
先日なのですけど東方の公式書籍の「東方文果真報」をブックオフで購入させて頂き拝読させて頂きましたけど、
ほぼ全てが文ちゃんの視点で描かれていて大変興味深い内容で面白かったです。
東方文果真報は文ちゃんが姫海棠はたての「花果子念報」に影響を受け、「文々春新報」という週刊誌を模した雑誌を作った
という内容でもあったりします。
「文々。新聞」は不定期の新聞ですけど、「文々春新報」は不定期週刊誌というのが違いではありますが、
その共通点はガセネタ・自作自演記事・捏造記事も多いけど、ネタとしてはどの天狗の新聞よりは案外まともで真摯である
という点なのかもしれないです。
しかし、新しい不定期週刊誌の発刊自体が「口に出した事と真逆の事態を引き起こす事ができる程度の能力」の
稀神サグメに発刊によって月の民に都合の良い事が不本意ながらも書かされてしまい、結果的に月の民に利用されていた
可能性があるとして、文ちゃん自身の判断で「文々春新報」を発売中止にしたというという経緯もあり、
ここにも最近の幻想郷を取り巻く何やらきな臭い動向の一つとして、サグメや永琳等月に関する住民たちの
存在と暗躍というものが背景にあるようにも感じられたりもします。
文ちゃんは、「文々春新報」という週刊誌でのネタをベースにした雑誌を一時期発行しようと目論んでいたのですけど、
前述の通り「自分がやっている行為は、サグメの能力に操られているのではないのか・・?」と危惧した結果、
文ちゃん自身の判断として遺憾ながらその発刊を見送るに至った経緯やその没ネタを収録したのが
「東方文果真報」という公式書籍であったりもします。
ちなみにですけどこの「東方文果真報」という公式書籍なのですけど、ネタバレになるのであまり深くは描けないのですが、
妖怪の山のロープウェイ設置問題や「東方深秘録」のベースになっている都市伝説騒動など
以前から引き続いている問題や月の民の謎の動きとも絡めた最近の幻想郷の動向等とも絡んだ記事も
見られるなどその内容はいつもの文ちゃんのあのガセネタ記事ではなくて(汗・・)
内容的には幻想郷の根幹に関わるとある事に踏み込んだりと、東方ファンの皆様にとっては決して無視できない侮れない
内容になっているのは間違いないと思います。
私的には、文ちゃんのヘカーティア様に対する単独インタビュー記事での稀神サグメの能力への警戒感が
大変印象的ですし、東方最新ゲームの一つでもある「東方憑依華」におけるドレミー・スイートの関わり合いなどから
示唆される通り、ゆかりんが警戒する以上にもしかしたら、幻想郷自体にどこか破綻の可能性とか
永遠亭メンバー等月の民の脅威の能力とそれを背景にした幻想郷に漂う不穏な空気等もこの文ちゃんとヘカーティア様の
対談記事からも示唆されているようにも感じられたりもします。
東方深秘録・東方紺珠伝・東方憑依華の作品において、都市伝説・外界との接点・月の民との絡みなどが
かなりクローズアップされているというのが最近の東方作品の大きな特質だとも感じるのですけど、
文ちゃんはそうした最近の幻想郷の変化もちゃんと感じ取っているのはさすがだと思いますし、
伊達に1000年以上もブン屋さんをされていないよね~と感じずにはいられないです。
文ちゃん自身が週刊誌のネタ探しの過程で掴んだサグメが永遠亭に出入りして何やら不穏な動きを見せているという事を掴み
「紺珠伝の異変においてサグメはかなり絡んでいる・・」
「永遠亭との永琳とタッグを組む事で、幻想郷自体を月の民にために植民地化するための何か策略をしているのではないか」
「永琳とうどんげは人里への薬の行商活動の陰で何やら妙な動きをして、人間達を洗脳化していないのか」
といった幻想郷の妖怪サイドの視点に立った永琳・サグメといった月の民たちへの不信感と警戒感から、
文ちゃんとしての一つの警告本としてまとめあげたのがこの東方文果真報の意義なのだと思われます。
全体的にはいつものあの胡散臭さとガセネタっぽさは感じさせつつも、文ちゃんにしては珍しいと思えるくらい
月の民への不信感を色濃く伝えさせる内容になっているのですけど、そうした中にも時折ですけど、文ちゃんらしい
自作自演っぽい雰囲気とかインチキ臭さも感じさせてくれていますし、
広告スペースに、さとり様とお燐ちゃんの古明地観光の「旧地獄ツアー観光」とか咲夜さんの「紅魔館の妖精メイド大募集」とか
ドレミー・スイートの安眠枕の宣伝があったりするのも楽しいものがあると思います。
そうした文ちゃんの「東方文果真報」なのですけど、時折コラム的な記事もあったしてこれがとても面白いです。
冒頭画像は、旧地獄直上の間欠泉で温泉を楽しまれている八雲一家(ゆかりん・藍・橙)です!
