R.ニクソン / パシフィック・セレブレーション組曲(サンフランシスコ生誕200周年) → 1980年の高岡商業の鮮やかな名演が圧巻ですね!

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最近、R.ニクソンの吹奏楽曲を聴く事はあまりないですね・・・
私が現役奏者の頃は、 パシフィック・セレブレーション組曲とか天理高校の名演でお馴染みの「平和の祭り」とか
福岡工大付属の名演でお馴染みの「シャマリータ」とか 色々耳にする機会も多かったのですけど、
何か最近は、めっきりと耳にすることもなくなりました。
や高度なテクニックが要する事が敬遠されているのかもしれないですし、最近では「華麗さ」というとスミスとかスパークとか
マッキーとか高昌帥とかチェザリーニなどという作曲家の方がより演奏効果が求められやすいという事なのかも
しれないですね。

私にとっては、ニクソンと言えば 「パシフィックセレブレーション組曲」に尽きると思います!
そして、この曲と言えば、1980年の高岡商業高校の歴史に残る圧倒的ウルトラ名演が極めて印象的です。
この組曲は「サンフランシスコ生誕200周年記念」という副題も付いていますので、
詳しい事はよくわかりませんですけど、 そうした記念祝典のイベントの際の記念曲とか委嘱作品だったのかもしれないですね。

この曲は、高岡商業の演奏の印象が私にとっては相当強い印象があり、特にパレードのあの鮮やかさは強烈でしたね~!
1980年の吹奏楽コンクール全国大会において高岡商業は祈り・パレードという部分を取り上げ、
祈りという楽章を先に演奏した後でパレードという楽章を演奏していたのですけど、
前半の荘厳さ、後半の熱狂的活気から勝手に判断して、実は結構最近までこの組曲の構成は
Ⅰ.祈り Ⅱ.パレード Ⅲ.ページェントという構成だと誤解していたのですけど
最近になって、この曲の輸入盤を聴いて初めてこの組曲は、

Ⅰ.パレード
Ⅱ.祈り
Ⅲ.ページェント
から構成されている事を知りました。

あ~何だか恥ずかしいですね~(汗)

組曲としては、華やかに開始し、中間でしっとりと歌い上げ、ラストで再度盛り上げるという事を意図したのかもしれないですが、
あまりに高岡商業のコンクールでの名演の印象が強すぎ、しかもパレードの鮮やかさが強烈でしたので
ⅠとⅡの順番を逆に考えていたのでした。

この輸入盤の中に、メイの「ネス湖」も含まれていたのですけど
そう言えば、最近メイの交響曲第一番「指輪物語」もコンクールではあまり聞かなくなったような気もしますね。
とにかく吹奏楽コンクールにおける人気曲の浮き沈みは激しいものがありますし、つい数年前まであんなに
自由曲で演奏されていたあの曲が最近ではサッパリ演奏されないという事もよくある話ですからね・・

第三楽章ページェントは、高岡商業と同じく1980年に関西学院大学が自由曲として演奏されていました。
こちらは銀賞でしたので、残念ながらレコード化も録音されていませんので、
音源が残されていませんので、関西学院大学の演奏は聴いたことがないのがちょっと残念です。
(当時のソニーの「日本の吹奏楽」というレコードは、大学・一般・職場の部は金賞以外は収録されていませんでした)

それにしても高岡商業の「パシフィックセレブレーション組曲」は凄過ぎると思います!
今現在聴いても「素晴らしい!!」の一言に尽きます!!
特にパレードは「鮮やか」という言葉以外思いつきませんし実に圧倒的な演奏だと思います。
この年の高岡商業は課題曲に、A/花祭りを選択し、 この日本的情緒漂う感じの曲を比較的ドライに直線的に表現し、
「鄙びた日本的感覚」漂う前橋商業の課題曲Aと際立った違い・解釈の違いを見せてくれましたが、
課題曲も実に土合先生=高岡商業らしい演奏を聴かせてくれていてすてきな解釈の一つだったと思います。

結果論になるかもしれないですけど、土合先生=高岡商業というとてつもなく高度な組み合わせが最高潮に機能したのは、
1983年と89年のローマの祭りと90年のペトルーシュカと、91年のシンフォニエッタだったと思います!
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