
来年・・2020年放映予定の「邪神ちゃんドロップキック」の第二期放映は今から楽しみですね~♪
以前もちらっと書いたのですけど、邪神ちゃんの第一期の序盤は、原作漫画の序盤の話を相当はしょって描かれていて、
原作漫画では7巻で登場するミノスも、原作漫画1巻のラストで登場するぺこらも第一話の冒頭から既に登場していたという
かなりの強引展開でもありましたので、原作漫画の初期の頃の話がアニメ化に際して登場していなかったりという展開も
あったものでした。
原作漫画第一巻第2話にて、登場していたのが「あずさ2号」という魔界のかわいいバンビです。
それにしても邪神ちゃんの世界の魔界は人間界と大して変わりがないものですね~(笑)
魔界にも人間界同様に魔界銀行やアマゾネスという大手通販サイトやtwitterらしきものも存在しているのですが、
このあずさ2号という魔界のとってもかわいいバンビは、邪神ちゃんが人間界で言う所のアマゾンとも言えそうなアマゾネス
という通販サイトで購入した魔界バンビなのですけど、どうして邪神ちゃんはそんなバンビを唐突に購入したのかと言うと
自分が魔界に戻るためには召喚者であるゆりねを抹殺する必要があり、ゆりね抹殺の方策として、
ゆりねを油断させる目的であずさ2号という見た目がかわいい小動物を購入し、
あずさ2号と戯れているゆりねを背後からドロップキックで奇襲しゆりねを抹殺する秘策を練っていたものでした。
そして邪神ちゃんは背後からドロップキックを炸裂させたものの、ゆりねに難なく回避され、自身の放ったドロップキックが
あずさ2号という魔界バンビを直撃し、あずさ2号は即死します・・
第1話にて、邪神ちゃんはゆりねの背中にドロップキックを見事にクリーンヒットさせるものの、ゆりねに全くダメージを
与えていないのですけど、同じコブラのドロップキックを食らわせても、魔界ゾンビは即死なのに、ゆりねは全くの無傷というのは
こうしてみるとゆりねはやっぱり魔女なのかもしれないですね~
この時、ゆりねは「(魔界バンビのあずさ2号が)あの世に旅立ったのはちょうど8時じゃないけど・・」と言っていましたけど、
ゆりねのこのセリフの意味を分かる方は立派な昭和世代と言えそうです・・(汗)

「あずさ」は、新宿~松本間を結ぶ中央本線の特急列車です。1977年に発表された兄弟デュオ「狩人」の楽曲「あずさ2号」で、
全国的にも有名になりました。
あずさ2号とは、1977年3月25日にリリースされた兄弟デュオ・狩人のデビューシングルでもあります。
曲の内容は
失恋した女性が中央線の特急あずさに乗って東京を離れ、春まだ浅い信濃路へ向かう心情を表した曲なのですけど、
(歌詞の中に「いつかあなたと行くはずだった春まだ浅い信濃路へ」というフレーズも登場します)
曲の前半はしっとりと歌われているのに、サビの部分ではかなりの盛り上がりを見せ、感情の高ぶりが見事に
表現されています。
特に「八時ちょうどの、あずさ2号で、私は私はあなたから、旅立ちます~♪」というサビのフレーズは、
平成育ちの皆様でも一度くらいは耳にされたことがあるメロディーなのかもしれないです。
狩人の2人はあずさ2号があまりにも売れすぎたので他の曲があまり売れず、この曲を歌うのをためらっていたことがあるとの
事なそうですけど、同様な話は例えば太田裕美の「木綿のハンカチーフ」にもあるそうです。
狩人というと、あまり知られていませんけど「アメリカ橋」という楽曲は隠れた名曲と言えるのかもしれないです。
この兄弟デュオは、兄弟だけど見た目も性格も正反対と言う事で、実は相当仲が悪かったというのは知る人ぞ知る話なのかも
しれないですし、当時出演していたNHKの「レッツゴーヤング」(→今現在の感覚ですと相当恥ずかしいベタな番組名ですね・・)
とかTBSの「ザ・ベスト10」の際も自分たちの出番が来る直前まで兄弟喧嘩をしていたというエピソードもあるとの事です。
あまりの不仲さゆえに一時期狩人という兄弟デュオを解散した事もあるのですけど、そこはやはり腐っても血縁と言う事なのか、
