本記事はラーメン大好き小泉さんの原作漫画第6巻の記事なのですけど、6巻は今年の1~3月に放映されていたアニメでは
未登場の話でもありましたので、もしもこの作品のアニメ第二期があれば、このカラシビの話は是非アニメ化して
欲しい話だな~と思ったりもしますね!
このカラシビの話は激辛というジャンルの話でもありますので、「ラーメン大好き 小泉さん」での激辛大好きキャラというと
言うまでもなく中村美沙ですけど、あの美沙が撃沈するほどの強烈な辛さが描写されていたのが大変印象的です。
さてさて本記事においては、辛さと痺れが調和された「カラシビ」というラーメンの記事なのですけど、
2018年11月12日に新発売されたSKE48のカップ麺「明星 SKE48ラーメン部監修 進化系名古屋らーめん シビ辛鶏白湯」を
偶然ですけど先日スーパーにて発見しましたので、このカップ麺もちょうどいい具合に辛さと痺れが調和されたものですので、
本記事にて実食体験をレビューさせて頂き、後半に「ラーメン大好き 小泉さん」原作漫画6巻・43杯目・カラシビについて
簡単に触れさせて頂きたいと思います。

SKE48×ラーメンWalker創刊10周年の特別タイアップ企画!SKE48ラーメン部が本気で監修したカップラーメンとは
「進化系名古屋らーめん シビ辛鶏白湯」の事です。
私、正直最近のアイドルの事は全然詳しくないというか、ほとんど何も知らないに近く、
乃木坂・AKB、そしてこのSKEとか言われてもメンバーの顔はほとんど誰一人思い浮かばないというのが実態なのかも
しれないです・・
(昔からそうなのですけど、女の子でしたらアイドルよりは女優さんの方が好きでしたし、アニメ・ゲーム等の二次元の方が
好きなのかもしれないです・・汗・・)
そんな訳で名古屋のSKE48と言われても、すいません・・誰一人知らないのですけど(汗・・)
「SKE48ラーメン部」とは、2期生の高柳明音さんを部長として、
須田亜香里さん、松村香織さん、高木由麻奈さん、竹内彩姫さん、相川暖花さんの6人が在籍しており、
最低でも週に1度はラーメンを食べたりするなどのラーメン活動を認められた真のラーメン好きメンバーのみで
構成されているそうです。
そしてこの「進化系名古屋らーめん シビ辛鶏白湯」は、SKE48×ラーメンWalker創刊10周年のコラボ企画として
生み出されたそうです。

以前の当ブログでもすてきな名古屋めしの一つとして名古屋台湾ラーメンの事をレビューさせて頂いた事もありますし、
「ラーメン大好き 小泉さん」の原作漫画版でもアニメ版でも名古屋台湾ラーメンは既に登場していました。
名古屋台湾ラーメンというと印象としては、北極ほどの超激辛ではないにせよ、ラーメンとしてはとてつもなく激辛という
感覚が私の中ではありますけど、
辛さと痺れの両方の味覚を取りいれ「名古屋ラーメン」を更にすてきに進化させたという
このコラボラーメンの味はどんなものなのでしょうか・・?
後述しますけど「ラーメン大好き 小泉さん」の「カラシビ」においては中村美沙を撃沈させたほどの辛さと痺れが
どのようにカップ麺として再現されているのかは実は私も興味津々でもありました。
明星 SKE48ラーメン部監修 進化系名古屋らーめん シビ辛鶏白湯のテーマは「進化系名古屋らーめん」
となっているのですけど、されでは果たしてどのあたりが進化系と言えるのでしょうか・・?
その一つが名古屋コーチン”を使用した鶏白湯のイメージをベースにしつつ、ここに「ラーメン大好き 小泉さん」でも
モチーフになっていた痺れと辛さの二つの味覚を融合させたという事にあるのかもしれないです。
麻辣(マーラー) を意識した山椒の痺れと唐辛子の辛さを別添の調味油で演出していると言えると思いますし、
この調味料でもって自分自身で辛さ・痺れを調整できると言えるのかもしれないです。
名古屋台湾ラーメンの具材はニラやひき肉が目立っていましたけど、このカップ麺もそうした名古屋台湾ラーメンとしての
基本特性はきちんと継承されていると思います。
蓋を開けた瞬間に感じた事はニラ・ひき肉が結構しっかりと具だくさん的にたっぷり入っているな~というものでもありました。
通常、台湾ラーメンにスクランブルエッグが入ることはありませんが、
明星食品のタテ型カップ麺には頻繁に採用される傾向にあるので、スクランブルエッグについては明星としての
一つのこだわりなのかもしれないですね。

