
「食べる際は難しいことは一切何も考えず、ただ舌で感じればいいんです」とは小泉さんのすてきな名言の一つなのかも
しれないですね~!
ラーメン大好き小泉さんは、原作漫画でもアニメ版でも時に小泉さんがあまりにも強いラーメン愛ゆえに
ラーメンに関する自説や薀蓄等を熱く熱く語るシーンが多々ありましたけど、
その小泉さんをもってしても、本当に美味しいラーメンの前では、そんな難しい理屈よりも
「私はこのラーメンをとてもおいしく感じる!」という「I feel!」という「私はこのように感じた!」という感覚の方が大切という事を
言いたいのかもしれないです。
原作漫画・第6巻のうまみの話のラストシーンでの「食べる際は難しいことは一切何も考えず、ただ舌で感じればいいんです」
という小泉さんはまさしく真の美少女であり、ラーメン界のすてきな美少女ラーメン女神様なのだと思います。
ちなみにですけど、この原作漫画で登場していたラーメン店は、巣鴨に実在する「蔦」というお店でもあったりします。
この蔦さんは、大人気ラーメン店で行列が絶えない店としても知られていますし、
ラーメン店として、ミシュラン一つ星をゲットした超有名店でもあったりします。


悠はまたまた懲りずにそのすてきなストーカー振りを発揮し、
その日は授業が午前中で終わりと言う事もあり、小泉さんが以前から行きたがっていた上記で既にちらっと触れた蔦さんの
ラーメン店の整理券を当日の朝に既に手に入れていた悠は、当然の如く小泉さんを「蔦のラーメンを一緒に食べにいこ~」と
お誘いします。
例によって例の如く「お断りします」でもって頑なに断る小泉さんに大澤悠は必死に食い下がり、
お店が最近食材をリニューアルしたことなどを言い、そして、「いろいろ入ってておいしそうだよね~」と
小泉さんを口説きに掛かります。
小泉さんは大澤悠の「いろいろ入っている」という言葉にイラッとしたらしく、ラーメンの旨味について説明を始める事に
なったのでした。
これはアニメ版の記念すべき初回の話で、悠が「馬油」(まー油)を「うまあぶら」と読んで小泉さんをイラッ・・とさせたあの構図に
極めて近いようなものがありそうですね~
小泉さんは語りだします・・
旨味は日本発祥の概念ですが、ここ近年では海外でも認知されるようになってきています
グルタミン酸・イノシン酸・グアニル酸・コハク酸、これらはうまく組み合わせれば相乗効果で単一で取るよりも
旨味自体が倍以上に増強です。
ラーメンのスープ一つとっても(こうした旨み成分を)しっかりと計算している
数々の和食と並び、ラーメンもまた精巧な旨味の結晶…
小泉さんは基本的には無口で無愛想な美少女JKさんなのですけど、ラーメンに関する事を質問されたり、
ラーメンに関してとんちんかんな事をうっかり口走ると、途端に饒舌になるというのは相変わらずのようですね。
そして小泉さんは珍しく悠の話に乗ってしまい、蔦さんのリニューアルラーメンのスープは、鶏を丸ごととアサリを使用していて、
更に隠し味的に世界三大珍味の一つでもあるトリュフのオイルを使っている事や
本日のそのスープの味は店長をして「なかなかの出来映え」であると言う事を耳にして、
小泉さんはついに珍しく陥落してしまい、悠と一緒に蔦さんのラーメンを食べに行く事に同意をしてしまいます。
今回ばかりは悠の作戦勝ちとも言えそうですね。

そして悠は小泉さんの隣の席で蔦さんのおしいラーメンを食べることになるのですけど、そのスープのあまりの美味しさに
悠はスープを先にぐいぐいと飲んでしまい、気が付いたら「これしかスープが残っていない・・」と涙目に
なってしまいます。
小泉さんは「初心者にはよくある事」とクールに言いながらも、悠に対しては冒頭の
「食べる際は難しいことは一切何も考えず、ただ舌で感じればいいんです」という言葉を投げかけ、小泉さんとしても
「理屈よりもおいしいと感じさえすればそれで万事OK」という事を悠にも分かるように伝えていたのは、
小泉さんもたまには無愛想キャラではなくて、人らしい温かい側面も持ち合わせているんだな~と感じさせる面があった
エピソードだと思いました。

