当プログでは特に「浦和の調ちゃん」カテゴリにおいて
「浦和や大宮と言った埼玉県は名物も銘菓も何も無いない、な~んにもない!」とやや自虐気味に書く事もありましたけど(汗・・)
埼玉県は浦和レッズだけではないのです!
実は「アニメの聖地」という事に関しては多少は誇れるものがあるのかな・・?と感じたりもします。
そして「埼玉県の観光事業の柱の一つとしてアニメも据えていこう!」という発想は民間だけに留まらず「官」という
公の自治体にまで及んでいる事は大変素晴らしい事と認識しております。
埼玉県観光課では「アニメだ!埼玉事業」として、近年においてアニメによる観光事業を強力に推し進めていくことが
既に既定方針となっている事は大変心強いものを感じたりもします。
具体的には・・
埼玉県アニメイベント「アニ玉祭」、ソニー企業株式会社が提供するアプリ「舞台めぐり」と連動した「聖地横断鉄道スタンプラリー」、埼玉観光サポーター「クレヨンしんちゃん」を中心とした事業等が挙げられると思います。
埼玉県がどうして観光施策としてアニメ事業に取り組んでいるのかというと、そこに見え隠れしているのは
埼玉県においては特に「観光地」らしいスポットが全国各地の素晴らしい観光地に比べると、明らかに質量ともに
見劣りしているという事実は否定できないと思います。
埼玉県在住の私が言うのも何ですが、千葉県だったらディズニーランドにドイツ村とか房総半島の豊かな自然やお魚とか
群馬県だったら草津温泉とか高崎観音とか栃木県だったら日光とか那須塩原の温泉とか
神奈川だったら横浜とか中華街とか箱根とか色々とパッと思いつくものや観光名所や銘菓は自然にポロッと出てくると
思うのです。
その点、「埼玉の名物や名所ってな~に?」と聞かれても、地元住民の私すらも「うーん、それはねぇ・・」と言葉に
詰まるのかもしれないです・・(汗・・)
一例を挙げると、埼玉県内の旅館業施設は2017年時点で約820軒で全国39位という事は宿泊客が来ないという事が
ストレートにデータに出ていると思います。
埼玉県から他県へ泊まりの旅行をすることはあっても、他県から埼玉県に泊まりにくる人間は少ないと言えるのだと
思います。
確かに川越や秩父という観光スポットはありますけど、ここはどちらかというと日帰りスポットですしね~・・
そうした状況の中、埼玉県の観光という観点から考えると、今まで誰しもが考えなかった事が起きます。
それが何かと言うと埼玉県久喜~鷲宮を舞台にしたアニメ「らき☆すた」の全国的大ブレイクであり、
例えば鷲宮神社は、「らき☆すた」の聖地となり、特に「痛絵馬」としても大変有名になった事でも知られています。
鷲宮神社は登場人物の柊かがみ・つかさ姉妹の父が宮司を務める鷹宮神社のモデルとなった場所という事で、
神社自体の聖地化がファンの間で進行し、そうしたファン誘致のための
商店街にてオリジナルキャラクターグッズ、メニューがぞくぞくと展開されていき、
ファンが遊びに行く度に変化があるようなスピード感でイベントが進み、
アニメ「らき☆すた」の放送前は7万人だった鷲宮神社の初詣客はついには47万人を数えるまでに至るようになったという
経緯があったりもします。
こうしたアニメと地方都市のコラボというか聖地化で成功を収めた事例として「ガールズ&バンツァー」の大洗が
挙げられるとは思うのですけど、実はその先駆けとなっていたのが「らき☆すた」だと思います!
そしてこの時にもしかしたらなのですけど、埼玉県の観光施策のご担当の皆様は
「アニメの舞台になれば、そこが元々観光地ではなかった場所すらも観光地になってしまう可能性も秘めている!
そうした事をすてきに示唆していたのはらき☆すたと鷲宮の成功体験であり、こうした事が県内の全市町村に広がる
可能性があるのではないのか・・?」と頭を過られたのかもしれないですね。
そうした事が果たしてどの程度まで影響があったのかどうかは私も正直よく分からないのですけど、らき☆すたの成功以降では
埼玉県をモデルにした漫画・アニメがかなり増えていったようにも感じられますし、
そうしたアニメの聖地としての埼玉のスポットが随分と増えていったようにも思えます。
「浦和の調ちゃん」もそうした流れに沿っていたものなのかもしれないですね~!



