
昨年の話になりますけど、12/23の「アミグリさんの描かれた東方・艦これ以外の版権作品イラスト特集」については、
たくさんの皆様にご覧頂けた事に改めて感謝を申し上げたいと思います。
ありがとうございました!
あの特集では合計16作品を転載&ご紹介をさせて頂きましたけど、どの作品にもアミグリさんらしい個性と煌きが
伝わってきていて、見れば見るほどうっとりとさせられる作品ばかりだったと改めて感じます。
そしてあの素晴らしいイラストはあの特集記事だけで終わりというのではなくて、今後も折を見て再転載・再々転載という形で
皆様にご覧になって頂きたいばかりの作品でもありますので、
その際には改めてご覧頂ければ誠に幸いに思います。
そうした訳で本記事で改めてですけど、アミグリさんが描かれたすてきな版権作品特集の中から、その中でも
私自身が特にお気に入りの作品を一つだけここに改めて再転載させて頂きたいと重います。
最初にこの作品を見た瞬間からこの作品に魅かれるものを感じ一目ぼれのような感じになった作品でもあったりします。
そのくらいアミグリさんが描かれた作品の中でもひときわ大好きな作品の一つになってしまったようでもあります。
その作品こそが冒頭でお披露目をさせて頂きました「色づく世界の明日から」のヒロインの月白瞳美ちゃんです!
「色づく世界の明日から」のお話は長崎を舞台にしていて、アニメでも長崎の風景が随所に登場していたのは
大変印象的です。
12/23の記事の中では「ソラとウミのアイダ」に登場するキャラもお披露目させて頂きましたけど、あの作品の中でも
随所に尾道の風景が綺麗に描写されていましたし、尾道と言うと思い浮かぶのは「坂」でもあるのですけど、
きちんと坂の描写も第一話から丁寧に描かれていたのが大変印象的でもありました。
「色づく世界の明日から」においては、長崎の大浦天主堂や女神大橋の再現度も素晴らしいと思いますし、
何よりも作品全体の美しさが大変際立っていたと思います。
あの背景や風景描写の美しさは大変見映えがしましたし、あの映像としての美しさを味合うだけでもこの作品は存分に
役割を発揮していると感じたものでした。
長崎は日本三大夜景(神戸、函館、長崎)、世界新三大夜景(香港、モナコ、長崎)に数えられるほど
有名な夜景の名所でもあるのですけど、そうした夜景としての長崎の美しさも丁寧に描写されていたのが
大変印象的でもありました。
長崎という異国情緒あふれる街並みや坂の多い地形という「長崎らしさ」をこんなにも美しく描かれていた事に
驚きを感じさせてくれますし、一つだけあえて強調させて頂きますと、アニメシーンの中にほんの数秒程度でしたけど
雨に濡れた石畳が描きだされていましたけど、あのシーンの美しさはアニメとしての美的限界に迫るものは
間違いなくあったと思います。
「色づく世界の明日から」の監督・製作スタッフは「凪のあすから」というやはりファンタジー系の作品と同じですので、
こうした作品は得意中の得意だったのかもしれないです。
凪のあすからは、7人の少年少女の揺れ動く心情をメインモチーフにした作品でもありますので、
思春期の少年少女の心理描写という意味では両作品の共通性は多々あるようにも感じられます。
ちなみにですけど、
dream fantasy のアミグリさんの
過去作品の中にこの「凪のあすから」のちーちゃんとまなかちゃんもあったりします。
ちーちゃん→
凪のあすから・ちーちゃんまなかちゃん→
凪のあすから・まなかちゃん「色づく世界の明日から」の物語ですけど、実はこのお話の元々の始まりは現在ではありません。
物語の始まりは今から60年後の日常の中に小さな魔法が残るちょっと不思議な世界から過去にタイムトリップして
やってきたJKさんのお話でもあったりします。
主人公の月白瞳美は17歳の高校生で魔法使い一族の末裔であったりもします。
幼い頃に色覚を失い感情の乏しい女の子になってしまった事をとても心配し、
瞳美の将来を憂えた大魔法使いの祖母・月白琥珀は魔法でもって瞳美をかつて自分自身も青春を過ごした
60年前の世界に送り込んでしまいます。
突然見知らぬ場所に飛ばされ、戸惑う瞳美にどういうすてきな出会いがあったのかというのが上記のすてきな風景とと共に
美しく幻想的に描かれていきます。
高校生の男女という事だけでもかなりのおいしい要素が揃っているのに、ここに長崎のすてきな風景とか
