最近は残暑もようやく落ち着いてきて、大分涼しくなってきました。
そして秋の長雨と秋雨前線という季節にも入ってきましたし、台風もむしろこれからが本番という可能性も
あるのかとは思います。
先日もそうだったのですけど、街中を歩いている時に雨に降られてきて、穿いている靴に雨水が染み込んでくると
も―――、最悪!という感じですね! (泣)
私の中学から高校時代は自転車通学が当たり前でして、バスとか電車の交通の便が大変悪い田舎でしたので、
雪が20㎝くらいなら、普通に自転車通学をしていたものでした。
だけど、時折雪で自転車が転倒し、手には手袋をしていたのですけど、手が雪というか氷水の中に浸かってしまうと
家か学校に着くまでの間は、氷水の中に手を突っこんだような感じで自転車をこぎ
到着した頃には手が寒さで膨らんでしまってしまい、それが後日しもやけにもなったりしたものでした。
当時は吹奏楽部に在籍し、クラリネットを吹いていたのですけど、手と言うか指先がしもやけとかヒビとかアカギレに
なってしまうと、結構大変なものはありました!
そうした冬の寒い日に冷たい水の中に手が浸かる事で指先がしもやけになってしまうのも大変困った事なのですけど、
同じくらい履いている靴に水が染み込んでくるとあまりいい気分ではないですよね・・(汗・・)
雨の日や雪の日に道を歩いていると、同じ靴でも雨が染み込みやすい靴とそうではない靴があったりするようにも
感じられます。
私の場合、仕事柄普段履いている靴は革靴が多いのですけど、感覚的には紐が無いタイプの普通のスニーカーよりも
革靴の方が雨が入り込みやすいような感覚もあったりします。
しかも面白いことに、安物ではない皮を使用した高級な革靴よりもむしろ合皮といった安物の革靴の方が
雨が入りにくいといった印象もあったりはします。
何となく感覚的には高級な革靴は高いのだから雨水が入る事なんかある訳ないじゃん・・みたいなイメージもあるのですけど、
たまにそうした高い革靴を履いて雨で靴下がびしょびしょになると思いっきりテンションが下がりますし、
朝の通勤時において既に靴に水が入り込んで靴下がずぶ濡れ状態だと、朝から思っいきりテンションが下がりまくりですね・・
靴の底に穴が開いているような靴でなくても、じわじわと足の底の靴下が濡れていくのは嫌なものですね。
そもそも論になってしまうのですけど、革靴はあまりにも安物の靴とか使い古したボロボロの靴であったとしても
革靴に雨水が染み込んできて靴下がびしょ濡れになってしまうのは別に珍しくもなんともないのですけど、
雨水が染み込んでくる事自体「え―ー、なんでなの?」という疑問点もありそうなのですが、
それではいったい、革靴はどのようにして水が染みてくるのでしょうか?
靴に水が染み込む上で、水が染み込む原因というのかどこに水が入り込んでくるのかという主な雨水の
侵入経路は下記の四つなのではないのかなと思われます。
1.靴底 → 穴や割れがある場合は最悪ですね・・
2.上モノ(アッパーと言われる靴底以外の本体箇所)の隙間 → 特に靴ひもは要注意ですね・・
3.上モノの素材
→ 高級な革靴などももともと水が染み込みやすい材質のため足が濡れてきます。高級な靴だからといって、
必ずしも水が染み込まない訳では無いと思われます。
革靴はどんな高級品でも、むしろ高級の方が水が浸入する構造と思われます。
雨天用の靴としては、底がゴムで巻いていて合成皮革の靴の方がむしろ適しているというのは、
「靴の価格と水が靴に入り込んでくる量は反比例しない」というのも何だか皮肉なものがありそうですね・・
4.底と上モノの間の隙間
靴底と上モノは糸などで縫われていたり接着剤が付いていたりして接合されています。
水という分子は0.1ナノメートル、つまり100億分の1メートルといった、小さな穴も通ります。
糸や接着剤で靴底と上モノをつないでも、どこかしらのすき間から水が染み込んでくる可能性は
十分すぎるほどあるのだと思われます。
うーーむ、こうやって考えてみると革靴に雨水が染み込むのは当然の話ですし、否! むしろ革靴とはそういうものと
考えた方がいいのかもしれないですね。
革は水に一度濡れると乾いた時に革が縮んで寸法が変わる可能性が高いです。
フォーマルシューズに近いほど革が薄くなるので、水がしみこみやすくなりますし、
同時にREGALシューズなど高い靴ほど革自体が薄く軽くなる傾向にあるので、むしろ水が入りやすいと思われます。
こうやって考えてみると、革靴に水が入り込むのを防止する方法というのは、革靴自体にそうした効能を期待する方に
むしろ無理があり、それ以外の対策を考える必要があるのかもしれないですね。
一番分かり易い方法は、水たまりを避けるという事なのかもしれないですけど、それって
「そんなの当たり前の事じゃん・・」といったツッコミが入りそうですので別の方法を検討してみると、
靴自体に防水スプレーを事前に掛けておくとか
使い捨ての靴カバーを雨の際に靴に掛けておくというのも一つの方法なのかもしれないです。
上記が「使い捨て靴カバー」なのですけど、
これを制作しているメーカーの説明では、
「水や泥よごれをシャットアウト!!!
☆雨の日にさっと取り出し簡単の目立たない靴カバー☆
透明だから目立たない「靴の保護カバー」
サッと装着!これさえあれば、大切な靴や裾を濡らさない!
レインコートや傘では、守りきれない靴やスーツの裾をしっかり カバー
よそ行きの靴でも気にせず雨の中を歩ける! 」
となっていました。
確かにそりゃそうなのかもしれないですけど、これ実際に使用してみるとどうなのでしょうか・・?
実際に使用した事がないもので何とも言えないのですけど「なんか歩きにくそう・・」みたいな雰囲気がありそうですね・・(汗)
靴と地面の間に「薄いビニール膜」があるという感覚は何となくですけど結構違和感はありそうですけど、
物は試しという事で一度これを使ってみるのも悪くは無いのかもしれないですね。
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気持ち悪いし気分は最悪ですね。
そうした防止グッズもあるのですね!
でもなんだか滑って転倒しそうかもです。