
本記事は過去記事の再編集記事です。
既に一度掲載した記事なのですけど、更に大幅に加筆修正し再掲載をさせて頂きたいと思います。
理由はちょっと不明ですけど、この記事を掲載した際の反応が、管理人の私がびっくりするほどの低アクセスの低い反応
でもありましたので、「ラーメン大好き 小泉さん」の大澤悠風に表現すると「納得いかなーい!」と言うものでも
ありましたので、リベンジを兼ねて大幅な加筆修正を施したうえで、再度UPさせて頂きたいと思います。
「東方紺珠伝」という公式ゲームは、東方ゲームの中でも最難関とすら言えるほど難易度が高いような気がします。
東方紺珠伝の中で特に特徴的なルールとしては、自機たちが「紺珠の薬」を事前に飲む事で可能になる
完全無欠モード(ノーミスクリアができるまでチャプターを繰り返します)と
紺珠の薬を飲む事を選ばないいつもの残機性というレガシーモードの二つのパターンを選ぶことが出来る事です。
完全無欠モードを選択すれば、早し話がまるで蓬莱の薬を飲んだかのように自機たちは死なないというか、ゲームをクリア
できるまで延々と繰り返される事になるのですけど、ゲーム自体が難解だから結局はいつまでたっても完結できないという
事でもあるような気すらします。
冒頭のとても美しいイラストは、
dream fantasy の
管理人様のアミグリさんが2018年10月に描かれた輝夜です。
この輝夜については後半に改めてじっくりとご紹介をさせて頂きたいと思います。
「東方紺珠伝」エンディングモードの中では二つほど大変印象に残っているストーリーがあります。
その一つが霊夢と永琳の会話でした。
永琳は霊夢やうどんげちゃん達自機組に「どうして月に出撃をしないといけなくてその真の意図は果たして何なのか」という事は
実は事前に語っていませんでしたし、永琳も歯切れ悪い様子ではぐらかしていたような印象すら感じたものです。
霊夢としては、結果的に霊夢の意思とは反する形で、永琳が望んだように穢れで満ち溢れてしまった月の都を救い、
ドレミーによって月の夢の世界に送り込まれていた月の民たちを元の月の都に帰還させる事の手助けをする事になってしまい、
知らず知らずのうちに月の都を救うよう仕向けられてた事に対して永琳に強く抗議をしますし、
霊夢にしては珍しく激怒しているようにも感じられます。
霊夢は「月の民に関するトラブルは月の民同士でなんとかすればいいじゃん! そんなの私のしったこっちゃない!」という
スタンスであり、東方儚月抄で既に月の民に痛い目に遭わされている霊夢にとっては、永琳の策略によって
またしても月に出動する羽目になってしまい、クラウンピース・純狐というとてつもなく強い相手とバトルをせざるを得なかった事に
納得がいかない様子でもあります。
永琳が言うには、
「穢れ嫌いの月の民には手が出せなし、穢れすぎた妖怪には認識すらできない敵だから人間に行ってもらうしかなかった」
「月の都を救うのが真の目的と霊夢に事前に言ったら、霊夢がそうした要請自体を拒否する可能性があったので、
あえて真意を隠した」と色々と苦しい言い訳をしています。
二つ目はうどんげちゃんのエンディングモードで登場してくるのはうどんげちゃんと輝夜のストーリーです。
前述の通り、このゲームでは二通りのモードが用意されていて、うどんげちゃんが紺珠の薬を飲むないという
レガシーモードも選択できます。このレガシーモードを選んだエンディングにて、うどんげちゃんは
「師匠の永琳の指示通りにあの薬を飲まなかったから私はお師匠様からこっ酷く叱られる」と思い込み、
「私はもう永遠亭に戻れない・・」としょげかえるのですけど、
その際に輝夜が登場し「うどんげ、もう戻っておいで・・ 永琳は怒っていないから・・」と優しく諭す場面があったりしまして、
久しぶりに登場してきた輝夜の優しさになんだか心洗われる思いがあったりもします。
霊夢は永琳に対して「どうして本当のことを話してくれなかったのよ!」と激怒していましたけど、
その気持ちもよく分かりますよね~!