ゆかりんは普段から幻想郷の秩序維持と結界管理と霊夢管理に苦労されていて、それを現場で支えている式神たちの藍と橙も
相当苦労が多いと思うのですけど
(いっちば~ん!ご苦労が多くて疲労が溜まっているのは藍であるのは多分間違いないと思いますね~)
そうした八雲一家の皆様もこうやって間欠泉の温泉で癒され心身をリフレッシュされているのですね~!
イラストでは、橙と藍が衣装を脱がれて入浴されているのですけど、ゆかりんだけは足湯だけに留まっているのは
大変勿体無い感じもありそうですね~(汗・・)
もしも私自身が何かの間違いで幻想郷入りを実現出来た場合は、是非ぜひゆかりんや霊夢・アリスたちと
間欠泉での混浴が実現できればその時は「もうここで死んでも構わない・・」という気持ちになるのかもしれないです!
ちなみにですけど、藍が入浴時でもいつものあのZUN帽を被ったままなのは
「帽子を外して獣耳が露わになった状態を誰かに見られるのが恥ずかしいから」という乙女っぽい理由であるのも
なんだかとても微笑ましいものがあると思います。
藍というとあの九尾のふさふさ&もふもふ尻尾も大変印象的なのですけど、尻尾はちゃんと温泉で温められているのですね~
旧地獄直上の間欠泉なのですけど、この間欠泉は実は元々以前から幻想郷の地上に存在していた訳ではなくて、
「東方地霊殿」の異変の際に例のあのお騒がせ神様の八坂神奈子が
「外界に比べて技術的に遅れている幻想郷のエネルギー事情をなんとかしよう」と思い立ち、
お空に妙な能力を与えたものの、お空がその能力を制御できずに暴走し、結果的に地上に間欠泉が溢れ出てしまい、
その間欠泉に怨霊が乗り地上に怨霊が流出する異変が生じたことがそもそもの発端でもあったりします。
地霊殿異変後は、お空の暴走は止まり間欠泉から怨霊が湧く事は無くなり、
八坂神奈子の指導の下、間欠泉地下センターという河童によって妖怪の山の麓に建設された核融合の研究施設が設立
されていたりもします。
この施設の最下層にはお空が働く核融合炉があり、この核融合炉は地上に沸き出す温泉や間欠泉のボイラーも兼ねて
いたりもします。
「東方地霊殿」は、結果的にそれまで地上にはほとんど知られていなかった古明地姉妹の存在をしらしめることになり、
こいしちゃんのその後のブレイクの礎となった作品としても知られていますし、
間欠泉が地上に噴出したドサクサで、地底に幽閉されていたムラサ・一輪・ぬえたちが脱出する事になり、その事が
後に白蓮さんと神子という幻想郷の宗教界におけるニューヒロインを登場させる直接的な要因にもなっている事は
大変意義が大きいと思います。
そして「東方地霊殿」が幻想郷にもたらしたものとして間欠泉により幻想郷の地上に温泉がわき出たという事になるのかも
しれないです。
そういえば「東方地霊殿」のEXステージの霊夢-ゆかりんモードのエンディングの際にも温泉の話がちらっと出ていました。
霊夢:そうそう思い出した。あんた、地底世界に何かした?
諏訪子:地底……? もしかして、山の産業革命計画の事かしら?
霊夢:産業革命計画??
諏訪子:この間、河童の工場を見学してね。外の世界に比べて相当遅れてたからねぇ。
神奈子が、新しいエネルギー資源があれば、革命が起こる筈だって。ほら、神奈子は技術革命が好きだから。
紫:(それで、核のエネルギーを得ようと地底に八咫烏を?)
諏訪子:私は河童に核は危ないんじゃないの?って言ったんだけどね。それで? 上手くいったのかしら?
