P.グレーアム / ディメンションズ → 私、長い間ずっと「ハリソンの夢」でお馴染みの作曲家とは別人物と勘違いをしておりました・・(汗・・!)

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本記事が「吹奏楽カテゴリ」としては997記事目に相当し、昨日の記事でも触れている通り、
間もなく当ブログの吹奏楽カテゴリの記事が1000記事という大変大きな節目に到達しようとしています!
当初の予定では
「1000記事といっても一つの通過点に過ぎないし、東方カテゴリや浦和の調ちゃんカテゴリのように
別に節目記事を書く必要もないじゃん・・」と思ってはいたのですけど、一つのカテゴリだけで1000記事というのも
ある意味一つの快挙でもあると思いますし、一つの節目として捉えるのも悪くは無いじゃんという事で、
1000記事到達の際には、少しばかりの節目の記念記事みたいなものを書かせて頂きたいと思います。

これは今から予告をさせて頂きますが、その到達日は7月7日(土)の七夕です!

そしてその7月7日の1000記事到達の際に、dream fantasy の管理人様のアミグリさんに事前にお願いをさせて頂き、その記念の節目のお祝い記事の冒頭とエンディングに、
「この吹奏楽カテゴリ1000記事到達にこれ以上相応しいキャラはいないのではないのか!?」と思えてならない
とあるキャラの素晴らしいイラストを飾らさせて頂き、お祝い記事に花を添えさせて頂きたいと思っています。

どうか来週の7/7の当ブログの吹奏楽節目記事の方も何卒宜しくお願いいたします!

以前なのですけど、当ブログの吹奏楽記事にて
「最後の誓約のフィッシャートゥールとアコラーデ・儀式のための音楽のF.タルという作曲者は同一人物」という記事を
掲載していましたけど、それに近いような話も実は以前あったりしたものでした。
最近の吹奏楽コンクールでは既に全国大会で11度も自由曲として演奏されている「ハリソンの夢」という大人気作品の
作曲者はピーター・グレーアムです。
グレーアムは昨年・・2017年の全国大会・高校の部でも 吹奏楽のための交響曲「モンタージュ」と メトロポリス1927の二曲が
自由曲として取り上げられていますし、
最近の支部大会でも、 交響的情景「地底旅行」・巨人の肩に乗って・ ゲールフォース・ ザ・レッド・マシーンなどが
ハリソンの夢以外で演奏される機会も増えてきていると思います。
実はなのですが、1991年に都立小山台高校が都大会本選の自由曲として演奏していた曲が「ディメンションズ」という
曲なのですけど、この時の都大会のプログラム、および「吹奏楽ベストセレクション91」のCDの解説書においては、
ディメンションズの作曲者はピーター・グラハムと表記されていて、私自身も実は「ハリソンの夢」が大ブレイクして以降まで、
グラハムとグレーアムが同一人物とは気が付かず、長い間別人物と勘違いをしていたものでした・・(汗・・)
ちなみにですけど、日本の吹奏楽コンクールにおいてグレーアムの曲をいっちば~ん! 最初に演奏したのが、
1991年に「ディメンションズ」を演奏した都立小山台高校なのでした。

あ~、なんかちょっと恥ずかしい話ですね・・

フィッシャートゥールとF.タルの実は同一人物と同じくらい、なんだか赤面モノの話だと思います・・

上記で都立小山台高校という学校名が出てきましたけど、この学校は実はかなり偉大だと思うのですが、
2014年に都内の並み居る強豪私立高校を抑えて、都立高校としては初めて甲子園・春の選抜に出場を果たしたという快挙も
されていましたし、都立高校の中でもかなりの進学校としても知られていて、
難関大学への進学実績向上を目指す都立高校として駒場・国分寺・新宿・町田の各校と共に「進学指導特別推進校」に
指定されている学校でもあったりします。
小山台高校はスポーツも盛んで、文武両道を絵に描いたような学校とも言えると思います。
校名は小山台高校となっていますけど 所在地は品川区小山です。ちなみに品川区小山の隣接町は品川区小山台でも
ありますし、決してすぐ近くと言う訳ではないのですけど、世田谷区には「尾山台=おやまだい」という地名もあったりして、
小山と小山台と尾山台はもしかして混合しやすいのかもしれないですね・・(笑)

