昭和の頃ですと、「朝食は家でちゃんと食べていくもの」というイメージもあったと思いますし、
朝寝坊して制服に着替えながら「遅刻する~」と慌てふためきながらかわいい美少女の皆様たちが口にパンをくわえたまま
玄関からあわてて飛び出ていくというのは昭和の頃の漫画・アニメでもよくあるシーンの一つだったような気もしますね・・(笑)
私自身もそうでしたね~
高校の頃は、片道12キロという通学路もありましたし、吹奏楽部の朝練がほぼ毎日あったという事もありましたし、
吹奏楽部の引退後は皆勤賞が掛かっていたという事情もあるのですけど、
当時は朝はとてつもなく弱くてギリギリの時間まで布団にもぐっている方でしたので、朝ご飯を食べる時間はほぼ皆無で、
朝食を食べないか、はたまた自転車こぎながらトーストやサンドイッチみたいなものをぱくつくという感じでも
ありました~(汗・・)
だけどそういう「朝寝坊しちゃった~、やばい、やばいかも~」と言って慌てふためくのが絵になるのは男子高生ではなくて、
すてきな美少女達だけの特権なのかもしれないです。
今現在ですと、例えばドトールやコメダ珈琲やスターバックスやマックなどのようなカフェ店が朝食メニューを販売しているのは
もはや普通の光景ですし、街の喫茶店等でも生き残りをかけて、早朝出勤のサラリーマン用の朝食セットを色々と用意して
いるようですし、昭和の頃と平成末期の朝食事情の違いと言うものは「朝食は別に家で食べるものに限らない」という事が
定着した点と言えるのかもしれないですね。
そしてコンビニでの朝食セットの充実もそうした事に拍車を掛けているのかもしれないです。
後述しますけど、例えば静岡・福島・青森等の一部の地域では朝ラーメン、朝ラーというのもメニューとして根付いているエリアも
あるそうですし、築地というか今現在は豊洲市場ですけど、そうした市場においてもこうした朝ラーメンがメニューとして
定着していたりもするそうです。
小泉さん自身も「朝からラーメンを食べるのは静岡や福島の喜多方では一般的な食文化のようです」と
解説をされていました。
お茶・アルミニウム等の夜勤明けの工場勤務の皆様や漁業関係者の皆様の中には、こうした煮干しをベースにした
麺がちょっと平べったくて太い煮干しラーメンを朝ごはんの代りに食べるという習慣はちゃんと存在しているようです
駅の構内の立ち食いそば店でも早朝から勢いよくそばをすすっているサラリーマンをよく見かけますけど、
「朝からよく麺類なんてヘビーなものを食べられるよね・・」と感じたりもするのですけど、
「ラーメン大好き 小泉さん」においては原作漫画版でもアニメ版でも、小泉さんが登校前の早朝時間帯に
煮干しラーメン専門店を訪れ、ここの煮干しラーメンというとてつもなく濃厚なラーメンを食しているシーンがあったものでした。
朝は確かに起きたばかりですし、頭がまだボーーッとした状態で胃にとって重量級な食べ物を朝食として食する事自体
かなりヘビーではあるとは思うのですけど、逆に考えると朝にあえてヘビーなものを食べて
一日の栄養とパワーを朝から仕込んでおくというのもむしろアリと言えるのかもしれないですし、
そうした意味では小泉さんが早朝からあんな濃厚な煮干しラーメンを食べることは小泉さんにとってはむしろ常識と
言えるのかもしれないです。
本記事においては、マルちゃん / 青森・津軽煮干しラーメン 激にぼ という強烈な香りと濃厚な味の煮干しラーメンの
レビューをさせて頂き、後半に「ラーメン大好き 小泉さん」のその煮干しラーメン回の簡単な振り返りをさせて
頂きたいと思います。
それにしても小泉さんは、通学前の都内某所に出没し学校に行く前に既に「朝ラーメン」としての煮干しラーメンを完食
していましたから、ああした小泉さんを見せ付けられると「小泉さんはやっぱり違うね~!」と感じずにはいられないですね!

