当ブログで何度か書いている通り、私自身とある金融機関の遠隔営業担当として1990~96年の6年間は
山梨県在住でしたけど、甲府は埼玉以上に本当に何も無いない、な~んにもないという雰囲気でしたし、
(今現在の甲府駅前近辺のシャッター商店街化した寂れた雰囲気も、映像として見てしまうと1990年代の山梨を知っている
者としては多少ショッキングな面もあります・・)
休みの際には「どこかに遊びに行こう」と思った場合は、あずさやかいじに乗って都内に出ることが多かったですし、
石和温泉・下部温泉・西山温泉等の信玄公の隠し湯的温泉でボーーっと温泉に浸かる事も多々ありましたし、
山梨と言うと裏富士でもありましたので、富士吉田~山中湖~富士五湖といったエリアをドライブしたりしていたものでした。
富士吉田というと裏富士側というか山梨側から富士山に入る際の出発点にもなり、
そうした意味では富士急は富士山に一番近い鉄道と言えるのかもしれないです。
富士吉田まで車で行くととてつもない距離もありましたし、道がかなりジグザグの山道で帰ってきた時の疲労感も
半端無いものがありましたので、富士吉田とか富士五湖等に行く際には、中央本線の大月駅から出ている
富士急行を利用された方が宜しいのかもしれないですし、大月から富士山駅までの所有時間は大体1時間ぐらいです。
私自身、1992~94年の3年間順繰りに押し付けられてしまう組合の中央委員という大変面倒くさいことを担当していた事もあり、
当時、富士吉田支店という下吉田駅近くにある支店に組合の雑用として行く事も多々ありましたし、
後述しますけど吹奏楽コンクールの山梨県大会は通常は山梨県民ホールで開催される事が多いのに、
時々富士五湖文化センターで開催される事もあり、こうした吹奏楽コンクールを聴きに行ったり組合行事の一環として
富士吉田周辺に行く事もかなりあり、車で行く事も時にはありましけど、大抵の場合、富士急を利用した事の方が
多かったような印象もあります。
前述の通り、山梨の吹奏楽コンクールの県大会や西関東大会が山梨で開催される場合の会場は
甲府市内にある山梨県民ホールを使用する事が多いのですけど、時々「なんでこんな辺鄙な所で開催するの~!?」という時も
あったりしたものでした、
1992年の吹奏楽コンクールの山梨県大会の高校の部の開催地は、白根桃源文化会館という会場でした。
この会場なのですけど、今現在どうなっているのかは不明ですが1992年当時は本当に周辺は何もないところであり、
文字通り、桃やさくらんぼう等の果物の畑が一面に広がっている所にポツンと立派な音楽施設が建築されていたものでした。
当時は「なんでこんな何もないところにこんな立派な音楽施設が??」と思っていたのですけど、
1992年当時はまだまだ故・金丸信先生がご健在でしたね~
金丸先生は、当時、自民党内で絶大な権力を有されるドンでして、金丸先生の地元は中巨摩郡白根町(現.南アルプス市)
という事もあり、白根桃源文化会館とか開国橋等の公共建築物は、金丸先生のおかげ・・!という雰囲気は当時は
間違いなくあったと感じておりました。
職場内でも「金丸先生の悪口だけは絶対にご法度!!」とという雰囲気は間違いなくあったと思いますし、
当時は山梨県内で(私のようなよそ者が)絶対に悪口を言ってはいけない人として、①武田信玄 ②金丸信 ③サッカーの中田
という不文律は存在していたような印象もあります。
上記で白根桃源文化会館と記しましたけど、今現在は白根町という町名は存在しておりません。
平成の大合併政策により、2003年に、中巨摩郡櫛形町・若草町・白根町・甲西町・八田村・芦安村が合併して
「南アルプス市」として新しく生まれ変わり、
多分ですけど、前述のホール名も名称が変更になっているはずだと思います。
この白根桃源文化会館ですけど、93年前後に「白根国際音楽フェスティヴァル」という世界各地から若手音楽家を招聘して
クラシック音楽コンサートを開催していましたが、客席が凄い閑古鳥状態だったのは奏者の皆様にとっては気の毒でした。
こんなド田舎でそんなイベント開催したって人が来る訳ないじゃんというのが当時の私の感想でしたし、
聴衆の皆様も第一楽章終了時に拍手をしてしまうポンコツな皆様たちばかりでした~(汗)
一つ面白かったのは、休憩時に無料でワイン飲み放題というのはご当地らしい話だったと思います。
1991年の山梨県大会にて高校と一般の部が開催されたのは、甲府市内ではなくて、
富士急ハイランドとか裏富士の入り口でもある富士吉田市の富士五湖文化会館という会場でした。
山梨県というのはご存じのとおり、海がない県であり、東京都・埼玉県・長野県・静岡県・神奈川県と接しています。
そのせいかは分かりませんが、県民気質というのも、いわゆる甲州人と言われる気性が荒い甲府~中巨摩あたりの皆様たち、
常に信州と喧嘩・戦争を繰り返してきた歴史と伝統のせいか、甲州人よりもよりもっと気性が激しい北巨摩系、
富士山を挟んでいるせいか、静岡に近くてもほとんど接点がないためか比較的温和な都留系に、
静岡と県境を接しているせいか、静岡の温厚な気質の影響も多少は感じられる南巨摩などなど
エリアによって県民性にも違いはあると思います。
1991年の会場である富士吉田方面は都留系という事で、比較的おっとりとした土地柄であり、
何となく甲府市内とは雰囲気が違うなーという感覚は多少はあったと思います。
だけど富士五湖文化ホールも周辺には本当に何も無くて
今現在はどうか分かりませんけど、昼御飯用のコンビニとか定食屋さんみたいな店も当時はほぼ皆無でして、
休憩時には、駅周辺まで戻って駅売店のサンドイッチを買ってきて、会場近くの公園みたいなベンチで食べたような記憶が
あります。
とにかく温和でのびのびとした雰囲気であり、当時は「ここは本当にあの気性が荒い山梨県なのか!?」と感じていたものですし、
昼の休憩時間がなんと2時間近くも設定されていたのは、いかにもローカル大会みたいな雰囲気もあったものでした。
1980年の関東大会もこのホールで開催されたとの事ですけど、ああした音響の良くないホールでの演奏も奏者も指揮者も
大変だったのかもしれないです。