霊夢が最初に月に行ったのは「東方儚月抄」でしたけど、あの時の霊夢は綿月依姫に完敗し、挙句の果てに
綿月姉妹の謀反の疑いを晴らすために霊夢一人だけ一か月近く月に幽閉され、その間にずっと月の民たちに
霊夢の降神の術をお披露目させられる羽目になってしまった挙句、結局あの第二次月面戦争の真意は、
ゆかりんとゆゆ様によって残りの東方キャラ達全員が道化役になってしまったと言えそうなものであり、そういう経緯もあり、
一度ならず二度も月に行かされた挙句、二度とも真の動機を聞かされていなかったという霊夢の不満もよく分かりますし、
霊夢が後日「こんなやっかいな事ばかりやらかしてくれる月の民たち全員を、フランドールの何でも破壊する程度の能力に
よって木っ端微塵にしてくれればいいのに・・」と愚痴る気持ちにも共感する事大なのだと思います。
永琳のこの異変における最大の目的は、月の民たちを解放する事と純狐たちの撃破なのですけど、
その真意を隠してまで幻想郷の人間である霊夢・魔理沙・早苗さんを月に派遣させた永琳の意図とは果たして
何なのでしょうか・・?
(今回、咲夜さんは外されていますけど、そこに見え隠れするのは咲夜さんの真の正体は人間ではなくて、やはり月に何か
関係している出生の秘密があるからなのでしょうか・・?)
そして永遠亭を代表する形でうどんげちゃんがやはり永琳の真意を知らされる事なく月に派遣されていますけど、
突き詰めていくと、月が純狐率いる地獄の妖精たちによる穢れでもって崩壊していくといういってみれば月の非常事態の中で
どうして永琳と輝夜はだんまりを決め込み自らは月に出撃しなかったのかという事なのだと思います。
永琳は当然、純狐と嫦娥のすさまじい因縁と怨念の経緯は知っているはずなのです。
永琳に対して少し厳しい言い方をしてしまうと、
輝夜と嫦娥に蓬莱の薬を調合し手渡したのは永琳であるのは間違いないと思われますし、
輝夜自体は一度既に月から地上に流刑となった事で輝夜に対する処罰は既に終了となっていると思われますけど、
いくら無理に頼まれたとは言え、月では厳禁扱いとなっていてそれを飲んだものには厳罰が下される蓬莱の薬を調合し手渡した
という永琳がお咎めなしというのも果たしてどうなのかな・・? 輝夜と嫦娥に対する処罰との間にバランスが取られていないような
印象もあったりもします。
永琳が嫦娥に蓬莱の薬を調合した際には、永琳は嫦娥の略奪婚の経緯とか、それによって純狐が嫦娥に対して
とてつもない怨念と復讐の感情を有していたのは間違いないのだと思われます。
永琳は当時は月のリーダーという重職も担っていましたので、嫦娥の経緯については、
「それは純狐の夫を略奪し、結果的に純狐の子供が殺される結果にもなった訳なのだから嫦娥に非があり、お咎めを受ける
べきである」とすべきだったのかもしれないです。
だけど結果的に永琳は嫦娥に対する厳罰をする事も無く、嫦娥に蓬莱の薬を調合し手渡させる事で、嫦娥の命は不死身という
状況を作り出す結果になってしまいます。
確かにこの蓬莱の薬の一件で嫦娥は幽閉の身になってしまいますけど、それは同時に
嫦娥の身の安全を月側が保証してくれるという結果にもなってしまいます。
そのため純狐は、嫦娥に強く抗議をしたくとも嫦娥と話し合いをしたくとも、嫦娥とバトルをしたくても月の民側にガードされ
何も出来ない状態がとてつもなく長い時間続いたという事になってしまいます。
これは純狐にとっても相当ストレスが溜まるものであり、不倶戴天の敵が目の前にいるのに、相手は月側に厳重に警護され、
近づきたくても近づけない状態が続いていますし、ましてや嫦娥は既に不老不死の体という事で、
純狐としては為す術もなく、結果としてストレスが溜まりまくり恨みが純化してしまった神霊みたいなものに変容する
結果になってしまいます。
東方紺珠伝のバックボーンにあるものは、純狐の嫦娥に対する積年の怨恨とそうした恨みを発散し復讐する機会が
与えられていなかったという事になると思うのですけど、
そうした長期に渡る怨念の一因として永琳が嫦娥に蓬莱の薬を調合させた事もある訳なのですから、
一つの落とし前をつける意味でも、この異変に対しては最後ぐらい永琳自ら月に出向いて、嫦娥と純狐の
長年の因縁と怨念に決着を図るべきではないのか・・? どちらかに引導を渡すべきではないのか・・?
