2018年度のアニメ作品は「ラーメン大好き小泉さん」・「となりの吸血鬼さん」・「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」
などとてもすてきな作品がかなり充実していたと思いますけど、
やっぱり私の中では今年ダントツのいっちば~ん!は「ラーメン大好き 小泉さん」なのかもしれないです~! (笑)
「ラーメン大好き 小泉さん」は2018年の冬アニメという事で1~3月に放映されていた作品ですけど、
ちょうどその時期に放映されていたのが「だがしかし」の二期・「ゆるキャン▲」でもあるのですけど、もうひとつ
実はとってもかわいくてすてきな作品も東京MXで放映されていました。
それが「スロウスタート」なのですけど、この作品のアニメ化にあたっての監督は「ご注文はうさぎですか?」の橋本監督でも
ありましたので、ごちうさの「かわいいだけで構成されている」という世界観そのままの
とってもかわいくて楽しい作品に仕上がっていたと思います。
「スロウスタート」の世界観は一言で言うと、タイトルどおりの「スロウな成長物語」という事で、全体を通して
「しあわせはゆっくりはじまる」という原作漫画の意図がとってもすてきに表現されていたと感じられます。
一之瀬 花名は「スロウスタート」の主人公です! 高校1年生なのですけど実は17歳であるということは
何を意味しているのかというと、実は花名ちゃんはとある事情により中学浪人を余儀なくされて
一年間の浪人生活の後に無事に高校生になるのですけど、
高校入学後も、中学時代の知り合いが入学しそうもない実家から離れた高校に進学しアパート住まいをしているものの
「自分は実はみんなよりひとつ年上で、中学浪人をしていた・・」と本当のことを言うことができずに一人悶々としていることも多い
というとっても素直で内気なJKさんと言えるのだと思います。
それではどうして中学浪人をする羽目になったのかというと、別に頭がポンコツだったからという理由ではなくて、
高校入試の前日に体調を崩し、病院でおたふく風邪と診断されたことにより公立・私立とも受験できず、
中学浪人せざるを得なかった事情があったりもします。
高校に進学できず家に引き籠り泣きじゃくる花名ちゃんを大変心配した母親の粋な計らいもあり、
実家から離れた従姉妹の志温が管理人を務めるアパートで一人暮らしを始め、一年後晴れて高校生になり、
合格後も実家から離れた高校にそのまま通うことになり、そのクラスメイトたちとのとてもほんわり&ほのぼのとした交流を
描いたのがこの「スロウスタート」の概要です。
花名ちゃんの通う星尾女子高等学校1年2組の生徒は25人なのですけど、この少なさというのはアニメの世界においても
少子高齢化による生徒数の減少が示唆されているといえるのかもしれないですし、
これは「ラブライブ! サンシャイン!!」でもメンバーたちが通う女子高校が全校生徒合わせて100人足らずである事に
近いものがあるのかもしれないですね。
私のように昭和の時代に小・中・高校を過ごした人間にとっては「一クラス酷い時だと48人を超えていた・・」というのは
当時はごく当たり前の光景なのかもしれないですけど、ここにも「時代は変わったね~」と感じさせるものが
あるのかもしれないです。
私自身がなんとかスレスレで現役でポンコツ大学とはいえ大学に潜り込めたのは偶然と奇跡みたいなものなのですけど、
1年の時に感じたことは「付属高校以外の人たちって半分・・いや6割以上は浪人していた人じゃん!」という意外な事実
でしたけど、現役JKさんの花名ちゃんにとっては「浪人していたことはみんなに隠したいし知られたくない」という想いと
「本当は私はみんなよりひとつ年上で実は昨年は浪人していた事を隠しているのはみんなへの裏切りではないのか」という
想いに揺れている感じもありますし、現役JKさんにとっては「中学浪人していた」と告白するのは
確かに恥ずかしいというのか少し勇気がいるのかもしれないですね。
ちなみにですけど、私の高校は地方の県立男子校でしたが、この高校は日ごろの規律・校則が何もない代わりに
「年に4回の試験の合計得点の平均が一科目でも赤点に達していて、一発勝負の相当難関の追試にパスしない限りは
問答無用で即刻留年」という大変厳しい既定が一つあり、そのおかげで公立校としては大変珍しいことに
毎年平均して一学年10~15人程度の留年者が生じ、その結果2年生以降のクラスには必然的に1~2名程度の留年者が
いたりもしたものですけど、確かにその留年した人たちの視点では「こっ恥ずかしい・・」という気持ちもあったと思いますし、
それを考えると花名ちゃんの気持ちもよくわかりますね~
花名ちゃんは中学浪人していた事を隠している事を内心では卑怯だと自責しており、
そんな自分に対して優しく接してくれるクラスメイトや友達への背徳感から、突然泣いてしまうこともあったりして、
花名ちゃんはとにかく優しい女の子といえるのだと思います。
そうした花名ちゃんの「中学浪人という結果的にスロースタートとなってしまったけど、そういうゆっくり幸せになっていく事も
悪くないのかもしれない・・」と徐々に感じていくスローな成長物語というのがこの作品のメインモチーフと
言えるのだと思います。
本記事においてはこの「スロウスタート」のメインヒロインの花名ちゃんのフィギュアレビューと
この作品の原作は4コマ漫画という事で
dream fantasy の
アミグリさんが過去に描かれた漫画作品の中からすてきな3作品を改めて転載&ご紹介をさせて頂きたいと思います。

