いちご大福ってとっても美味しいし、最初にあれを考案された人は間違いなく天才だと思います!
だって「大福にいちごを加える」なんという発想を思いつく人なんてそうそういないと思いますし、そうした斬新な意外性が
ここまでの商品としての大ヒットに繋がっていると思います。
いちご大福は言うまでも無く昔からある商品ではなくて、昭和後期に考案された和スイーツであり、
大福の餡にいちごの果実を包み込むという斬新な発想はコロンブスの卵と言えるのかもしれないですね。
柔らかい大福と甘い餡、酸味の効いたいちごというのはこれはこれでかなりバランスが取れて、
調和された和菓子と言えるのだと思います。

餡については、赤い小豆餡を使う地域と白餡を使う地域もありますし、
餡を使わずに苺のみを入れる商品もありますし、、苺と生クリームを入れる商品もありますし、
はたまた苺と餡と生クリームの全てを使用するものもあったりします。この多様性もとても素晴らしいものがあると思います。
前述の通り、いちご大福は昭和末期という比較的最近世に現れた商品なのですけど、それにも関わらず
「どのお店がいっちば~ん!最初に考案したのか」というその発祥を巡っては様々な説が存在し、
全国各地で多くの店が元祖を名乗っているのは大変面白いものがあると思います。
「元祖」を名乗るお店としては、東京都新宿区住吉町の「大角玉屋」や東京都板橋区の「一不二」、
群馬県前橋市の「金内屋」、三重県津市の「とらや本家」などが挙げられると思いますし、実は上記で挙げたお店以外にも
「うちこそが元祖!」と名乗っている店もあるそうです。

上記で書いた通り「いちご大福」はとっても美味しい和スイーツなのですけど、このいちご大福をなんと・・!
おしることして表現したかのような商品がありました。
しかもこの商品はインスタントいうかフリーズドライです!
お湯を注いでかきまぜるだけでそうしたすてきなおしるこを楽しむことができます。
その商品こそが永谷園の「苺しるこ」です!
お湯を注ぐだけの簡単商品なのですけど、ここで味合う事ができるのがあずきといちごの融合ですので、
見方によっては「いちご大福をおしることして表現したもの」といえるのかもしれないです。

中身なのですけと、見た目的にはあずきの中にかなり苺が埋まっているようにも見えます。
ここにお湯を入れるのですけど10秒程度かき混ぜるだけであっという間に完成ですので、
レンジでチン!よりも全然早いです~!
ちになみにこの苺しるこの価格は一つ120~140円程度であり、この価格でこんなすてきなおしるこを楽しむことが
できるのですから、やっぱり日本のモノづくりはフリーズドライを含めて素晴らしいものがあるのだと思います。

お湯を入れた瞬間苺の香りが漂ってきます!
あんこが溶けにくいのでかき混ぜるたび苺が砕けてバラバラになっていくような感じが少し勿体ないです・・
だけどとってもおいしいです!
いちごとあんこの融合の素晴らしさは既にいちご大福で立証済なのですけど、こうやっておしるこに苺がはいっても
違和感は全く無いですし、むしろすんなりと味合う事が出来ると思います。
そしていちごの酸味がおしるこ全体の味を引き締めていると思いますし、この理屈は「すいかに塩」と同じなのだと思います。
この苺しるこに白玉またはおもちを入れると間違いなくもっと美味しくなると思いますし、そうなったとしたら
これは「いちご大福」そのものになると思います。
従来のおしるこ製品よりも豆の粒々も沢山入っていて、その充実感が素晴らしいです。
そしてフリーズドライの苺の酸味もこのおしるこ全体を巧みに締めていると感じます。
この苺しるこは最近スーパー・ドラッグストアで見かけないですけど、寒くなってきたこの時期だからこそ
味わってみたいものです!



さてさて、上記であんことかあずきという話が出ましたけど、「ご注文はうさぎですか?」の世界の中で、
小豆に愛された少女というと言うまでも無く宇治松千夜なのだと思います!
ごちうさファンの方はどちらかというとチノやリゼがいいと言われる方が多いとは思うのですけど、
ちなみに私がごちうさの中でいっちば~ん!大好きなキャラはココアちゃんです!
そういう私も千夜もシャロもとっても大好きです!
宇治松千夜(うじまつ ちや)はその名前が言うまでもなく「宇治抹茶」に由来しているのですけど、
千夜は、甘味処甘兎庵(あまうさあん)の看板娘で、ココアと同じ高校一年のクラスメイトという設定でもあります。
ココアと千夜の波長があまりにも合いすぎて、この二人はごちうさのボケ役&他のメンバーを振り回す立ち位置
でもあるのですけど、同じクラスにこんなある意味最強のボケコンビがいる事自体凄いものがありそうです。
千夜は和菓子作りが趣味で、作ったお菓子に奇抜な名前を付けるのが好きという設定でもあります。
リゼにそのネーミングのことで突っ込まれても、さらにグレードアップした奇抜な名前をつけているのが千夜らしい話です。
ネーミングがあまりに奇抜すぎるため、甘兎庵のお品書きはチノやリゼには解読できなかったのですけど、
さすが千夜と波長がほぽ同じのココアにだけは完全に通じていて、ココアは平然と読み解いていたのが大変印象的です。
ちなみにですけど、甘兎庵では初見のお客様用に指南書というのか、メニューの解説書みたいなものを
配付しているとの事です。
そうそう、千夜の甘味処「甘兎庵」の看板うさぎとして「あんこ」という黒うさぎが飼われているのですけど、
このあんこはなぜか知りませんけどよくカラスにさらわれて、カラスにさらわれる度に毎回毎回判で押したように
ココアとかシャロの食べ物の上に落下するというお約束になっていたのは楽しいものがありました! (笑)
それにしても原作の四コマ漫画でもアニメ本編でも千夜のボケ役というか天然さんぶりは、
ココア以上のすさまじいものがありましたね・・! (笑)
アニメ本編でのココアと千夜のとてつもないダブルボケはある意味想像を絶するかのようなシーンも多々あり、
それもごちうさの一つの大きな魅力になっていたような感じもありましたね~(笑)
ココアと千夜が初めて出会ったのは第一期第2話なのですけど、この中において
千夜が初対面のココアを高校へ案内するつもりが間違えて中学校へ連れて行ってしまった際の千夜の内心の声は
「卒業したの忘れて間違えちゃった・・」というのもボケ役に相応しい千夜らしい話だと思いますし、
ここに千夜のボケと天然さんが既に示唆されていたと思いますね~(笑)
千夜本人はとっても優しい子で気配りもちゃんと出来る子ですけど、悪意はないのだけどあの天然さんが原因となり、
周囲を時にドン引きさせたりするエピソードに溢れていたのも千夜のすてきな持ち味だったと思いますね。
可愛い顔しておっとりと繰り出されるボケは時に場を震撼させたり、時にツッコミ担当になってみたり、
ひそかにごちうさキャラたちのトークの手綱を持っているのは千夜ではないか?と思わせるほどの芸達者だと思います。
ココアのようにキレのあるハキハキとしたしゃべり出ない分、
ボケやツッコミと思えない瞬間もありますが、おっとりと繰り出させる発言には笑いも癒しもきちんと表現されていて、
私はあの千夜のそうしたほんわかさとゆるさはとっても大好きですし、
いちご大福・苺しることいった和スイーツも、あの斬新さ・意外さ・お茶目さ・ほっこり感は千夜そのものと
言えるのかもしれないですね~!
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甘いものが好きなので小豆餡でも白あんでも美味しさに変わりがないと思いますが
イチゴしるこを知りませんでした。