自らそれをしないで、いわば汚れ役をうどんげちゃんに嫌な役割を押し付けるのは果たしていかがなものなのだろう・・
という評価は確かに一理はあるのかもしれないです。
永琳自らが出向かなかった理由として、
1.永琳に何かあった場合、輝夜はその後一体誰が守るのか・・?
2.永琳に何かがあった場合、喜ぶのは古くから幻想郷にいるあの困ったスキマ妖怪=ゆかりんだけである
3.うどんげも大分幻想郷での生活に馴染んできたし、ここいらで少しいい勉強をさせてあげて、今回の異変を解決できれば
本人にとっても相当自信がつくはずだし、それがひいては永遠亭全体にいい結果をもたらすはず
4.もしもうどんげが出向いてもダメだった場合は、その時に初めて月に出向きすべてに決着をつける
そうした永琳としての計算があったのかもしれないです。
うどんげちゃんや霊夢の視点に立てば「勘弁してよ・・ちゃんと事前に情報公開を図ってよね・・」と
文句の一つも言いたくなるのも当然なのかもしれないですね。
「東方憑依華」では珍しく矢面に立ったゆかりん=八雲紫様ですけど、幻想郷が月の民によって侵略される
危険性があった「東方紺珠伝」においてはだんまりを決め込んでいます。
(霊夢を「東方儚月抄」に続いて2回目の月派遣を要請したのはゆかりんではなくて永琳です)
どうしてゆかりんが幻想郷の危機にだんまりを決め込んだのかというと、この異変の背後にサグメという大変厄介で
強い力をもった月のリーダーの一人がいたことへの警戒と
「霊夢・魔理沙・早苗という幻想郷最強の異変解決チームを派遣するのだからなんとかしてくれるでしょ・・」というある意味
霊夢に対する信頼感と
いっちば~ん!大きいのは「今回のこの異変はあくまで月の民たちに由来するものであるから、永琳・うどんげが
責任を持って対処すべきである」と思っていたのかもしれないです。
そしてこの異変はうどんげちゃんの大活躍によりなんとか収束しますけど、実は根本的な問題は残っています。
何かと言うと純狐の問題でして、純狐がまたいつ何時嫦娥に対する怨念から暴発するか分からないという事で、
純狐とヘカーティア様が再度月の都に地獄の妖精を放つという可能性も決して排除できず、次回またそれをやられてしまうと、
月の都としてはお手上げ状態であり、穢れの象徴である地獄の妖精たちをなんとかできるのは、霊夢やうどんげちゃんといった
地上の穢れを見に付けている者たちだけであり、
そうなった場合、月の民たちは幻想郷側に「なんとか以前のように救援をお願いします・・」としか頼むしか対処のしようがなく、
ゆかりんとしては、その点を今後の取引材料として何かまた悪だくみをしていそうな予感も私の中ではあったりもします。
それにしてもどうして永琳と輝夜は自ら月に出向かわなかったのでしょうか・・?
東方紺珠伝のストーリー導入部分において、輝夜は「私はもう覚悟したのよ」と意味深な事を言っているのですけど、
結局永琳は異変解決のストーリー組立は策定したものの、永琳と輝夜が直接動く事は最後までありませんでした。
このポイントとして指摘したいのは、永琳の「我々が手を出すと相手の思う壺」と言ってる点だと思います。
永琳も輝夜も実は蓬莱の薬を既に飲んだことで蓬莱人となっていて、結果的に月から逃亡した事で地上での生活を
余儀なくされ、地上の穢れを既に何百年以上身につけている事になります。
そうなると困ったことが起きてしまい、
純狐と対峙する際には、純狐の「純化する程度の能力」の発動により純化の力でその人物が少しでも穢れを持っていたら
無条件で死に至らしめる能力を有していて、
永琳と輝夜が純狐の成敗に向かったとしてもそのままの状態では純狐によって瞬殺されてしまう危険性があったものでした。
そのために永琳は霊夢・魔理沙・早苗さん・うどんげちゃんに「紺珠の薬」という穢れをなくす薬を持たされていたので、
霊夢たちは安心して(?)純狐・ヘカーティア様たちとバトルをする事が出来たのでした。
