大阪ってよく「食い倒れの街」とか言われ、とにかくめちゃくちゃおいしい食べ物が「これでもかっ!」とたくさん出てくるすてきな街
という印象があるのですけど、食べ物がおいしいしそのヴァリエーションが豊富という意味では名古屋も
負けていないと思います!
ういろう・味噌カツ・ひつまぶし・手羽先・天むす・きしめん・味噌煮込みうどん・小倉トーストなどなど
本当にすてきな「名古屋めし」はたくさんあると思います!
そして名古屋の食文化で「これはいいなぁ~」と感じる一つが、喫茶店等のモーニングサービスの充実なのだと
思います!
名古屋めしの象徴と言っても過言ではない名古屋のモーニング文化は大変魅力的なものがあると思います。
名古屋の喫茶店では主に午前中にドリンクを注文すると、トーストや玉子などが無料で付いてくるのも素晴らしいと思いますし、
それが質量ともに充実しているのもうらやましいと感じます。
名古屋がこれだけ食文化が充実しているのに、埼玉は本当に「何もないない、な~んにも名物も銘菓もない・・」という
感じですからね・・(汗・・)
4月初旬に当ブログで掲載した「名古屋めし」関連記事の中で、麺類関係という事で
「ラーメン大好き 小泉さん」第12話で登場していた「台湾ラーメン」は一度レビューさせて頂いておりましたけど、
実は名古屋めしのラーメンというと欠かせない存在のラーメンがもう一つあると思います!
そう! それこそがスガキヤラーメンなのだと思いますし、「ラーメン大好き 小泉さん」第12話 名古屋の中でも
台湾ラーメンと共に登場していました。
スガキヤラーメンは、埼玉で例えると「全国的な知名度は低くても埼玉県人には愛されてやまない山田うどん」と
共通するものがあるのかもしれないですし、そこにあるのはそれぞれの県民愛なのかもしれないですね・・(笑)
本記事においては、たまにですけど大規模スーパー等で見かけるその名古屋めしの一つである「スガキヤラーメン」を
カップ麺として再現した「カップSUGAKIYAラーメン」を簡単にレビューさせて頂き、
そして後半に「ラーメン大好き 小泉さん」第12話の前半パート・名古屋を簡単に振り返りをさせて頂きたいと思います。

アニメ版「ラーメン大好き 小泉さん」第12話のAパートの中でもこのスガキヤラーメンが登場していました。
大阪に従妹の絢音を迎えにやってきた大澤悠とそのお兄ちゃんが東京都内に戻る途中に、名古屋駅ホームから
小泉さんらしき人を見かけたのかもしれない・・という理由だけで名古屋で持ち金500円程度で途中下車し、
名古屋市内であてもなく小泉さんを探し求めて彷徨い歩く大澤悠はやっぱりストーカーそのものなのかもしれないですね~
そして悠が「おなかすいた・・」という事で入ったラーメン店がスガキヤラーメンだったのでした!
スガキヤは、主に名古屋近辺のアピタ・ピアゴやイオン、バローなど規模の大きいショッピングセンター内の
フードコート(軽食コーナー)で、店舗展開をしています。
豚骨スープ系のラーメンを主力商品としており、その価格も300円前後と抑えられているのが名古屋めしの粋な計らい
なのだと思います。
基本はラーメン店ですけど、店内ではソフトクリームやぜんざいなどの甘味メニューも販売していて、
小泉さんも当然ながら、このスガキヤラーメンで偶然(!?)悠と再会し、ここでの締めとしてやはりソフトクリームも
食べていました!
スガキヤラーメンのメインは一杯300円の「ラーメン」でして、
豚骨+魚介の和風とんこつと呼ばれる独特の白いスープが特徴なのだと思います。
ちなみにですけど12話で大澤悠が注文していたのは玉子ラーメンですけど、それでも一杯500円というのは
リーズナブルな価格だと思います。
このうれしい価格は埼玉で言うと、山田うどんのたぬきうどんが一杯270円であるのと近いと思います!

名古屋めしを代表するスガキヤラーメンも実はかつて東京に進出していた事もありました!
2005年に東京都新宿区に「Sugakiya 高田馬場店」をオープンし関東への進出を図ったものの、やはり関東での戦いは
厳しかったようでして、2006年にわずか1年で閉鎖・撤退をしています。
そしてそれ以降はスガキヤラーメンは、お膝元の名古屋と関西のみに特化しているようです。
そんな訳で関東在住の私にっては食べたくても食べられない幻のラーメンであったスガキヤラーメンも
実はカップ麺として店舗の味をすてきに再現しています。
それが「カップSUGAKIYAラーメン」なのです!
このカップ麺ですけど、関東ではほとんど見かけることはありませんでしたけど、先日イオンで発見し思わず購入を
してしまいました。
価格は一個200円近くと決して安くはなくて、
「フードコード内のスガキヤさんの300円ラーメンと大して変わりがないじゃん!」と感じてしまいました・・(汗)