青森県津軽地方で古くから親しまれている津軽ラーメンは、
煮干しや焼干しをベースにした有名ご当地ラーメンなので、青森のラーメンといえば真っ先に「煮干しラーメン」を
連想される方も多いのかもしれないです。
当ブログでは何度か語っている通り、私自身の生まれは青森県なのですけど、幼児期に既に他県に引っ越しをしてしまい、
こうした青森のご当地ラーメンを現地で食した事が無いのは大変勿体ない話ですけど、
こうした煮干しラーメンを手軽にカップ麺として頂く事ができる現在のカップ麺事情は大変ありがたいものがあると思います。
青森のラーメンというと、あっさりとした醤油味の王道系と煮干しの風味を前面に押し出した濃厚煮干し系が
メジャーと言えるのかもしれないですけど、
あっさりとした醤油系ラーメンでもうっすらとではありますけど煮干しの風味が伝わっているのは、青森県自体のラーメンが
煮干しと切っても切れない縁があるという事を物語っているのかもしれないです。
マルちゃん / 青森・津軽煮干しラーメン 激にぼ自体に「激にぼ」というワードが示唆する通り、
濃厚煮干し系の津軽ラーメンをイメージし、煮干しの旨味・深み・香りを強く利かせインパクトのある味わいに仕上げているのが
このマルちゃんのカップ麺と言えるのだと思います。
勿論既に他社の製品や例えばセブンイレブン等のPB商品でもこうした煮干し系のラーメンはたくさん出ているのですけど、
濃厚さ・煮干しそのものの香りが強烈に伝わってくるという観点では、このマルちゃんの激にぼの印象度は
かなり鮮烈と言えると思います。

かやく、液体スープ、粉末スープといった3つの調味料などが入っています。
ラーメン大好き小泉さんに登場していた煮干しラーメンはまるでうどんのようにかなり太い麺でしたけど、
このマルちゃんの激にぼは細めの麺となっていて、細いながらもしっかりとしたコシを想像させるノンフライ麺となっています。
かやくには焼豚・メンマ・ねぎが入っています。
粉末スープからして既に煮干しの強い風味が漂いますけど、後入れの液体スープを食べる直前に入れると
多分ですけど半径1m以内にはぷーんと煮干しの香ばしい香りが漂うような感じすらあるほどの強烈なにぼし臭が
たちこめます。
あらかじめお断りしておきますけど、このマルちゃんの激にぼは、煮干しが苦手な方または煮干しの香りがあまり好きでは
無い方は食べない方がいいと思います。

とにかく煮干しの存在感と香りが強烈です!
単純に煮干しを利かせただけではなく、ベースとなっているのがポークということもあって非常に濃厚なスープに仕上がっている
と思います。
博多の本場のとんこつラーメンの強烈なとんこつ臭も相当なインパクトがあると思うのですけど、
南のとんこつに対して本州の北の最果ての地にこうした煮干しの強烈な香りが漂うラーメンが対峙している事は
とても興味深いと思いますし、改めて「日本は狭い国土なのかもしれないけど、南北に長いという事もあり、北と南では
食文化が違うのかも~!?」と感じさせるものがあるようにも感じられます。
確かに食べる前の煮干しの臭いだけでKOされてしまいそうなのですけど、煮干しの旨味が上品にかつ非常に凝縮されたような
美味しさが表現されていて、そうした美味しさが感じられるベースになっている事は
単なる海の産物とも言える煮干しの味だけをスープの成分にしているのではなくて、更にここに博多のとんこつラーメンのような
旨味を更に引き立たせる豚脂が融合される事で、豚+煮干しの奇蹟の融合のようなラーメンが実現しているようにも
感じられます。
確かに食べていくと分かるのですけど、スープの味が煮干しオンリーではないことは明確に伝わってきています。
苦みのない上質な煮干しの旨味を豚の脂によって引き立て、味わい深いコクと風味が美味しいスープが実現されていると
感じられます。
香りと最初のインパクトは煮干しそのものなのだけど、スープをごくごく飲んでみるとそこにあるのは、煮干しと言う海の産物と
豚という陸の産物がすてきに融合しているという事はよく分かると思います。
ただそれにしても香りの煮干しの強烈さは激にぼの名前に絶対に恥ずることは無い商品であるのは間違いないと思います。
この激にぼを食べた後、気のせいなのかもしれないですけど、自分の体内に煮干しが残っている感覚は2~3時間程度
続いていたような感じがします。
後述しますけど、「ラーメン大好き 小泉さん」において煮干しラーメンを完食した小泉さんと偶然すれ違った大澤悠の
お兄ちゃんが悠に電話で「今、美少女から煮干しの香りが漂ってきた」と話していましたけど、
その感覚はあながち間違ってはいないようにも感じられますね。