上記の三枚のちらしからも
埼玉県の県としての「観光施策の一環としてアニメ作品を積極的に活用し、聖地巡礼等によりもっともっと集客を図ろう!」という
すてきな意図が垣間見える見えるような気もします。
埼玉県が「日本一のアニメの聖地」を目指しているというのは大変素晴らしいことだと思います~!
「鉄道でめぐる!埼玉聖地横断ラリー」という企画はとても面白そうだと思います。
茨城県大洗の「ガールズ&バンツァー」みたいなあんな稀有な成功事例は期待出来ないかもしれませんけど、
少しでもなにかしらのすてきな成果が出てくれると嬉しいですね~!
ちなみにですけど、上記画像の一番上のちらしのかわいい巫女さん風美少女さんですけど、この娘は
埼玉県観光PRアニメ「観光大戦SAITAMA~サクヤの戦い~」でヒロインを務められるサクヤさんですっ!
サクヤさんと言うと私的には言うまでもなく東方の十六夜咲夜さんというイメージしかないのですけど、
いやいや・・埼玉にはこうしたすてきな美少女ヒロインとしてのサクヤさんがいるのです! (笑)
あ・・この埼玉が誇る美少女ヒロインのサクヤさんについては後日どこかで記事にさせて頂きたいと思っています!
上記で書いた通り、埼玉県には「埼玉をモデルとした漫画・アニメ作品」が実は結構あったりしますし、
それが「埼玉でのアニメ聖地巡礼」として一部で人気にもなっているようですね~!
2015年に放映されていた「Go! プリンセスプリキュア」のピンク系主人公の春野はるかの実家は、
間違いなく「埼玉県川越市」だと思います(笑)
それでは具体的にどんな作品が埼玉をモデルにしているのかと言うと一例を挙げさせて頂きたいと思います。
1.クレヨンしんちゃん(春日部市)
「らき☆すた」と同様にこの作品がいっちば~ん! 有名な作品と言えそうですね!
春日部市を舞台とした世界中で人気のマンガ・アニメで、2015年5月に「埼玉観光サポーター」にも就任しています!
2.らき☆すた(久喜市)
女子高生4人のまったりとした日常を描いています。2007年4月にテレビ放映開始し、
放送後間もなく舞台となった鷲宮神社周辺を訪れる人が増加し、
これがのちに大きな話題ともなった鷲宮神社の初詣客激増と痛絵馬にも繋がっていっています!
3.神様はじめました(川越市)
川越を舞台にした妖と女子高生のラブコメディで、「花とゆめ」にて2008年6号から2016年20号まで連載され、
2期にわたりアニメ化もされました。
4.あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(秩父市)
この作品は本当に涙が出てきそうな素晴らしく感動性の高い作品だと思います!
2011年4月から6月までアニメ放映がなされ、2012年に漫画化され2013年8月31日には劇場版が公開され、
2015年9月21日には実写ドラマが放送されました。
アニメにも出てきた「あの花龍勢」が実際のお祭りでも打ち上げられています!
5.心が叫びたがってるんだ。(秩父市・横瀬町)
略称「ここさけ」で、あの日見たあの花の~」のメインスタッフが再集結して制作されました。
この作品も秩父市が舞台とされていますが、横瀬駅や大慈寺(秩父三十四箇所札所十番)など、
秩父郡横瀬町の風景も多く登場しています。
6.レーカン(草加市)
霊感体質の女子高生が主人公の、楽しくて、あったかくて、すこしだけ切ないつながりの物語です。
平成27年4月から6月までTBS系列で放送され、背景となる街の様子が草加市の街の雰囲気と大変マッチしていると
思います。
7.ヤマノススメ(飯能市)
女の子だけのゆるふわアウトドア作品ですけど、既に二期までアニメ化が実現されている大人気作品です!
中学生の女の子たちが一緒にハイキングを楽しむ「天覧山」や、学校帰りに立ち寄る「飯能銀座商店街」、
そして「飯能河原」など、飯能市の皆様にとってはお馴染みのスポットが多数登場しています。
「浦和の調ちゃん」は言うまでもありませんので、それ以外の作品も他にも例えば・・
〇藍より青し
〇大きく振りかぶって→浦和西高校がモデルと言われています~!
などが代表的ですけど、ソードアート・オンライン・小林さんちのメイドドラゴンも埼玉が舞台になっています!
うーーむ、埼玉県は「何も無いない・・」とかよく揶揄されますけど、アニメの舞台としてはかなり頑張っているのですね~!

