ふりかけはさくさくふわふわしていてとても美味しいですし、場合によってはこれさえあれば「おかず」すら要らないと言っても
過言ではないのかもしれないと感じます。
私自身も学生時代とか、社会人になって間もない頃に当時一応寮に入っていたものの
土日祝日はご飯が出ない時でしかもお給料前の際には、スーパーで「白飯」だけを買ってきて、
この白飯にふりかけを「これでもかっ!」と言うぐらいに掛けて
給料日まで持ちこたえていた・・みたいな事もあったような気がします。
現在、どこの家庭でも当たり前のように「ご飯のお供」として存在しているふりかけなのですけど、
これを考えた人はもしかしたら天才と言えるのかもしれないですね・・! (笑)
ちなみにですけど、「ふりかけ」を専門学的に述べると、
「ご飯などにふりかけて食べる粒子、あるいは粉末状の食品。ご飯にかけるものとしては、ごま塩、もみ海苔、削り鰹、
でんぶなどが古くから利用されている」との事ですけど、
私が小さい頃のふりかけと言うと、ごま塩とかピンク色のでんぶだったようにも思えるのですけど、
ここに「劇的な変革」をもたらしたのは、丸美屋さんの「のりたま」だったと思います。
最初にあれを食べた時は、「えーー、これ一つだけでおかず要らないじゃん!」と感動したものですし、
給食で白飯に激マズおかずとか牛乳が出された時なんか、家からこっそりとこの「のりたま」を持ってきて
白飯にのりたまをふりかけて、おかずの激マズをカヴァーしたものです・・(汗・・)
そうした際にクラスメイトにもこののりたまを分けてあげると、クラス中の人たちから
「おまえはエライ!」みたいな目で見られたこともあったような気もしますね・・(笑)
ふりかけは、大きく分けて4種類に分類されるそうです。
1.ドライタイプ
乾燥させた粉末状のふりかけでも最も多く食卓に並んでいるタイプであり、ふりかけの代名詞とも
言えそうです!
2.ソフトタイプ
しっとり柔らかな食感で、ふ素材本来のおいしさを生かした本格感が持ち味で同時にご飯にとってもなじむと
思います。
3.混ぜ込みタイプ
温かいご飯に混ぜ込むタイプです。ご飯の湿気でふりかけ自体が柔らかくなり、しっとりとした自然な風味が
味わえると言えます。
4.のっけるタイプ
瓶に入ったしっとりしたタイプのふりかけ。ご飯にのせるだけでおかずのように食べられるのが特徴と言えます。
ふりかけと言うと何となくですけど、丸美屋ののりたまがパイオニアであり王道というイメージも
私の中にあったりもするのですけど、最近のふりかけは格段の進化を見せてくれていますし、丸美屋さん以外でも
多くのメーカーが「こんなのありかっ・・!?」とすら感じさせてくれそうな素晴らしく多彩で斬新なふりかけの新商品を
次から次へと発売していく様子を見せ付けられると改めてですけど
「日本のモノづくりって本当に素晴らしいよねっ!」と感じずにはいられないです。
最近では永谷園より「丼ふりかけ」というシリーズが新発売となっていて、「こういうのもありなんだっ!」と
感じたものです!
永谷園の「丼ふりかけ」は、<牛丼><天丼><かつ丼>の人気の丼メニュー3種がふりかけになって登場しています!
「丼ふりかけ」は、フレークをかみしめるたびに各メニューの味わいが楽しめるふりかけで、
サクッとジューシーな食感が特長と言えると思います。
フレークには、過熱水蒸気でローストするスチームオーブン製法を採用し、
各メニューのコクと旨味が口の中に広がる一品に仕上がっているとの事です。
この丼ふりかけのさらに凄い点は、紅生姜・揚げ玉・卵フレークといったアクセントとなる具材を使用しており、
それによってより本格的な味をふりかけとして再現していると思います。

「丼ふりかけ<牛丼>」は、牛肉と玉ねぎを甘辛い醤油だれで煮込んだ牛丼の味を再現しています。
具には牛丼味フレークと紅生姜が使用されています。
(この紅生姜入りというのがかなり芸が細かいと思います!)
実食してみると、噛めば噛むほどじゅわーっと広がる甘辛い牛丼風味の旨味が素晴らしいです!
しっかりと紅生姜も効いていると思います。
全体的には吉野家の牛丼を意識されているような味だと思います。

「丼ふりかけ<天丼>」は、天ぷらの衣のサクサク感と甘辛い天つゆの味をふりかけとして見事に再現されています。
具には天丼味フレークと揚げ玉が使用されていますけど、
見た感じですけど、この揚げ玉がかなり大きくて、このふりかけを実際にご飯としてかけると揚げ玉が
すてきなアクセントになっていると思います。
実食してみると、天つゆの味が効いた天丼味になっていると思いますし、特に海老などの魚介の旨味を強く感じます。

上記の永谷園の丼ふりかけはとても美味しいですし、その着眼点は素晴らしいと思います。
ふりかけの歴史を振り返ってみると
「このふりかけはすごい! 素晴らしすぎる!!」みたいな名商品もあったと思います。
その中で、私自身が「このふりかけは素晴らしい!」と感じた商品を下記に三つほど挙げさせて頂きますと・・
①永谷園 おとなのふりかけ わさび
「子どもは食べたらダメなの?」と思ってしまうネーミングで一世風靡したふりかけですけど、
大人が食べても子供が食べても大満足の一品だったと言えると思います。
わたしの中では、ふりかけというと丸美屋ののりたまと永谷園のこのおとなのふりかけ・わさびが双璧と
言えるのかもしれないです!
意外と鼻にツーンとくる事もあり、それがまた結果的に食欲をそそっていたと思います。
ピリッとしたわさびに風味豊かな鰹節を加え、味に奥行きを出した完成度の高いふりかけと言えると思います。
②やま磯 さるかに合戦
本業が海苔加工メーカーだからこそできる、風味豊かな味付海苔を贅沢に使った海苔ふりかけシリーズだと
思います!
味付のりと香ばしいごまの絡みがとにかく絶妙だと思います。
これは文句なしに美味しいし、老若男女関係なく誰からも愛される一品だと思います。
③丸美屋 すきやき
昔は特別な料理だった「すき焼き」の風味を見事に再現した贅沢な味わいと言えると思います。
食欲をそそるサクサクとした食感が素晴らしいです!
このすきやきふりかけをご飯に掛けた直後はサクサク感を楽しめると思いますし、その味が意外にも
駄菓子に近いような感覚すらあります。
すき焼き味のスナックを再現したような味に誓いとも言えるのですけど、このふりかけをご飯の内部にまでかき混ぜて
食べると劇的にもちもち感が増し、美味しさが更に倍増するような感覚もあったりします。
私的には、ふりかけのいっちば~ん!というと永谷園 おとなのふりかけ わさび だと思うのですけど、
ネーミングと味の両面から考えると捨てがたいのは、三島の「ゆかり」なのかも・・!?
しそ風味のしっとりとした味わいも大人の風格だと思いますし、何よりもこの「ゆかり」というお名前から連想してしまうのは、
やっぱり東方のあのすてきなお姉さまのゆかりん=八雲紫様ですよね~♪
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牛肉そぼろふりかけとかバターたらこふりかけはこれそえあれば
おかずもいらないのかもしれないです。
おにぎりにまぶすだけでも十分見映えもしますし、おかずにもなりそうです。