某都内のある繁華街の早朝6:45・・・ そこに現れたのはとある金髪美少女でした・・
その金髪美少女の目的とは果たして何なのでしょう・・?
みたいな感じで開始された「ラーメン大好き 小泉さん」第6話でしたけど、そのすてきな金髪美少女は言うまでもなく
小泉さんであり、その早朝に現れた目的は言うまでもなくラーメンを食べる事でした!
というかさぁ~、小泉さん、もう~、あなたたったら朝から一体なにしているんですかぁ~とツッコみたい気持ちで
一杯ですね・・・(笑)
美少女JKさんが学校に到着する前に寄るお店というとコンビニ・マック・カフェあたりなのかもしれないですけど、
それがラーメン店・・しかも「煮干しラーメン」を専門にしているラーメン店というのも実に小泉さんらしいですね~! (笑)
そしてあくびをして眠そうにしている小泉さんがとてつもなくかわいかったです!
だけど小泉さんはとにかく眠たくたってラーメンが朝から食べたいのです!! (笑)


「おまたせしました。すごい煮干ラーメンです」
店内で小泉さんが注文したのは「すごい煮干しラーメン」というメニューだったのですが、
朝からラーメンというのはちょっとさすがに食べられないのかも~と思ってしまいそうですけど、上記で書いた通り
静岡・福島・青森等の一部の地域では朝ラーメン、朝ラーというのもメニューとして根付いているエリアもあるそうです。
そうした朝ラーメンを小泉さんのような都内に住む美少女JKさんが実践されている事に、このアニメの面白さが
あると思いますし、煮干しラーメン・早朝・美少女という組合せの意外さに私たちは魅かれるのかもしれないですね~!
上記のカップ麺の激にぼで散々書いた通り、煮干しラーメンというものはとにかく臭いが強烈で、朝からこれを食べたら
間違いなくその日はエネルギーが体内に満ち溢れるのかも~という感覚はあるのかもしれないです。

小泉さんが早朝の都内で煮干しラーメンを食べ終わっていた頃に、
大澤悠のお兄ちゃん(大沢修)がその店の前を通りかかり、その時に妹の悠から電話が入ります・・
悠 : あ、もしもーし!お兄ちゃーん?今どこー?大学生だからって夜遊びばっかしてたらダメだよー!
修 : 失礼な。居酒屋の深夜バイト明けだっつの
悠 : あ、そう。で、ご飯は用意していいの?今日も朝から学校でしょ?
修 : ああ…ねみぃし一限サボろうかな――
(その時、小泉さんが店内から出てきて、大沢悠のお兄ちゃんの目の前を通過します・・・)
悠 : もしもしお兄ちゃーん?もしもーし。聞いてるお兄ちゃん?ねえ!ちょっと聞いてるのー?
修 : 俺…朝飯でラーメン食ってそのまま一限出るわ
修 : なんか…目、覚めたわ
ああ…いま美少女から――煮干しの香りがしたんだ
悠 : お兄ちゃん・・・疲れてるのよ。早く寝た方が良いよ?
悠は小泉さんストーカー(?)みたいな立ち位置でもあるのですけど、そのお兄ちゃんも
「美少女から煮干しの香りがした・・」と茫然としている様子から見てみると、なんだか「あの妹にしてこの兄あり~」とも
感じさせてしまいそうですね~(笑)
悠のお兄ちゃんは小泉さんとすれ違っただけで小泉さんから漂う煮干しの香りを感じ取っていましたので、
その数時間後にクラスで小泉さんと接する妹の大澤悠はお兄ちゃん同様に小泉さんから同じく煮干しの香りを感じ取るのは
当たり前の話なのかもしれないですね~
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青森のラーメンと言えば煮干し出汁!…と言うくらいこちらでは浸透していますけど、世の中的にはどれ位メジャーなのかなと気になっていました。
「ラーメン大好き小泉さん」を視聴時、煮干しラーメンが出た時はある程度は市民権があるのかなと思ったものです(^^♪