さてさて、上記の蔦さんのリニューアルラーメンにトリュフのオイルも入っている事を記させて頂きましたけど、
カップ麺なのに、なんと・・! こそのトリュフのフレーバーを使用している商品もあったりもします!
2018年11月5日新発売のカップ麺、東洋水産「マルちゃん正麺 カップ トリュフ香る鶏白湯(とりぱいたん)」は、
11月7日に制定された「マルちゃん正麺の日」を記念して、世界三大珍味の一つである「トリュフ」をキーワードに
上質感と高級感を持ち合わせた期間限定のカップ麺として華麗に登場させていました!
「トリュフ」なんて聞くと「えー、これって世界三大珍味の一つで庶民にはなかなか味わえない高級食材じゃん!」とか
「こんな高級食材を一個180~200円のカップ麺として使って採算は取れるの・・?」とか
「トリュフというと基本的には香りを楽しむもので、鶏の塩系ラーメンのスープとちゃんと両立できるの・・?」とか
「鶏白湯の濁ったスープの味と風味が繊細なトリュフの香りを飲みこんでしまうんじゃないの・・?」といった
不安材料は正直食べる前から感じていたものです。
もちろん本物のトリュフを使用しているわけではなく、あくまでトリュフフレーバーという香料を使っているのですけど、
鶏白湯という白濁系スープにトリュフという組合せは確かに斬新で
「こんな組合せはあまり見たことが無い」という感じでもあるのですけど、果たしてその味はどんな感じのもので、
果たしてトリュフという繊細な香りときちんと両立出来ていたのでしょうか・・?

「トリュフ香る鶏白湯」は実はなのですけど、ポークエキスや豚脂なども使用されているので純粋な鶏白湯ではないそうです。
結果として豚と鶏の味の融合という事になるとは思うのですけど、
単純に鶏系スープだけだとさっぱり・あっさりという事になりがちでパンチが弱いという事になってしまう可能性も
無くは無いと思われる中、ここに豚系が加わる事で、あっさりなのだけど濃厚な味という相矛盾する要素が
見事に両立出来ているのだと思います。
上記で鶏白湯のスープとトリュフの味と香りの両立を少しばかり懸念していたのですけど、
結論から書くと実にうまく調和されていて違和感は全く無いといっても過言ではないと感じたものでした。
貝や鯛などを使った清湯系の塩味や醤油のスープとトリュフの香りは別に実食しなくても「相性良さそう」と感じますけど、
鶏と豚が融合した白く濁ったスープにトリュフが完全に飲みこまれてしまう事を危惧しなくもなかったのですけど、
トリュフとしての香りと風味はこのスープによって打ち消される事も無くきちんと自己主張はしているような
印象はあります。
トリュフの味そのものは私も正直あまりよく分からないのですけど(汗・・)
普通のラーメンでは普段あまり感じない香りというか風味が+αとして出されているのは間違いないと思います。
トリュフ自体の味自体がどうのこうのというのではなくて、ラーメン自体がどちらかというと決してお上品な食べ物では
ないのかもしれないですけど(汗・・)
そうした庶民の味に唐突に上品な香りが加わると、これはこれでとても面白いラーメンになるという事なのだと思います。
全体的にはひとくせもふたくせもある味なのかもしれないですけど、不思議な事にくどさはないと思います。
一口すするごとにトリュフの上品な香りが鼻から抜けていくことで、鶏白湯の旨みをより美味しく楽しむことができると
言えるのだと思います。
やっぱりラーメンはリアルの実店舗のラーメンもインスタントのカップ麺もそれぞれすてきなものがありそうですよね~!
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ただ舌で感じればいいんです」
って素敵な言葉ですね♪
日常のいやなこととか忘れて
ただ美味しく食べればストレスも
なくなりそうですね(*´▽`*)