埼玉県のスポーツとしてはいっちば~ん!有名なのは言うまでもなく「浦和レッズ」なのですけど、
プロ野球においても「西武ライオンズ」の本拠地は埼玉県所沢です!
前から何度も書いている通り、私は昔から大のロッテファンでして、特に1990年代において西武にロッテがこてんぱんに
やっつけられていた経緯もあるせいか、私は以前より大の西武嫌いでもありますので、
今年のように開幕から西武が好調だと(埼玉県という地元球団なのに)ご機嫌斜め状態になってしまいます・・(汗・・)
以前はこうやって、「らき☆すた」と西武がコラボして「らき☆すたデー開催記念」という公式戦まであったのですね~!

そうそう、「らき☆すた」と言えば艦これとのコラボ企画も実現した事があり、
「らき☆すた」のメインヒロインの4人の皆様たちが艦これの艦娘に扮するコラボ企画が大好評だった事も
記憶に新しいですね~!
最初にあの企画を聞いた時は「艦これの凛々しい姿と柊姉妹たちのあのゆるい雰囲気はちょっとさすがに合わないでしょ・・」と
感じたものですけど、実際は第六駆逐隊みたいなゆるさが見事に表現されていてとてもよかったと思います!
この企画は、柊かがみの加賀コスプレ、泉こなたの島風コスプレVer.、高良みゆきの深雪コスプレVer.、
柊つかさの羽黒改二コスプレVer.の4種が商品化されていましたけど、
なぜかつかさだけが唯一中破スタイルで商品化されていたのがとても面白かったです~!

【柊かがみの加賀コスプレVer】

【柊つかさの羽黒改二コスプレVer】
ちなみにですけど、加賀×かがみのコラボフィギュアの商品概要を簡単に書いておくと、
商品名 : らき☆すた プレミアムフィギュア 柊かがみ 艦隊これくしょん -艦これ- 加賀コスプレVer.
■プライズ景品
■全1種
■全高:約19センチ
■2015年11月発売
■製造元:セガ・インタラクティブ
となっております。
かがみの襷をキュッと口にくわえた出撃準備姿がとてもすてきです~!
実はですねぇ~、私、艦これの中では「この艦娘はちょっと苦手なのかも・・」という艦娘が何人かいたりもするのですけど、
その筆頭が加賀・妙高・曙・霞・満潮・叢雲・麻耶あたりなのですし、その中でも加賀は際立っているのかな・・とも
感じているのですけど、こうしたかがみとのゆるい雰囲気とのコラボでの加賀×かがみを見てしまうと
「加賀姉さんも意外とかわいいのかも~」と少しは感じさせてくれるものかあるから、これはこれでとってもすてきで
面白いコラボ企画だったと思いますし、
やはり改めてですけど「らき☆すたは埼玉県を代表するメジャー作品なんだなぁ~!」と感じたものでした!
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埼玉県は確かに色んなアニメの舞台になっていますね。個人的にはやはりクレヨンしんちゃんが印象深いですかね。いつの間にか国民的アニメの仲間入りをしてしまいました。
らき☆すたと艦これコラボ、未だにコラボフィギュアは中古ショップで見るたびに購入を考えてしまいます。島風こなたはあまり見かけないですけど、他3人はそこそここちらでも見かけます。
ぬくぬく先生様は口調がきつめの艦娘が苦手なようですね。その中に妙高が居るのが不思議に思ってしまったり。しっかり者過ぎ…でしょうか?加賀さんはいきなり演歌を歌いだすキャラだと思うと少し印象が和らぐかもです(^^)