「カバヤ食品」って私が小さい頃から存在している食品メーカーで、
子供の時の遠足のおやつの定番の一つが「ジューC」だったと思います。
カバヤのお菓子というとジャージー牛乳を使用した「しっとりクッキー」はとっても美味しくて安くて、私、あれとっても
大好きでしたけど、いつの間にか廃番になっていたのはとても残念でした・・(泣)
代りに最近では「サクッとマカロン」や「小さなメロンパンクッキー」や「サクッとマカロン ショコラ」がお気に入り商品でも
あったりします。
そんな中、先日ですけどカバヤ食品からユニークというか斬新な新商品が登場していました。
チョコレートなのにラムネのようなお菓子があることは皆様ご存じでしょうか・・?
それを実際に商品化したのがカバヤの「禁断のショコラ ソーダ味」です。
パッケージにもあるように、チョコレートだけどラムネのような味わいというのがいっちば~ん!の特徴ですし、
商品のキャッチコピーも「チョコレートなのにラムネ?」となっているのも大変印象的です。
カバヤ食品の「禁断の~」というシリーズは、実は2013年から4年間連続で期間限定のお菓子として販売されていまして、
この際の商品名は「禁断のラムネ」というネーミングであったのですけど、
本年度・・、2018年にリニューアル新発売された際にネーミングも「禁断のショコラ」というように変更し、
カバヤとしても「この商品はラムネの派生商品ではありませんよ~! あくまですてきなチョコレートですよ!」という事を
より強く消費者にPRしたかったと言えるのかもしれないです。
味も「禁断のショコラ」にはソーダ味とマスカット味が出ていますけど、マスカット味はどちらかというと普通の
マスカット風味のチョコレートという印象が強いのですけど、ソーダ味は食べれば食べるほど
「これってどう味わっても弾ける感じのラムネじゃん!」と「これはチョコレートなのかラムネなのか判定が難しい・・」と
感じたものです! (笑)
チョコなのにラムネ味というギャップに企業としての遊び心も感じさせてくれていると思いますし、味自体も
夏に相応しい弾けるような爽やかなソーダ風味というのが実にすてきだと思います。

このカバヤ食品の「禁断のショコラ ソーダ味」は、ショコラという商品名になっています。
それではチョコレートとショコラって元々一体何が違うものでしょうか・・?
英語とフランス語の違いだけなのかな・・?と思っていたりもしたものですし、
確かにチョコもショコラも大体同じようなものなのかもしれないですけど、厳密には違うものなのですね!
チョコレートは、板チョコみたいにお菓子として加工する以前の素材そのままの状態の事を言うのに対して、
ショコラは、チョコレートをトリュフやウィスキーボンボンなどに加工したチョコレートのお菓子の事を言うそうです。
そのため、ヨーロッパにおいては、お菓子職人・パティシエ中でも更に特化したショコラ職人を
ショコラティエと呼ぶそうなのですね。正直、これは最近まで全然知らなかったです・・・(汗・・)
それにしてもチョコレートに味も大変ユニークですし、人によっては商品名を知らせなかったら
「これはラムネ菓子じゃないの・・?」と感じる人もいるのかもしれないですし、
色もいわゆるチョコレート色ではなくて、涼しげなうすいブルーというのも夏らしい雰囲気は醸し出していると思います。
チョコレートとは思えない色や味に個性が十分感じられると思います。

表面が少し酸味が強いソーダパウダーで、ラムネを包むものはソーダ味の弾けるチョコといういわば三重構造の
お菓子だと思います。
ソーダパウダーとソーダ味のチョコレートによって、最後までソーダ味が楽しめますし、
中のラムネがそうさせるのか、はたまたはじけるチョコによってなのかは今一つ判定しにくいのですけど、
パチパチとした弾ける食感は感じさせてくれていると思います。
これはラムネ菓子なのかチョコレートなのか最後の最後まで「よく分からない・・」という感じなのかもしれないですけど、
全体的にはさわやかなチョコ菓子というか「ショコラ」と言えるのかもしれないですね。


袋から出てきたのは、ビー玉サイズの禁断のラムネではなくて(汗・・)、ショコラです!
食べる前の香りは普通のラムネでして、ここにチョコレート要素はあまり感じませんでした。
酸味が強いと言うのがチョコっぽくないという要因なのかもしれないですね。
表面は酸味が強いソーダパウダーと言う事で、まず酸っぱさを印象付け、
そこから涼しげなラムネ味のホワイトチョコレートを通して中央はザクザク&シャリシャリ食感のラムネに辿りつきますので、
やっぱり印象としてはラムネなのかな~!という感じが強いのですけど、
最終的には酸味よりも甘さの方がわずかに勝っているという味のように私的には感じたものでして、
この点がカバヤさんが商品名を「禁断のラムネ」から「禁断のショコラ」に変えた理由なのかもしれないですね。
結論としては純粋なチョコ・ショコラとは間違っても言えないですけど(汗・・)
見た目が涼しくてかわいくて、夏に冷やして食べるととてもおいしい夏限定の酸味の効いたラムネ風のチョコと
考えるといいのかもしれないですね。
それにしてもこうしたメーカーとしてのすてきな遊び心は楽しいものがあると感じたものです。
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ボクの場合はカバヤ食品=ビッグワンガムですね。
おまけのプラモデルは色が塗れない軟質プラスチックで。
ミリネタもマニアックなものばかりで、よく買いました。
本格的にプラモを作るための基礎トレーニングを積んだ思い出が。
お値段も100円か150円でリーズナブルでしたねぇ。