まず結論から書くと、「ラーメン大好き 小泉さん」で中村美沙が悶絶したほどの強烈な辛さとか
辛さの後に時間差でやってくる痺れはそれほど強烈に伝わっていないと思います。
ま・・カップ麺ですし、アイドルグループがプロデュースした商品でもありますので、それほど強烈な個性や味覚は
むしろ敬遠されたと言えるのかもしれないです。
辛さレベルとしては騒ぐほど辛くないという印象です。
というか既に一度レビューさせて頂いている蒙古タンメン中本のあの超悶絶激辛のカップ麺を一度食べてしまうと、
どんな激辛カップ麺を食べたとしても「そんなに辛くは無いのかも・・!?」と感じるのかもしれないです。
この進化系名古屋らーめん シビ辛鶏白湯は食べていて身体がポカポカしてくる程度の辛さに留まっているのかなとも
感じましたし、痺れは確かに山椒としてのピリッとしたものは感じるけど
ラーメン全体のアクセントの範囲に収まっているという感じで、あとからじわじわと尾を引く痺れが舌に到来するほどでは
ないのかな・・?と感じました。
唐辛子のホットな辛さ(辣味)だけでなく、オイルに添加されている花椒の痺れ(麻味)も味のアクセントに寄与しているのだと
思われます。
辛さも痺れも刺激も昨今の激痺系カップ麺を思えば初心者レベルに近いとも思えるのですけど、
鼻を抜ける清涼感が心地よく、これくらいのバランスなら10代のJKさんや20代のOLさんや30代の主婦層にも
アラフォー以上の女の子でも食べやすいスープになるようにも感じたものでした。
むしろ女の子を意識したプロデュースカップ麺と言えるのかもしれないです。
逆に激辛好きの人にとっては「少し物足りないのかも」と感じられるのかもしれないです。
最後に簡単にまとめると、辛さの後にまろやかな感じがうっすらとやってくると言えるのかもしれないです。

上記はカップ麺としてのカラシビのレビューでしたけど、上記で書いた通り私が実食した限りでは
確かに痺れも辛さも感じるほど悶絶するほどのものではないのかな・・?と感じたものでした。
そしてこの痺れと辛さが同じ一杯のラーメンとして同居するカラシビについては、「ラーメン大好き 小泉さん」の
原作漫画第6巻の43杯目にも登場していましたけど、
こちらの方はカップ麺のようなレヴェルではなくて、激辛好きの中村美沙が悶絶し、あの小泉さんが
白目をむいてしまうようなものだった激辛レヴェルでしたので、あの辛さと痺れはまさしく本物だったと言えるのかも
しれないですね~
上記のカップ麺は辛さの後にまろやかさがやってきましたけど、「ラーメン大好き 小泉さん」で登場したカラシビは、
強烈な辛さの後に時間差でやってくるのが強烈な痺れの感覚であり、
口の中が麻痺した後にやってくるのが甘みや旨みと言う事で、これはある意味倒錯の美味しさと言えるのかも
しれないです。

中村美沙というと背脂ラーメンの時のあの陶酔感もとても素晴らしかったですし、
初期の頃の話ですけど、小泉さんと一緒に食した蒙古タンメン中本のとてつもない激辛の「北極」を涙を流しながらも
完食するほどの激辛大好きツインテ美少女というシーンも大変強く印象に残っています。
そうした激辛・刺激系には自信をもっている美沙がこんなにも悶絶し、横の小泉さんは白目をむいているほどの
ものですので、これれはとてつもない激辛と言えるのは間違いないのだと思います。


小泉さんと美沙が食べたカラシビラーメンとは、言うならば唐辛子の辛さと山椒の痺れが融合したラーメンなのですけど、
とにかく辛さも痺れの感覚も上記の明星のカップ麺とはレヴェルが全然違うと言う事なのだと思います。
漫画の中では、唐辛子と山椒の量を注文時に調整できるという事で「辛さ控えめで痺れマシマシ」とか
「辛さも痺れもマシマシ」という事が自由にオーダーできるようになっていました。
それにしても美沙の悶絶振りとかいつもクールな小泉さんが白目をむいている辺りは、辛さと痺れがとにかく
半端ないものである事を物語っているのだと思われます。
舌の感覚が麻痺し、痺れに慣れてくると野菜・チャーシュー、スープに麺、全ての甘みや旨みが鮮明に感じられ、
美沙が言うには「舌がこんなに痺れてこんな状態なのにどうしてこんなにおいしく感じるのか!?」と
いう事なのですけど、それは辛さの後に痺れの味覚が舌の中に到来し、口の中の味覚がぐちゃぐちゃになり、
カオス状態になった後に初めて「旨み」という感覚がはっきりと一つの味になってくるのだと思いますし、やはりこれは
悪魔の味というのか「倒錯の味」と言えるのかもしれないですね。
小泉さんは更に美沙にカラシビのまぜそばという他店も紹介されていて、
同様のカラシビの味だけどそこにパクチーが加わる事で
パクチー特有の苦みと香りが辛さを抑制しパクチーの生の食感を味わいつつ辛さも味合うという事を美沙に教えていましたが、
パクチーというあの妙な味と香りの野菜がここまでカラシビを変化させることが出来ると言うのは
改めて「ラーメンは奥深いものである事」を私たちに教えてくれていたと思いますし、「ラーメン大好き 小泉さん」の世界は
やっぱりとてつもなくユニークだけど奥が深いという事を認識させてくれていると感じたものでした!
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いつも深夜の空腹時に記事を読んで、いつもながら深夜のラーメンテロを食らっていますw
カップ麺の方は大分まろやかみたいですが、小泉さん本編で紹介されているカラシビラーメンは強烈そうですね!私では食べきることが出来なさそう…。でも辛さやしびれを超えた先に旨味があるのも分かる気がします。ラーメン道は奥が深いですね(^^♪