一之瀬 花名ちゃんのフィギュアはプライズ系ということで、しかもそのメーカーが当たりはずれが極端という事では
定評があるフリューでしたので、正直箱を開けるまでは不安しかなかったのですけど、
これはフリューにしては珍しいと感じさせるくらいの会心の出来映えのすばらしいフィギュアだと思います!
一言で言うと「信じられないくらいめちゃくちゃかわいい~!」という事に尽きると思います!
この花名ちゃんの商品概要は下記の通りです。
発売日:2018年4月27日
全高:18cm(台座込み)
箱:全高20cm 横幅14cm 奥行11cm 重さ194g
メーカー:フリュー
種類:プライズ系

幼い女の子らしい表情とポーズの造形だと思います!
原作漫画とアニメの世界からそっくりそのまま出現したかのような完成度の高さがあると思いますし、この完成度の素晴らしさは
フリューにしてはむしろ「珍しい・・」と感じさせるものがあるのかもしれないですし、
「ご注文はうさぎですか?」のあの出来映えがとてつもなく酷かったあのココアちゃんをこの花名ちゃん並のかわいらしさを
キープしてくれればよかったのに・・と今更ながら感じてしまいそうですね・・(汗)
造形は割とシンプルな出来ですけど、これはむしろ「シンプル イズ ベスト」なのだと思います。
シンプルにしてはシワ造形がしっかりと表現されているのはとても素晴らしいと感じます。

制服姿でかわいらしいポーズの花名ちゃんだと改めて思いますね~!
白とグレーを基調とした制服もとってもよくお似合いだと思います!


グラデーション塗装も施されたピンク色のショートヘアもとてもよくお似合いだと思います。
右手のグーポーズもよく決まっていると思います!

花名ちゃんの後姿です!
後姿のセーラー服の背中と袖の皺の表現もとても的確だと思います。
全体的には発達途中の幼児体型なのかもしれないですけど(汗・・)、全体にこのスラッとした雰囲気がとても魅力的です。


少し場所を変えて撮影しました。
背景が黄色からモスグリーンに変わったことで、自分で言うのもなんですけど花名ちゃんの清楚さ・かわいらしさ・ナイーブさも
マシマシになっている気がしました~!


17歳だけど高校一年生・・だけど大丈夫! 世間では浪人さんなんてゴロゴロしているし、一年程度のブランクなんて
気にする人なんて一人もいないよ~と優しく声をかけてあげたい気持ちにさせてしまう
とってもすてきにかわいい花名ちゃんフィギュアだと思います。
今年最後のフィギュアレビューでしたけど、そのいっちば~ん! 最後に登場したフィギュアがフリューなんだけど、
「最後は立派に締めてくれた! フリューもやるときはちゃんとやってくれる!」という事をすてきに提示してくれた作品だと
思いますし、2018年のフィギュアレビューのトリに相応しいすてきな花名ちゃんフィギュアだと思います!

