ハンバーグって本当に美味しいですよね!
焼き立てほやほやのところにナイフをちょっと刺したら肉汁がじわーーっと出てくるのを
「熱い、熱い・・」といって頬張るのはとっても美味しいと思います。
あくまで私個人の感想ですけど、「びっくりドンキー」のあのチーズハンバーグは、本当に死ぬほど美味しいと思いますし、
決して生焼けではなくて中までちゃんと火がしっかりと通っているのにあの「レア感」みたいに出せる技は、
あれを食べる度に「やっぱりプロは違うよね・・」と脱帽してしまいますね!
中に入ってるチーズのあのふわっと溶けている感じが、本当にひき肉とうまくミックスされていると思います。

私が子供の頃もそうですけど、初めて一人暮らしを始めた際って、美味しいレトルト食品のハンバーグは無かったと思います。
あの頃ってレトルトのハンバーグって湯煎が主流という感じもあり、熱湯で温めたものを袋から開けて食べてみても
「あんまり美味しくない」とか「豚肉とか牛肉みたいな味があんまりしないし鶏肉と魚肉を足して二で
割ったような生臭い感じ」という印象が強かったと思います。
そうした湯煎タイプ以外で目立っていたのは「マルシンハンバーグ」ではなかったのかなと思います。
マルシンハンバーグって今は違いますけど、1970年代~80年頃初めの頃にはよくテレビCMも流れていて、
「マールシン、マールシン、ハンバーグ♪」というあのフレーズはどこかで聴いた事もある人も結構多いんじゃないのかな・・?
とも思いますね。
70年代のアニメ作品の「ハクション大魔王」の大魔王は大のハンバーグ好きという設定になっていましたけど、
当初の企画案ではコロッケ好きとなっていたものがどうしてハンバーグ好きに変更になったのかというと、
よくいわれている話では、当時のあのアニメのスポンサーがマルシンハンバーグだったので、今風の言葉で表現すると
もしかしたらスポンサー企業に対する「忖度」が働いたのかもしれないですね・・(汗)
当時は結構テレビでもCMが流れていましたし、CMの映像がいかにも美味しそうにハンバーグをフライパンで
焼き上げているというイメージでしたので、子供心にも「なんか美味しそうなハンバーグだし是非食べてみたい!」と
感じていたものでした!
だけど、実際の「マルシンハンバーグ」は、すいません、決して「美味しい!」というものではないと思います・・(汗・・!)
どちらかというと「これ、肉の味しないじゃん」とか「安っぽい」とか「魚肉ソーセージみたいじゃん!」と
当時の私は感じていましたし、どちらかというと「安いけど決しておいしくは無い」という印象の方が強かったです。
テレビCMとのギャップは私にとってはかなり大きかったのかもしれないです。
だけど、それは私のあくまで感じ方であり、勿論多くの皆様は「マルシンハンバーグは美味しい」と思っているからこそ、
現在に続くロングセラー定番商品になっているのだと思います。
(全盛期は日産100万食を達成したというのは凄いですよね! 低迷期は相当売上も低迷・激減し、テレビCMすら
打ち切ったそうです)
マルシンハンバーグというのは、発売当初は牛肉が高価だったこともあり、主原料には鯨肉、豚肉、マグロを使用
していたとの事ですので、私が当時感じていた「魚肉ソーセージみたい・・」という印象はそうした原材料のせいなのかも
しれなかったです。
もちろん現在のマルシンハンバーグの原材料は、現在は鶏肉、豚肉、牛肉ですよ・・!
マルシンハンバーグの大きな特徴でもあるのですけど、
ハンバーグ本体はラードでコーティングされており、フライパンに油を引かずに焼くことができるというのがありました。
マルシンハンバーグは昔も今もかなりお安いというかお買い得ですよね!
学生の頃、ついついこの安さに引っ張られてマルシンハンバーグを買ってきて焼いたはいいけど、
上記で書いた通り私の感覚としては「おいしい」とはあまり思わず
ポン酢とか醤油とミリンを少し煮詰めたものをソースとして使ったり、面倒な時は醤油そのものを掛けたりして
当時は食べていたものでした。
この「マルシンハンバーグ」ですけど、上記で記したとおり、今現在は当時とは原材料も異なり、
味自体は昔に比べたら相当進化していると思います。
最近では「5種のチーズ入りハンバーグ」という商品も登場していて、このハンバーグには
チェダー・ゴーダ・ゴルゴンゾーラ・パルメザン・クリームという5種類のチーズを独自の配合でマルシンハンバーグに
練り込んでいるのが大きな特徴であり、濃厚なチーズとお肉との相性が抜群だと思います!
ちなみにですけど、このマルシンハンバーグを応用した調理方法として、
1.市販のレトルトパックで売られているミートソースとマルシンハンバーグの煮込み
まず最初にマルシンハンバーグを焼きあげておき、別鍋にて水とミートソースを煮込んでおき、
この中に焼き上げたマルシンハンバーグを投入しグツグツと煮込んでいきます。
そして途中で生卵を投入し、目玉焼きみたいな感覚で形を崩さないように煮込んでいき、最後に
粉チーズを大量にまぶせば、ロコモコみたいなものが完成します!
2.マルシンハンバーグのチャーハン
まずマルシンハンバーグを1cm角に切っておき、フライパンで炒めます。
上記で書いた通りマルシンハンバーグの表面には既にラードで固められていますので、油をひく必要はないです。
マルシンハンバーグが炒め終わったと同時にとき卵を投入し、ご飯を入れて強火で煽って炒めます。
そして仕上げにチャーハンの素と塩コショウで味を調整し完成です!
そうそう、マルシンハンバーグの製造元であるマルシンフーズは、今現在は既に撤退をしていますけど、
マルシンハンバーグを使用した「ハンバーガーの自動販売機」も手がけていた事もあったそうですね。
ちなみにその商品名は「グーテンバーガー」と言うそうです。
グーテンバーガーとは、マルシンフーズの子会社であったマルシンマックが展開していた
自動販売機で販売されるハンバーガーのブランド名なのですけど、
自動販売機内で加熱してから下の取り出し口へポトンと熱々のハンバーガーが落ちてくる感じなのですけど、
これって、私が中学生ぐらいまでは、ドライブインとかゲームセンターに設置されていたような
記憶もありますね。
このグー店バーガーの元々の名称は「マックバーガー」だっそうですけど、
マクドナルドと商品の命名権で争い、敗訴したために「グーテンバーガー」とブランド名を変更したとの事です・・(笑)