具材はかなりしょぼいです・・(汗・・)
具材は、チャーシュー・メンマ・ネギのみけど、チャーシューもメンマももう少しボリュームは欲しかったです・・

具材はしょぼいけど、味はとてもおいしいです!
というかこのスガキヤラーメンの特徴と美味しさはほぼ90%近くはあの独特な和風とんこつなのだと感じました。
とんこつというというまでもなく「豚」なのですけど、スープを飲んで最初に感じるのは豚ではなくて、魚介系の和のだしとしての
味です。
必然的にとんこつラーメンらしいギトギトした感じではなくてクリーミーで、まるでお吸い物ラーメンを食べている様な
感じすらありました。
こういう和をベースにしたとんこつラーメンと言うのも面白いものですね~!
「だしをきかせた和風とんこつ」とパッケージに記されていましたけど、「その通りの味!」という事なのだと思います。
麺も極細麺ではなくてもっちりとした縮れ麺というのも、とんこつラーメンらしくなくて、
名古屋めしの個性というのかこだわりみたいなものを感じさせてくれていると思います。
一言でこのラーメンの感想を述べると「安っぽいのにおいしい独特の世界」という事なのだと思います。


そしてスガキヤラーメンの一つの特徴でもあり、小泉さんも適確に解説を加えられていましたけど、
独特のレンゲというか、ラーメンフォークがあると思います。
これはフォークのついたレンゲという事で割り箸の全廃という意図もあったとの事です。
エコの先駆けかもしれないですけど、「やっぱり箸の方が食べやすい」という事で、箸をつかってもいいし、
ラーメンフォークどちらを使っても構わないという事になっているようです。
現在では、フォーク部分が中央になったシンメトリーな形になっていて、悠が注文した卵ラーメンを食べる際には
卵を潰すアイテムとして便利なそうです。
小泉さん : ちなみに私は半分を箸で食べて、卵を潰すタイミングでラーメンフォークに切り替える派です
小泉さん : 卵が溶け込んだスープと一緒に麺がすすれるので・・・
小泉さんが「この世界が認める造形美…」とうっとりとしていたのもラーメン愛のかたまりの小泉さんらしいエピソードでも
ありました!

そして12話の名古屋を舞台にしても小泉さんと悠はおいしそうに名古屋めしとしてのラーメン・・、すなわち
スガキヤラーメンと台湾ラーメンを完食した事になります!
そして再度東京に戻るための名古屋駅でのシーンがとても印象的でした!
小泉さん : 行き当たりばったりで途中下車なんて貴女らしいです。まったく何を考えているのやら
悠 : そんなの…
そんなの…ラーメンに夢中な小泉さんに夢中だからだよ!
あ…あたし、初めてそういうの見付けたから…だから、その…もうちょっと…仲良く出来たらなーと
小泉さん : じき発車です
悠 : い、一緒に座ろうよ!自由席なんだし!
このシーンを見ていたときは「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!! ついに悠の小泉さんに対する愛の告白が!!」と
とてつもなくテンション上がり放題でした! (笑)
だけどそれに対する小泉さんの反応は全くの予想通りでした~! (笑)
しかも言葉じゃなくてメールであの不滅の名言の「嫌です」を悠に送り付けるというのも小泉さんらしい話でもありました!
その際の悠の反応の心の叫びの(小泉さんからの初メーール!つ、遂に…遂に私達…!)というのも
最後の最後まで小泉さんのストーカー(?)にふさわしい大沢悠らしいものでしたし、
ここまで拒絶されても拒絶を拒絶とも思わず逆にそれを小泉さんからの告白と前向きにとらえてしまう悠のあの
ポジティブさは私も見習う必要があるのかもしれないですね~! (笑)
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コメント
こんばんは♪
素敵な街ですよね(*´▽`*)
私はスガキヤのラーメンは食べたことないです。
美味しそうですね☆
こんばんは♪
素敵な街ですよね(*´▽`*)
私はスガキヤのラーメンは食べたことないです。
美味しそうですね☆
スガキヤラーメン
> スガヤキラーメンって知りませんでした。高田馬場って、
→あ、カラス様・・スガヤキではなくて「スガキヤラーメン」です・・(汗・・)
ここを間違うと小泉さんからあの冷たい視線が待っているのかも・・!? (汗)
フードコート等のスガキヤラーメンの単価は300円ですので、カップ麺と大して違いがないのは、ちょっと
「カップ麺が高いのかも・・」と感じてしまいますね。
和風とんこつというのは、イメージがしにくい味なのかもしれないですけど、豚よりは魚介の味の方が強くて
しかもマイルドというのはとんこつとしては画期的と言えるのかもしれないですね。
和風とんこつ
名古屋は食い倒れの街・大阪をもしかしたらしのぐような「食べ物の多様性と個性」があるのかもしれないですし、
その充実は目を見張るものがあると思います。
スガキヤラーメンのような「和風とんこつ」というのはイメージがしにくいかもしれないですけど、
豚よりも魚介類を全面に出ししかも味が大変優しくマイルドという大変個性的な味と言えると思います。
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