瞳美の秘密とかいにかく見所に尽きない要素が揃っていますので、この作品を見逃した方は是非DVDで視聴して頂ければ
大変嬉しくも感じたりもします。
(人によっては退屈とか冗漫すぎるとか変化に乏しいという方もいるかもしれないですけど、ゆったりと過ぎゆく時間の流れ
というのもこの作品の見どころの一つと言えるのかもしれないです)
瞳美が過去にタイムスリップをさせられ、そこにいたJKさんが、今まで「おばあちゃん」と呼んでいた
60年前の琥珀というのもある意味シュールではあるのですけど大変面白い設定だとも感じます。
JKさんとしての琥珀のポニーテールもとってもかわいいと思いますし、未来のおばあちゃんとしての琥珀と
60年前のJKさんとしての琥珀の声優さんをあえて使い分けているのもすてきな演出だと思います。
おばあちゃんとしての琥珀の声優さんが島本須美さんというのも1980年代のアニメを知っている世代の皆様からは
歓喜の声が出そうです~
(最近、ナウシカとかめぞん一刻の響子さんや小公女セーラ等を知らないという若い世代の人たちの存在を知って
自分自身の歳月の流れの重さも感じたりもしたものです・・汗・・)
ストーリーも「色が見えない」という事でモノログの世界の中にいる瞳美ちゃんがなぜか葵唯翔の描く絵だけは
カラーに見えるというのもすてきなファンタジーがあると思います。
ファンタジー要素を生かしつつ、思春期男女の繊細な心の揺れ動きや成長を絶妙に描かれている作品だと思いますし、
写真美術部のメンバーとの関わりを通して瞳美ちゃんの心の変化を存分に繊細に優しく楽しむ事ができる作品だと
改めて感じたものでした。

アミグリさんの描かれる月白瞳美は、とても繊細で神秘的な印象を与える美少女のように感じられます!
まるで東方のさとり様のようにどことなく心、ここにあらずのようなもの寂しげな様子が伝わってきますし、
瞳美が今にも感極まって泣き出しそうな感じさえする「儚くてせつなくて、まるで砂糖菓子のように
ちょっと触れただけで壊れそう・・」といったとてつもなく繊細なものがとてもよく伝わっていると思います。
髪の繊細な描かれ方も素晴らしいですし、
左耳のアズライトの耳飾りも神秘的な雰囲気を高めているようにも感じられます。
同じ夏服の制服も祖母の琥珀が着るとやんちゃな雰囲気もあるのに瞳美が着ると繊細なJKさんという印象を受けたりもします。
この寂しそうな視線を見るとなんだか見ている私までもがせつなくて甘酸っぱい気持ちにもなったりしますし、
こうやってたった一枚の絵なのですけど、見ている人に色々な感情をきちんと伝えることができている作品を拝見させて
頂くと本当に心の底から内省的な充実感を感じたりもします。
上記のアミグリさんが描かれた瞳美ちゃんは、その権利は全てこの瞳美の絵師様であるアミグリさんに帰するものであり、
当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。
アミグリさん、本当にいつもすてきなイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!
皆様の中で「こんなにもせつなそうな瞳美を描く人のブログってどんなもんなのだろ・・? 」などと興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログ
dream fantasy を
ご覧になって頂きたいと思いますし、 宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログ
dream fantasy に一度お越しして頂けると
アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!
アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →
アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!
→
アミグリさんのpixivそれでは本記事を最後までご覧頂きありがとうございました!
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小さい頃は見え方が違うって
わからなかったみたいです。
そのことでひどい言い方もされたみたいで。
当たり前に見えるってありがたいし
感謝しないといけませんね(^_^;)