霊夢:あんたらねぇ。何かするつもりならみんなに言ってから行動してよね!
その所為で灼熱の地獄まで行かされたんだから!
紫:(ふー……霊夢、ご苦労さん。よく頑張りました。今回の事件は全容が見えたからもう休んで良いわ、温泉でも何でも)
こいし:話まだー? 私のペットには恋い焦がれるような陰惨な力の神様が欲しいなー。
霊夢:あんたにそんな神様の力くれてやるもんですか。
それにしても「東方地霊殿」の真の黒幕は神奈子と諏訪子という守矢神社の二人のお騒がせ神様といえそうですし、
そうした意味ではさとり様は別にこの異変の黒幕でも首謀者でも無くて、実態はさとり様も被害者みたいなものと
言えるのは間違いないと思います。
神奈子たち二人のお騒がせ神様が霊夢に内緒でこっそりとお空に八咫烏の能力を授けた事が地霊殿異変の原因ですし、
霊夢にとっても「いい迷惑なのかも~」という感じなのかもしれないですね。
だけど霊夢のパートナー妖怪のゆかりんは、そうした霊夢の苦労を知ってなのか、ゆかりんにしては大変珍しい事に
「霊夢、ご苦労さん。よく頑張りました。今回の事件は全容が見えたからもう休んで良いわ、温泉でも何でも・・」といって
霊夢を労っていたのはゆかりんの霊夢に対する思い入れの強さと信頼感の表れと言えるのかもしれないです。
幻想郷なのですけど、そのお風呂事情はどんな感じなのでしょうか・・?
上記で触れた通り間欠泉関連の温泉の存在は明らかになっていますけど、
幻想郷の妖怪の皆様はちゃんとお風呂に入っていたりするものでしようか・・?
各世帯に風呂があるのか銭湯みたいな公衆浴場があるのかその辺りは公式では描かれてはいないだけに
妙に気になったりもします・・
幻想郷内は、守矢神社を別格とすると電気・ガスはありませんので、お風呂に関しては、
ドラム缶風呂みたいないわゆる五右衛門風呂が主流なのかもしれないです。
妖精は夏場ですと川や湖での水浴びで済ませるのかもしれないです。
魔理沙の家にそうしたお風呂がありそうには到底思えないのですけど(汗・・)
霊夢は巫女さんという神職ですし、日々の「禊」は必要不可欠ですので、霊夢だけは毎日博麗神社内の
ドラム缶風呂で汗を流していそうなイメージもあったりもします。
幻想郷内にも温泉があるのは確定しているのですけど、どここに公衆浴場みたいなものがあったりすると、
面白いのかもしれないですね。
霊夢がコミュニケーションや情報交換も兼ねて、幻想郷内の妖怪さんたちと温泉を楽しまれるというのも決して悪い事では
ないと思いますし、温泉に入っていると体も心もポカポカと温まりリフレッシュしますので、
リフレッシュした状態で今後の幻想郷のありかた等を温泉で心行くまで議論するというのもありなのかもしれないです。

4月頃の当ブログの記事の中で「温泉むすめ」の事をレビューさせて頂きましたけど、
温泉むすめは、鉄道むすめやバスむすめと同様に観光地・駅等を擬人化した萌えプロジェクトと言えると思います。
各地の温泉地を萌えキャラクター化して、アニメーション、漫画、ゲームなどのメディアミックスが展開されていて、
2016年11月よりプロジェクトが始まり、2017年3月15日には動画工房制作によるイメージPVアニメが公開され、
本格的にこのプロジェクトの稼働が開始されています。
現時点では全47都道府県と台湾の110人の温泉むすめが公開されているのですけど、正直まだまだ知名度は低いですし、
「温泉むすめ、なにそれ~!?」という感じなのかもしれないですけど、
このプロジェクトが今後盛り上がっていく事にも期待をさせて頂きたいです。
具体的な活動内容として、日本全国の温泉をモチーフにしたキャラクターと声を担当する声優たちが、
全国の温泉地を盛り上げるべく、歌と踊りで人々に笑顔と癒しを与えるアイドル活動を行う次元を超えたプロジェクトで、
CDでのソング集発売や、webラジオでの展開、さまざまなイベント出演、
「温泉むすめ ゆのはなこれくしょん」のタイトルでのゲーム作品化など既にたくさんの企画が現在進行中でもあります。
最終的に方向性としては更なるゲーム化の進展とTVアニメ化を目指しているとも言えそうです。
温泉むすめは総勢110人のキャラと言う事で、正直誰が誰だかよくわからないという感じでもあるのですけど、
温泉むすめの主要キャラクターは全員温泉の神様であったりもします。
神様という事は、外界の萌え企画のプロジェクトとして参加されるのもとてもすてきなことだと思いますし、
幻想郷という常識に囚われてはいけない世界においても、間欠泉という幻想郷屈指の温泉の温泉むすめとして
登場されても決してヘンではないのかもしれないです。

「東方文果真報」の実際の公式書籍の中には袋とじによる天狗三名による対談も展開されていたりもしています。
そのメンバーは名前は伏せられていますけど、明らかに文ちゃん・はたて・椛の3人による対談が実現されています!