そうなると「それだったら永琳や輝夜も紺珠の薬を飲めばいいじゃん!」という話にはなると思うのですけど、
永琳たちが出撃しなかった、否・・できなかった理由として考えられるのが、蓬莱の薬を一度飲んだものは
紺珠の薬が効かないという事なのかもしれないです。
紺珠の薬というのは「未来を見ることができる薬」でもあり、蓬莱の薬という不老不死の薬を飲んだ永琳と輝夜にとっては
もしかしたら・・? 不老不死の身は死ぬことができないし成長もしないという事で未来自体が既に存在しないという事を
意味しているのかもしれないです。
そうした意味において、蓬莱の薬を飲んだものは紺珠の薬が効かないというのは案外あり得る話ではないかと
思ったりもします。
上記で紺珠の薬というワードが出ましたので、この薬について簡単に解説をさせて頂くと、
紺珠の薬とは「未来を見る薬」です。この薬の効能で霊夢たちは被弾する未来を回避する事が出来ましたけど、
副作用として人間というか地上の民が元々有している穢れを消失させる事であり、
服用し続けると穢れが完全に無くなり、穢だらけの地上で生活が出来なくなります。
純狐は上記で既に書いた通り、純化の力でその人物が少しでも穢れを持っていたら無条件で殺す事が出来ますけど、
霊夢達は紺珠の薬の副作用で穢れが無くなっていたので、純狐と平気でバトルをする事が出来たのです。
それとこれは完全に脳内妄想の領域なのですけど、今更のこのこ月に永琳と輝夜がやってきたとしたら、
昔の永琳と輝夜の罪が再度月のリーダーたちによって蒸し返され、また永琳には「月の使者たちを全員斬り殺した」という罪も
ありますので、月のリーダーたちは永琳と輝夜を無事に再度地上に戻すという保証はないという事なのかもしれないです。
輝夜自体の罪は地上への長期間流刑という事で、輝夜はその刑期を無事に果たし終わっていますので、
輝夜が月に戻ったとしても罪に問われる事は無いのだと推察されます。
しかし、永琳はどうなのでしょうか・・?
永琳の罪は蓬莱の薬を調合したという事ではなくて、輝夜を月に迎えるための月からの使者たちを全員一人残らず
惨殺し、輝夜と共に逃亡を図っている罪の方が圧倒的に大きいと言えるのかもしれないです。
確かに綿月姉妹やサグメは今でも永琳を慕い続けているのですけど、それ以外の月のリーダーたちの中には、
永琳の事をいまだに忌み嫌い煙たく感じる者だっているのかもしれないです。
実際そうした事を示唆するような話も儚月抄で描かれていたような気がします。
それとここが重要なのですけど、もしもうどんげちゃんではなくて永琳と輝夜が月に出撃し、純狐を首尾よく撃破し、
その功績で「それでしたら是非ぜひ月にお戻りください・・」となりにくい状況が何かあるのかもしれないです。
永琳・輝夜が表立って動いて無罪放免になってしまうと、永琳・輝夜と同様に「蓬莱の薬」を飲んだことへの罪を
問われ続けている嫦娥を幽閉する理由がなくなってしまう事への警戒感というものをもしかしたら事前に
聡明なる永琳は予測をしていたのかもしれないです。
そしてその事は永琳の過去における嫦娥と輝夜に対する蓬莱の薬の調合という是非を蒸し返される危険性も
あったのかもしれないです。
月の民は大変狡猾でしたたかです。そうした月の民のリーダー達は決して一枚岩ではなくて、月の賢者の永琳の事を
疎ましく感じ、なにか隙があればそれを口実にして亡き者にしようと考える月の民たちがいても決しておかしい事ではないと
思われます。
輝夜・うどんげちゃんにとって「月」とは「帰りたくても帰る事ができない故郷」でもあるのですけど、それ以上に同様な事が
言えるのは永琳と言えるのかもしれないですね。
永琳にとっては、「自分が今月に戻って首尾よく純狐を撃破したとしてもその次に待ち受けているのは月の民たちからの
過去の罪を問う声で、場合によっては自分は月のリーダーたちによって幽閉、最悪の場合処刑されるのかもしれない・・
そうなると地上に残された輝夜は一体誰が守るのか・・?