私にとっては少しばかり思い出のある富士急でもあるのですけど、今現在そうしたキャラの皆様が残っているかどうかは
不明なのですけど、2010年頃に富士急の宣伝効果として使用されていた萌えキャラ娘はは3人存在していたものでした。
一人が富士登山電車イメージキャラクターで富士登山電車客室乗務員という設定で登山電車をPRする谷村みすずで、
もう一人はフィギュア「鉄道むすめ」シリーズでも商品化されていた駅務係の大月みーなで、
大月みーなと大変仲がよいという設定の富士急行所属のバスガイドさんでもあり
バスむすめシリーズのフィギュアでも大変人気の高い山中かえでという事でした。
この3人が同時に登場する事がイベントや商品化等であったかどうかは今となっては定かではないのですけど、
3人ともとってもかわいいと思います。
そしてその中でも特に富士急のバス娘の山中かえでのかわいらしさは突出していたような感じもあります。
上記の女の子は谷村みすず(読み方は、やむらみすすで、たにむらではありません・・)という富士登山電車の
イメージキャラクターで、富士登山電車客室乗務員という設定で登山電車をPRするそうです。
富士登山競争5合目コースの完走経験があり、登山とランニングが趣味というアウトドア派でもあり、
休日は同僚の大月みーなとショッピングを楽しむさの事です。
名前の由来は富士急行線の谷村駅と山梨県の三つ峠山にある「御鈴(みすず)の滝」からとったとの事です。
ピンクのリボンで黒髪を1つにまとめ黒のスーツを着て黒いバッグを肩にかけ、
案内するように左斜め前を手のひらで指しているように描かれていて、いかにも大人のしっとりとした落ち着いたお姉さんという
雰囲気が漂っていると思います。

続きまして、富士急行河口湖駅勤務の駅務係を担当している大月みーなです。
名前の由来は大月駅と富士急ハイランドのアトラクション「トンデミーナ」から由来しているとの事です。
また大月みーなは「鉄道むすめ」シリーズのキャラクターでもあり、鉄道むすめとは何かというと、
オリジナルキャラたちが実際の鉄道事業の現場で活躍する制服を着用するというコンテンツであり、
トミーテックがこうした鉄道むすめたちをフィギュア化等で商品化展開を図っています。
大月みーなは、祖父がイタリア人のクォーターで趣味はショッピングとバイクツーリングであり、
富士急ハイランドの絶叫マシーンが大好きというのは富士急のキャラという事を考えるとそれは既にお約束なのかも
しれないですね~
好きな食べ物はピザで作るのも得意という設定はさすがイタリアの血を引いているという感じでもありそうですね。