これはとっても素晴らしい事ですね~!
以前からずっと文ちゃんとはたての不仲説や文ちゃんと椛の最悪の不仲説など色々と憶測を呼んでいただけに
この3人が仲良く対談していたのは大変印象的でもありました~!
そしてこの書籍の中にはなぜか・・?袋とじ企画もあったりしまして、この袋とじを開封しますと、そこに出てくるのは
文ちゃん・はたて・椛といった東方天狗娘たちによる結構きわどいポーズのグラビアらしきものもあったりして、
椛ファンの皆様にとってはこの書籍は貴重なものがあるといえそうです!

ここから先は既に恒例になっているのかもしれないのですけど、
当ブログがいつも大変お世話になっている
dream fantasy の管理人様のアミグリさんのイラストのご紹介コーナーです!
上記の間欠泉でくつろぐ八雲一家の事を書かせて頂きましたけど、前述の通り、ゆかりんだけなぜか一人衣装を脱がれずに
足湯だけに留まっています・・(泣)
だけどアミグリさんはさすがにそのあたりがわかっていらっしゃっていて、2010年というかなりの初期作品の中で、
「今から温泉に入ろう!」という気に溢れているバスタオルゆかりんを描かれていたのはさすがだと思います。
上記の「東方バスタオル娘」は、アミグリさんが2010年3月に描かれた作品で、
「ゆかりんが好きすぎて生きるのがつらい 」と題された初期作品ながらとてもかわいくてお色気満載のすてきなゆかりんが
ここにいるのだと思います!
いや―――、改めてですけど、本当に八雲紫様=ゆかりんは素晴らしいですよね!
こんなに素敵でかわいい大人のお姉さまのゆかりんから「一緒に混浴どう・・?」なんてお声を掛けられたら、
私はお風呂から上がった瞬間に幻想郷の死神の小野塚小町の「お迎え」が来たとしても全然文句は
言わないと思いますっ!! (汗・・!)
いや~、ゆかりん可愛いよっ! ゆかりん最高!!としか言いようが素晴らしい作品だと思います!
普段のあの派手な分厚いドレスに包まれたゆかりんがこんなバスタオル一枚なんて・・・!
も――、素晴らしい!としか言いようがないと思います!!
混浴中に、ゆかりんに思わず「紫様! 頼むから自分と結婚して――!」とまさかのプロポーズをやってしまいそうですね! (汗・・!)
そうそう・・ゆかりんですけど、入浴中でもあの頭のZUN帽を脱がれる事はないのかな・・?
そうですね・・一度ぐらいは、髪に何も被っていないゆかりんを見てみたいものです!
上記のアミグリさんが描かれたバスタオルゆかりんは、このゆかりんの絵師様であるアミグリさんに
帰するものであり、当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。
アミグリさん、本当にいつもすてきなイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!
皆様の中で「こんなにもかわいいゆかりんを描かれる方のブログってどんなもんなのだろう? 」などと興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログ
dream fantasy を
ご覧になって頂きたいと思いますし、 宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログ
dream fantasy に一度お越しして頂けると アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!
アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →
アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!
→
アミグリさんのpixivそれでは本記事を最後までご覧頂きありがとうございました!
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博麗神社にお風呂はありそうもないから、境内のドラム缶風呂で
汗を流すということなのかもしれないですけど、それはそれでよきものという感じですね。
アミグリさんの紫は、初期作品ながらもほのかなお色気が
素晴らしいと思います。