ここから先は既に恒例になっているのかもしれないのですけど、
当ブログが本当にいつも大変お世話になっている
dream fantasy の管理人様のアミグリさんが描かれたイラストのご紹介コーナーです!
今回転載の作品はすべて原作は漫画作品です。
上記の作品はアミグリさんが2016年6月に描かれたアニメ「あんハピ♪」のはなこちゃんです!
「あんハピ♪」に登場する5人のJKさんたちは「歩く不幸」とか「負の連鎖」を背負ったような
不運を絵に描いたような女の子たちなのですけども、
アミグリさんが描くはなこちゃんからは、とてもとても設定の「不幸のオーラ」みたいな香りは全く感じさせませんし、
むしろこのすてきなイラストからは「前向きさ・ひたむきさ」という「幸せの連鎖」とか「ハッピー」をとてもよく
一枚のイラストとして伝えていると思います。
頭のお団子がとってもキュートですね!
白いリボンもとってもよく似合っていますし、そして何よりもこの金髪のショートヘアがとにかくめちゃくちゃ可愛いと
思います!
はなこちゃんは、運のない女の子で、特に水運が悪く、度々川落ちしたり水を被ったりすることも多いのは
とっても気の毒でしたけど、それを全く気にしないあの「ひたむきさ」がとっても素晴らしかったです!
アミグリさんが描かれるこのはなこちゃんからもその「健気なひたむきさ」がストレートに伝わってきて、
見ている私もこのイラストからは「アンハッピー」ではなくてやっぱり「すてきなハッピー」が伝わってきますね!
はなこちゃんの本名は「花小泉杏」なのですけど、このアニメのメインヒロインたちは
それぞれ「西武線」の駅名から名前が由来されています。
はなこちゃんの「花小泉」は唯一西武線の駅名そのものではないのですけど
どうみてもその由来は西武線の「花小金井」だと思われます。
スロウスタートの花名ちゃんも一度高校入試でまさかのおたふく風邪発症とか色々とついていない面があり、
アンハッピーだったのかもしれないですけど、「あんハピ♪」のはなこちゃん同様に
じっくりと自分としてのハッピーをつかんでいくすてきな女の子と言えそうですね。

続きましてアミグリさんが2014年9月に描かれたハナヤマタの西御門多美です。
この「ハナヤマタ」なのですけど、原作はやはり漫画で、よさこいに青春を捧げる5人の女子中学生の頑張りを描いた
すてきな物語です。
よさこいというと、あの踊り手さんの躍動感が素晴らしいですよね!
私もよさこいは、埼玉県坂戸とか台東区浅草等で何度か見た事はありますけど、一言で言うと
「力強く美しい!」という印象が大変強いです。
何となくなのですけど、一人の踊り手さんの力だけではなくて「チームとしての一体感」が求められているのが
このよさこいの一つの大きな魅力のような気もします。
勉強もスポーツも特に秀でたところも無く普通の中学生生活を平凡に過ごしていた関谷なるがこの作品のメインヒロイン
なのですが、このなるが月光の下で和装で舞う妖精のような異国の少女と出会い、
そのアメリカ人の少女、ハナ・N・フォンテーンスタンドに一緒によさこいを踊らないかと誘われ、
自分自身をチェンジさせたいという想いと「よさこい」という非日常的な幻想的力強さに魅了され、
学校内によさこい部を作った事がこの物語の始まりともいえると思います。
ちなみにですけど、このハナヤマタは原作をほぼ忠実にアニメ化したものですけど、
原作にはなくてアニメ化で描かれた夏祭り前の合宿のお話は、その後漫画の原作者がアニメのエピソードを
とても気に入ってしまい、自身の原作でも取り入れたとの事です。
アミグリさんが描かれた西御門多美ですけど、
多美はなるよりは一つ年上なのですけど幼馴染で、なるは幼少の頃より「すてきなお姉さん」的な憧れの感情を有しています。
多美は温厚な性格であり、容姿端麗・頭脳明晰で大和撫子を地で行くようなキャラなのですけど、
どちらかと言うと、厳格なんだけど大好きな父親が「おまえはこうしなさい」と言われたから、特に疑問も無くそれに
従うといった感じの優しい女の子なのですけど、
なる達がよさこい部を作って一生懸命練習している様子に心を打たれ、
「自分もいつまでも父親頼みの生き方ではつまらない・・父親に縛られずなにか自分らしい事・・自分が生きている証しみたいな
事をやってみたい!」と決断し、父親にそうした意思を決然と伝え、よさこい部に参加する事になります。
アミグリさんは、この多美を描かれるに当たって「多美お姉ちゃん」と呼ばれていましたけど、
それはとてもよく分かりますね!
なるから子供の頃から慕われている「優しい慈愛に溢れたお姉さん」という雰囲気が溢れているのが
実に素晴らしいですね!
とても大人っぽく描かれふんわりと仕上げられているのですけど、そこはかとなく「力強さ」みたいな雰囲気も伝わってくるのも
多美のそうした決然とした意志が示唆されているせいなのかもしれないですね。