大月みーなは鉄道むすめ~鉄道制服コレクションとして既にフィギュア化も実現されているのですけど、
駅員さん版の他にシークレット版として実はバスガイド版もあったりします。
駅員バージョンは切符鋏、バスガイドバージョンはホイッスルを持っているのが違いですけど、それ以外でも
帽子と髪の見え方や表情もかなり違いがあるようにも感じられます、
帽子が違うだけでも随分と印象が異なるようにも感じられそうですね~
そうそう、駅員バージョンとバスガイドバージョンの違いとしてストッキングの色の違いもあったりします。

続きまして富士急所属のバスガイドさんの山中かえでです!
このかわいらしさは、富士急の3人の萌えキャラの中でも突出したかわいらしさを誇っていて、
バスむすめキャラクター人気投票でもその第一回人気投票で1位を取っていたのも極めて当然と言えるのだと思います。
山中かえでは、トミーテックが展開するフィギュアシリーズ「バスむすめ」の登場キャラクターでもありますし。
富士急行所属のバスガイドでもあります、
どんな歌のオーダーにも応えられ、即興の歌も披露する絶対音感の持ち主であり、
前述の鉄道むすめシリーズに登場する大月みーなとは仲の良い友人という設定でもあります。
この名前は富士急行本社がある山梨県の観光名所山中湖と県木の楓に由来するそうです。

バスむすめはトミーテックが運営している鉄道むすめシリーズの姉妹コンテンツとも言えそうなのですけど、
人気投票「バスむすめキャラクター人気投票」の記念すべき第一回投票で1位になっている事から分かる通り、
大変人気の高いバス娘であり、制服のかわいらしさとか帽子の雰囲気がとってもすてきです!
バス旅行に行った際にバスガイドさんが添乗されている事もあったりしますけど、なんだかいかにも年季の入った
おばさまバスガイドさんも安心感はあるのかもしれないですけど、
退屈な車内の時間を有意義に過ごすためにも、山中かえでのようなとってもかわいいバスガイドさんは
必要不可欠なのかもしれないです・・!
帽子をかぶった雰囲気は東方のこいしちゃんみたいな雰囲気も漂っていると思います。


鉄道むすめとは別にバスむすめシリーズもあり、既にたくさんのバスむすめたちのフィギュアも商品化されています。
バスむすめとはトミーテックが発売しているブラインド販売のトレーディングフィギュアであり、
姉妹商品の鉄道むすめと同様、実際に観光バスで働いている設定のオリジナルキャラクターによる
バスガイド制服のモデルであります。
このシリーズの記念すべきvol.1に山中かえでが登場し、このvol.1のシークレットフィギュアとして、本来は鉄道むすめである
大月みーなも登場しています。
制服というともちろんJKさんたちのセーラー服やブレザー制服もすてきだけど、バスガイドさんの制服にもとっても
魅かれるものがあるのは間違いないと思います!


山中かえでが所属する富士急のバスをプラモデルとして再現した商品もあったりします。
それがフジミ 観光バスシリーズの商品の一つで、
「いすゞガーラ スーパーハイデッガー富士急行 & バスむすめ (山中かえで)」です。
「いすゞガーラ スーパーハイデッガー富士急行」を1/32スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットに
トミーテック製「バスむすめ 山中かえで」をセットしたデカール替えバリエーションキットというセットもあったりします。

なんだかこうした記事を書いていると、たまには山梨に久しぶりに行ってみたくもなりますし、
富士急にも乗ってみたくなりますね~
そして富士急の観光バスに乗って、山中かえでみたいなかわいいバスガイドさんの案内でのんびりと富士五湖周辺を
観光したいものですね~!
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富士急といえばスピードスケートの名門チーム。
いまや参議院議員の橋本聖子センセイもココの出身。
スケート女子は必ず入社していましたよね。
鉄むすやバスむすは今も健在。
TOMYTECもバンバンアピールしてもいいのになぁ。