上記で書いたとおり、マルシンハンバーグ本体はラードでコーティングされており、フライパンに油を引かずに焼くことができる
点が大きな特徴なのですけど、最近の新商品の中にはフライパンを使用せずに電子レンジでチン!するだけで
マルシンハンバーグが焼きあがってしまうタイプのものもあったりもします。
上記で触れた5種のチーズ入りハンバーグもフライパンで焼き上げるタイプではなくて、電子レンジでチンするタイプです。
最近登場した新商品の二種類のマルシンハンバーグの、充実食卓 マルシンハンバーグ オリーブオイル&バジルと
充実食卓 マルシンハンバーグ トマトも電子レンジを使用して調理するタイプであり、
フライパンは使用しないから洗う必要もないし、
何よりも味が劇的においしくなったように感じられます。
そこにあるのは、昭和のころの私が感じていた「マルシンハンバーグは魚くさくてパサパサして不味い」というものではなくて、
お弁当のおかずとしても夕ご飯のおかずとしてもご飯が進んでしまうほどのおいしさをもったハンバーグということなのだと
思います。
やっぱり日本のものづくりって素晴らしいと思いますし、この絶え間ない進化がすてきだと思います!
まず充実食卓 マルシンハンバーグ トマトなのですけど、こちらは「デルモンテ リコピンリッチトマトケチャップ」とコラボレーション
したハンバーグです。
トマトケチャップの風味にアクセントとして赤ピーマンを入れ、隠し味に赤ワインを加えてコクと深みのあるハンバーグ
に仕上げられています。
そのまま食べてもおいしいですけど、パンにはさんで食べると気分はトマトバーガーを食べている感じになれそうです。

そしてこちらは充実食卓 マルシンハンバーグ オリーブオイル&バジルです。
こちらは「BOSCO エキストラバージンオリーブオイル」とコラボレーションしたハンバーグでもあります。
爽やかなバジルの香りとアボカドを加えてコクのあるハンバーグに仕上げられていて、さっぱりとしたイタリアンな味わいが
舌に伝わってきていると思います。
上記の二種類のハンバーグは、牛と豚肉のみ使用されていますので、昭和のころのマルシンハンバーグと全然違って
充実した肉感が確実に伝わるからこそ「おいしい!」と感じるのだと思います。
日本のレトルト・冷凍食品の進化と充実振りは本当に世界に冠たるものがあるのは間違いないと思います!
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長く続く商品にはやっぱり変化があるものなのですね。ハンバーグというからにはお肉感が大事だとは思いますし魚肉っぽいのはちょっとなぁと感じてしまいそうです。
時代が時代とはいっても鯨肉とマグロ入りのハンバーグ…。牛肉慣れした身からするとイメージしづらいです…w