そして自分の死を最大限喜ぶのは、幻想郷に古くからいるあの困ったスキマ妖怪のあいつ・・」という
想いはあったのかもしれないです。
ここに永琳が口にした「自分たちが動けば相手の思う壺」というワードの真意が少し見えてきそうです。
純狐は蓬莱の薬を既に飲んでいる者たちへの対処方法を何かの機会で、またはヘカーティア様から教えられて
その対処方法を既に把握していると永琳が予測したからこその「自分たちが動けば相手の思う壺」というワードが
活きてくるという解釈もありだと思いますし、
もしも永琳と輝夜が純狐を撃破すれば、論考勲章の一環として永琳と輝夜の罪が赦される可能性もありますし、
それによって同等の罪の嫦娥の赦免と開放という事もありうる話であり、無罪放免となった嫦娥を純狐が
復讐として殺す可能性も多大に考えられ、これが結果的に純狐にとって思う壺という解釈も成立すると思いますし、
はたまた永琳と輝夜が今更月にのこのこやってきたところを、永琳たちを快く思っていない一部の月のリーダーたちが
ひっ捕らえて昔の罪状を再度問うて改めてこの二人を処刑するという危険性も決してゼロではないという事なのだと
思われます。
どちらに転んでもそうなれば、純狐にとっては結果的に目的達成に近づき思う壺、
そして幽閉解放のチャンスが訪れる嫦娥にとっても思う壺、
月のリーダーの中に永琳達を潰したいと思ってる派もまだいるならその月のリーダーにとっても思う壺になるのかも
しれないです。
とにかく私の結論としては、永琳と輝夜は「何もしないのが最適」という結論を出さざるを得ず、月救済のエースとして
うどんげちゃんに一番の期待を託さざるを得なかったという事になるのだと思います。
そしてうどんげちゃんの永琳の予想をはるかに超えた大活躍により根本的問題は何一つ解決していないけど、
ひとまずは収束します。
永琳としては「動かざるごと山の如し」という感覚だったのかもしれないですね。

改めてここから先は「
dream fantasy 」のアミグリさんが
描かれたイラストのご紹介コーナーです!
既にご紹介させて頂いた通り、上記の輝夜はアミグリさんが、2018年10月に描かれたばかりの
描きたてほやほやの作品でもあったりします!
アミグリさんの描かれる輝夜は幻想的で大変美しいと思います。
背景が満月という事もあり、中秋の名月を背景にした古代美人的な輝夜の魅力をすてきに引きだされていると思います。
黒髪ロングの流れるような髪の美しさも絶品だと思いますし、美しいけど「もののあはれ」とか「歴史の儚さ」といったものもほのかに伝えてくれているようでもあると感じました。
先日の当ブログのダ・カー歩フィギュアレビューの際に、アミグリさんが描かれた
「ミニスカは絶対的正義!」というミニスカートの現代娘のような素晴らしい輝夜を転載&ご紹介させて頂きましたけど、
上記の輝夜はミニスカではなくて、公式の立ち絵でもある
古代人衣装のようなロングスカートがとても美しく描かれていたのが大変印象的です。
そしてスカートのデザインが「竹」であるというのも、
輝夜のモチーフが「竹取物語」である事も見事に提示してくれていると思いますし、とにかく丁寧に精緻に描きこまれた
輝夜のロングスカートの美しさにはため息が自然に出てきそうな美しさがあるのだと思います。
背景の満月が輝夜の古代的な美しさとよく調和していると感じますし、東方作品で「月」というといっちば~んよくお似合いなのは
輝夜と慧音先生なのかもしれないですね。
上記のアミグリさんが描かれた輝夜は、その権利は全てこの輝夜の作者であるアミグリさんに帰するものであり、
当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。
アミグリさん、本当にいつも素敵なイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!
皆様の中で「こんな美しい輝夜を描く人のブログってどんなもんなのだろ・・? 」などと興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログ
dream fantasy を
ご覧になって頂きたいと思いますし、
宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログ
dream fantasy に一度お越しして頂けると
アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!
アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →
アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!
→
アミグリさんのpixivそれでは本記事を最後までご覧頂きありがとうございました!
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私の東方の知識はまだまだですので、再編集記事との事ですが興味深く拝見させて頂きました。
今や輝夜は東方界のニート代表としてその地位を確立してしまいましたが、正統派日本女性像デザインがとても可愛らしいですよね。
アミグリ様の描く輝夜はそういった日本人らしい美しさ、そしてアミグリ様らしい可愛らしさが合わさった素晴らしいイラストだと思います(^^♪