続きましてアミグリさんが2016年9月に描かれましたアニメ「この美術部には問題がある!」の宇佐美みずきちゃんです!
この作品も原作は漫画です。
みずきちゃんのショートの髪型や生真面目っぽい性格がアミグリさんが描かれた一枚の絵からもすてきに伝わっているようにも
感じられますね。
ちなみに宇佐美みずきちゃんはJCさんです!
制服がとっても可愛く描かれているのがすてきですし、うさぎの髪飾りもとってもかわいいと思います。
アミグリさんが描かれたみずきちゃんは、かわいいだけではなくて、原作漫画でも何度となく描かれていた
「ちょっと! 私のこの気持ちに少しは気付いてよ・・!」とか
「あれ・・? なにこの胸の高まりは・・このドキドキは・・? これがもしかして恋というものなの・・?」といった
みずきの内面の気持ちとか恋に恋する戸惑いの気持ちとか
中学生らしい甘酸っぱい感情みたいなものもさり気なくですけど「一枚の絵」としてきちんと表現されていて、
それが見ている人達に「ちょっと甘酸っぱいような感情」みたいなものを見事に伝えているのは
本当に素晴らしいと思います。
アミグリさんの描かれたみずきちゃんは、少し大人っぽくてしっとりとした等身大の中学生の内面みたいなものを
ナイーブに伝えていると思います。
上記のアミグリさんが描かれた版権作品の権利は全てこれらの作品の絵師様であるアミグリさんに帰するものであり、
当ブログにおける転載とご紹介は事前に全てアミグリさんからご了解を頂いたものであり、
アミグリさんからのご厚意で転載をさせて頂いておりますので、
無断お持ち帰りや無断コピーは絶対NGですので くれぐれも宜しくお願い申し上げます。
アミグリさん、本当にいつも素敵なイラストの転載を快諾して頂きありがとうございます!!
皆様の中で「こんなに魅力的なみずきちゃん等を描く人のブログってどんなもんなのだろ・・? 」などと興味がある方は、
是非是非アミグリさんのブログ
dream fantasy を
ご覧になって頂きたいと思いますし、宜しければ、当ブログだけではなくて、
是非アミグリさんの本家本元のブログ
dream fantasy に一度お越しして頂けると
アミグリさんのブログをご紹介させて頂いている私もとってもとっても嬉しいです!
アミグリさんが定期的に作品を投稿され続けている →
アミグリさんのpixiv にも是非一度足を運んで頂ければ幸いです!
→
アミグリさんのpixivあと残り数十時間でこの2018年もフィナーレ!を迎えます!
残り少ない2018年ですけど、精一杯頑張って過ごしていきましょう!
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ご訪問とコメントをありがとうございました。
明日から3日間 家を離れるので
足跡が残りませんが出先からブログを拝見します。
来年もよろしくお願い致します。
佳いお年をお迎えくださいね。