しばらくするとまたまた復活を果たし現在に至っているそうです。
曲のタイトルが「あずさ1号」ではなくて「あずさ2号」になっている理由として、
1977年当時新宿駅を発車するあずさ1号は、午前6時40分発の不定期列車で知名度が低かった事があったそうてす。
あずさ2号が発売された1977年3月当時、国鉄では在来線の列車の号数は始発駅を発車する順に上り下り関係なく、1号・2号・・・と振っていましたので、あずさ2号は新宿始発の下り列車と松本始発の上り列車の2本が存在していました。
だけど当時は歌詞にもある通り、東京から長野方面に向かう中央本線の下りには、
始発の新宿駅を朝8時丁度に発車する下りの「あずさ2号」は間違いなく存在していたとの事です。
曲がリリースされてわずか1年半後の1978年10月のダイヤ改正で列車号数の付番法則が改定され、
列車号数は下り列車が奇数、上り列車が偶数を付ける新幹線と同じ方式に改定され、
それがJR各社に現在まで継承されていますので、朝8時の新宿駅始発の下りあずさ2号が定期列車で復活する可能性は
残念ながら無いそうです。(記念の臨時特別列車編成という可能性はあるとの事です)
1978年10月のダイヤ改正では、それ以前に存在していた中央本線の新宿始発の下り電車のあずさ2号はあずさ3号という
列車になったとの事です。
そして時が流れ、2019年3月16日改正のダイヤでは、8時00分ちょうどに新宿始発となる中央本線下り特急は
「あずさ5号」という列車になったそうです。
余談ですけど、2016年3月26日のダイヤ改正では、平日限定ながらも大月駅の出発時刻が8時ちょうどのあずさ2号が復活した
ものの、あずさ5号が登場した2019年3月16日のダイヤ改正より、あずさ2号は大月駅通過とされたため、
結果的に約3年で8時ちょうどのあずさ2号は消滅してしまったとの事です。
私自身、このブログで何度か語っている通り、1990~96年の6年間は仕事の異動の関係で山梨県甲府市に住んでいて、
土日に東京都内に遊びに行き日曜の夜に、かいじまたはあずさで
新宿から甲府に戻る際に、八王子を通過するとあとは山の景色一色となり
「あ~あ、ここから先は都内ではないんだ・・」とちょっとメランコリーな気持ちになったものです・・
ちなみにかいじは、新宿と甲府を結び、あずさは新宿と松本方面を結んでいます。
今現在はどうかは不明ですけど、当時のかいじの停車駅は、新宿・三鷹・八王子・上野原・大月・塩山・山梨市・石和温泉・甲府
と停車駅も多く、新宿⇔甲府は2時間ぐらい掛かっていましたけど、
あずさの停車駅は、新宿の次は大月で、その次が甲府となっていて所要時間も1時間半程度だったと思います。
当時はかいじには、甲府⇔新宿2往復で9000円程度の回数券が売られていて、これは当時重宝させて頂いておりました。
当時あずさには甲府⇔新宿往復の回数券は売られていなくて、甲府⇔新宿の特急乗車券は片道4000円ぐらいしていたと
思いますので、私自身は山梨から都内に遊びに行く時や帰りは、あずさではなくてかいじを利用する事が多かったものでして、
実を言うと当時は「あずさ」を利用した記憶はほとんど無かったです・・
ただ当時は、新宿駅のホームの時刻表では、AM8時始発の「あずさ3号」は存在・記載されていて、
「あー、これがあずさ2号の元ネタなんだ・・」と思っていた記憶はありますね~
最後に・・「邪神ちゃんドロップキック」のアニメ版第1期のEDにおいて、あずさ2号は氷ちゃん(浩二)と共に映像で
ちらっと登場しています。
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あずさ2号は、なつかしいですね。
当時のボクは小学校に上がる前でした。
鉄道大好きで、ヒマさえあれば時刻表を見てました。
Mは電車、Dはディーゼル車って。
上りに偶数、下りに奇数の番号をふるダイヤ改正。
昭和53年10月に行われたため、ごぉさんとぉの呼び名が。
あくまでも鉄道マニアの間ですけど。
CMでは山口百恵さんの「いい日旅立ち」を使用してました。