そういう意味では、グラハムじゃなかった・・グレーアムの曲が日本の吹奏楽コンクールで初めて演奏したのは
実は都立小山台高校であったというのも何となく頷ける話なのかもしれないですね・・(汗)

小山台高校吹奏楽部は1970年代頃から何度も都大会に出場し、 私自身も何回か聴いたことがありますが、
比較的吹奏楽オリジナル曲を自由曲として選ぶ傾向にあり、印象としては、
「自分たちの言葉で音楽を奏でている」・「音楽が型にはまっていない」・「自由自在」という感じがありますし、
学校としての個性もかなり感じさせてくれていると思います。
ここ数年は連続して都大会本選にも出場し続けていますし、確かに都内の強豪私立高校に阻まれて悲願の全国大会出場は
まだ一度も果たしていないのですけど、最近ではコンスタントに都大会・銀賞を受賞されていますので、
その夢の実現の日は意外と近いのかもしれないですね!

繰り返しになりますが、「ハリソンの夢」で日本の吹奏楽界に大ブレイクを果たしたグレーアムが最初に吹奏楽コンクールで
演奏されたのが1991年の都立小山台高校による「ディメンションズ」です。
私も1991年の都大会での都立小山台高校の演奏を聴かせて頂きましたけど実に素晴らしかったと思います。
課題曲のコーラルブルーのけだるさとスピード感の対比もよかったですけど、
自由曲の「無限の数学」みたいな雰囲気のある演奏もとて見事だったと思います。
ちなみに「ディメンションズ」には次元・容積・大きさ・寸法というのが本来の意味でもありますので、無限の数学という
私の勝手なこの曲に対するイメージもあながち決して的外れではないと思います。
都立小山台高校の演奏は洗練され爽快さが漂う曲の冒頭をはじめ展開部のスピード感は大変素晴らしいものが
あったと思います。惜しいのは中間部で少し音楽がだるみ、木管の響きが濁った傾向が感じられ、これが
結果的に都大会銅賞という評価で終わっているのですけど、私個人としては、
「確かに技術的には銅賞の粋を出ないし中間部のもたつきは惜しまれるけど、全体を通しての爽やかさと切れ味は
素晴らしいものがある」という印象を感じておりました。
ティンパニのソロを経ての全合奏で閉じる終わり方はなかなかのものがありましたし全体的にとてもよく考えられた演奏であり、
銅賞は少し気の毒のような感じもあったりします。

この作曲家は、傾向として最初に「ブラスバンド」(金管楽器の演奏)として曲を作り
それを吹奏楽用にアレンジするパターンがあるみたいですけど、
「ディメンションズ」もそうした作り方をされています。
ハリソンの夢・ケルトの叫び・ゲールフォース・ 交響的情景「地底旅行」・吹奏楽のための交響曲「モンタージュ」・
ザ・レッド・マシーン・巨人の肩に乗ってなどの曲も、最初に金管バンドの編成として作曲され、それをベースに
後日いわゆるウインドアンサンブル=吹奏楽作品としてスコア化されるというのがP.グレーアムの作曲上での
基本方針と言えるのだと思いますし、
グレーアムはスコットランドの出身である事を考えると、やはりイギリスの作曲家のスパークが「ドラゴンの年」等において
最初に金管バンドの編成として作曲し後日吹奏楽にアレンジしたように、
イギリスの吹奏楽事情はまずは金管バンドとして作曲し評判がよければ吹奏楽に改編するというのが一つの手法と
言えるのかもしれないですね。

どちらにしてもハリソンの夢は今現在でも大変な人気曲ですけど、たまにはグレーアムの日本でのデビュー作ともいえる
「ディメンションズ」もどこかのチームが演奏して欲しいものですね~!
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