんでもないのですけど、
東方の世界においては、この二人は結構仲良くやっているのは面白い所です。
物部布都姫が元ネタの東方の布都と屠自古は敵同士でもありました。(蘇我氏→仏教派 物部氏→神道派)
史実の上では、その争いは結果的に蘇我に軍配が上がるのですけど、
東方の世界のバックボーンにおいては、布都の呼びかけにより二人は陰で協力するようになります。
その内容は「神子が道教の力で復活した時に、二人で参謀として復活しよう」というものでした。
屠自古も神子・布都同様に、尸解仙の法により、一旦別の物体に自分の魂を宿らせ長期間の眠りについた際に
屠自古が選んだ宿らせる物体は壺だったのです、
身代わりの物体は、復活するまでの長期に渡り腐敗しないモノが絶対的な条件である事は言うまでも無い事なのですけど、
布都は屠自古が選んだ焼いた壺を焼かれていない土の壺とすり替えてしまいます。
結果、屠自古の壺は腐敗してしまい、屠自古は尸解仙として復活することは出来ませんでした。
(不完全な状態として足が付いていない亡霊という形で復活は一応遂げています)
なぜ布都はこんな嫌がらせをしたかと言うと、そこにはリアルの史実の背景が絡んでいて。
我が先祖の物部を滅亡させたのはお前たち、蘇我一族ではないのか~!という先祖代々の恨みつらみもあったと思われますし、
そうした事が布都の悪意を持った嫌がらせに繋がったのかもしれないです。
その結果、屠自古の魂が宿った焼かれていない土の壺はすぐに朽ちて崩れてしまい、
屠自古の魂は戻る肉体を失い、亡霊として彷徨うことになってしまいます。
そのため、屠自古は、ゆゆ様に次いで幻想郷では二人目の亡霊となります。
但し、ゆゆ様とは大きな違いがあります。
ゆゆ様にはちゃんと「足」があるのですけど、屠自古には「足」が付いておりません・・
東方の世界においては、足が無いという意味で亡霊らしい亡霊というと屠自古が最適といえるのかもしれないですね~♪
屠自古は亡霊になってすぐに布都に騙された事に気付くのですけど、
亡霊の体が人間の体よりも意外と快適な事を知ると、むしろこの体を受け入れる決意をし、
現在の幻想郷においては、なぜか布都と険悪な関係になる事も無く、現在ではウインウインの関係性を保っているようです。
(やはり幻想郷は常識に囚われてはいけない世界のようですね・・)
さてさて・・ここから下記は既に恒例になっているのかもしれないのですけど、
dream fantasyのアミグリさんが描かれたイラストのご紹介コーナーです。
上記の少しくせ毛の蘇我屠自古はアミグリさんが2011年10月に描かれた作品です。
阿求の表現では屠自古はガラが悪く怒りっぽく情に脆いとの事で、その能力も「雷を落とす程度の能力」であったりもします。
アミグリさんが描かれるこの屠自古は、グリーンの髪の色・ワンピースというせいもあるとは思うのですけど、
阿求が言うような姉御肌の亡霊さんではなくて、幻想郷に来たばかりの初期の頃のはっちゃける前の早苗さんをどことなく
彷彿とさせるものがあります。
少しおどおどしてるような感じすらあるその初々しさがかわいいと思いますね~♪
本当に屠自古はゆゆ様と同様に亡霊なのでしょうかね・・?(笑)
ちなみにですけど、烏帽子とスカートの裾のカードみたいなものは「悪霊退散!」の御札との事です。
前述の通り、人間としての「脚」はありませんけど、いかにも亡霊みたいなふにゃふにゃとしたお足が
とってもかわいいし足がないゆえの新鮮さが感じられると思います。
足がない東方キャラというのは、旧作の魅魔以来となりますね~
続きまして、アミグリさんが上記の屠自古から約1年後の2012年10月に描かれた屠自古です。
一年前の屠自古よりも少しデフォルメ気味に描かれているのですけど、その雰囲気は姉御っぽい感じもあり、
ゆるさの中に少し勇ましそうな感じがするのは面白いですね。
描かれた時期が2012年という事で、この時期はアミグリさんにとっては淡い作風の時代でもありますので、上記の屠自古よりも
色彩感のうすさは感じ取れますけど、幽霊や亡霊はもともと儚く色彩感的には透明なのかもしれないので、
こうした淡い色彩のアプローチでもって亡霊の屠自古を描かれるのも正解なのかもしれないです。
こうした亡霊の屠自古から時には雷落されて感電死寸前みたいなショック療法を食らって、頭をシャキッ!とさせるのも
悪くはないのかもしれないです。
上記のアミグリさんが描かれた屠自古は、全て上記作品の絵師様であられるアミグリさんに
帰するものであり、当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。
アミグリさん、本当にいつもすてきなイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!
皆様の中で「こんなにもかわいい屠自古を描かれる方のブログってどんなもんなのだろう? 」などと興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログ
dream fantasy を
ご覧になって頂きたいと思いますし、 宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログ
dream fantasy に一度お越しして頂けると アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!
アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →
アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!
→
アミグリさんのpixiv
- 関連記事
-
スポンサーサイト
霊が何か言いたかったのかも・・・
夫も霊感が強く
以前、夫の不思議な体験の
話を聞いても理解できませんでしたが最近はわかるようになりました。
私の場合は愛犬の鳴き声、甘える声を時々聴き、
早朝に目覚めることがあります。
今年旅立った老犬です。